「ガスコンロの火がつかない!もしかして電池切れが原因?」
「ガスコンロの電池を交換しても火がつかないけれど、もしかして故障?」
ガスコンロを使っていて、ある日突然このような事態に悩まされている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ガスコンロの電池交換について、電池が切れたサインや種類別の電池交換の方法、電池を換えても日がつかない場合の確認ポイントなどを解説していきます。
修理が必要な場合の業者選びのポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ガスコンロの電池が切れたサインは?
ガスコンロが上手く着火しない場合、「故障したかも?」と思うかもしれません。しかし場合によっては、ただの電池切れという可能性もあります。
以下のような状況の場合、電池を替えることで解決できる可能性があります。
ガスコンロを安全に使用するためにも、上記のようなサインが見られたら早めの電池交換をおすすめします。それぞれ1つずつ解説していきます。
点火しにくくなる・点火音が変わる
ガスコンロの電池の残量が少なくなると、火花が弱くなります。そのため、点火に時間がかかったり、何度も試さないと点火しなくなったりすることがあります。
また、電池が少なくなることで、通常の「カチッ」という音が弱くなったり、音に異変が生じたりすることもあります。
電池交換の点灯ランプがついている
ガスコンロのモデルによっては、電池交換のお知らせランプが備わっています。点灯後すぐに使えなくなるわけではなく、早めにお知らせしてくれるものではありますが、電池残量が少なくなっている証拠です。
点灯ランプがついている場合、できるだけ早く電池交換することをおすすめします。
交換後、1年以上が経過している
一般的に、ガスコンロの電池は1年〜2年程度持つといわれています。最後の交換から1年以上経過している場合は、電池切れが迫っている可能性があります。
もちろん使用頻度によって電池の寿命は変わりますが、1つの目安として参考にしてみてください。
安全装置の動作が遅い・表示パネルが暗くなる
一部のガスコンロでは、安全装置の動作にも電池を使用しています。電池残量が少ないと、安全装置の反応が遅くなるリスクもあります。
また、デジタル表示パネルがあるタイプの場合、表示が薄くなったり、ちらついたりすることがあります。
ガスコンロに電池が使用されている理由
「そもそも、ガスコンロはガスを使うものなのに電池が必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ガスコンロが使用されている理由は主に以下の通りです。
- 点火装置の電源
- 安全装置の作動
- タイマー機能
- センサー類の作動
- 表示パネルの作動
ガスコンロは、電池の力で火花を起こして点火する仕組みです。そのため、電池がなくなると上手く火がつかなくなります。また多くのガスコンロでは、温度センサーや圧力センサーなど、コンロの状態を監視する各種センサーの動作にも電池が使用されています。
ガスコンロの電池交換
ここからは、電池交換の方法について種類別に解説していきます。ガスコンロの種類には、大きく分けて「ビルトインガスコンロ」「据え置き型ガスコンロ」「埋め込み型ガスコンロ」の3種類があります。
それぞれの交換方法を解説していきます。
ビルトインガスコンロはコンロ前面
ビルトインガスコンロとは、キッチンに埋め込むタイプのガスコンロです。点火したり火力調整をしたりする操作パネルがコンロ前面に設置されており、その左右に電池ケースが設置されています。開閉式のカバーを開くと、電池が見つかるはずです。
やや目立ちにくい部分にあるため、操作パネル周辺をよく確認してみてください。
据え置き型ガスコンロはツマミ部分の左右
据え置き型のガスコンロは「ガステーブル」とも呼ばれ、コンロの前面もしくは火力調整のツマミの左右に電池ケースが設置されています。ビルトインコンロよりも比較的わかりやすい位置にあり、同じく開閉式のカバーを開くと電池が見つかります。
埋め込み型ガスコンロは本体の裏側
キッチンスペースが狭い物件に用いられることが多いのが、グリルのない埋め込み型のガスコンロです。外からは電池ケースが見当たらない仕様になっていますが、シンクとコンロの下にある収納スペースを確認してみましょう。ガスコンロ本体の裏側を確認することができ、電池ケースが見つかるはずです。
どうしても場所がわからないという場合は、取扱説明書を確認するようにしてみてください。
ガスコンロの電池を交換しても火がつかない場合は?
