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ストーブを処分するには?故障時の症状、処分の注意点、灯油の捨て方も解説

最終更新日: 2023年03月16日

最近ストーブの調子が悪いと感じている方はいませんか?

そもそも、ストーブの買い替え時期や処分すべきタイミングはどこで判断すればいいのでしょう。この記事ではストーブの寿命や故障したときの症状、処分する方法まで詳しく解説します。

灯油の捨て方についても紹介するので、壊れてしまったストーブや調子が悪いストーブを捨てるときの参考にしてください。

ストーブ・ファンヒーター故障時の症状と買い替え基準

使用中の石油ストーブ
ストーブを処分する時期は?

まずは、ストーブ・ファンヒーターの寿命・故障時の症状・買い替えの基準について紹介します。故障したときの症状を知っておけば、故障に気づかないまま使ってしまうことはありません。

壊れたものを使い続けた場合、事故になる可能性もあるのでしっかり読んで故障の症状を把握しておきましょう。

ストーブの寿命

電気ストーブや石油ストーブの寿命は5年前後と言われています。故障していないからと、使い続けている方もいますが、安全性を考えるとおすすめはできません。

寿命を過ぎてからストーブに不具合があった場合、メーカーは修理を受け付けてくれないのです。メーカーでは、ストーブの部品を保有しておく年数が決まっており、保有期間はメーカーによって異なります。多くのメーカーが5年を保有期間としているため、5年以上経つと修理をしてもらえないことが多いです。

また、ストーブも5年以上経つと不具合が出てくることが多くなります。修理にはそれなりに費用がかかってしまうため、買い替えた方が安く済むことも。ストーブの寿命は5年程度であると想定しておきましょう。

故障時の症状① 火が付きにくくなる

ここからは、故障時に起こる症状について解説していきます。まず、挙げられる症状は「火が付きにくくなること」でしょう。ファンヒーター・石油ストーブどちらのタイプでも見られる現象です。

ファンヒーターの場合、原因は長年使っていたことによりホコリが溜まってしまい、着火できなくなったこと。ストーブの場合は、燃やすための燃焼剤が無くなっている場合が考えられるでしょう。

そのまま放置していると、部屋は温まらないのに灯油だけを無駄に消費していくことになります。灯油代が無駄になってしまうので、思い切って買い替えを検討しましょう。

故障時の症状② 異臭や異音が発生する

故障時の症状2つ目は「異臭や異音が発生する」というものです。こちらもファンヒーター・ストーブどちらにも当てはまるので、注意しましょう。原因は、不完全燃焼によるものが多いです。長年使っていたことにより、部品が劣化して石油が漏れていることもあります。特に異臭は石油ストーブに起こりやすい不具合です。

不完全燃焼が続いたまま放置すると、一酸化炭素がストーブから排出され、一酸化炭素中毒を起こしてしまう可能性も。異臭や異音を感じ取った場合にはすぐに使用を中止しましょう。すぐに換気をして、専門業者に問い合わせることをおすすめします。

買い替え時はいつ?

ストーブを買い替えるタイミングをまとめてみましたので、御覧ください。

  • 使い始めて5年を超えたあたり
  • メーカーの部品の保有年数を超えたあたり
  • ストーブが故障したあたり

5年たったあたりからストーブに不具合が生じ始めます。メーカーの部品保有年数を超える時期を買い替え時と考えてもいいでしょう。保有していない部品を取り替える場合、修理費用がかさんだり、部品の取り寄せに時間がかかったりすることも想定されます。なかなかストーブが修理から戻らなくて寒い思いをすることがないように、5年程度で買い替えを検討することをおすすめします

また、ストーブが故障したタイミングで買い換えてもいいかもしれません。特に保証期間が過ぎてからの修理は費用がかかりますので、思い切って処分し新しいストーブを購入することを選択肢に入れましょう。

ストーブ・ファンヒーターの処分方法

廃棄されているストーブ
ストーブ・ファンヒーターの処分方法は?

ここからは、ストーブ・ファンヒーターの処分方法をご紹介します。ストーブ・ファンヒーターの処分方法は4つあり、それぞれ処分費用や処分方法が違います。また、住んでいる地域によって選択肢は変わるでしょう。まだ新しいストーブで使える状態ならば、売却することも可能です。詳しく説明しますので、4つの方法の中から自分に合った方法を選んでください。

自治体に粗大ごみとして出す

一般的に、石油・ガス・電気ストーブ、ファンヒーターは粗大ごみに分類される自治体が多いです。一辺が30㎝以上だと粗大ごみ、それより小さいものは不燃ごみに分類されています。詳しい分類は自治体によって異なりますので、HPなどで確認しましょう。

自治体に依頼する場合の処分費用は300〜700円くらいのところが多く、粗大ごみで出せるのであれば処分費用を抑えられます。粗大ごみの処分の手順は以下の通りです。

  1. 自治体に電話またはHPから申し込みをする
  2. 有料ごみ処理券を購入する
  3. ストーブ・ファンヒーターに貼る
  4. 指定日に出す

ごみ処理券の種類は自治体によって異なりますが、申込みのときに案内してもらうことができます。メモをしっかり取って、正しいものを購入するようにしましょう。ストーブに有料ごみ処理券を貼るときは、目立つところに貼ってください。氏名や予約番号の記入欄があったら忘れずに書くようにします。

