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ガスコンロの交換時期はいつ?寿命の見極め方と業者の選び方を紹介

最終更新日: 2022年02月19日

ガスコンロは、毎日の食生活に欠かせないアイテムといえます。

それだけに大切に扱い、できるだけ長く使用したいものです。

ガスコンロの交換時期の目安や寿命の延ばし方、交換時のポイントなどについて解説していきます。

ガスコンロの交換時期はいつ?

家電にはそれぞれに見合った交換時期があります。ガスコンロの耐用年数を見誤ると、ガス漏れなどのトラブルを招きかねません。

一般的な寿命を理解し、交換するタイミングを知っておくとよいでしょう。

ガスコンロの寿命

ガスコンロはシステムキッチンにセットされる「ビルトインコンロ」と、平台に乗せて使用する「テーブルコンロ」に大別されます。それぞれで耐用年数は異なります。

一般的なビルトインコンロの寿命はおよそ10年です。その期間を過ぎたら、正常に作動するか一度全体をチェックしてみましょう。

丈夫なタイプでこまめな手入れを続けた場合には、機種によっては20年近く使用できることもあります。

しかしガスを用いるために安全性が求められるガスコンロでは、長期間の使用には注意が必要です。

テーブルコンロは、ビルトインコンロと比べて耐用年数は短めです。通常、5~7年で入れ替える場合が多いでしょう。

交換時期の見極め方

火をつけたときに、バーナーから発する炎の大きさや色が均一であることが正常な状態です。バラつきがみられたら、不具合が生じているかもしれません。

火がつきにくい、火力が上がらない、すぐに消えてしまうといったことも、寿命のサインといえます。また点火時に異音や異臭を感じたときも、要注意です。

フライパンや鍋の底のスス汚れが激しくなったと感じたら、バーナーの汚れや劣化が原因だと考えられます。買い替えを検討する時期かもしれません。

表示パネルに頻繁にエラーが出たり、コンロの各部にグラつきが生じたりする場合も、交換を視野に入れておきましょう。

2008年以前製造のガスコンロは交換した方がよい!

本体には必ず製造年月日が記載されているので、確認してみましょう。もし2008年以前に製造されたものならば、交換することが推奨されています

現在のガスコンロは、「Siセンサー」の搭載が義務付けられています。08年10月1日に法律として施行されたもので、使用者の安全を確保するために、メーカーが装備させる必要があるのです。

2008年以前に出荷されたガスコンロの多くは、Siセンサーが搭載されていません。安全基準を満たした製品を使用するためにも、念のため製造日の確認をしてみましょう。

ガスコンロの寿命を延ばす方法

毎日の料理をスムーズに行うために、使い慣れたキッチン用品を使いたいものです。そこで、使用年数を長くする方法について紹介します。

定期的な掃除を心掛ける

料理をしているとどうしても吹きこぼれが生じたり、油が垂れたりしてしまうものです。それらがバーナーにかかることで、炎が出てくるキャップが目詰まりを起こす原因になります。

汚れが積み重なると、故障や不具合を招いてしまいます。そのためこまめな掃除を心掛けましょう。

排気口や点火プラグのメンテナンスも、寿命を長引かせるために重要です。排気口がふさがれると空気の通りが悪くなり、異臭の発生にもつながります。また点火プラグに汚れや水気があると、上手く着火しなくなるおそれもあるのです。

定期的に油汚れや水気を拭き取るなどして、きれいな状態をキープしておきましょう。

<ガスコンロの掃除方法>
ガスコンロの掃除には、重曹水が効果的です。

  1. スプレーボトルを用意し、重曹100小さじ1杯とぬるま湯100ccを混ぜ合わせます。
  2. スプレーで噴き掛け、柔らかい布で拭き取りましょう。汚れが落ちにくいときは、スポンジを使用すると効果が高まります。

特に頑固な汚れの場合は、重曹水を含んだキッチンペーパーで覆いしばらく置くと落ちやすくなります。
その上からラップで密閉するようにすると、より強力に汚れを除去できるのでおすすめです。

ガスコンロの交換は業者に依頼

ビルトインコンロを調査する作業員

テーブルコンロの場合には、キッチンのサイズに合った機種を購入し、同じ場所に置くだけで交換できます。しかしビルトンコンロの場合は、簡単には入れ替えられません。

安全かつ確実に交換するには、業者に依頼する必要があります。気になる費用の相場と、業者の選び方のコツを解説しましょう。

ガスコンロの交換費用

コンロの種類 本体価格 工事の必要
テーブルコンロ 30,000~50,000円 なし

ホースなどを自分でつなげば、作業料は必要ありません。

ビルトインコンロ グレードにより50,000~200,000円と幅広い あり

本体購入費に加え工事費がかかります。


工事費についても、本体の仕様によってその金額が異なります。最もシンプルなタイプで15,000円から、オーブンやキャビネットを備えた機種だと、40,000円以上はかかるでしょう。

本体と工事費を合わせると、最も安価なケースで60,000円、機種によっては200,000円を超えることもあります。

ガスコンロ交換業者の選び方

ガス漏れなどが起きないように確実な作業を実施するため、ビルトインコンロの交換には資格が必要です。

依頼する際には「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」「ガス可とう管接続工事監督者」が在籍しているかどうか、確認することをおすすめします。

安心してお願いできる業者を知らない場合は、ネットで簡単に優良業者を探せる「ミツモア」が便利です。必要事項を短時間で入力するだけで、最大5件の見積もりを取り寄せ、比較できるプラットフォームです。

チャット機能を使えば、キッチンのサイズや希望機種、資格の有無など細かい点まで確認できるので、安心して依頼できます。ぜひ利用してみましょう。

使用年数と不具合で交換時期を見極めよう

ガスコンロ

ガスコンロに不具合が生じると、調理の使用ごとに不安が伴います。また使用期間が長く、手入れが行き届いていないと、ガス漏れなどのリスクも大きくなってしまうのです。

そのため、ガスコンロには安全性が強く求められます。使用年数や作動状態を確認し、不安があれば早めに交換を検討しましょう。

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