寒い冬に心も身体も暖めてくれるこたつは、日本人なら誰もが知っている家電製品のひとつです。
しかし不要なこたつの処分方法となると、どうしたらいいのかわからない人は多いでしょう。不要なこたつの処分方法について、詳しく解説します。
こたつの寿命とは?
そもそもこたつの寿命はどのくらいなのでしょうか。こたつの寿命の目安について紹介します。
一般的には10年が目安
こたつの寿命は、使用されるヒーター部分の種類や使用頻度によっても違いますが、おおよそ10年が目安です。
ただしこれはあくまでも目安で、正しくない使い方をしている場合や故障の可能性がある場合は、この限りではありません。以下のような現象が現れていないか、チェックしてみましょう。
故障の可能性がある場合 |
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このような症状が現れた場合は直ちに使用を中止し、メーカーの点検や修理を受けるようにしましょう。
特に電源コードに切れ目や破損があると、火災の原因になりかねません。10年未満のものであっても、使用前にひと通り安全を確認してから使用するように心がけることが大切です。
こたつを処分する方法
こたつの処分方法は主に3つあります。それぞれの処分方法ついて、詳しく説明します。
①粗大ゴミとして回収してもらう
不要になったこたつは、粗大ゴミとして自治体で処分が可能です。粗大ゴミでの処分は自治体によって、処分費用に違いはあるものの、比較的安価で確実に処分できる方法です。
粗大ゴミで処分する際には、まずは自治体の粗大ゴミ受付センターへ連絡しましょう。ハガキや電話、メールなどで回収の申し込みができます。
収集日・回収方法・処分費用を確認し、コンビニエンスストアや郵便局などで、金額に合わせた「粗大ゴミ処理手数料券」を購入します。
収集日がきたらこたつの見える場所に、粗大ゴミ処理手数料券を貼り付け、ルールにそって提出しましょう。
②ゴミ処理施設に持ち込む
粗大ゴミとして処分する場合、回収までに最短でも数日~数週間ほど時間がかかります。いち早く処分したいのであれば、ゴミ処理施設に直接持ち込む方法が、おすすめです。
ゴミ処理施設への持ち込みのルールは、自治体によって違います。事前申し込みが必要な場合と、申し込みは不要である場合の両方が存在するため、無駄足にならないように、事前に電話やメールで確認しておきましょう。
この方法ならある程度、自分のタイミングで処分できるため、引っ越しシーズンのような粗大ゴミが多い時期でも、手早く処分できます。
③解体し一般ゴミとして処分する
こたつをさらに安価に処分したいのであれば、自治体の規定以下のサイズに解体し、パーツごとに一般ゴミとして処分する方法があります。
この方法は解体の手間がかかるものの、テーブル部分は燃えるゴミ、ヒーターやネジなどの金属部分は燃えないゴミとして処分できる可能性があります。厳密な分類方法については、自治体ホームページ等で確認し、ルールを守って処分することを心がけましょう。
④販売店の下取りサービスを利用する
新しいこたつを購入する予定があれば、販売店の下取りサービスを利用するのも賢い方法です。
この方法なら新しいこたつの納品時に引き取ってもらうことができる場合も多く、手軽に処分できます。
販売店によっては、新しいものと引き換えでなくても、引き取りサービスを行っている場合があります。引き取るこたつの条件はそれぞれなので、購入した店舗が引き取りサービスを行っていないかどうか、一度確認してもよいでしょう。
⑤不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する方法なら、自分で家の外に持ち出す必要も、パーツごとに分類する必要もありません。
依頼のタイミングによっては、最短で当日引き取りも可能です。大きくて重いこたつや、壊れたこたつでも、問題なく処分できるでしょう。
引っ越しや模様替えのタイミングなど、こたつ以外にも不要なものがあればまとめて処分することもできます。急いで処分したい場合や、とにかく手間をかけたくない、持ち出しが困難な場合には、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
まだ使えるこたつを売却する方法
自治体で処分する以外にも、こたつを処分する方法はいくつかあります。都合に合わせて、検討しましょう。
①リサイクルショップを利用する
まだ新しく汚れが少ないこたつの場合は、リサイクルショップで引き取ってもらえる可能性があります。持ち込む季節や地域の需要によって買取価格は変わりますが、自分にとって必要のないのものでも、数千円で売れるかもしれません。
特に人気のメーカーのものやデザインが優れているものは、想像以上の価格がつくこともあります。少しでもお得に処分したい人におすすめの方法です。
ただしどの店でも「必ず買取サービスを行っている」というわけではありません。持ち込み店が決まっているなら、店頭や電話でこたつの買取が可能かどうかを確認してから、持ち込んだ方がよいでしょう。
②ネットオークションやフリマアプリを利用する
ネットオークションやフリマアプリを利用して、引き取り手を探す方法もあります。この方法もうまくいけば想像以上の値段がつくこともあるため、少しでもお得に処分したい場合におすすめです。
ただしネットオークションやフリマアプリでの売買は、想像以上に手間がかかります。商品の撮影や説明文の入力、取引成立後は梱包・発送など、金額以上に苦労をしたと感じるかもしれません。
また落札者との間にトラブルが生じる可能性もあり、取引には最大限の配慮が必要になります。時間と手間を惜しまない場合はよいですが、忙しい人に向いているとはいえません。
不用品回収業者に依頼する際のポイント
不用品回収業者に依頼する際は、優良業者に依頼するよう注意したいものです。そこで、優良業者を見分けるポイントをお伝えします。
都道府県の許可を受けているか
不用品回収業者に回収を依頼する場合には、事前に都道府県から「古物商許可」もしくは「一般廃棄物処理業許可」の認可を受けた業者かどうか、しっかりと確認しておきましょう。
認可を受けていない業者は、トラブルが多い悪徳業者の可能性があります。認可を受けている場合には、ホームページ等に認可番号などが明記されています。
事務所の所在地についても確認し、実在する業者かどうかを確かめておけば、もしもの時にも安心です。
相見積もりで費用を比較する
業者とのトラブルで一番多いのは、支払い金額に関するトラブルです。支払いトラブルを避けるためには、事前に見積もりを取り、作業内容と費用についてしっかり確認しておきましょう。数社の見積もりを比較すれば、大体の適正相場も分かります。
複数業者に見積もりを取る方法として、利用すると便利なサービスがミツモアです。ミツモアを利用すれば、簡単な質問に答えるだけで、一度に最大で5件の見積もりを取ることができます。
ミツモアに登録している不用品回収業者はすべて「古物商」の資格を持っている業者なので、安心して依頼することができますよ。
チャット機能を使って個別でのやり取りも可能で、業者ごとにクチコミや実績についても確認できます。
自分にあった方法でこたつを処分しよう
日本の冬に欠かせないこたつは、大切に使っていてもいつかは寿命を迎えます。壊れてしまったこたつを無理に使っていると、大きな事故にも繋がりかねません。
不要になったこたつを処分する方法はいくつかあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、よく考え、自分に合った方法で処分することをおすすめします。
自分で処分するのが難しい場合には業者に依頼し、手軽に処分しましょう。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォーム「ミツモア」がおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。
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忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。
②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心
ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。
ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。
③見積もり料金と口コミを比較して選べる
各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
④契約や相談はすべてオンラインで完結
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チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。
⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり
不用品回収サービスとは?
まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。 |