リサイクルショップに持っていく

まだ使える状態のストーブであれば、リサイクルショップに持ち込むと処分費用がかからないばかりか、お小遣い程度の金額で買い取ってもらえることもあります。しかし、5年以上経ってしまったものは、値がつかないことがあるので注意しましょう。リサイクルショップへの持ち込みは、比較的新しいストーブを持っている方におすすめの処分方法です。

処分方法もいたって簡単で、リサイクルショップに持っていくだけ。その場ですぐに査定をしてもらえます。査定額に納得できたら、承諾してお金をもらいましょう。車がなかったり、忙しかったりしてリサイクルショップに行けない人は、宅配買取出張買取を利用してみてください。

家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店で引き取ってもらうこともできます。処分費用は無料〜1,000円と、家電量販店によって処分費用・処分方法が違うため注意が必要です。しかし、家電量販店での引き取りは「新しいものを購入することが前提条件」となっているケースがほとんど。買い替えを検討している方におすすめの方法と言えるでしょう。

処分方法は、古いストーブを持ち込んで、新しいストーブを購入するだけです。会計前に「古いストーブがあるのですが、回収お願いします。」と申し出ておくとスムーズに処分することができます。

家電量販店によっては実施していないところもあるので、電話などで事前に問い合わせてから行きましょう。

不用品回収に出す

不用品回収もストーブを回収してくれます。処分費用は1,000〜2,000円程度と他の方法と比べると費用がかかるのが難点ではありますが、灯油の処分も一緒に依頼できるケースが多いのがメリットです。また、ストーブ以外にも回収してほしい不用品がたくさんある場合、まとめて回収をしてもらえるので、処分するものが多い人におすすめの方法と言えるでしょう。自宅まで取りに来てもらえるため、忙しい方や重い荷物を運ぶことが難しい方にもおすすめです。

不用品回収は、深夜・早朝でも営業していることが多く、運び出しからおこなってくれます。利用する際は、不用品回収業者に申し込みの電話をし、見積書をもらいましょう。見積書の内容で問題ない場合には契約、作業に入ってもらいます。

見積もりだけでもOKな業者も多いので、気になる方はまずは見積もりを依頼するといいでしょう。

ストーブ・ファンヒーターを処分する際の注意点

部屋に置いてある石油ストーブ
灯油と電池は必ず取り除いてから処分!

ここからは、ストーブ・ファンヒーターを処分するときの注意点について紹介します。粗大ごみ・リサイクルショップ・家電量販店・不用品回収などの処分方法を使った場合に、注意することは1つです。しかし、この注意点を守らないと思わぬ事故につながることもあります。そのため、しっかり読んで頭にいれておきましょう。

灯油・電池は取ってから処分する

ストーブ・ファンヒーターに残ってしまった灯油や電池は必ず取ってから処分するようにしてください。灯油や電池が残っている状態のまま処分してしまうと、発火するリスクがあります。事故を防ぐためにも、きちんと抜いてから処分しましょう。

乾電池が入っている場所はストーブによって違いますので、よく説明書を見て取り外すようにしてください。説明書が見つからない場合には、インターネットで型番を検索するとオンラインで説明書を閲覧できることもあります。

残った灯油の処分方法については、次項の「残った灯油の捨て方は?」でお伝えします。

残った灯油の捨て方は?

ポリタンク
灯油の捨て方は?

ここからは、残りの灯油を捨てる方法について解説していきます。捨て方は主に2つです。灯油の量を見ながら、処分しやすい方法で捨てるようにしましょう。

また、灯油の捨て方でよくある疑問として「灯油は保存できるのか」が挙げられます。この疑問にもお答えしているので、参考にしてみてください。

使い切る

まずは、使い切る方法です。残った量が少ない場合には、この方法で処分しましょう。使い切るときに洗濯物に当てておくと、冬場なかなか乾かない洗濯物を効率的に乾かすことが可能です。余った灯油は有効利用して使い切りましょう。部屋干し臭が気になる方にもおすすめです。

洗濯物の乾燥に使わないのであれば、窓を開けて換気をしながら使いましょう。部屋が熱くなりすぎると、体調を崩してしまうことにもなります。焚き火の燃料に使うのは絶対にやめてください。最悪の場合、大火事になってしまうこともあります。必ずストーブで使うようにしましょう。

ガソリンスタンド・灯油販売店に持っていく

ガソリンスタンド・灯油販売店に持っていくことで、処分することも可能です。ポリタンクいっぱいに灯油が余っている場合には、ガソリンスタンド・灯油販売店に持ち込んで処分を依頼するほうがいいでしょう。処分費用は店舗によって違うので、事前に確認してください。

ガソリンスタンドの場合には、ポリタンクをそのまま持っていって処分してもらいたいことを伝えましょう。灯油販売店の場合、その店舗で購入したことがわからないと回収してもらえません。そのため、レシートや領収書は取っておくようにしましょう。

店舗によっては、灯油を回収していないケースもあるため、事前に問い合わせてから行くと安心です。

保存はできる?

結論から言うと、灯油は1シーズン中は保存しておくことが可能ですが、来シーズンまでは保存できません。なぜなら、灯油は夏の気温上昇や梅雨による湿気に耐えることができず、劣化してしまうからです。

シーズン中、品質を落とさないポイントとしては以下を参考にしてください。

  • ポリタンク・一斗缶で保存
  • 暗いところ
  • 雨に当たらないところ

灯油は日光にあたってしまうと、劣化します。外の光が灯油に当たらない形状の容器で、なおかつ暗い場所に保管しましょう。また、灯油は雨水が入ると使うことができなくなります。必ず屋根がある場所で保管するようにしてください。

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