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【部屋の片付けのコツ】きれいでおしゃれな部屋を手に入れよう!

最終更新日: 2021年09月15日

片付けは意外と時間がかかるため、気がつくとクローゼットの中や机の上がごちゃごちゃに……

面倒な片付けは、3ステップとコツを意識して取り組むことで、部屋をすっきりとさせることができます。

この記事では、片付けのコツや片付けを効率よく進める方法について詳しく紹介します。部屋が片付かないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください!

片付けをするときのコツ!一人でも効率的にやるには?

片付けの3ステップ

片づけは「出す」「分ける」「収納」の3手順です。それぞれの行程で以下4つのコツを意識してみてください。

  • 時間を決める
  • 場所を決めう『まずは小さいところから』
  • 思い出の品は後回しにする
  • 収納グッズは後で買う

いざ片付けようと思っても、汚家(おうち)を綺麗にするのに「時間が掛かりそう」とモチベーションが下がることも……

そういうときは事前に時間や取り掛かる場所を決め、ハードルを下げましょう。昔の写真や旅行で買ったお土産を見つけると、「そういべばあの時は……」と思い出に浸ってしまうことがあります。思い出の品は後回しにするのがコツです。

また片付けを進めてから収納グッズを買いましょう。使おうと思っていた場所にサイズが合わないと、せっかく買ったのに使い道がなくなってしまいます。

コツ① 時間を決める

まずは、片付けをする時間を決めましょう。

いきなり片付けを始めても、思ったように作業が進まないとイライラして途中で嫌になってしまうことも多いです。また時間を決めて掃除をしないことで、ダラダラと作業してしまい、終わりが見えません。

片付けが苦手な方は、「1時間でタンスと棚の中を整理する」など時間を決めてみましょう。時間内に終わるように取り組むことで、掃除意欲が持続します。

時間の制限があることで、いつもよりもテキパキと作業を進められますよ。

コツ② 場所を決める『まずは小さいところから』

片付けを始める場所も重要です。

どこから片付けを始めようか迷ったら、小さい場所の片付けから行いましょう。玄関や洗面台がおすすめです。

いきなりリビングなどの広い場所から手を付けるのは避けましょう。片付ける範囲が広いと、終わりが見えず「やりきれない」と感じやすくなります。また思うように作業が進まなくなり、モチベーションが下がることも。

片付けをするときは、小さいところから、1つ1つ確実に終わらせて行きましょう。終わらせると達成感と満足感もあり、スムーズに片付けができます。

コツ③ 思い出の品は後回しにする

「出す」「分ける」「収納」の3手順では、以下の思い出の品は、後回しましょう。

  • 旅行先で購入したもの
  • 人から貰ったもの
  • 長い期間使い続けたもの

思い出がある品の片付けは、捨てるか判断に迷よいやすいです。「そういえば、あのとき」と思い出に浸り、作業が進まず時間がかかることもありますよね。

思い出の品の片付けは後回しにして、簡単に終わりそうな場所の片付けを先に済ませてしまいましょう。

コツ④ 収納グッズは後で買う

収納グッズを片付ける前に買っても、片付けてる時に上手く使いこなせなかったら、意味がありません。

また「何に使うか決めていない」という段階で買ってしまうと、使いたい場所にサイズが合わないなど、それ自体が不要なものになることがあります。

せっかく買ったのに、捨てるのも勿体なく感じてしまいますよね。しかし使わないもの、不要なものを捨てることでお部屋が片付きます。そのため収納グッズは、後で購入するのが得策です。

