「フローリングに細かな傷や剥がれが目立ってきた」「部分的にリペアを考えたい」といった場合に、フローリング補修の費用を一覧表にまとめました。


おおまかな料金シミュレーションから、過去6,000件以上の見積もりをもとにした平均費用まで、一目で把握できます。さらに、フローリング補修の費用が高くなりがちなケースやコストを抑えるコツもあわせて確認してみましょう。
フローリング補修の費用相場
フローリング補修の費用は、補修する面積によって変動します。補修する面積が5㎠未満などごくわずかな場合は6,000~21,000円です。同じ面積でも費用に幅があるのは、傷やへこみの深さが関係しています。傷やへこみが深いと同じ面積の補修であっても費用が高額になります。
面積 | 平均価格(円) | 料金相場(円) |
---|---|---|
5㎠未満 | 11,000 | 6,000~21,000 |
5~25㎠ | 25,000 | 20,000~30,000 |
26~100㎠ | 30,000 | 30,000~36,000 |
101㎠~ | 42,000 | 40,000~50,400 |
巾木補修・交換 | (1mあたり)600 | 600~2,000 |
※ミツモアにおけるフローリング補修サービスの見積価格から算出しています。(2024年1月1日~12月31日)
フローリング補修の費用シミュレーション
平均値
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円
最安値
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円
最高値
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円
※ミツモアにおけるフローリングの補修サービスの見積もり価格から算出しています。(2024年1月1日~12月31日)
フローリング補修を依頼できる業者はどこ?
フローリングの傷やへこみ、色あせなどが気になったとき、どこに補修を依頼すれば良いのでしょうか。主な依頼先としては、以下の4つの業者が挙げられます。それぞれの特徴を知り、ご自身の状況に合った業者を選びましょう。
① フローリング補修専門業者
フローリング補修専門業者は、その名の通りフローリングの傷やへこみ、日焼け跡、シミ、剥がれなどの補修を専門に行う業者です。フローリング材の種類や傷の状態に合わせた最適な補修方法に精通しており、高い技術力が期待できます。
部分的な補修を得意としているため、「広範囲の張り替えは必要ないけれど、気になる傷だけ直したい」といった場合に最適です。補修箇所が目立たないように自然に仕上げてくれる可能性が高いでしょう。また、専門性が高い分、比較的費用を抑えられる傾向にあります。
フローリング補修の専門業者を選ぶ際は、これまでの施工実績や事例写真などをウェブサイトで確認し、技術力を確認しましょう。また、補修後の保証の有無や内容についても確認しておくと安心です。見積もりを複数の業者から取ることでも、技術力が高く安価に施工してくれる業者を見つけるうえで有効です。
② リフォーム会社
リフォーム会社は住宅全体の改修や修繕を幅広く手がける業者です。フローリング補修はもちろん、壁紙の張り替えや水回りのリフォームなど、他の箇所のリフォームも同時に検討している場合に適しています。
様々な建材や工法に関する知識を持っているため、フローリング補修に関しても多様な選択肢やデザイン性を考慮した提案が期待できます。ただしフローリング補修専門業者と比較すると、費用はやや高くなる傾向があります。また、実際に施工するのは下請け業者であるケースもあり、自分で納得した業者に補修をお願いしたいという人には不向きです。
フローリングの補修をリフォーム会社に依頼する場合は、フローリング補修の実績が豊富かを確認しましょう。担当者との相性や、提案内容が要望に合っているかも重要なチェックポイントです。複数のリフォームを依頼する場合は、セット割引などが適用されるか確認すると施工金額全体の費用を抑えられます。
③ 工務店
工務店は地域に密着した営業を行っていることが多く、新築工事からリフォーム、修繕まで幅広く対応しています。特に、地元での信頼関係を重視している場合が多く、気軽に相談しやすいのが特徴です。
家の構造を熟知している場合が多く、フローリング下の下地の状態なども考慮した補修を提案してくれる可能性があります。比較的柔軟な対応が期待できる一方で、業者によって技術力や得意分野に差があります。
フローリング補修を依頼する工務店を選ぶ際は、地域での評判や口コミを参考にしましょう。実際に施工した事例を見せてもらうのも、施工の質を見極めるには良い方法です。担当者と直接コミュニケーションを取り、信頼できるかどうかを見極めましょう。
④ ハウスメーカー
フローリング補修は、家を建てたハウスメーカーに依頼する選択肢もあります。最も大きなメリットは物件の構造や仕様を熟知しているため、安心して任せられる点です。
アフターサービスの一環としてフローリング補修に対応している場合や、保証期間内であれば無償または割引価格で対応してもらえる可能性もあります。
