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テレビアンテナの種類とは?地デジとBS、CS用アンテナを紹介

最終更新日: 2021年07月07日

テレビを見るには、アンテナの設置と接続がが必要ですよね。

しかし

「種類がありすぎてどれを選んだらいいかわからない…」

「どのアンテナでどの放送が見られるのかわからない…」

そんな方も多いはず。

この記事では、そんな疑問を解決すべくアンテナの種類ごとの用途や特徴を解説していきます。

テレビアンテナの種類と用途

現在主に使われているアンテナには、地上デジタル放送を受信するためのアンテナBS/CS放送(衛星放送)を受信するためのアンテナがあります。

地デジを受信するためのアンテナを「UHFアンテナ」といいます。似た種類の名前に「VHFアンテナ」がありますが、これはアナログ放送を受信するために使っていたもので、現在はほとんど使われていません。

もう少し細かくみていきましょう。

地デジ用のアンテナとBS/CS放送用のアンテナがある

地デジとBS/CSでは電波信号の発信源が違うため、必要なアンテナも別物です。

地デジ放送を受信する「UHFアンテナ」と、BS/CS放送を受信する「BS/CSアンテナ」はどう違うのでしょうか?

UHFアンテナ(地上デジタル放送)

  • 建物に最も近い電波塔から電波を受け取るアンテナ
  • UHFアンテナには屋外用と室内用がある
  • ほとんどの建物で屋根の上か外壁の上部に取り付けられている
  • 電波塔がある方向に向けて設置

BS/CSアンテナ(BS/CS放送)

  • 宇宙にある人工衛星から番組情報をキャッチしている
  • BS/CSアンテナのなかでも種類によって視聴できる放送が異なる
  • 衛星がある南西方向に向けなければ信号をキャッチできない

BS、CSの違いとは?

BSとCSは「BS/CS」のようにセットで説明されることがよくありますが、厳密にはBSとCSには違いがあります。

BS CS
意味 ブロードキャスティングサテライト コミュニケーションサテライト
放送網 公共放送、民間放送 スカパー!
番組の特徴 幅広いジャンルの番組 スポーツや学問などの専門的な番組
料金 無料(一部を除く) 有料(契約の必要有)

本来BSは番組の放送・CSは通信を目的として、それぞれで違う人工衛星を利用していました。しかし現在はCSの人工衛星からの電波も、BSと同じ方角から受信できるようになっています。

地デジ用アンテナの種類と特徴

地デジ用アンテナの種類と特徴 メリットデメリット

先ほど書いたように「UHFアンテナ(地デジ用アンテナ)」と「BS/CSアンテナ」の違いは「視聴できる放送の種類」でしたが、地デジ用アンテナ3種類の違いは主に「受信感度」「設置場所」です。

それぞれの設置場所やデザイン、受信感度などの特徴を見てみましょう。

▽さらに詳しい違いを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:地デジアンテナ3種類の違いと選び方!おすすめの人気アンテナと設置方法も解説|ミツモア

屋外に立てる「八木式アンテナ」

DXアンテナ 地上デジタルアンテナ 八木式 UHF (20素子相当) 中・弱電界用

日本の住宅街で昔からよく見かけるアンテナが、「八木式アンテナ」です。魚の骨の形のような形が特徴的です。

アナログ放送受信に使われていたVHFアンテナも同じような形をしているので注意が必要です。

設置場所 屋根の上
受信感度
推奨する電界強度の地域 すべての地域で可能(強・中・弱レベル)
本体費用 2,000円~
メリット
  • 受信度が高い
  • 安価
デメリット
  • 天候に左右されやすく電波環境が不安定
  • 経年劣化しやすい
  • 外観を崩しやすい

八木式アンテナは電波塔からの電波を受け取りやすいため、電界強度が弱くても受信可能です。基本的にどこの地域に設置しても問題ありません。電界強度については適切な地デジ用アンテナを選ぶときの基準(ページ内にジャンプします)で説明しています。

