お守りや願掛けアイテムとして人気のパワーストーン。使わなくなったり破損してしまったりした際に、処分方法で迷うこともあるでしょう。
ここでは浄化、処分、供養、売却といったパワーストーンを手放すときのための様々な方法を、1つずつ詳しくご紹介していきます。
パワーストーンを捨てるタイミングとは?
古来から綺麗な石や宝石には、特別な力が宿っていると考えられてきました。現在では「運気が上がりますように」、「良いことが起きますように」というように、何かしらの願いや想いを込めてパワーストーンを身につける人も増えています。
願いを込めて長い間使用していたパワーストーンにも、手放すことを考えるときがやってきます。まずはパワーストーンを手放す、捨てるタイミングには、どのような時があるのかを見てみましょう。
パワーストーンを使わなくなった
パワーストーンを手放すきっかけで一番多いのは、パワーストーンを使わなくなった場合でしょう。
手放すのに躊躇する場合に考えたいポイントは、手放すことで自分の願いに区切りをつけられるという点です。同じ願いにいつまでも執着していると視野が狭まり、未来に向かって進みにくくなる恐れもあります。
もしもどうしても手放す覚悟ができない場合は、手放すのではなく「休ませる」という選択肢をとるのも有効です。また使う可能性がある場合も、手放すのではなく休ませることを考えましょう。
パワーストーンが割れてしまった
パワーストーンは石なので、使用しているうちに割れたりヒビが入ったりすることもありますね。損傷したパワーストーンは、本来持っているパワーを十分に発揮できないとする考えもあります。割れてしまったパワーストーンは、手放すことを考えましょう。
更にパワーストーンが割れるのは、「持ち主の代わりに悪い気や災厄を引き受けてくれた」と解釈することもできます。
特に黒色のヒビが入った場合は、パワーストーンが災厄の身代わりになってくれたと考えるのが一般的です。
綺麗に割れて黒ずみもない場合は、パワーストーンの力よりも、持ち主自身のパワーの方が高くなったと考えられます。自分の力で物事を達成できる暗示だと捉え、パワーストーンを手放す時期が来たのです。
また石そのものに本来の寿命があるため、運気とは関係なく割れてしまうことも。自然な別れの時期が来たと考えて、パワーストーンを手放しましょう。
パワーストーンに込めた願いが叶い役目を終えた
パワーストーンを入手する際に、「就職が上手くいきますように」、「病気が治りますように」といった願いを込めた場合も多いでしょう。
石に込めた願いがかなった場合は、そのパワーストーンは役目を終えたといえます。「捨てる」と考えるのではなく、感謝の気持ちを込めて処分することが大切です。
パワーストーンの浄化方法
パワーストーンを浄化する際には、太陽光、水、塩など、自然界にある様々な力を借りることになります。
石の種類によって、紫外線に弱い、水分に弱いといった性質もあるので、自分のパワーストーンに合った浄化方法を選びましょう。
太陽光で浄化
太陽は古来から大いなるエネルギーの源として捉えられており、パワーストーンも太陽光で浄化できます。晴れた日の日中に約1時間から半日程度、パワーストーンを日光に当てましょう。太陽光のエネルギーが、パワーストーンに分け与えられます。
ただし紫外線に弱い石もあるので、自分のパワーストーンの性質は必ず確認しておいてください。
太陽光での浄化に適さない石としては、アクアマリン、アメジストなどが知られています。また球形で大きめの石はレンズ効果によって太陽光が収れんし、近くの燃えやすい素材に光が当たると発火してしまう恐れも。直射日光に当てない、放置しない、といったことを心がけましょう。
水で浄化
川や海などの天然の水や、自宅の水道水でもパワーストーンを浄化できます。水での浄化は綺麗な天然水が最適ですが、入手が難しければ水道水でも浄化可能です。容器に水とパワーストーンを入れましょう。
水を用いた浄化では「パワーストーンに溜まったマイナスのエネルギーを洗い流す」と考えます。水道水の場合は蛇口から水を細く出しっぱなしにして、水が少しずつ流れ続けるように調整しましょう。
アクセサリー状に加工されたパワーストーンには、金属や革、ゴムといったパーツが使用されている場合もあります。水分に弱い部品がある場合は、水ではなく他の浄化方法を選択しましょう。
水での浄化に適さない石は、琥珀やターコイズなどがあります。
塩で浄化
塩には浄化作用があり、現在でもお清めやお祓いの際に使用されています。
パワーストーンを塩で浄化する場合は、お皿や器に塩を入れ、その中にパワーストーンを埋め込みましょう。時間は10分程度でもOKですが、できれば1日程度置くのがベター。
塩は天然塩が最適ですが、海水程度の食塩水を作ることでも自然のエネルギーを再現できます。時間が経ったら塩の中からパワーストーンを取り出して、塩を水で洗い流すのを忘れずに。
