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引越し用のダンボールはどこで手に入れる?必要数の目安や通販で入手できるか解説

最終更新日: 2024年10月29日

引越し時に大量に必要となるのがダンボールです。引越し業者を利用するのなら業者からもらえますが、業者を利用しない引越しでは自分で調達する必要があります。

引越し用のダンボールを購入できる場所と、引越し前日にダンボールが足りなくなってしまったときの対処法などをご紹介いたします。

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引越し用ダンボールを購入できる場所

部屋に溜まった段ボール

引越し用のダンボールを購入できる場所は大きく分けるとネット通販とホームセンターの2種類です。

ネット通販ではAmazonなどの大手ECサイトのほか、ダンボール専門通販サイトもあります。

購入場所ごとの特徴を確認してみましょう。

購入場所 1枚当たりの単価
大手ECサイト(Amazon、楽天市場など) やや高い 単身者~2人家族向けのセット販売が多い
ダンボール専門通販サイト 安い 10枚単位での注文になることが多い
ホームセンター やや高い 1枚ずつ必要な分だけ買える

ネット通販

引越し日まで時間的余裕があるのなら、ネット通販を利用して引越し用のダンボール箱を集めることをおすすめします。

組み立てていないダンボールであっても、量があればかさばってしまうものです。ネット通販を利用すればダンボールは自宅に届くため、購入後の持ち運びに苦労することがありません。

ただし引越しの前日に足りない分を補うことには向いていません。ネット通販でダンボールを集められるのは、引越しの7日前程度までと考えた方が良いでしょう。

そのほか、通販サイトを利用するときは何枚から購入できるかを確認しましょう。

1枚あたりの料金は安いものの10枚単位での購入となるサイトもあります。1枚だけ欲しいといった場合にはネット通販よりも実店舗に買いに行った方が早いことが多いです。

Amazonや楽天市場など大手ECサイト

ボックスバンク ダンボール 引っ越しセット1~2人用|Amazon
ボックスバンク ダンボール 引っ越しセット1~2人用|Amazon

Amazonや楽天市場といった大手ECサイトでは、主に単身引越し向けのダンボールが販売されています

専門通販サイトと比べると単価がやや高めに設定されていますが、送料込みの値段であることが多いです。また普段から利用している人であればたまったポイントも利用できます。結果的に専門サイトよりも安く買えることがあります。

そのほか大手ECサイト経由で購入すると、商品到着が早い傾向があります。急いでいるときでもすぐにダンボールを調達できるのは大きなメリットです。

ダンボール専門通販サイト

ダンボール通販サイトでは様々な大きさのダンボールや、特定の荷物を運ぶことに特化した機能性の高いダンボールも販売されています

大手ECサイトを利用するときよりも柔軟に、自分に必要なダンボールを購入できるのが大きなメリットです。

3人以上の家族での引越しに必要なダンボールを入手するなら、専門通販サイトを利用すると1枚あたりの単価を低く抑えられるでしょう。

引越しで使うダンボールを買うなら、ダンボールワンダンボールエースがおすすめです。

ダンボールワンは最小注文数が10枚からですが、最短即日出荷で必要なときにすぐに手に入れられます。

また北海道や沖縄、離島地域以外は送料が無料というのもうれしいポイントです。

ダンボールエースは別途送料がかかるものの、高品質なダンボールを1枚から購入できます。

取り扱っている商品数も業界最多の4,000種類であるためニーズにあったダンボールを手に入れられます。

どちらのサイトも引越しの荷造りで必要になる梱包資材も多数取り扱っています。引越しが決まった時にダンボールと一緒に購入すると良いでしょう。

ホームセンター

ホームセンターでもダンボールを販売しています。クラフト用もありますが、物を運ぶうえで十分な強度があるものは引越しにも使えます。

ホームセンターではダンボールを1枚ずつ販売していることが多いです。そのため、引越し前日にあと1枚だけダンボールが足りないというときに利用できます。

町中にある都市型店舗ではなく、郊外型店舗の方がダンボールを販売している傾向があります。

ダンボールだけではなくクラフトテープやビニールひもなど、梱包に必要なものもまとめて購入できます。

カインズホーム

カインズホームは引越しに使えるダンボールの取り扱いが豊富です。折り曲げて高さを変えられるダンボール箱もあるため、入れた荷物に対して箱が大きかった場合でも大きさを調節して梱包できます。

取り扱い店舗はさほど多くないため、店舗で購入するのであれば事前に在庫を確認しておくことをおすすめします。

コメリ

コメリでは野菜や米を発送する際に使うダンボールが販売されています。丈夫で壊れにくいため、見た目を気にしないのであれば引越し用のダンボールとして使えます。

商品の性質上、最少販売単位が決まっている可能性があります。1枚だけ欲しいという場合には別のホームセンターを利用した方が良いかもしれません。詳細は各店舗にご確認ください。