ちなみに、八木式アンテナは指向性(向きによって受信感度が変わる性質)が高いため、電波塔の方角に向くように設置する必要があります

八木式アンテナに関するさらに詳しい情報はこちら

関連記事:八木式アンテナの特徴を解説!設置場所や工事の依頼先もチェック|ミツモア

デザイン性に優れた「平面アンテナ」

DXアンテナ 地上デジタルアンテナ UHF平面 (20素子相当)

縦長の箱のような形の「平面アンテナ」は、近年人気のアンテナです。電波を受け取る素子が箱の中に入れられており、建物の外観を壊しません。八木式と比べてスマートな見た目から、「デザインアンテナ」とも呼ばれます

設置場所 外壁、ベランダ、屋内
受信感度
推奨する電界強度の地域 強・中レベル
本体費用 5,000円~
メリット
  • 形とカラーが豊富
  • 外観を邪魔しないデザイン
  • 異常気象への耐久性がある
デメリット
  • 外壁に穴をあける必要がある
  • 電波状況が良くない場所では受信が不安定



屋内に設置して使用できるタイプも開発されており、使い方次第では劣化やサビを防げます。素子が内部にあるため、電波環境がよくない場所では快適な視聴が難しいケースもあります。設置する地域の電波環境を調べて、よく検討してから購入しましょう。

平面アンテナ(デザインアンテナ)に関するさらに詳しい情報はこちら

関連記事:デザインアンテナってどんなアンテナ?寿命や取り付け方を解説|ミツモア

手軽に設置できる「室内アンテナ」

室内アンテナ 4K HDTV 120KM受信範囲 信号ブースター付き UHF VHF対応 4.5mケーブル ホワイト- JP

 

「室内アンテナ」は名前の通り家の中に設置するアンテナです。一般的に八木式アンテナと平面アンテナは業者の手を借りて設置する必要がありますが、室内アンテナは自力で設置できます。

設置場所 室内
受信感度
推奨する電界強度の地域 強レベル
本体費用 1,000円~
メリット
  • 外観に影響がない
  • 自力で設置可能
  • 安価
デメリット
  • 受信感度が低く、設置前に電波強度を調べる必要がある

室内に置くため家の外観に影響を及ぼさず、集合住宅でも周囲を気にすることなく自由に使える点が魅力です。電波を受け取れる範囲が広いため、設置角度が多少ずれても問題ありません。

しかし壁一枚隔てた場所で電波を受信しなければならない性質上、受信感度が低いのがデメリットです。電波環境が悪い地域では設置しても受信できないため、設置前にどの程度の電波が届いているのかを業者に調べてもらう必要があります。

室内アンテナに関するさらに詳しい情報はこちら

関連記事:地デジ用室内アンテナの選び方!おすすめアンテナと設置の注意点も|ミツモア

適切な地デジ用アンテナを選ぶときの基準

地デジ用アンテナを選ぶときの基準

地デジ用アンテナは、何を基準にして種類を選ぶとよいのでしょうか?着目したいポイントを2つ紹介します。

アンテナを選ぶ基準① 設置する場所の電界強度

電界強度

受信環境の良し悪しでアンテナの種類を決めようと思っても、「設置する予定の場所の電波環境は強いのか?弱いのか?」ってわからないですよね。

そんなとき、適切アンテナを選ぶための判断に役立つ指標が「電界強度」です。

「電界強度」とは「電波塔からテレビがある建物に届けられる電波の強弱」を表す言葉です。

電界強度は地域によって異なります。電波塔から遠く離れた山間部やビルや森林がある場所は、電界強度が弱く電波環境がよくありません。

住んでいる場所の電界強度がわかると、設置する適切なアンテナの種類がわかります。

例えば、電波が強い環境なら室内アンテナでも十分です。若干不安がある程度なら平面アンテナも使えますが、弱電界であれば感度の高い八木式アンテナがよいでしょう。

アンテナの設置を専門にしている業者に依頼すると、電界強度を調査してもらえますよ。

アンテナを選ぶ基準② 家の壁に穴を開けられるか

屋外に設置する八木式アンテナは、基本的には屋根に取り付けられます。平面アンテナは外壁に取り付けられるケースが多いです。どちらも設置の際は、家屋の一部に穴を開ける必要が出てきます