マラカイトなど塩によって傷んだり劣化したりしてしまう種類の石もあるので、事前に調べておきましょう。
水晶で浄化
水晶の浄化エネルギーでも、パワーストーンを浄化できます。水晶が複数の柱状に成長した「水晶クラスター」を使用するのがおすすめです。
水晶クラスターの上にパワーストーンを一晩置くことで、ストーンに溜まっていた邪気を浄化できますよ。
月光で浄化
月の光はその柔らかなイメージから、癒しのパワーが秘められていると考えられてきました。月光にパワーストーンを充てることで、月のエネルギーを石に補充できます。
満月の夜が浄化には最適なので、月の満ち欠けの周期や天気を確認しておくとよいでしょう。
お香で浄化
使用時に火を用いるお香には、邪気やマイナスのエネルギーを燃やし、空間を浄化する力があると考えられています。
神聖な儀式の際に古代のネイティブアメリカンが使用したといわれる「ホワイトセージ」でも、お香と同様にパワーストーンを浄化可能です。
お香やセージの煙に数回くぐらせることでパワーストーンを浄化できますが、火元に近づけすぎないよう注意しましょう。石の種類によっては変色の恐れがあるため、火元からは5cm以上離しておくと安心です。
無料でできるパワーストーンの処分方法
もう使用しないパワーストーンは、自然に返す、ごみとして捨てる、といった方法で処分できます。
どちらも無料で処分できますが、それぞれ注意点もあるのでしっかり頭に入れておきましょう。
自然に返す
石であるパワーストーンは、元々は自然界のものです。使わなくなったパワーストーンの処分方法として、自然に返す、土に埋めるというのは一番オーソドックスな方法です。
自宅の庭などの私有地であれば、穴を掘って埋めることでストーンを自然に返すことができます。集合住宅などでは敷地内に勝手に埋めると、不法投棄となってしまうので控えましょう。
自分で所有している土地がない場合は、ベランダや室内の植木鉢・プランターに埋める方法があります。ごみとして捨てたくない場合におすすめの方法です。
一般ごみとして捨てる
パワーストーンを一般ごみとして捨てる場合は、ほとんどの自治体では「不燃ごみ」に分類されています。地域の自治体のホームページなどで確認しましょう。
アクセサリー状に加工されたストーンの場合は、金属や紐といったパーツも素材ごとに分別しないといけません。パーツを分解する際には、尖った部品で怪我をしないよう注意してください。
神社に供養する方法
神社では昔から、お札や人形、針、筆などを引き取って、供養を行ってきました。近年では、写真や個人的な趣味の品の供養にも対応する神社が増えています。
神社でパワーストーンのお焚き上げや供養を行ってもらえるのなら安心ですね。
神社に供養する
色々な品の供養を行っている神社の中には、パワーストーンの引き取りに対応している神社もあります。
地域の住民から供養品を集めて行う「供養祭」を開催している神社もあるので、近隣の神社を調べてみるのもおすすめです。供養の対象となる品は、神社によって違います。ホームページなどで必ず事前に確認しておきましょう。
宅配での引き取りに対応している神社なら、遠方でも利用できますね。
神社に供養する際の費用
神社での供養の場合はパワーストーンに限らず、「初穂料」や「玉串料」といったお礼の費用がかかることがほとんどです。
相場は3,000円から10,000円ほどとなっており、種類や一度に供養する量にもよって変動します。
パワーストーンの売却方法
パワーストーンは需要が高く、状態が良い石なら買取業者に売却できる可能性があります。買取業者やオークションサイトを、上手く利用してみましょう。
パワーストーン買取業者を利用する
リサイクルショップなどの買取業者の中には、パワーストーンを取り扱っているところもあります。査定は無料の店舗が多いので、パワーストーンの売却を考えている場合は一度チェックしてみましょう。
おすすめなのは、パワーストーンを専門に扱っている業者です。日用品をまんべんなく扱う業者よりも、高値で買い取ってくれる可能性が高くなります。
パワーストーン・天然石の買取専門店「石買取屋」では、不要になったパワーストーンの買取を行っています。ホームページでは、石の種類ごとの買取参考価格を確認可能です。メールでの査定にも対応しているので便利ですね。
フリマアプリ・オークションサイトを利用する
スマートフォンで気軽に個人間売買ができるフリマアプリ・オークションサイトも、パワーストーン売却の際の1つの方法です。少しでも高値で売却するためには、石が綺麗に見えるように写真を撮影することがポイントです。
石の種類や大きさだけでなくパワーストーンとしての効果も説明文に記載しておくと、落札されやすくなりますよ。
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