ガスコンロの電池を交換しても火がつかない場合、他に原因がある可能性が高いです。事項で紹介する4つのポイントをチェックした後、それでも治らなければ故障の可能性があるかもしれません。
電池以外にある4つの原因をチェックする
まずは、以下のポイントをチェックしましょう。
- ガスの元栓が閉まっていないか
- チャイルドロックがかかっていないか
- 交換した電池の向き(+・-)が正しく入れられているか
- 交換した電池の使用推奨期限が過ぎてしまっていないか
ガスの元栓が閉まっていたり、チャイルドロックがかかっていたりすることで「そもそも火がつかない」というケースはよくあります。また、交換後の電池が正しく入れられているか、使用推奨期限が過ぎてしまっていないかなども確認しましょう。
ガスコンロの修理業者に依頼する
4つのポイントを確認しても直らない場合、ガスコンロが故障しているかもしれません。電池以外で不具合が生じている場合は自分で直せない可能性もあります。
自己判断で修理することは大変危険なので、ガスコンロの修理業者に依頼するようにしましょう。次の項でご紹介する、ガスコンロの業者選びのポイントも参考にしてみてください。
ガスコンロの修理における業者選びのポイント
ガスコンロの修理を依頼をしたいと思っても、業者や依頼先の選び方がわからない方も多いことでしょう。主な探し方としては、以下のようなポイントがあります。
給湯器交換で損をしないためには、業者選びが非常に重要です。信頼できる給湯器交換業者の探し方を知って、適切な業者に依頼しましょう。
資格を保有しているか
ビルトインコンロの交換や修理では、現場の状況次第で資格が必要になることがあります。 以下のような資格を保有している業者であれば、安心して依頼できます。
必要な資格の一例
- 簡易内管施工士
- 電気工事士
など
依頼先が適切な資格を保有しているかどうか、依頼前に確認しておきましょう。
料金や作業内容が明瞭か
料金や作業内容が明確に提示されているかも確認しましょう。すべての業者がそうであるとは限りませんが、業者によっては悪徳な手法でお金を多く取ろうとするところもあります。
例えば見積もりで提示されていなかった料金が施工後に発覚した場合、トラブルに発展する可能性もあるでしょう。
料金や作業内容が明瞭をあらかじめ示してくれる業者であれば、依頼側も予定を立てやすく安心して利用できます。見積もりの際に、不明点があれば遠慮なく質問してみましょう。
また相場を適切に把握するために、複数の業者へ相見積もりを取ることも重要です。
損害賠償保険に加入しているか
業者が損害賠償保険に加入しているかどうかも確認しておきましょう。
作業中に自宅のものが壊れてしまうといったトラブルも考えられます。損害賠償保険に加入している業者であれば、事業者が損害金を負担してくれるでしょう。
口コミや評判が良いか
口コミや評判をチェックすることも重要です。実際の利用者のリアルな声を確認することで、業者の良し悪しを判断するヒントになります。担当者の人柄や対応の丁寧さなど、公式情報には載っていないような細やかな情報が欲しい場合はチェックしてみましょう。
「ミツモア」では、おすすめ給湯器の交換・修理・取り付け業者一覧を口コミとあわせて確認できます。
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ガスコンロの電池を交換しても上手く火がつかない場合、故障の可能性があるかもしれません。
一概にはいえませんが、設置後の経過年数は1つの指標となります。
- 0〜1年目|メーカー保証で修理
- 2〜5年目|修理がおすすめ
- 6〜7年|部品があれば修理可能
- 8年目以上|交換を検討
自宅のガスコンロが寿命を迎えてしまったかも?と思ったら、まずはプロの専門家に相談してみましょう。ビルトインガスコンロの交換を検討している方には、「ミツモア」が便利でおすすめです。
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