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【孤独死の原因】高齢者だけでなく若者も?対策法も解説!

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最終更新日: 2018年11月28日

近年孤独死の増加が社会問題となっております。孤独死は、高齢者だけではなく若い世代にも増加しており、残されたご家族・友人の心に大きな傷が残ってしまうものです。

「SNS普及による近所づきあいの希薄化」や「未婚率の増加」など、社会の大きな変化が原因となっているといわれておりますが、そのほか今からでも対策できる原因や、実際に起こってしまった時の対処の大変さについてこの記事ではご紹介します。

そもそも孤独死の意味とは?

孤独死の意味
そもそも孤独死の意味とは?

人生の終期を一人で迎える状況を孤独死と呼びます。「孤独=ひとり」ですから、ひとりで死ぬという意味そのものです。孤独死の原因になるものは、何気ない生活の中で急に起こることもあれば、十分な対策ができずに徐々にということもあり、対策があれば防げることも少なくありません。

市区町村など政府がらみの場所では「孤立死」、警察独特の呼称では「変死」とされる孤独死には、定義がありません。死に至った時に周囲に誰もいない、死後の発見が遅れてしまう、といったことも孤独死になります。

多くの方がイメージする孤独死の中には、どんなイメージがあるでしょうか。未婚単身者や天涯孤独な人生を歩まざるを得なかった方を想像するかもしれません。ただ、同じ状況であっても孤独死の原因となるわけではなく、もっと根深い場所に本当の孤独死の原因が隠されていることが多いです。

すでに始まっている超高齢化社会、加速する人間関係の希薄化、離婚率の高さ、貧困など、さまざまな孤独死の原因がある中、私たちはどのように対策していけばよいのでしょう。行政レベルでの対応や対策の前に、まずは私たち一人ひとりが、真剣に考えなければならない時期にきています。

孤独死が増加してる原因

内閣府による孤独死の割合推移
死因不明の急性死や事故で亡くなった人の検案、解剖を行っている東京都監察医務院が公表しているデータによると、東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数は、平成27(2015)年に3,127人となっている

内閣府より引用

内閣府の調査によると、東京都内における一人暮らしの65歳以上の方が自宅で死亡する数は年々増加傾向にあることが分かります。過去10年の推移をみても、その数は増減しながら伸び続けており、孤独死がより身近な問題として迫っているといっても過言ではありません。
孤独死の原因になるものには、貧困の増加や未婚率の増加、SNSの普及やパラサイトシングルの高齢化、核家族化などが代表例として挙げられます。

孤独死の原因1:貧困者の増加

孤独死の原因となるものの一つに貧困があります。貧困に陥る原因には企業の倒産やリストラなど、再就職が難しい年齢での失職がきっかけになるのです。働き盛りの年齢で家庭があり、子供があればさらに金銭的な苦痛を感じるでしょう。また、金銭的な問題は夫婦関係にも大きな困難をもたらすため離婚に至るケースも。両者ともに独身者となっても、すぐに余裕を取り戻すことも難しく、国の支援を受けながら生活する方も多くなります。

収入が少ない状態では、他者と比較して精神的苦痛を伴うことを軽減するため、世間との距離を大きくしがちです。また、そうして孤立が進むほど何気ない相談場所や、心のよりどころを失うことも。孤独死の原因となる貧困者には、相談する場所や身寄りもなく、自身の体に病が迫っていても病院へかかる費用も捻出できないことがあります。貧困と孤独死には深い関係性があるのです。

孤独死の原因2:未婚率の増加

孤独死の原因には婚姻数も原因になると考えられています。内閣府が調査した未婚率調査によれば1970年代前半と比較した婚姻率は平成28年には約半数となっており大幅な減であることが分かります。平成27年の年齢別調査でも、30代での未婚率は男性2~3人に1人、女性3~4人に1人という結果があります。
未婚のままでも、ある一定年齢までは孤独でも生活していけるでしょう。しかしながら、毎日の食生活の乱れから起こる体調不良、孤独という精神的不安と病み、年老いた体での日常生活内での不便や思わぬ負傷など、一人ではどうすることもできない環境が目立ってきます。
特に男性は家事も苦手とする方が多く、住環境が乱れがちに。熟年離婚後に単身者となる場合も同様に、生活の質が落ちしてしまうことも見受けられます。こうした未婚率の増加は現在も目立ちますが、今後はさらに増え続けていくでしょう。未婚率が高い社会は孤独死が多くなる原因の一つとなることも十分に考えられるのではないでしょうか。

