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壁に棚を付けてもらう費用はいくら?業者とDIYを比較しよう

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最終更新日: 2024年06月28日

壁に棚を付けてもらうときには、どのくらい費用がかかるのでしょうか?業者に依頼した場合と、DIYで設置した場合の費用を紹介します。安全かつ使いやすい棚を付けられるよう、設置場所を決めるときのポイントも併せて確認しましょう。

業者に壁に棚を付けてもらう費用は?

棚を取り付ける業者

業者に依頼して壁に棚を付けてもらうとき、相場を知っていれば、見積もりが安いか高いか判断可能です。どのくらいの予算で考えておけばよいのか、あらかじめ確認しておきましょう。

サイズやタイプによって異なる費用

壁に棚を取り付ける費用の相場は、2万5,000~3万円です。取り付ける棚のサイズ・タイプによっても、費用は異なります。大きい方が小さいものより、高額になりやすい傾向です。

また同じサイズでも、壁面に棚柱を取り付ける「壁面持ち出しタイプ」か、両側の壁に棚柱を取り付ける「側面支持タイプ」かで変わるほか、素材の種類は何かといったことも費用に関わります。

費用相場を目安に、大幅に安いとき・高いときは、なぜその値段なのか業者に確認しておくと安心です。

費用を抑えるコツ

オーダーメイドで作った棚を壁に付ける場合、素材の加工に手間がかかるので、業者へ支払う費用は高額になりがちです。費用をできるだけ抑えるには、素材の選び方を工夫するとよいでしょう

  • 安い素材を選ぶ
  • 今ある棚を利用する
  • ホームセンターで自分で材料を用意する
  • 既製品の材料を使う

業者に依頼するときには、「自分で選んだ素材・棚を使い、壁へ取り付け可能か」を確認しておくとスムーズです。対応が柔軟な業者を選ぶと、費用を抑えつつ棚を取り付けられるでしょう。

DIYで壁に棚を付ける費用は?

棚を壁に取り付けるには、DIYも可能です。業者へ依頼すると工賃がかかり、その分費用も多くなりますが、DIYなら材料費のみで済みます。予算が少なくても、希望に合う棚を設置できるでしょう。

DIYに必要な道具

棚をDIYするには、道具が必要です。具体的には、以下のものをそろえましょう。

  • 下地センサー:棚を付けられる下地のある場所を判断する
  • 電動ドリル:棚板に下穴・ダボ穴を開ける
  • インパクトドライバー:ネジ締めを電動でできる
  • メジャー:正確にサイズを測る
  • 水平器:棚が斜めにならないように測る

日ごろからDIYをしていて道具がそろっていれば、その分費用が浮きます。

またホームセンターの中には、数百円で道具をレンタルできるところもあります。レンタルを利用すれば、道具がなくても少ない費用で、DIYが可能です。

2段分の可動棚を作った場合

DIYで壁に棚を設置する費用の相場として、2段分の可動棚を例にかかる費用をチェックしてみましょう。

  • 化粧棚板×2枚:約3,000円
  • 棚柱×2本:約1,000円
  • 棚受け2個セット×2個:約2,000円
  • 合計:約6,000円

2段分の可動棚を取り付けるときの相場は、約6,000円です。しかし選ぶ材料によっては、高くなる可能性がある点に注意が必要です。

例えば「インテリアに合わせて素材にこだわりたい」という場合には、相場より高額になるかもしれません。

業者とDIYのメリット・デメリット

棚のDIY

壁に棚を付けるとき、業者へ依頼するのとDIYするのとでは、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?自分に最適な方法を選べるよう、それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

業者に依頼すれば安全性の高い棚に

業者へ依頼するメリットは、安全性の高さです。壁に棚を付けるとき、誤った場所へ付けると、壁が重さに耐えられない可能性があります。

業者に依頼すれば、適切な取り付け位置の調査や必要な壁の補強、十分な強度を持つパーツの選定なども任せられるため安心です。またプロは道具・素材の扱いに慣れているので、周りの壁・床を傷つける心配もありません。

棚の取り付けを依頼できる業者を探すには、「ミツモア」がおすすめです。質問に回答する形式で、取り付ける棚のタイプや住所などを入力すると、複数の業者から見積もりが届きます。

見積もりを比較しながら、予算・希望に合う業者を探せるので、ぜひ利用してみましょう。

可動棚の取り付けを業者に依頼する

DIYは費用を抑えることができる

DIYで壁に棚を付けると、工賃がかからない分、業者へ依頼するより費用を抑えられます。下地センサー・インパクトドライバーなど最低限の道具があれば、材料費のみで棚を取り付けられるため、数千円で完成できるのが魅力です。

必要に応じて棚板の枚数を変えたり、デコレーションで好みのデザインにしたりできるのも、DIYならではの楽しみです。予算が少なくても、工夫次第で自分好みのオリジナルの棚を作れます。

DIYは失敗するリスクや手間も

費用を抑えられる点ではメリットの大きいDIYですが、慣れていない人がチャレンジすると、失敗する可能性があります。

購入するパーツを間違えて余計に費用がかかったり、手順を間違えてうまく仕上がらなかったりする可能性もあります。棚は問題なく付けられたとしても、周囲の壁・床を傷つけてしまうかもしれません。

また業者に依頼すれば1時間ほどで取り付けが終わる棚でも、DIYだと数時間かかることもあります。

壁に棚を取り付ける際のポイント

壁に取り付ける棚は、後から場所を動かせません。どこに設置すると使い勝手がよいか、取り付ける前によく検討しておくことがポイントです。場所によっては、棚を取り付けると危険なところもあるため、壁の選び方も重要です。

使いやすさを考えて設置場所を決める

取り付けてから「動線が悪く使いにくい」「入れようと思っていたものが入り切らない」とならないよう、棚を壁に付ける前によく考えておく必要があります。

何を収納する予定なのか、収納するものはどこで使うものなのか、使う場所にはどのようにアクセスするのかなどをはっきりさせておくと、設置場所を決めやすくなります

またあまりに高い場所に棚を付けると、使いづらくて使用しなくなる可能性もあるでしょう。どの程度の高さなら使いやすいのか、よく確認しておくことも大事です。

収納するもののサイズ・耐荷重の確認をする

棚へ収納するものの大きさ・重さも、確認しておかなければいけません。確認せずに棚を取り付けると、収納できなかったり、収納できても棚が重さに耐えられなかったりすることがあります

また今収納したいと考えているものは軽いものかもしれませんが、今後収納を見直したときに「重いものを置いた方が使い勝手がよい」と、変更点が出てくることもあるでしょう。

将来的に使い方が変わることも想定し、耐荷重には余裕を持たせておくことがおすすめです。

壁の下地を確認する

業者へ依頼する場合は問題ありませんが、DIYで棚を付けるときには、壁の状態を忘れずに確認しなければいけません。

取り付ける壁に下地が入っていなければ、収納したものの重さに耐えられず、壁ごと崩れることもあります。特に石膏ボードは崩れやすく、崩れたらもとに戻せないため注意が必要です。

下地が入っていて強度の高い場所を下地センサーで探し、棚柱をしっかり固定できる壁を探してから取り付けましょう。下地が入っていない場合は、間柱と芯柱に合わせた設置が必要です。

壁に棚を取り付けて収納力をアップ!

壁に棚を付けるには、DIYで設置する方法・業者に依頼する方法の2つが代表的です。DIYなら工賃がかからず、材料費のみで作れるため、費用を抑えたいときに向いています。

ただしDIYは、周りの壁・床を傷つける可能性があるだけでなく、強度の低い壁に取り付けると、耐荷重が不足するかもしれません。

一方業者へ依頼すれば、短時間で強度も安全性も十分な棚に仕上がるため安心です。予算に合わせて棚の取り付けを依頼できる業者を探すには、複数社の見積もりを比較できる「ミツモア」が役立ちます。

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