ただし、ハウスメーカーが直接施工するケースは少なく、提携している下請け業者が作業を行うことが一般的です。そのため中間マージンが発生し、施工費用は他の業者に比べて高くなる傾向があります。ほかにも対応が規格化されており、細かい要望に応えられない場合があることも注意が必要です。
フローリングの補修をハウスメーカーに依頼する場合は、まず保証内容やアフターサービスの範囲を確認しましょう。保証期間内であれば無料または安価で補修を依頼できる可能性が高いです。保証の期間外であればフローリング補修専門業者などを含めた複数社から見積もりを取って、費用とサービス内容を比較することをおすすめします。
フローリング補修が高くなる2つの理由
フローリングの補修を行うときに、補修費用が高くなる理由は2つあります。
① 大きなへこみや傷を補修する
ちょっとしたすり傷やひっかき傷の補修であれば、補修作業の時間は短く、費用も手ごろなケースが多いです。しかし物を落としてしまったなどの大きなへこみやペットの爪とぎによる傷など、範囲が広く深い傷の補修は料金が高くなることが多いです。
なお1㎡以上の補修を希望する場合は、部分的な補修ではなくフローリングの張り替えのほうが安上がりになるケースが多いです。見積もりを取って、どちらが安く、お得かをチェックしましょう。
② 下地が腐食している
床材の下地が腐食しているなどダメージが入っている場合は、フローリングの補修だけでなく下地の張り替えが必要となる可能性があります。
下地の張り替えが必要になる場合、費用は8~10万円ほどかかるケースが多いです。下地の状態や張り替える広さによっても料金は変動するので、詳しい費用について知りたい場合は見積もりを取って確認することが必要です。
フローリング補修を安くする3つのコツ
安くフローリング補修をするには3つのコツがあります。
フローリング補修の依頼を出す前に3つのコツを確認して、お得にフローリング補修を行いましょう。
① DIYでフローリング補修をする
フローリングについた傷が小さい場合は修理を依頼するのではなく、DIYで傷を修理することも選択肢に入れましょう。フローリング補修のための道具はAmazonなどのECサイトでも購入できます。
フローリング補修道具 | 価格目安(円) | 特徴 |
---|---|---|
クレヨンタイプ | 1,500~ |
|
パテ・クリームタイプ | 1,500~ |
|
シートタイプ | 500~ |
|
補修に使う道具はなるべく多くのカラーバリエーションを用意しておくことをおすすめします。「この色に違いない」と1色のみを購入すると、いざ使ってみて色が浮いてしまうことがあるためです。
② 保険が使えないか確認する
契約時に追加した特約によっては、火災保険でフローリングの傷を補修できることがあります。保険を使って修理をしたい場合は、まず契約内容を確認しましょう。
火災保険を利用してフローリング修理を行う場合の大まかな流れは以下の通りです。
- 保険の契約内容を確認する
- 保険会社へ保険を使ってフローリング補修をしたい旨を連絡する
- 必要書類を提出する
- 傷の具合の調査・確認を行う
- 保険金の支払いが行われる
- フローリングの補修工事を行う
保険会社によって手続きの内容が異なる場合があります。保険内容を確認し、フローリングの補修ができそうであれば保険会社や代理店に相談することをおすすめします。
③ 一括見積もりでお得な業者を選ぶ
DIYや保険を使った修理ができない場合は、一括見積もりサイトを活用してお得な業者を選びましょう。
一括見積もりサイトを使うときは、地域で活躍する業者が多く登録されているサイトやサービスを使うことをおすすめします。ミツモアでは簡単な質問に答えるだけで、地域の工務店やリフォーム業者から最大5件の見積もりを受け取れます。
見積書を受け取ったら、見積もりの内容だけでなく口コミや保証の有無などを確認しましょう。ミツモアでは見積書の比較だけでなく、口コミのチェックも簡単に行えます。
フローリング補修の口コミ
床の黒ずみと傷のリペアをお願いしました。 仕上がりは大満足です。 新品同様に仕上げて頂きました。 最初は不安でしたがお人柄もよく楽しい話しも聞けてあっという間に仕上げて頂きました。 料金も大手様の見積もりの1/3程でした。 また何かありましたらよろしくお願いいたします。
フローリングの補修をお願いしました。 とてもお手頃な価格で対応していただきありがとうございました。 補修後は元のキズがわからないほど綺麗な仕上がりで、大変満足しています! また何かあれば、ぜひお願いしたいと思います。
床に炭を落としてしまい直径2cmほど焦げてしまいました。 伊藤リペアーさんに補修してもらいましたが、元々どこが焦げたか全く分からない仕上がりで驚きました。 値段も高くなく、綺麗に直して頂きとても嬉しいです。 また機会があれば是非お願いしたいと思います。 ありがとうございました
フローリング補修の相見積もりで安い業者が分かる
フローリングの補修は補修する広さと傷の深さによって料金が変動します。たとえば5㎠以下の傷1か所であれば、6,000~21,000円が修理費用の相場です。
なるべく安くフローリングを補修したいのであれば、DIYや火災保険を利用して修理をするほかに、一括見積もりで相見積もりをとって、安くてお得な修理業者を選んで依頼することも効果的です。
ミツモアでは最大5件のフローリング補修の見積もりが簡単に受け取れます。自分にあった業者にフローリングの修理を依頼しましょう。