厚生労働省による未婚率推移

婚姻件数は、第1次ベビーブーム世代が25歳前後の年齢を迎えた1970(昭和45)年から1974(昭和49)年にかけて年間100万組を超え、婚姻率(人口千人当たりの婚姻件数)もおおむね10.0以上であった。その後は、婚姻件数、婚姻率ともに低下傾向となり、1978(昭和53)年以降2010(平成22)年までは、おおよそ年間70万組台で増減を繰り返しながら推移してきたが、2011(平成23)年以降、年間60万組台で推移しており、2016(平成28)年は、62万531組(対前年比14,625組減)と、過去最低となった。婚姻率も5.0と過去最低となり、1970年代前半と比べると半分の水準となっている。

内閣府より引用

孤独死の原因3:SNS普及による近所付き合いの希薄化

都心部になればなるほど近所付き合いが希薄化し、挨拶や会釈すらないような環境は珍しくありません。しかし、ここに拍車をかけるのが若者から高齢者まで多くの人が利用しているSNS。リアルでつながれない分、顔の見えない人たちとの交流ができるツールとしても、発展し続けています。もちろんSNSには、共通の趣味や考え方の人たちとつながれる喜びはあるでしょう。でも、孤独な心を埋めてくれるかもしれませんが、手を差し伸べてあげることはなかなかできないものです。
それでもSNSがやめられない依存してしまう人の中には、自分がどんな風に毎日を過ごしているのかを知ってもらえる安心感があるからです。近所では世間体などもあり、人と少しでも違うことがあればうわさされ、認め合うことができない世界になってしまっている地域もあるでしょう。孤独は、本音でぶつかり合えるスマホの画面の中に多くの人を生むことになっているのです。

孤独死の原因4:パラサイトシングルの高齢化

未婚率の話を先ほども取り上げましたが、その中でも孤独死となる原因を大きくしてしまうのではないかと危惧されるのがパラサイトシングルです。パラサイトシングルは、大人になった状態でも親と同居し、生活のあらゆる面で親離れしない依存型の単身者を指しています。
パラサイトシングルという言葉が生まれたのは約40年前。その中にはコミュティに参加する力が低く、引きこもりがちな方が多いです。結婚適齢期を大幅に更新し親を亡くしてしまうと、そこから仕事を探したり出会いを探したりすることは困難を極めます。生活をしていく上での基本的なことを知らないことも多く、未婚で独立している人よりもはるかに浦島太郎的な世間知らずになっているかもしれません。
現在40歳前後の年齢にあって、パラサイトシングルを続けている方は要注意です。老人になって、孤独死の原因がパラサイトシングルだったから、というのも悲しいものがあります。

孤独死の原因5:核家族化の増加

子供たちが家庭を築き、昔ながらの3世代同居といった形があれば孤独死を免れることにつながるでしょう。しかし日本の核家族化は年々増加傾向になります。
平成27年に総務省が行った国勢調査では、総人口の約3割しか同居をしていないという結果が出ています。また、平成12年に行われた同調査からずっとその数は減り続けていて、今後も減少傾向となることが考えられるのです。

また同調査において65歳以上人口の6人に1人が単独世帯であるという結果も出ています。

家族はいるのに同居はできず、離れて暮らしている方も多いでしょう。仕事の関係や嫁姑問題などのストレスから互いが避けている傾向もあるかもしれません。家族がありながら高齢者の孤独死が多いことは、こうした核家族化が進んでいることも原因の一つになっています。

総務省による男女別 65 歳以上人口の推移

65歳以上人口のうち,単独世帯の人口は592万8千人となっている。また,65歳以上人口に占める割合は17.7%となっており,65歳以上人口の6人に1人が一人暮らしとなっている。

