大量の水が入っているウォーターベッドは、大型家具の中でも特に処分方法に悩むものの1つです。ウォーターベッドの処分方法や、それぞれの処分方法のメリットとデメリット、業者に回収を依頼する場合のポイントなどを解説します。


ウォーターベッドの処分方法
ウォーターベッドの処分方法は、「粗大ごみとして処分」「リサイクルショップで買い取り」「販売店で引き取り依頼」「不用品回収業者に依頼」の4つがあります。
それぞれの方法について、処分の流れから、メリットとデメリットまで解説します。
粗大ごみとして処分
自治体の粗大ごみ受付センターに申し込んで、コンビニエンスストアやスーパーなどで「粗大ごみ処理券」を購入します。処理券を貼り付けたウォーターベッドを、収集日に指定場所に置けば、「粗大ごみ」として回収してもらえます。
ただしこの方法で処分するためには、事前にホースなどの道具を使って、ウォーターベッドの水を全て抜かなければいけません。また指定場所までウォーターベッドを移動するのも、非常に大変な作業です。
処分費用は自治体により異なるものの、数千円程度で済みます。手間がかかっても、コストを抑えたい人におすすめの方法です。
リサイクルショップで買い取り
状態のいいウォーターベッドなら、リサイクルショップに売るのも1つの手段です。処分費用がかからないばかりか、収入を得られるのがメリットです。有名ブランドや高機能のウォーターベッドなどが比較的高く買い取りされる傾向にあります。
また自力で搬出するのが難しい場合でも、店舗によってはスタッフが自宅まで来る「出張買取」に対応しています。
一方でウォーターベッドのような特殊なベッドは、需要も少ないことから、期待したほど、買取価格が高くならないかもしれません。店舗によってはウォーターベッドの買取りをしていない可能性もあります。対応可能かどうか、事前にリサイクルショップに確認しておきましょう。
販売店で引き取り
新しいウォーターベッドを買うときに、購入した店で引き取ってもらえる場合があります。新しいものの配送時に、古いウォーターベッドを引き取ってもらえるので、自力で搬出せずにすみます。
ただし普通のベッドを新規購入する場合は、ウォーターベッドの引き取り対応をしていない場合もあるので、確認が必要です。
ウォーターベッドを取り扱う販売店は少なく、必ず引き取り対応してもらえるわけではないことを、覚えておきましょう。
不用品回収業者に依頼
民間の不用品回収業者に引き取ってもらうのも、選択肢の1つです。ほかの方法より費用はかかりますが、電話やネットからの申し込みだけで、引き取りに来てもらえる簡単さが魅力です。
自力で処分するには、かなりの労力を要するウォーターベッドの水抜き・解体・搬出など、全てを業者に任せることができます。他にも不用品がある場合は、まとめて処分できるのもメリットです。
自力で処分するのにかかる労力を思えば、多少お金を払ってもプロに任せてしまうほうが、ストレスを感じずに済みます。不用品回収業者を利用する場合は、まずは費用の見積もりを依頼してみましょう。
ウォーターベッドの処分の料金を比較
粗大ごみとして処分する場合や販売店に引き取ってもらう場合、不用品回収業者を利用する場合で、ウォーターベッドの処分にかかる費用は、どれくらい違うのでしょうか。
「ウォーターベッドの処分方法」で紹介した、それぞれのメリットとデメリットや、費用面のバランスから、最適な処分方法を検討しましょう。
それぞれの料金の目安
処分方法 | 費用 | 備考 |
自治体(粗大ごみ) | 1,000~3,000円程度 | 水抜きのための、浴室とつなぐホース、排水ポンプなどを自分で用意する必要あり |
販売店(買い替え時に引き取り) | 無料 | 基本的には買い替え時のみ |
不用品回収業者 | 20,000~30,000円(軽トラック積み放題プラン) | 他の不用品も一緒に回収してもらうことができる |
ウォーターベッドの水抜き方法
粗大ごみとして処分する場合は、水抜き作業が必須です。実際に自力で水抜きをするには、どんな道具を使ってどうやって作業すればいいのでしょうか。
ウォーターベッドの水抜き方法や、作業時の注意点について解説します。
ホースを使って水抜き
ウォーターベッドの水抜き方法としては、ホースをマットレスの注水口につなぎ、お風呂場の排水口に流すのが一般的です。
ベッドを移動させたり、長めのホースを用意したりして、水が抜ける回路を確保する必要があります。またベッドと排水口に高低差があれば、自然に水が流れますが、そうでない場合は、排水を促すポンプや電動モーターも必要になります。
自治体の処分費用自体は安くても、水抜きに必要な道具をそろえるのに、お金がかかることを把握しておきましょう。また大きさによりますがウォーターベッドの水量は550~900リットルと非常に大量なので、収集日から逆算して水抜きをしておく必要もあります。
水抜きする際の注意点
水抜きをする際は二人以上で作業するのがおすすめです。作業に時間がかかるため、何人かで交代しながらやると、負担を減らせます。また水抜き後の解体や搬出は、複数人で安全を確認しながら行いましょう。
防水対策などの事前準備も大切です。一度水を流し始めると簡単には止まりません。ホースから水が漏れると、すぐに部屋中が水浸しになってしまいます。手順をしっかり確認してから、作業に取り掛かりましょう。
「自分でやるのは大変…」という人は、水抜きや解体の必要がない不用品回収業者への依頼を検討するのがおすすめです。
不用品回収業者を選ぶポイント
自力での水抜き作業は、時間や労力が非常に大きく大変な作業です。ウォーターベッドの処分には、面倒な作業を全て任せられる、不用品回収業者の利用がおすすめです。
しかし中には悪質な不用品回収業者も存在します。トラブルを避けて、確実にウォーターベッドを処分できるように、業者選びのポイントを解説します。
実績や口コミをチェック
優良な不用品回収業者の多くは、ホームページで作業実績を詳しく紹介しています。自分の依頼内容と、よく似た作業実績があるかどうかは、その業者に依頼する際の判断材料になります。
作業実績の掲載がなかったり、料金体系やサービスなどの詳細を、記載していなかったりする業者は、避けたほうが無難です。
また不用品回収業者のホームページの口コミ欄や、口コミサイトをチェックするのも有効です。評価の低い業者や、口コミ自体がない業者は、できるだけ利用しないほうがいいでしょう。
複数の業者に見積もりを取る
不用品回収業者に依頼するときは、最初から1つの業者に決めずに、複数の業者に相見積もりを取ることも大切です。
複数社の見積もりを確認することで、費用の相場感覚をつかむことができ、異常に高い業者を避けられるメリットがあります。
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処分が難しいウォーターベッド
ウォーターベッドは処分が難しい家具の1つです。自力で処分する場合は、500リットル以上の水抜き作業をやり遂げなければいけません。
買い替えと同時に引き取ってもらったり、不用品回収業者を利用したり、時間と労力をかけずに処分する方法も複数あります。
時間と労力、費用のバランスを考えて、最適な方法でウォーターベッドを処分しましょう。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
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各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
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