使わなくなったドライヤー、みなさんはどうしていますか?大型家電ならば、真っ先に粗大ゴミや廃品回収で処分する、もしくは下取りに出すなどの方法が思いつきます。
しかしドライヤーなどの小型家電となると、詳しい処分方法がわからない方もいるのではないでしょうか?
今回はドライヤーの正しい捨て方や買い替えどき、長持ちさせる方法などを説明します。
ドライヤーの寿命は?いつ買い替えるべき?
家電には寿命がありますが、ドライヤーはどのくらい使えるものなのでしょうか。
ドライヤーは生活必需品。突然動かなくなると困りますよね。そういった事態にならないためにも、ドライヤーの平均寿命は知っておきましょう。
ここでは、ドライヤーの寿命や買い替えどきのサインについて説明します。
ドライヤーの寿命は?
ドライヤーの寿命はメーカーによって異なりますが、平均で3〜4年を寿命としているメーカーが多いようです。時間に換算すると約130〜140時間がドライヤーの寿命と判断していいでしょう。
もちろんロングヘアーの方は、1回あたりの使用時間が長くなるため、平均寿命より短くなる可能性も高いです。
寿命が近づくと、次第に内部のモーターが動かなくなります。炊飯器は約9年、パソコンは5〜7年が平均寿命ということを踏まえると、小型家電の中でもドライヤーは寿命が短い方に分類されると言えるかもしれません。
比較的頻繁に買い換える必要があるドライヤーは、しっかりと寿命を知って計画的に買い替えるようにしましょう。
買い替え時のサインは?
寿命が近づくと、ドライヤーからはさまざまなサインが出るようになります。「寿命は過ぎているけど、まだ使える」と思っても、サインが出ているようならば要注意です。
では、どのような症状が寿命が近いサインなのでしょうか。代表的な症状を説明しますので、症状が出てきたら買い替えを検討してください。症状を放っておくと、思わぬ事故やケガに繋がる危険があります。
本体が熱くなる
ドライヤーの寿命を迎えた際に、最も多く見られる症状は「ドライヤー本体の発熱」です。
ドライヤーのノズル部分は熱風を出しているため、当然高温になります。しかしドライヤー本体まで高温になってきたら買い替え時のサイン。
空気の吸込口にホコリや髪の毛がたまり、熱の逃げ道を遮っていることも原因として考えられます。吸込口の掃除をおこなっても改善されない場合は、買い替えを検討してください。
焦げ臭い匂いがする
ドライヤーから焦げたような臭いが出ているなと感じた場合も、買い替えを検討しましょう。ドライヤーから異臭がする場合、多くはモーターが焼けているなどの故障が原因です。
そのまま使用し続けると、髪に臭いがうつったり、発火するなどの事故に繋がったりする可能性もあるので、使用は控えてくださいね。
電源が入らない(または、温風が出ない)
電源が入らない、またはスイッチを押しても温風が出なくなった場合も買い替えましょう。冷風と温風を切り替えられるドライヤーが寿命を迎えると、温風に切り替えても熱くならないことがあったり、冷風しか出ないときが増えたりします。
原因は本体の故障がであるケースがほとんどなので、早急に買い替えを検討してください。
ドライヤーをできるだけ長持ちさせる方法
今では高機能ドライヤーも増え、高額なタイプのものも数多く販売されていますよね。せっかく購入したドライヤーなら、少しでも長く使いたいものです。
ここではドライヤーを長持ちさせるための方法を、日頃の手入れ・保管場所・コードの扱いの3点に分けて説明します。
定期的に掃除をする
日頃の手入れとして最も重要なのが、ドライヤー本体の定期的な掃除です。吸込口や吹出口にはホコリや髪の毛がたまることが多く、放置しておくとモーターの故障に繋がります。綿棒や使い古した歯ブラシ、掃除機等を使って、ホコリや髪の毛を除去してください。
頻度は月に1度くらいがベスト。定期的に掃除をおこなうことで、モーターの劣化を防げます。
ドライヤーの掃除をする際には、必ずコンセントを抜いてからおこなってください。また掃除をしたあとはドライヤーを冷風にし、取りきれなかったホコリなどをはらいましょう。
保管場所に気を付ける
ドライヤーの保管場所にも注意が必要です。お風呂場や洗面所といった、湿気の多い部屋は避けてください。ドライヤーを洗面所に置いているご自宅も多いでしょうが、実はNG。湿気によって、モーター部分が劣化するのを早めてしまいます。
ドライヤーを保管するならできるだけ湿度の低く、換気の行き届いた場所が最適です。例えば寝室のドレッサー(ご自宅にある場合)などは、ドライヤーの置き場所としてベストと言えるでしょう。
コードの扱いに気を付ける
絡まりやすいコードへの配慮も、ドライヤーを長持ちさせるうえで重要です。コードを持ち手に巻き付けて保管するのは避けてください。こちらも洗面所での保管と同様によく見られる保管方法ですが、断線する危険があります。
ドライヤーの持ち手に巻きつけることで、付け根部分が無理な方向に曲げられ、断線してしまうケースが非常に多いです。コードの付け根部分はデリケートなので、丁寧に扱ってください。
ドライヤーを保管する際にはコードの付け根を曲げずにまっすぐとのばし、針金などで止めて保管するのがおすすめです。
自治体でのドライヤーの捨て方
前述したような症状が表れ、完全に壊れてしまったドライヤーはどのように廃棄すればよいのでしょうか?