総務省より引用

高齢者だけでなく若者の孤独死にも注目

若者の孤独死原因画像
高齢者だけでなく若者の孤独死にも注目

老人の孤独死はすぐにイメージができるかもしれません。しかし若者の孤独死も少なくありません。

若者の孤独死の調査データは見つからなかったのですが、実際に若者の自殺率は年々増加傾向にあります。

例えば一人暮らしで体調が悪く急死しても、誰にも気付いてもらえないこともあるでしょう。正社員以外の若者が会社を無断で休むことがあっても、会社では気にも止めません。上京したのはいいものの、仕事が上手くいかないときには金銭的にも苦しい状態は続きます。親や友達に助けてほしいということもできず、病に倒れてしまうことも。
雇用が不安定な中、自立を夢見て一人暮らしを始めたがる若者は多いです。しかし、新天地での人間関係も希薄なものになり、自分の思いを口にすることもできないまま苦しむことも多いのです。

我が子が孤独死を想定することなど、考えたくもありません。定期的な連絡や訪問、会話の中から状況を感じ取ることは非常に重要になってきます。


日本の若者の自殺率は、この20年間でトップにのしあがっています。欧米諸国は減少傾向にあるのに対し、日本はその逆だからです。お隣の韓国も、似たような傾向を呈しています。「失われた20年」の困難は、若年層に凝縮されてきたといってもよいでしょう。

PRESIDENT Onlineより引用

孤独死しやすい人の特徴

孤独死しやすい人の特徴画像
孤独死しやすい人の特徴

孤独死しやすい人には、共通する特徴がみられるといいます。1人暮らしであり、経済的にも厳しい状況がある。また、社会的なつながりを持てずに亡くなっていく方々には、以下のような共通点や特徴がみられます。孤独死の原因となる特徴を把握することで、当事者ではない人にも目配り気配りをする機会をもつことができるはずです。

孤独死しやすい人の特徴1:経済力が低い(貧困)

経済力が低いまま年齢を重ねてしまうと行動範囲が狭くなり、ますます不健康な引きこもり状態になって孤独死のリスクが増えていきます。

特に単身世帯や大人ひとり+子供の世帯は貧困である割合が高いです。実際に、厚生労働省の調査によると、貧困は単身世帯や大人ひとり+子供の世帯に高い結果が明らかとなっています。下記の表は相対的貧困率を世帯主別・世帯類別に数値化したものです。単身の相対的貧困率が21.6と34.7と数値が高いことから、単身は貧困の割合が高いことがわかりますね。

貧困の観点から見ると、単身である人が孤独死する確率が高いのも納得がいきます。

厚生労働省による相対貧困率
全国消費実態調査の属性別の相対的貧困率は、結果表の数値を加工して算出。国民生活基礎調査の属性別の相対的貧困率は、全国消費実態調査との比較のため、通常厚生労働省が公表している集計とは異なった区分を用いている。

厚生労働省より引用

孤独死しやすい人の特徴2:男性

男女ともに孤独死のリスクはありますが、特に男性は女性よりも多くなる傾向があります。生活の中に彩りを加えるのが上手ではなく、必要最低限の家事だけで生活の質がよくありません。特に働くことばかりに集中したあと中高年になり、熟年離婚などになってしまうとこういったケースは深刻化します。

会社では地位を確立してきた方でも、地域のコミュニティなどには参加もしたことがなく、基本的には人付き合いも苦手な男性も孤独死に陥りがち。もし亡くなっても、誰にも発見してもらえないままになることも多いでしょう。

孤独死しやすい人の特徴3:高齢者

高齢者になれば体のあちこちに不具合が出てきてもおかしくありません。体力が衰えていくばかりか、浴室での転倒や病気なども心配です。また外出も疲れるようになってくると、家に引きこもりがちになってしまいます。地域の声掛けや、一人暮らしをサポートする活動が活発でないエリアは、特に注意が必要になってきます。

孤独死を未然に防ぐ対策法

孤独死を未然に防ぐ方法
孤独死を未然に防ぐ対策法

孤独死の原因に対する対策は、多くの支援や市区町村レベルでの対策から行われることも多くなっています。貧困などに関しては生活保護の支給などもありますが、本来受給対象となる方が不正受給者によってさらに審査が厳しい状態になり、困窮する問題も起こっているのです。行政に頼らない孤独死を防ぐ対策が、今後はさらに必要とされています。

