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服は燃えるゴミ?燃えないゴミ?衣類の捨て方と処分の基準を紹介

最終更新日: 2023年03月16日

引っ越しや衣替えの機会に、着る機会が減った服をゴミとして処分することもあるでしょう。大量の服は燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのか、疑問に思う人もいるかもしれません。衣類の捨て方と処分の基準について詳しく紹介します。

いらない服は燃えるゴミでいいの?

服を選ぶ女性

いらない服は、燃えるゴミとして処分してしまってもよいのでしょうか。ファスナーやボタンが付いている服の場合、燃えるゴミに出してよいのか困ってしまうかもしれません。まずは、これらの疑問から解決していきましょう。

燃えるゴミでOK

基本的に服は綿・ポリエステル・ナイロンといった素材に関係なく、燃えるゴミとして捨てることができます。自治体の指定するゴミ袋に入れ、しっかりと口を縛った上で燃えるゴミとして出しましょう。

ただし地域によっては燃えるゴミにはならずに資源ゴミとなるケースもあるため、注意が必要です。ゴミをまとめる前に、自分が住む地域のルールをチェックしておきましょう。

ファスナーやボタンはどうする?

「ファスナーやボタンが付いている服も燃えるゴミでいいの?」と疑問に思う人も多いかもしれません。

ゴミ出しには「9割ルール」と呼ばれるものがあり、9割以上が燃える素材であれば燃えるゴミとして捨てることが認められている自治体が多数です。

ただし、人口が少ない地域や焼却炉に予算をかけられない地域の場合、分別ルールが細かく指定されていることもあります。

そのような地域ではファスナー・ボタン・その他装飾品が金属製の場合、切り捨てなければならないケースもあるのです。

こういった分別のルールは地域ごとに異なるため、ゴミとしてまとめる前に自治体のルールを確認しておきましょう。

服を捨てる際の注意点

不要な服を売る女性

大量の服を捨てる場合、何も考えずにゴミ袋へ入れて処分してしまうと後悔するかもしれません。また、「ゴミを出すのが面倒だから焚き火で燃やしてしまいたい」と考えている人もいるでしょう。

ここからは服を捨てる際の注意点や、服を焚き火で燃やすことの可否について解説します。

捨てる前にきれいにする

自治体によっては、服の状態でゴミの分類が変わることがあります。きれいな状態であればリサイクルに出すことも可能ですが、汚れていたり破れていたりする服は燃えるゴミの対象です。

また服を処分する前は、一度ポケットの中をチェックしておきましょう。ポケットに金属のアクセサリーや小銭などが入っていることも珍しくありません。大切なものであれば二度と手元に戻ってこない恐れもあります。

後悔しないためにも、必ず何も入っていないか確認するようにしましょう。

焚き火で燃やすのは法律違反

中には「ゴミ袋に服を詰め込んで捨てるのが面倒…」といった理由から、焚き火で燃やすことを検討する人もいるかもしれません。

しかし一般家庭から出たゴミを指定の焼却施設以外で燃やすことは、法律(廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第16条の2)で禁止されています。

焚き火で燃やした場合の罰則は「5年以下の懲役」「10,000,000円以下の罰金」のいずれか、もしくは両方です。

また服を燃やしたときに出る悪臭や大気汚染の原因物質(PM2.5)は、地域住民に大きな迷惑をかけることになります。

それだけでなく日本では焚き火による火事も多発しているのです。自分の安全を守るためにも、服を処分する際のルールはしっかりと守りましょう。

参考:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | e-Gov法令検索

いらなくなった服の処分方法

衣類

いらなくなった服を処分する際の選択肢は「捨てること」だけではありません。服の状態によっては、支援団体への寄付やリサイクルショップへ売却することも可能です。

ここからは「捨てる」以外の服の処分方法を見ていきましょう。あわせて対象の服を手軽に処分する方法も紹介します。

支援団体に寄付する

まだ着られる状態の服であれば、支援団体に寄付するのも一つの手段です。衣類回収を行っているNPOや市民団体は数多く存在しており、それぞれ回収品目も異なります。

経歴や活動実績をホームページに公開している団体もあるので、チェックしてから寄付する団体を決めるのもよいでしょう。

ただし支援団体は運営費用が限られていることから、配送料や手数料を自分で負担しなければならないケースも珍しくありません。送り方のルールとあわせて負担額をチェックしておきましょう。

リサイクルショップに売る

状態のよい服や人気ブランドの服であれば、リサイクルショップで売ってお金に変えることもできます。少しでも高値で買い取ってもらいたいなら、服をきれいに洗濯し、シワや汚れのない状態にすることが大切です。

また一着ずつ売るよりも複数着まとめて売ったほうが、高値で売れやすい傾向があります。

ただしお店によってはノーブランド品の買取を行っていないこともあるので、リサイクルショップに持ち込む前に、買取対象かどうか一度確認しておきましょう。

不用品回収業者に依頼する

「手っ取り早く服を処分してしまいたい!」という人におすすめなのが、不用品回収業者に依頼する方法です。

他の方法と比べると、人件費や出張費といった費用がかかってしまいますが、日時を指定して自宅まで回収に来てもらえるという大きな魅力があります。

服の素材にかかわらず、まとめて回収してもらえるのもメリットです。手っ取り早く服を処分したい人にとっては便利な方法といえるでしょう。

なお、ミツモアを利用すれば、より手軽に服の回収業者を検索することができます。求める条件に合う業者を見つけたいときに、活用してみてはいかがでしょうか。

衣類は正しく処分しよう!

衣類

基本的に、衣類は燃えるゴミとして出すことができます。ただし、自治体によっては分類ルールが細かく指定されていることもあるため、ゴミをまとめる前に確認しておくことが大切です。

衣類は捨てるだけでなく、リサイクルショップに売ったり、支援団体に寄付したり、不用品回収業者に依頼したりすることもできます。さまざまな選択肢があるので、自分に合った方法で正しく処分しましょう。

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  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
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