ニトリ

ニトリでもダンボールの取り扱いがあります。ただし公式通販サイトであるニトリネットのみの取り扱いであるため、店頭販売はされていません

10枚ごとの購入となるため、引越し準備期間の最初期に利用することをおすすめします。

無料でダンボールを入手する方法

引越し用のダンボールは購入するだけでなく、無料で入手することも可能です。

無料入手できるダンボールを使うときにはいくつか注意点があるものの、うまく使いこなせれば引越しに関する費用を抑えられます。

スーパーやドラッグストアでもらう

スーパーやドラッグストアに並んでいる商品の多くは、ダンボールに詰めた状態で各店舗に届きます。従業員に問い合わせれば、商品を出して空になったダンボールをいくつかもらえることがあります

注意点は必ずしももらえるわけではないことです。店舗の方針や回収業者と契約しているなどの理由からダンボールの譲渡をしていない店舗は少なくありません。

通販で買った商品が入っていたダンボールも利用できる

水濡れしていないきれいなダンボール箱であれば、通販サイトの商品が入っていたダンボールも利用できます

ただしどれだけきれいに見えても1度使った中古であることには変わりません。新品のダンボールを使うときよりも厳重に補強をしましょう。

引越しに適したダンボールの選び方

ダンボール

引越しで安全に荷物を運ぶためには、荷物にあったダンボール箱を選ぶ必要があります。

引越しで使うダンボールを選ぶ時に注意したいことを確認してみましょう。

引越しで使いやすいのは100~140サイズ

ひと言で「引越し用のダンボール」と言ってもその大きさはさまざまです。

引越しで使いやすいダンボールの大きさは100~140サイズと呼ばれるものです。サイズはなにで決まっているかというと高さ・横幅・奥行の3辺の合計です。

例を挙げると、3辺合計が100cm未満であれば100サイズです。

参考として、大手業者が用意しているダンボールのサイズをご紹介します。

会社名 ダンボールの大きさ
アート引越センター 120サイズ(Sサイズ)

140サイズ(Mサイズ)

アリさんマークの引越社 110サイズ(Sサイズ)

130サイズ(Mサイズ)

日通 100サイズ(Sサイズ)

120サイズ(Mサイズ)

アーク引越センター 公式サイトに記載なし
サカイ引越センター 公式サイトに記載なし

箱の大きさごとに詰める荷物を変える

大きさ 詰めるもの
100サイズ 本や食器など重量のあるもの
120サイズ CDやDVD、Tシャツなど比較的軽いもの
140サイズ フリースジャケットや靴など軽くてかさばるもの

荷造り用のダンボールは複数のサイズを用意し、中に入れるものによって使い分けるようにしましょう。

昔から「大は小を兼ねる」と言いますが、引越しに関してはそうとは限りません。140サイズのダンボールのみを用意した場合、本や食器など重いものを詰めすぎて持ち運べなくなったり、落として中身を破損させてしまったりすることが考えられます。

運びたい荷物をざっと確認してみて、用意するべき箱の概算を立てることが重要です。

強度が高いダンボールの選び方

一般的に引越しなどで用いられているダンボール箱は、Aフルートと呼ばれる厚さのものです。

フルートとはダンボールの波部分、中芯とそれを挟むライナーを合わせた厚みを指します。

フルート表記のほかに、5mm厚と記載されていることもあります。

荷物を運ぶからには頑丈であればあるほど良いと考えてしまいがちですが、フルートを厚くして頑丈にすればするほど箱そのものが重くなってしまうことにご注意ください。

またフルートだけではなく、中芯を挟むライナーの素材も重要です。

C5と呼ばれる素材は古紙の含有率が高いため強度は低めです。反対にK6はバージンパルプの配合量が多いため、固く丈夫です。

通常、引越しのダンボール箱はK5という、K6よりもバージンパルプの含有量が低いものを使用しています

機能性が高いダンボール箱もある

機能性が高いダンボールの例 特徴
持ち手つきタイプ 力が弱い人でも簡単に箱を持ち上げられる
ハンガーボックスタイプ 洋服を運ぶときにシワがつかない
メモ欄つきタイプ 中に何が入っているかがすぐにわかる
巻きダンボール ダンボール箱内の隙間を埋めたり、箱に入らない大きな荷物を覆ったりできる

引越し用のダンボールの中にはハンガーにかけたまま洋服を運べるものや、持ち手つきで持ち運びが簡単なものなど機能性の高い製品があります。

自分に合ったものを組み合わせれば大切な荷物へのダメージを最小限に抑えつつ新居に運び込めます。

持ち手つきタイプ

WEIMALL 取っ手穴付き ダンボール 100サイズ 10枚セット|Amazon
WEIMALL 取っ手穴付き ダンボール 100サイズ 10枚セット|Amazon

