ミツモア

【車のバッテリー廃棄方法】無料処分は可能?注意点も紹介

ぴったりの不用品回収業者をさがす
最終更新日: 2023年03月16日

「車のバッテリー交換をしたいけど、古いバッテリーはどう廃棄すれば良い?」車のバッテリーは自治体で回収を受け付けていないので、廃棄方法に悩む人も多いでしょう。

主な処分方法は「販売店での下取り」「DIY交換」「不用品回収業者への依頼」の3点になります。3点それぞれの特徴を理解し、あなたに最適な処分方法を選びましょう。

メリット 引取条件 費用 交換作業
販売店下取り 交換依頼可能 新バッテリー購入 無料 依頼可能
DIY交換 安く購入可能 新バッテリー購入 無料 自分で交換
不用品回収業者 複数処分可能 条件なし 無料

車のバッテリーを廃棄する前に知っておきたい注意点

車のミニチュア
(画像提供:PIXTA)

車のバッテリーの廃棄方法を解説する前に知っておきたい注意点は「自治体で廃棄できない」「バッテリー分解は危険」「ショートと液漏れに注意」の3点になります。バッテリーの取り扱いが不安な人は販売店や業者に依頼することをおすすめします。

車のバッテリーは自治体で廃棄できない?

全国各地の自治体において、古くなった車のバッテリーの回収作業は行っていません。なぜなら、車のバッテリー内にある電解液は希硫酸であるため、誤って手で触れると火傷したり、衣類が溶けるなどのリスクがあるからです。知らずに「燃えないゴミの日」などにゴミ捨て場に捨ててしまうと、不法投棄となるため注意が必要です。

車のバッテリー分解は危険!分解しても自治体で廃棄不可

自治体で処分を済ませるために「車のバッテリーを分解して廃棄しよう」と考える方も中にはいるかもしれません。

しかし、車のバッテリーの分解は危険なのでやめましょう。なぜなら、バッテリー内にある希硫酸が皮膚についてしまうと大火傷を起こす可能性があるからです。もし分解できたとしても希塩酸などの有害物質は自治体で処分できません。

そのため安易にバッテリーを解体しないよう注意しましょう。

万が一のために、車のバッテリーの「液漏れ対策」「ショート対策」をしよう

バッテリーを廃棄にする際は「液漏れ対策」のために強い衝撃を与えないようにしましょう。バッテリー液に触れると火傷する危険性があるからです。

また、使い終わったバッテリーでも金属類がバッテリー端子に触れるとショートして発火する恐れがあります。ですので、運搬の際などはバッテリー端子に絶縁テープを巻いて「ショート対策」をしておきましょう。

車バッテリー廃棄方法1:販売店での下取り

車の作業をする人

では、バッテリーはどこで処分してもらえばいいのでしょうか?ということでおすすめの廃棄先を紹介します。

車のバッテリー廃棄方法1点目は「販売店で下取り」してもらうことです。下取りなので、新しいバッテリーを販売店で購入する前提での処分です。販売店によっては交換作業の依頼も可能ですので事前に確認しておくと良いでしょう。

車バッテリーの下取りは「無料」でできる

カー用品店やホームセンター、ガソリンスタンドなどの販売店でバッテリーを購入する場合は、古いバッテリーを無料で下取りしてくれるケースが多いです。全ての販売店が無料で下取りしてるとは限らないので、事前に無料下取り可能かどうか確認してみましょう。

交換作業も依頼でき、手間がかからない

下取りしてくれる販売店の中には、交換作業も行ってくれるところもあります。交換作業を依頼できれば、わざわざ自分で交換する手間が省けるうえに、火傷や爆発の心配をする必要がありません。

車のバッテリーの取り扱いに不安がある人はぜひ交換作業の依頼をしてみることをおすすめします。交換作業の料金に関しては、販売店によって異なるので事前に販売店に確認しておくと良いでしょう。

新しいバッテリー購入前提でないと「有料・引取不可」の所も

バッテリーを購入せずに販売店で処分をお願いしようとすると「有料」または「引き取り不可」のケースが多いです。

「販売店まで廃棄バッテリーを持ち運んだけど下取りできなかった」といったことのないようにしたいですね。ですので事前に下取り可否を販売店に確認しておくことをおすすめします。

車バッテリー廃棄方法2:DIY交換

車のバッテリー廃棄をDIY交換する場合
DIY交換

2点目は、「DIY交換」です。DIY交換とは、自分で好きなバッテリーを選んで自分で交換する方法です。自分で好きなバッテリーを選べるので、廉価版のバッテリーを選ぶこともでき、販売店のバッテリー価格と比較して安く済ませられます。また、自分で交換するので交換費用もかかりません。バッテリー交換を安く済ませたい人におすすめです。

安い上に、購入と同時に「無料引き換え」可能

カー用品店やホームセンターなどでバッテリーを購入すれば、自分で好きなバッテリーを選べるので安く済ませることが可能です。また、DIY交換をして残った古いバッテリーは無料で引き取ってくれますよ。安く済ませたい人はDIY交換すると良いでしょう。

車のバッテリーを廃棄するには「自分で運搬する」必要あり

実は、カー用品店やホームセンターなどでバッテリーを購入し、自分でDIY交換した場合、古いバッテリーは自分で店舗まで運搬する必要があります。重量のあるバッテリーを持ち運ぶのは少し大変ですが、少しでもコストカットしたい人にはおすすめです。

車バッテリーの交換作業は自分で行う必要がある

また、DIY交換でバッテリーを新しく購入する場合は、自分で古いバッテリーとの交換作業を行う必要があります。交換依頼する必要がないので費用は安く済むのがメリットですが、バッテリーの取り扱いに自信がなかったり不安がある人にはおすすめしません。

自分で車のバッテリーを交換する方法は?

