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面格子の取り付け費用+本体価格の相場!後付けの工事内容や、費用を抑える方法も解説

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最終更新日: 2023年10月02日

「防犯のために面格子を後付けしたいが、どれくらい費用がかかるかが分からない」。このような方に向けて、面格子の取り付けについて解説していきます。

面格子は有効な防犯アイテムですが、取り付けに数万円の費用がかかります。どんな工事が必要で、どんな内訳になっているのかをある程度把握しておきたいですよね。

本体の種類別の価格・取り付け費用を安く抑える方法なども紹介しているので、参考にしてみてください。

面格子取り付けの費用相場!内訳や3つの工事方法による違いを解説

面格子を取り付ける人

面格子には3つの取り付け方法があり、それぞれ工事内容や相場が異なります。

方法 相場(面格子本体代除く) 工事内容
①壁付け 3万~5万円 壁に面格子を固定(穴開け必要)
②枠付け 取り付け費用は非公開のことが多いので業者へ確認 窓サッシに面格子を固定(穴開け不要)
③内付け 窓枠(木の部分)に面格子を固定(穴開け必要)

①③は取り外しづらく防犯性が高い方法で、①を採用する方が多いでしょう。以下のような流れで行います。

  • 寸法などを測り、取り付ける場所(穴を開ける場所)を決める
  • 壁に穴を開ける
  • シーリング材(ゴムのようなもの)をつけたビスを使って面格子を固定する

素人が取り付けると必要以上に穴を大きく開けてしまったり、壁にヒビや割れを作ってしまったりすることもあります。

②は壁に穴を開けない取り付け方法。賃貸などで穴を開けられない時におすすめの方法です。見た目もスッキリとしています。

面格子の本体価格相場を種類別に紹介

面格子の取り付けを業者に依頼する時の相場は、「取り付け工事費用+面格子の本体価格」で考える必要があります。また業者によっては出張料がかかることもあります。

以下は面格子の本体価格です。種類や素材によっても大きく異なるので、性能などを踏まえて業者と相談するのがおすすめです。

種類 相場
アルミ面格子 4,000~2万7,000円
ステンレス面格子 6万~10万円
鋳物(いもの)面格子 1万5,000~8万円
可動ルーバー面格子※ブラインドのように羽板がついていて開閉できるタイプ 1万2,000~7万5,000円
ひしクロス面格子※ひし形クロスのデザイン 9,000~2万8,000円
井桁(いげた)面格子※正方形クロスのデザイン 1万~3万円

※業者によっても変わるので、あくまで目安とお考えください。

【壁付けでアルミ面格子を取り付ける場合】

  • 壁付け工事費用:3万~5万円
  • アルミ面格子本体価格:4,000~2万7,000円
  • 総額:3万4,000~7万7,000円

面格子の取り付け費用をできる限り抑える方法

面格子がついた窓

面格子の取り付け費用をできる限り抑えたい場合は、以下の2つの方法がおすすめです。

  1. 複数の業者から見積もりを取り比較する
  2. 場所別に面格子の種類を変える

方法①:複数の業者から見積もりを取り比較す

前述した通り、面格子の取り付け費用相場は業者によってもさまざまです。一つの業者のみの見積もりだと、費用が高い・安いの判断が難しいですよね。そのため複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです

しかし自力で業者をいくつか選ぶ→それぞれに連絡して来てもらう→見積もりを依頼する→比較する…となると時間も手間もかかります。

そこで「手間をかけずに複数社を比較して、できるだけ安いところにお願いしたい」という方はミツモアを利用してみてください。ミツモアは郵便番号や求める条件を入力するだけで、無料で複数社から見積もりが取れます。

簡単に比較できるので、手間をかけずに安く信頼できる業者を見つけられますよ。できるだけ安く済ませたい方は、出張料が無料(もしくは安い)かどうかにも注目してみてください。見積もり比較は無料なので気軽に利用してみてくださいね。

方法②:場所別に面格子の種類を変える

面格子本体の価格は、高い順にステンレス>鋳物(いもの)>アルミとなります。これは強度の順でもありますが、面格子の太さやデザインなどによっても変わります。

面格子の取り付け費用を抑えるなら、お風呂場はステンレス、天窓にはアルミなど場所ごとに使い分けるのがおすすめです。

面格子を自分で取り付ける方法!穴を開けないタイプの取り付け手順を解説

工事をする女性

面格子はDIYで取り付けられます。素人が面格子を取り付けるなら、比較的簡単な枠付けタイプ(穴を開けないタイプ)がおすすめです。

また面格子はPCマークシールが貼ってあるものを選んでください。

※PCマーク=一定の防犯基準をクリアしている証拠

手順は以下の通りです。

①窓全体を掃除する 雑巾でホコリなどの汚れを取りましょう。面格子を取り付ける窓サッシ部分の溝は、ブラシで汚れをかき出します。
②ブラケット(枠付け用金具)に裏板を仮留め 軍手をしたらビスでブラケット(枠付け用金具)に、裏板という部品を仮留めします。これを四隅分作ってください。ちなみにブラケット・裏板・ビスは面格子に付属しています。
③②で作ったブラケットを窓サッシに取り付ける ゴムハンマーでブラケットをそれぞれ窓サッシの四隅に叩き込むようにして取り付けます。
④面格子を取り付ける ブラケットの上に面格子を重ねるようにはめ、裏板を仮留めしたビスで締めて固定します。

③のブラケットはできるだけ水平に取り付けないと、面格子も傾いてしまいます。そのような状態の面格子は、泥棒の手にかかると簡単に取り外されてしまうので注意してください。

ちなみに費用を抑えようとDIYで面格子を取り付けても、数年たった時に外れてしまい新しく取り付ける羽目になる人も多いようです。結果として「最初から業者依頼で面格子を取り付けた方が安かった!」というパターンですね。

また面格子の選び方も素人と業者では違います。素人は口コミや面格子のパッケージなどで選びますが、業者はプロとして本当に品質のよいものを知っています。「思っていたものと違った!」とならないように、面格子選びも業者にお任せするのが安心ですよ。

他の防犯アイテムじゃダメなの?面格子と防犯性を比較!

面格子の他に以下2種類の窓の防犯アイテムがあります。

補助錠 後付けの鍵のようなもの。「窓ガラスを割り、手を入れてカギをあける」といった侵入を防ぐ。
防犯フィルム 強化フィルムを窓に貼ることによって、窓割りによる侵入を防ぐ。

これらの防犯アイテムも悪くはないですが、やはり面格子の方が防犯性は圧倒的に高いといえます。たとえ窓ガラスを全面割られるようなことが起きたとしても、面格子であれば侵入を防げるからです。

費用を抑えて防犯性に不安がある面格子を選ぶよりも、業者依頼で取り付けた方が安心でしょう。

 

面格子の取り付けは防犯以外にも価値がある

窓格子が付いた家

面格子を取り付ければ、カーテンを閉めなくてもある程度目隠しができます。カーテンが開いていると日光をたっぷりと室内に入れられるため、部屋全体が明るくなるでしょう。つる植物を面格子に絡ませて、目隠し効果を高めている方もいます。

また面格子を取り付けると、外観に立体感が出てグンとおしゃれさが増します。外壁と同系色を選べば一体感があり、別系統の色を選べばアクセントになりますね。

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