側面に持ち手がついているタイプのダンボールは、力が弱い人でも持ち運びやすいというメリットがあります。

製品によっては持ち手の穴から中にゴミなどが入らないようにフラップを閉じられるものもあります。

ハンガーボックスタイプ

アースダンボール ハンガーボックス 1箱セット|Amazon
アースダンボール ハンガーボックス 1箱セット|Amazon

ハンガーボックスタイプのダンボールであれば、ジャケットやブラウス、スカートなどシワをつけたくない服をハンガーにかけたまま運べます。

メモ欄つきタイプ

たくさんのダンボールを使う引越しでは、荷解きをするときにどのダンボールに荷物を入れたかが分からなくなりがちです。

何を入れたかを書き込めるメモ欄つきのダンボールであれば、どの箱にどんな荷物を入れたかがすぐ分かります。

巻きダンボール

巻きダンボール 1000mm×25M×1本|Amazon
巻きダンボール 1000mm×25M×1本|Amazon

巻きダンボールは箱に入らない大きな荷物を包んだり、荷物を入れた箱の中の隙間を埋める緩衝材として使います。

引越し用ダンボールの枚数の目安

初めての引越しをする人などは、自分の荷物を詰めるのにどのくらいのダンボールが必要か分かりませんよね。

そこで、世帯人数別におおよその目安量を表にしてまとめました。ぜひ参考にしてください。

世帯人数 使用枚数の目安
単身者 10~20枚
2人家族 20~40枚
3人家族 40~60枚
4人家族 50~90枚
5人家族 80枚以上

あくまで目安のため、実際に使用する量は荷物量によって大きく変化します。

引越しで使うダンボールの枚数について、詳細は関連記事をご確認ください。

ダンボールに荷物を詰めるときの注意点

ダンボールに荷物を詰めるとき、何も考えずに詰めてしまうと運搬時にケガをしたり、荷物が破損したりする可能性があります

ダンボールへの詰め方のコツや、アイテム別の梱包テクニックは、以下の記事で詳しく解説しています。

荷物を詰め込みすぎない

1度に多くの荷物を運べるようにと、ダンボール箱いっぱいにものを詰めてしまう方がいます。

箱いっぱいに物を入れてしまうと、入れたものが中でぶつかって破損したり、箱が重すぎてぎっくり腰になったりします。

ダンボール箱の6~8割を目安に荷物を詰めます。隙間が気になるようならば、タオルや新聞紙などの緩衝材を詰めて荷物の破損を防ぎましょう。

貴重品等は引越し業者に運んでもらえない

引越し業者に頼めばなんでも運んでもらえると思っている方は多いですが、いくつか運べないものもあります

運べないものの例が貴重品です。現金や通帳、貴金属類が該当します。

それらのものをダンボールに詰めて運んでもらい、荷物が紛失しても補償の対象外とされます。貴重品は自分で管理しましょう。

ダンボールが足りなくなったときの対処法

荷造りの途中でダンボールが足りないと気づいたら、できるだけ早めに対応しましょう。荷造りが終わっていないと引越しのスケジュールに影響してしまいます。

足りない枚数によって取るべき行動が変わります。

数枚足りないなら近所のお店にもらいに行く

あと2~3枚足りないというときは、近所のスーパーやドラッグストアへ行き、事情を話してダンボール箱を分けてもらえないか聞いてみましょう

店舗によってはレジの横などにダンボールが置いてあり、そこから持って行くように指示されるかもしれません。

レジの横やサッカー台付近などに置いてあるダンボールは、基本は買い物客向けのサービスとして提供されているものです。もらうとしても2枚程度にとどめ、なお足りない分はほかの店舗などで調達しましょう。

10枚以上足りないならホームセンターで買う

もしも10枚以上足りないことに気づいたらホームセンターで購入しましょう。

持ち帰るのが大変だからといって配送サービスを使ってしまうと、買いに行った意味がなくなるためご注意ください。

引越しで使ったダンボールの処分方法

引越しをして荷ほどきを終えた後は、ダンボールを適切に処分しなければいけません。

引越し業者を利用した場合は業者に回収してもらうことがほとんどですが、自分でダンボールを調達したのであれば、処分先も自分で見つける必要があります。

使用済みダンボールを処分する方法をご紹介いたします。

資源ごみ回収に出す

自治体のごみ回収に出すのならば、ダンボールは燃えるゴミではなく資源ごみとして収集してもらいます

資源ごみとして収集してもらえればお金はかかりませんが、ごみ回収の日まで適切に保管しなくてはいけません。

燃えるごみとして出せるダンボールは水濡れや過度な汚れによりリサイクルができないもののみです。この場合は30cm未満の大きさになるように分解してから捨てます。

古紙回収業者に依頼する

資源ごみの回収日までダンボールを置いておけないのであれば、古紙回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。自治体によっては、ホームページ内に持ち込み回収をしてくれる業者の連絡先を掲載しています。

また不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうこともご検討ください。家族で引越しをし、処分したいダンボールがたくさんあるのであればおすすめの方法です。

引越し業者探しは早めに行おう

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引越しをスムーズに進めるためには、早い段階から引越し業者を探すことが重要です。

理想は引越し日の1か月前から探し始め、2週間前には決定しておきましょう。繁忙期に引っ越すのであれば1か月前には業者を押さえておくことをおすすめします。

引越し業者探しは一括見積もりで効率よく行いましょう。複数の業者からもっとも自分にマッチした条件の引越し業者を見つけられますよ。

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