設置する建物が持ち家の場合は八木式アンテナや平面アンテナを取り付けることができますが、賃貸のマンション・アパートでは個人の一存でアンテナ設置はできないので管理会社や大家さんの許可を受ける必要があります。

賃貸には最初からアンテナがついている物件が大半ですが、もしついていない場合はまず管理会社か大家さんに相談しましょう。

BS、CS用アンテナの種類と特徴

 

BS/CS(パラボラ)アンテナ

スポーツや競馬、音楽など専門的な番組が多く放送されているBS/CS放送。

BS/CSアンテナは形が特徴的で、パラボアアンテナとも呼ばれています。

BS/CSアンテナ共通の特徴

BS/CS放送は宇宙にある人工衛星から電波を受信します。そのため、人工衛星がある南西に向けて設置する必要があり、南西に障害物がある場合は設置が難しくなります。

種類によって設置場所が異なる地デジ用アンテナとは違い、どのBS/CSアンテナも設置場所は屋根・ベランダ・外壁のいずれかになります。

フルハイビジョン(2K)用のBS/CSアンテナ

従来使われていたBS/CSアンテナはすべてフルハイビジョン(2K)用のアンテナです。これを設置すれば、今あるテレビでBS/CS放送すべてのチャンネルが視聴可能です。ただしBSの一部有料チャンネルとCS放送は、放送局と視聴契約を結ばなければなりません。

「フルハイビジョン」とは2Kとも表記され、画像の解像度が約200万画素あることを示すワードです。現在ほとんどの番組がフルハイビジョンで放映され、市場に出ている液晶テレビもフルハイビジョン対応が主流になっています。

 

関連記事:テレビのパラボラアンテナとは特徴や種類、設置に関する疑問を解決!|ミツモア

高画質を楽しめる「4K8Kアンテナ」

「4K8Kアンテナ」は、フルハイビジョンよりも画質のよい4Kや8Kの放送に対応したアンテナです。フルハイビジョン(2K)と比べて4Kは画素数が4倍、8Kは16倍もの画素数で美しい映像が楽しめます。4K8Kの電波はフルHD放送よりもさらに高い周波数を使用しています。

2K 4K 8K

4K8K対応のテレビやあチューナーがあれば従来のBS/CSアンテナで見れる4Kチャンネルと、4K8K対応のアンテナでなければ見られない4Kチャンネルがあります。すべての4K放送を見たい場合は4K8K対応アンテナを新しく設置しなければなりません

従来のBS/CSアンテナで視聴可能な4Kチャンネルと、4K8K対応アンテナでなければ視聴できない4Kチャンネルがある

関連記事:4Kテレビの必要性とは?4K放送を見るための環境と費用を解説|ミツモア
関連記事:4Kアンテナは必要?いらない?既存のBSアンテナを変更すべきかどうかの判断方法!|ミツモア

スカパー!プレミアム専用の「CSアンテナ」

以前CSがBS衛星とは別の方角からしか受信できなかった頃、CSを見るためにはBSアンテナとは別にCSアンテナが必要でした。しかし通常のCS放送はBSと同じ方角から受信できるようになったため、ひとつの「BS/CSアンテナ」でどちらも視聴できるようになったのです。

ただし現在でも「スカパー!プレミアム」はCS専用のアンテナがないと見られません

見たい放送や環境に合うアンテナを選ぼう

BS、CS用アンテナの種類と特徴

テレビ番組の視聴には、アンテナを使うのが一般的です。アンテナには地デジ用とBS/CS放送用があり、形状や機能・見られる放送によってさらに細分化されます。自宅の環境や見たい番組から、必要なアンテナを選びましょう。

また、地デジ用のアンテナを選ぶ際には、あらかじめ自宅の電界強度を調べておくのがポイントです。どの程度の電波を受信しているか分からない場合は、アンテナ工事の業者に相談すれば自宅の電波状況を調べてもらえます。

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