収納グッズで後悔しないためにも、片付けをした後に、しっかり用途とサイズを明確にして買いましょう。

片付けの手順1. 全部出す

散らかった部屋と女性

まずは収納してあるものを、いったん全て外に出してみましょう。外にものを出すことで、何が入っているのかが明確になり、片付けがしやすくなります。

もうしまってあるのに面倒だと思うかもしれません。しかし不要なものを処分するためには、一度すべてのものを出すことが重要です。

後ほど分類するため、出す順番は気にせず作業を行ってください。

長い間取り出してないものには、汚れやホコリがついている場合があります。置く場所に汚れなどがつかないように、ブルーシートなど敷いておくといいですね。

片付けの手順2.必要・不要、保留の3つに分類する

片付けをする人

ものを全部出したあとは、「必要・不要・保留」の3つに分類していきます。判断に悩むものは、取り敢えず保留にして手早く分類作業を進めましょう。

時間がない場合は、収納からものを取り出す作業と、分類する作業を一気に行うことで、時間の短縮になります。

この分類が片付けで一番重要な作業なので、途中で諦めずサッと終わらせ、不要なものを捨てましょう。

捨て方の5つのコツ

それでもなかなかものが捨てられない…そんなとき、捨て方のコツは以下の5つです。

  • 「いま必要かどうか」で決める
  • スペースの入らものは捨てる
  • 自分の軸を持つ
  • フリマアプリを活用してみる
  • それでも悩むものはいったん保留

「もったいない」「いつか使う」という気持ちは捨て、客観的に必要か・不要か見てみましょう。不要なものを捨てることで、次の手順である収納が楽になります。

捨て方のコツ① 『今』必要かどうかで決める

捨てるかどうか迷っているものがあったとき、それが「今」必要かどうかは効果的な決め方です。

「昔よく使っていたし、また使うかも」「これは高かったからとっておこうかな」などと思い、どんどん捨てられなくなってしまいます。前はよく使用していたものは取っておきたいと思うかもしれません。

しかし1年以上使用していないのであれば、今後も使う機会はほぼないことが多いのではないでしょうか。

着なくなった服や小物、子供のおもちゃなどは興味が変わることもあります。流行や興味が変わっていないか、見直してみるといいですね。もう使う機会がなさそうだと感じたら、思い切って捨ててしまいましょう。

捨て方のコツ② スペースに入らないものは捨てる

収納スペースに入るかどうかを1つの基準としてものを捨てることも、コツの1つです。入り切らない量のものを保管していると、どんどんものが溢れてしまいます。保管しておくものは、「収納スペースに入るものだけ」と決め、入らなかったものは処分しましょう。

また収納グッズを買ってスペースを増やすことは避けましょう。ものが多いと部屋が片付きにくくなります。現状を維持するのではなく、ものを減らすのが目的です。収納は八分目程度に収めるなど、ルールを決めておくとより効果的ですね。

捨て方のコツ③ 自分軸を持つ

しっかりとした自分で決めたルール(自分軸)を持つことも重要です。

人からのプレゼントや、人によく思われたいからと買ったものは、本来は不要であることが多いです。

自分にとって「役に立つもの」か、「今すぐ使わないけど、大事なもの」などと軸を作り、考えてみましょう。

また「1つ増えたら、1つ減らす」など自分のルールを決めておくのも効果的です。

捨て方のコツ④ フリマアプリなどを活用してみる

「まだ使えるものを捨てるのは勿体ない」と感じる場合は、周囲の人にあげたり、フリマアプリやリサイクルショップを利用するとよいですね。

衣類などは衣服回収ボックスを利用してみるといいですね。他にも、ボランティア団体への寄付などもおすすめです。

まだ使えるもの、あまり使用していないものの処理に困っているときに利用しましょう。

捨て方のコツ⑤ それでも悩むものはいったん保留にする

捨てるか捨てないかの判断に迷ったら、一旦保留にして違う箱に分けておきましょう。

捨てるかどうしようか迷っていると、片付けが進まなくなってしまいます。

事前に保留専用ボックスを作っておくことで、サクサクと作業を進められます。保留ボックスに入れたものは、中身を再度確認する期限を設けて、分類するのを忘れないようにするのがコツです。