自分で車のバッテリーを交換する具体的方法は上記の動画でご覧になれます。作業する際には「汚れても良い服」「スパナ」「絶縁可能な手袋」の3点があれば問題ありません。

また、廃バッテリーを取り外す際の注意点は「端子は必ずマイナス側から取り外す」ことです。プラス側から外してしまうと電流が流れてショートする危険性があります。作業に不安な方は、カー用品店や業者にお任せした方が良いでしょう。

ネット通販で購入したバッテリーの廃棄方法は?

ネット通販でも購入したバッテリーを無料で引き取ってくれるケースがあります。その場合の廃棄方法は、宅配業者に依頼して業者まで送り届けるという流れになります。ですので持ち運びの手間はかかりません。

送料については業者負担の場合と自己負担の場合の2種類がありますが、業者によって異なります。送料の負担については事前に通販サイトで確認しておくと良いでしょう。

車バッテリー廃棄方法3:不用品回収業者への依頼

何かを提案する業者の男性

3点目は、「不用品回収業者への依頼」です。業者への依頼であれば、複数のバッテリーを処分できますし、自分で持ち運びする必要がないので楽ですよ。ただし不法投棄や高額請求をしてくる悪徳業者には要注意です。

不用品回収業者での車のバッテリーの廃棄費用はいくら?

バッテリーを回収・廃棄する相場費用は500〜1,000円前後とされていますが、中には出張費別途とする業者もあります。また、中から電解液が漏れてしまっている場合は廃棄費用が高くなる可能性があります。

具体的な廃棄費用の詳細を知りたい方は、事前に不用品回収業者に依頼してみると良いでしょう。具体的な費用相場は【不用品処分】無料処分から業者への料金相場まで解説!をご覧ください。

出張回収なので手間がかからずに廃棄可能

車のバッテリーを不用品回収業者に依頼した場合は、重いバッテリーを自分で運ぶ必要がないため楽です。特に女性は重いバッテリーを出張買取してもらえると安心して利用することができますね。

車のバッテリーを複数まとめて廃棄可能

不用品回収業者であれば、手元に余ってる複数の車バッテリーを処分可能です。「販売店での下取り」や「DIY交換」だと新しく購入する前提なので、自宅に余っているバッテリーは処分できません。

また、自治体でも車のバッテリーは処分できません。そうなると、手元に複数余ってる車バッテリーは不用品回収業者に処分するのが一番手っ取り早いことがわかりますね。

ただし、無料を謳う悪徳業者に要注意

街中で無料回収をアナウンスしながらトラックをゆっくりと走らせている不用品回収業者を見かけたことはありませんか?これらの不用品回収業者は適切な「古物商許可」や「産業廃棄物収集運搬許可」を得た業者ではない可能性があります。

そのような業者に依頼してしまい、不法投棄や高額請求されてしまうといったトラブルが多発しています。そのため、このようにアナウンスをしながら街を走る不用品回収業者に回収依頼をするのは避けるようにしましょう。

業者とのトラブルがあった時には国民生活センターへ相談しよう!

実際に車のバッテリー回収を不用品回収業者へ依頼した際、業者との間に何らかのトラブルが発生した場合は国民生活センターへ連絡し無料相談をしましょう。トラブルに泣き寝入りするようなことのないようまずは相談されることをおすすめします。

車のバッテリーを廃棄するタイミングはいつ?

車の整備工場

ここまで処分方法について説明しましたが、そもそも車のバッテリーを廃棄すべきタイミングはいつなのでしょうか?

車のバッテリーの廃棄タイミングは「寿命である2~3年を過ぎた時」「バッテリーチェックで寿命が切れた時」「エンジンのかかりが悪い時」の3つが一般的です。

車で出かける時にエンジンがかからないと困ってしまうので、バッテリーの寿命を察知したらなるべく早めに取り替えることをおすすめします。

寿命である2〜3年を過ぎた時

車のバッテリーは一般的に2〜3年の寿命があります。しかし、これは車をどれほど利用するか、走行距離や年数、使用状況など、あらゆる条件で異なってきます。

そのため、車のバッテリーの寿命2〜3年はあくまでも目安であると認識しておきましょう。

バッテリーチェックで寿命が切れた時

ガソリンスタンドやカー用品店で定期的な「バッテリーチェック」を行っておきましょう。車のバッテリーは電圧を測定したりバッテリー液の比重を確認しておくことで、どれほど消耗しているかを知ることができます。ガソリンスタンドでガソリン補給している間に簡単に行ってもらえますよ。

バッテリー消耗が激しいと判断された場合は早めに取り替えましょう。

エンジンのかかりが悪い時

一般的に車のバッテリーの寿命は2〜3年と言われていますが、バッテリーが上がってしまうとそれよりもはるかにバッテリーの寿命は短くなってしまうと思ってください。エンジンがかかりにくい時は、すでにバッテリーが上がり始めている可能性もあるため、バッテリーチェックで判断し、早々に交換すると安心です。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり

ミツモアを通して依頼した作業で事故やトラブルが発生した場合、修理や治療にかかる費用を最高1億円まで補償します。万が一事業者と連絡がとれなくなってしまった場合でも、最大10万円の保証を受けられます

不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは? 

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて