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外置きの洗濯機が凍結したときはどうする?予防法と対処法を解説

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最終更新日: 2024年06月28日

冬に外気温が下がるとき、洗濯機の凍結に注意する必要があります。給水ホースや排水ホースなどに水が溜まっているので、凍ってしまうのです。

この記事では洗濯機の凍結を防止する予防法と、もし凍ってしまったときの対処法を解説します。

外置きの洗濯機の凍結に注意!

アパートの外置洗濯機

冬に外気温が氷点下(0℃以下)になると、水は凍りはじめます。洗濯機の給水ホースや排水ホースにたまっている水も、例外ではありません。

凍結に注意すべきタイミング

外置きの洗濯機であれば、外気温が氷点下になったら凍結防止対策を打ちましょう。

冬は朝と夜の冷え込みが激しいので、洗濯機の使用後や、長期外出のタイミング、就寝前に忘れずに「水抜き」などの対策が必要です。

とくに気温がマイナス4度以下にまで下がると、屋外の水道管が凍りやすくなると言われています。洗濯機の場合は、給水ホースや排水ホースが凍結しやすい箇所です。

給水ホースや排水ホースが凍結すると、蛇口が詰まって水が出なくなります。また水から氷になるとき膨張するので、ホースが破損してしまう恐れも。

室内置きの場合は、給水管の凍結に注意

洗濯機を室内置きしていても、屋外の水道管が凍ることがあります。そうなると洗濯機を運転しても水が出てきません。

また冷え込みが厳しい寒冷地の場合、玄関などの空調が届かないところに置いている洗濯機が凍るケースもあります。

これらの場合は給水管が凍結することがあるので、凍結防止の対策が必要です。

凍結防止対策は水抜きが基本

雪が積もっている様子

洗濯機の凍結を防ぐには、「洗濯機内に水が残っていない状態」にするのが有効です。水がなければ凍らないので、冬の寒い時期には、外置き洗濯機を水抜きしておきましょう。

水抜きの手順

  1. 給水蛇口を閉める
  2. 通常コースの運転ボタンを押す
  3. 電源を切る
  4. 脱水コースの運転ボタンを押す
  5. 給水・排水ホースを取り外して排水

蛇口を閉めて運転しても、はじめは給水ホースに残った水が出てきます。水が出なくなってから1分ほど待ち、電源を切りましょう。

もう1回電源を入れなおし、今度は脱水を行います。洗濯槽や排水ホースに残っている水を出すために、脱水だけのモードを選択してください。

最後に給水ホース・排水ホースを取り外しましょう。このとき、残った水が出てくることがあるので、水濡れに注意してください。あらかじめタオルを当てておけば安心です。

また排水ホースは洗濯機の真下についているため、ホースを抜く際は洗濯機を傾ける必要があります。ケガをしないように、慎重に作業を行いましょう。

【水抜きのときの注意点】

水抜きの作業では、残留水が漏れやすいものです。洗濯機周辺などがビチョビチョにならないように注意しましょう。

とくに水にぬれて困るものがないかも確認しておきます。給水・排水ホースの取り外し時には、タオルや洗面器、バケツなどで水を受け止めると安心です。

またネジで固定するタイプの給水ホースを使っている場合は、取り外す際にドライバーが必要です。

寒波の前には発泡スチロールや布を巻き付けておく

とくに屋外にある給水管などは、あらかじめ保温しておくことで凍結を防げます。

大寒波到来の予報があったときには、あらかじめ発泡スチロールや布タオルなどを給水管に巻き付けておきましょう。

留守にするときは水抜きして蛇口を閉める

家を数日のあいだ開けるときは、給水ホースや洗濯機内部に水が溜まったままにしないことが大切です。

留守中に凍結した部分が破損して、旅行から帰ってきたときには水浸しになっているケースがあるので注意しましょう。

旅行や長期の不在時には、家を出る前に水抜きをして、蛇口を閉めるようにしてください。

凍結したときの対処方法

凍った洗濯機のイメージ

洗濯機や給水ホースなどが凍結したとき、焦って熱湯をかけてしまうと故障や破損につながります。40℃くらいのぬるま湯を使って、徐々に解凍するようにしましょう。

水道管の解凍

水道管が凍結した場合は、自然に溶けるのを待つのがもっとも安全です。どうしてもすぐに洗濯機を使いたい場合は、ぬるま湯で凍った水道管を溶かしましょう。

  1. お湯を沸かして40℃になるまで待つ
  2. 凍結している部分にタオルを巻く
  3. 少しずつぬるま湯をかけていく

手順としてはまず、凍結している水道管や蛇口などにタオルを巻きつけましょう。水道管の急激な温度変化を和らげ、破損を防ぐことができます。またタオルにお湯が染みこむことで、効率的に全体を解凍できるのです。

タオルを巻き終わったら、その上から40℃ほどのぬるま湯をゆっくりとかけていきます。手で触れても火傷しないくらいの温度が目安です。

ぬるま湯をいっきにかけるのではなく、ゆっくりとかけるのがポイント。一気にお湯をかけてしまうと、水道管が温度の変化に耐えられず破損してしまう恐れがあります。

給水ホース・排水ホースの解凍

  1. 取り外せる場合は、ホースを取り外す
  2. ゆっくりと40℃ほどのぬるま湯をかける

給水ホースや排水ホースの凍結にも、ゆっくりと40度以下のぬるま湯をかけましょう。

電飾部分などにぬるま湯がかからないように、最初に取り外すのがベターです。しかし凍結している部分は動きにくくなっているため、無理にホースを動かすと亀裂が入ったり破損したりするかもしれません。

その場合は、タオルを使ってゆっくり解凍するか、気温が高まって自然に解凍されるのを待ってから作業しましょう。

洗濯機本体の解凍

洗濯機本体が凍結した場合も、給排水ホースと同様に40度のぬるま湯を使用します。

洗濯槽が半分以上浸かるくらい(2〜4リットル)のぬるま湯を用意しましょう。洗濯槽に注ぎ込んでから30分ほど放置すれば、徐々に解凍されていきます。

解凍が完了したら洗濯機の電源をつけ、脱水モードで運転しましょう。洗濯槽の中に水が残ったままだと、また凍結してしまうので注意してください。

また50~60℃以上のお湯を使うと、急激な温度変化に対応できず本体が破損する恐れがあります。あせらずに、お湯が人肌より少し熱いくらいの温度になるまで待ちましょう。

水道修理業者に解決してもらうことも可能

お湯を使う対処法は破損につながる可能性があるため、慎重に作業を進めることが大切です。不安な場合や自信がない場合は、業者への依頼も検討してみましょう。

基本的に水道業者なら凍結への適切な対処ができますが、あまり一般的なケースではないため、費用はまちまちです。

そのため複数の業者から見積もりをもらい、料金・サービス内容・対応などに納得できるプロを探すのがオススメ。

急いでいるときは自分で業者を探す時間も惜しいですよね。そんなときはぜひミツモアをお試しください。カンタンな質問に答えていくだけで、すぐに最大5件の見積もりが無料で届きます。

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洗濯機の凍結を正しい方法で対処しよう

洗濯機が凍結したときは、自然に氷が解けるのを待つのがベストです。破損のリスクが少ないので、時間がある場合は自然解凍しましょう。

自分で解凍する場合は、40℃ほどのぬるま湯とタオルを用意しましょう。タオルを巻き付けてから、ゆっくりぬるま湯をかけるのがポイントです。

大寒波が来ることが分かっている場合は、あらかじめ保温や水抜きなどの対策をしておきましょう。冬に家を留守にするときにも、対策を打っておくと安心です。

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