また保留ボックスを作ったらそのまま収納してしまわないように、目立つ場所に置いておきましょう。

以下の記事では断捨離のコツについてより詳しく説明しているので参考にしてみてください。

関連記事:断捨離のコツと驚きの効果を紹介!やり方や後悔しない捨て方教えます|ミツモア

片付けの手順3.収納していく

おもちゃ収納もおしゃれに

分類が終わった後は、「必要」に分類したものから収納していきます。

また収納する際は、使用頻度の高いものを手前にすると便利です。毎日使うものを出し入れしやすい定位置に定め、収納して行きましょう。

マスキングテープなどに何が入っているか書き、収納に貼っておくと探しやすくおすすめです。

収納するときのコツは、定位置を決める

クローゼットの収納

部屋が散らかる原因のひとつは、ものを収納する場所が決まっていないことが多いです。

ものの定位置を決めておくと部屋を綺麗に保つことができます。

出しっぱなしになっているものが多いと、部屋がどんどん散らかってしまいます。片付けを行う際は、ものを収納する位置を決めましょう。

そして「使用した後は決まった場所に戻す」を意識することで片付けがしやすくなり、部屋が汚れにくくなります。

片付けはどこから始めるのがおすすめか

一人暮らしの片付けはまず玄関から

アパートの玄関

一人暮らしなどで片付けに慣れていない場合は、玄関から片付けるようにしましょう。玄関は空間が狭く、きれいになったのを実感しやすいためおすすめです。

玄関の片付けが終われば、テーブルの上などの目につく場所を片付けしていきましょう。視界に入るものの量が減るため、部屋がすっきりし、片付けのやりがいを実感できます。

キッチンや洗面台下もおすすめ

キッチン

思い出のものが少なく、分類がしやすいキッチンや洗面台下もおすすめです。

しまう場所が限られているため片付けやすく、コツをつかみやすいです。思い出のものが少なく、収納すべきカテゴリーが限定されているキッチンや洗面台下もおすすめです。

思い出のものが少ないため、必要か不要か「分ける」作業をテキパキと進められます。

またしまう場所が限られており、「収納」手順も簡単です。

片付けるとき、悩むことがないため、キッチンや洗面台下から掃除するといいですね。

整理整頓ができない……。部屋を綺麗に保つコツは?

片付けが苦手な女性

部屋の整理整頓ができない人には主に3つのタイプがいます。

  • しまい込むタイプ
  • 後で片付けるタイプ
  • 捨てられないタイプ

しまい込むタイプは、なんでも物置や押し入れ、引き出し、クローゼットなどにものを押し込んでしまう人です。しまい込むことで、部屋の中が一見綺麗に見ることもあります。

後で片付けるタイプは、片付けを先延ばしにしてしまう人で、捨てられないタイプは名の通り、ものが捨てられない人です。

この3つのタイプは、最終的に気づいたら部屋に物をため込み、手に負えないほど部屋が散らかってしまう人たちです。

これから、3つのタイプ別に部屋を綺麗に保つコツを紹介していきます。

しまい込むタイプの人にオススメの片付け方法

クローゼット しまい込む

しまい込むタイプは、物などをクローゼットや押し入れなどに入れ、ものをため込む人が多いです。ものを見えない場所にため込むと、何があるのか認識しにくく、最終的にものが蓄積されて部屋がごちゃごちゃに……。

また普段使わないものほど、収納の奥のほうに潜んでいるものです。しまい込みタイプの人は分類するとき、奥のものから整理してみましょう。

収納するときに、何が入っているか見えるようにしておくことで探し物をする時間が削減できます。蓋のないボックスや、収納に何が入っているか書いておくといいですね。

後で片付けるタイプ

片付けられない女性と散らかった部屋

後で片付けるタイプは、ずほらな性格や、面倒くさがり屋の人が多いです。片付けるタイミングを先延ばしてしまうので、最終的に手がつけられない状態になってしまいます。

このタイプの人は、使い終わったら、「すぐにやる」と習慣付けましょう。

外出先から帰った時、上着やバッグを投げ捨てず、所定の位置に片付けます。雑誌や漫画なども読んだらすぐ戻しましょう。

慣れるまで大変かもしれませんが、習慣になると、むしろやらないことに違和感を覚えるようになります。

また後で片付けるタイプの人は、捨てるタイミングを作ることが断捨離のポイントです。

箱を1つ用意して、使わなくなったものを入れて行きましょう。箱がいっぱいになれば、捨てるタイミングです。季節ごとに一度、必要ないものとあるものをチェックしてみるのもいいですね。