孤独死対策法1:老人ホームへの入居

家族があっても一人暮らしを余儀なくされ、そのまま地域や家族との交流も頻繁に持てない老人の孤独死があります。仕事などの理由で十分なケアもできないという家庭では、老人ホームへの入居を検討することも孤独死を防ぐ対策として検討することが望ましいでしょう。
また、貧困で入居ができないと悩まずに役所へ相談すれば、養護老人ホームに入居できるかどうかの審査も行えます。養護老人ホームは高齢者の貧困を救済し、社会的自立を促すための施設です。いずれ退去の日がくるかもしれませんが、自立に向けてのヒントを得られる場所にもなるでしょう。本人が知らない場合には、近くの民生委員などに声をかけ訪問を促すことから始めてもいいかもしれません。

孤独死対策法2:見守りサービス(地域/郵便局/警備会社)を利用する

地域で行われる孤独死対策の一つとして、見守りサービスがあります。郵便局員が配達された郵便物が溜まりすぎていないか確認したり、ライフラインのメーターなどから使用状況をみたりすることも可能です。
中には警備会社の見守りサービスを利用して、遠方に住む高齢の両親を気使うサービスなどもあります。家電には、お茶を淹れると離れた場所に暮らす家族へ通知される機能を搭載したものも有名ですね。

孤独死対策法3:習い事や社会人サークルに加入する

定期的に外出する機会を設けることは、孤独死の原因となる引きこもりを解消し、コミュニティ構築にも役立ちます。近くで参加できる習い事や社会人サークルへの参加も検討してみるといいでしょう。高齢者を対象にしたものも数多くあります。
地域のつながりや、共通の趣味で楽しめるコミュティができれば、参加不参加だけでも周囲が気にかけ孤独死を防止することにもなります。

孤独死対策法4:家族と連絡を定期的に取り合う

高齢者でも若者でも家族に一人暮らしをしている方がいる場合には、定期的な連絡を取り合うことが大切です。習慣化しておけば、1日連絡が途絶えただけでも何かが起きているかも!と判断できます。
若者なら、LINEなどでメッセージを送り合うことでもいいでしょう。過度な心配を嫌う年齢かもしれませんが、何が起こるか分からず不安を募らせるよりいいと約束してもらいましょう。

孤独死が起きた時の対処法

孤独死が増加してる原因画像
孤独死が起きた時の対処法

身近な親族の孤独死ほど、その悲しみを受け入れることは耐え難いものでしょう。孤独死が起きてしまったとき、第一発見者となるのは隣人や大家さん、自治体関係者などになるケースもあります。連絡がつかないと訪れた親族である場合も。ショックが大きすぎる中でも、遺族がとらなければならない手続きや手配が出てきます。

孤独死対処法1:警察へ通報する

警察への通報は第一発見者が行うことが多いです。親族であれば、かなりの同様の中連絡をすることになります。警察によって事件性がないかどうかを調べたあとに、遺体の引き渡しをする流れが一般的です。警察からの引き受ける際の手配、安置場所の確保のために葬儀屋にも連絡をしなければなりません。

孤独死対処法2:室内を特殊清掃する

また、葬儀以外の面でも手続きが必要です。孤独死の多くは死後1週間以上の場合が多くなります。長ければ数ヶ月にもなり、季節によっては見るに堪えない遺体の痛みがあるでしょう。暮らしていた部屋が借家である場合、遺体の臭いや汚れなどをしなければなりません。
一般の清掃業者では請け負わないケースも多く、依頼するなら特殊清掃業者となります。孤独死の現場に何度も足を運び、きれいに清掃をして大家さんとのトラブルもないように進めることが大切です。

まとめ:遺品供養の業者依頼はミツモアで可能

孤独死後の遺品整理を手伝ってくれる業者画像
遺品供養の業者依頼はミツモアで可能

孤独死を遂げ、室内の清掃が始まる前には、残された遺品たちを整理しなければなりません。どれも思い出のあるものが多く、整理にも時間がかかるかもしれませんが、残された遺品はしっかりとした供養が必要です。
しかしながら神社などの遺品供養では、物によって受け付けられないものが多く、結局処分に困ってしまうことも多いです。そういったことがないように、引き取り制限がない遺品供養代行を利用するのがいいでしょう。
遺品供養を行うミツモアは、早急な対応と早い見積りで忙しい遺族の手間をサポートしてくれます。数多くの遺品整理を手掛けており、信頼のおける業者として評価も上々です。丁寧な遺品整理を希望されるなら、一度ミツモアに依頼をしてみてはいかがでしょうか。見積りも無料で負担も軽くなります。