壊れたドライヤーの捨て方としては、不燃ゴミか小型家電回収ボックスに出して処分するのが一般的です。ここでは両方の処分方法について説明しますので、ルールを守って壊れたドライヤーを廃棄してください。
ドライヤーは不燃ゴミに分別
ほとんどのドライヤーは不燃ゴミとして分別し、指定の曜日にいつものゴミ捨て場に出しておけば、自治体に回収してもらえます。
しかしこれには例外も。ドライヤーのサイズが、30㎝以上である場合は粗大ゴミの扱いとケースもあります。粗大ゴミでの回収となると、自治体へ連絡して回収日の予約をとるほか、コンビニ等で粗大ゴミシールの購入が必要です。
また30cm未満のドライヤーでも、お住まいの地域の自治体によって、不燃ゴミとは違う区分に分類されている場合もあります。いずれにせよ、事前に各自治体のルールをよく確認しておきましょう。
小型家電回収ボックスを利用する
不燃ゴミで回収してもらう以外に「小型家電回収ボックス」へ持ち込んで、壊れたドライヤーを処分する方法もあります。ただ捨てるのではなく、きちんとリサイクルしてもらえるので、手放す方も安心でしょう。
回収できるものは自治体によって異なるため、お住まいの地域の回収対象にドライヤーが含まれているかは、事前に確認してください。
小型家電回収ボックスは、以下のような場所に設置されています。
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普段なかなか気がつきにくいですが、小型家電回収ボックスは意外にも身近な場所にあります。持っていくだけで回収してもらえるので、ぜひ利用してみてください。
捨てる以外の方法
壊れているドライヤーならまだしも、古くなったけれどまだ使えるドライヤーを捨てるのは、なんだか勿体無いですよね。ドライヤーの状態によっては、捨てる以外の方法で処分することも可能です。
ここではリサイクルショップなどへの売却・下取りサービスの利用・不用品回収業者へ依頼する3パターンの方法を説明します。
売却する
まだ購入してから日が経ってないドライヤーであれば、捨てるのではなく売りたいところ。ドライヤーの売却は、リサイクルショップやフリマサイト、インターネットオークションで可能です。
リサイクルショップは、電話をして状態を説明すると買取ができるか教えてくれるお店もあります。リサイクルショップで断られてしまったドライヤーでも、機能に問題がなければ、フリマアプリやインターネットオークションで出品するという方法でも売却できるでしょう。
リサイクルショップ以外で中古のドライヤーを販売する際には、後々購入者との間でトラブルにならないよう、商品の状態などは詳しく記載することが大切です。面倒であっても、トラブルに巻き込まれないために、詳細を伝えた上で譲るようにしましょう。
下取りサービスを利用する
ドライヤーを買い替える場合には、家電量販店がおこなっている下取りサービスを利用することも可能です。店舗によって、下取り可能な条件は異なります。
新しいドライヤーの購入金額に制限を設けている場合や、新しいドライヤーは「同品目・同数」と決まっている場合が多いようです。
また壊れたドライヤーでも引き取ってもらえることもあるため、リサイクルショップやフリマアプリなどでは売却が難しいドライヤーを処分する方法としてはうってつけ。
費用は無料なことが多いので、これから買い替えようと考えている方におすすめの処分方法です。
不用品回収業者に依頼する
売却や下取り以外の捨て方としては、不用品回収業者にドライヤーの回収を依頼することも可能です。しかし不用品の数に関わらず、一定の処分費用を必要とする不用品回収業者も多いので注意してください。
ドライヤー1つを捨てるために不用品回収業者を利用すると、自治体で捨てるよりも費用がかかってしまうケースもあります。不用品回収業者の利用は、他にも回収してもらいたい不用品がたくさんある場合におすすめの方法。ドライヤーとその他のゴミを同時に回収してもらえます。
また、なかには悪質な不用品回収業者もいるので、業者へ依頼する際には口コミなどをしっかり確認しましょう。
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