すぐに片付ける習慣や断捨離のタイミングを作ることで、部屋の綺麗を保つことができます。

捨てられないタイプ

捨てられない

捨てられない人は、ものに対して「いつか使う」「捨てるのはもったいない」と感じてしまう人が多いです。

このタイプの人は、まず始めに「もったいない」精神を捨てることが重要です。

「いつか使う」という視点から「今まで使わなかったから今後も使わない」とものを分類しましょう。

またこのタイプの人は、ものが増え、何があるか分からなくなり、結果使いかけのが溢れがちです。

似たものをグループにまとめ、ものの整理整頓を行い、管理しましょう。使い切る、必要なものは残すなどと分類し、不要なものを捨てることが大事です。

部屋を片づけないと損する!?

最大のデメリットは『探し物』

探し物

片付けをしない最大のデメリットは、探しものが増えることです。

部屋が散らかっていると、必要なものがどこにあるかが分かりません。常にものを探す羽目になります。また探しても見つからないと、つい新しいものを購入してしまうことも。

部屋を片付けることで、探しものに充てる時間、ものを買うお金の両方を節約することができます。

下記の記事では、掃除のメリットについて説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

関連記事:汚部屋掃除はできるところから始めるのがコツ!清掃業者の価格相場も紹介|ミツモア

狭い部屋でもおしゃれに♪ 収納のアイデア4選

おもちゃの収納に便利なグッズ4タイプ

一人暮らしなどであれば部屋が狭く、収納スペースが限られていることもあります。そこまでものが多くないのに収納スペースに入りきらないという方は、部屋の「隙間」を活用してみましょう。

狭い部屋で色々なものを収納するには、隙間を活用することがポイントです。

ここでは、狭い部屋でもおしゃれに収納するアイデアを4つ紹介します。

アイデア① 壁面収納でおしゃれに収納

収納

収納スペースがなく悩んでいる場合は、壁面収納がいいでしょう。壁面収納とは壁に棚やフックなど取り付けて、空間を有効活用した収納のことです。

取り付けると聞くと、少し難しそうに感じますが、簡単に作ることができます。

100均やホームセンターで販売しているアイテムを活用しましょう。

自分で作れる一番簡単な壁面収納は、有孔ボードを使ったものです。まず準備するものは以下の2つ。

  • フックやワイヤー
  • 有孔ボード

フックやワイヤーは100均で販売しています。それを有孔ボードに差し込んで、取り付けるだけで完成です。フックに鞄や衣類、アクセサリーなどのものをひっかけて、収納として活用できます。

有孔ボードさえ手に入れば自由にアレンジできます。おしゃれな「見せる収納」をしたい人にはおすすめの方法です。

アイデア② ソファー下の狭いスペースも収納場所に

ソファー

またソファー下のスペースも、狭い部屋の収納場所の1つとして役立ちます。

ただし、ソファーの下はホコリが溜まりやすい場所です。電子機器などはホコリに弱いため収納は避けましょう。雑誌類などの薄くて壊れにくいものを入れるといいですね。

アイデア③ テーブルやベッドの下に収納スペースを作る

清潔なベッドルーム

ソファーの下と同じく、テーブルやベッドの下の収納スペースも狭い部屋の収納に役立ちます。

テーブルの下は透明な収納ケースなどを複数入れることで、適度な収納スペースを確保することができます。100均のおしゃれな蓋付きボックスなどを使用すると便利です。

アイデア④ クローゼットはボックス収納でおしゃれに

収納

クローゼットの中も、ごちゃごちゃとして片付けにくい場所の1つです。クローゼットは上段と下段に分け、下段には収納ボックスを置いて小物入れにすると便利です。

このとき、同じ種類のを複数並べると見た目もすっきりとおしゃれになります。たとえば灰色の収納ボックスを並べると、部屋に統一感が出てモダンなイメージに。

100均で売っている取っ手付きの収納ボックスに、「ベルト」や「アクセサリー」を付けて目印を作るのもポイントです。ネームシールを貼るだけでもボックスの中身を区別できるようにしましょう。どこに何が入っているのかが分かりやすくなります。

ぜひ自宅のクローゼットのサイズに合うカゴを複数購入して、収納スペースを増やしてみてください。

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