トイレの壁紙を張り替える費用は、材料費と施工費を合計して25,000~50,000円が相場です。


作業料金は壁紙のグレードや壁紙を張る面積、アクセントクロスの使用などによって変化します。
※ ミツモアにおける壁紙・クロス張り替えサービスの見積もり価格から算出しています。(2024年1月1日~12月31日)
トイレの壁紙張り替えの費用相場
一般的なトイレの壁面積は15~20㎡です。トイレの壁紙張り替えの費用は、壁紙の材料費と施工費用の合計で決定します。
トイレの壁面積を20㎡とした場合の張り替えの費用相場は、以下の通りです。
壁紙のイメージ | 壁紙の種類 | 費用相場 |
---|---|---|
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量産タイプ(無地・単一色) | 47,400円~64,000円 |
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標準タイプ(デザイン性にすぐれる・消臭や汚れ防止等の高機能壁紙) | 51,400円~72,000円 |
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高級タイプ(オーダーメイド・紙や布等の高級素材 | 63,400円~96,000円 |
壁紙の種類の違い
壁紙には大きく分けると量産タイプ、標準タイプ、高級タイプの3種類があります。壁紙の素材や持っている機能によって分類されます。
トイレはニオイや汚れがつきやすい場所です。そのため、量産タイプよりも防臭・防汚機能をもった標準タイプを使われるケースが多いです。
量産タイプの壁紙の特徴
白無地など、単一色で飾りや特別な機能を持たないもの。素材はビニール(ポリ塩化ビニル)で大量生産が可能。
1㎡あたりの単価の目安は1,000~1,400円。(※)ミツモアにおける壁紙・クロスの張り替えリフォームサービスの見積もり価格から算出しています。(期間:2024年1月1日~12月31日)
標準タイプの壁紙の特徴
エンボス加工や柄入りなどデザイン性に優れるものや消臭・防カビなどの機能を持つもの。素材はポリエステルなど。
1㎡あたりの単価の目安は1,200~1,800円。(※)ミツモアにおける壁紙・クロスの張り替えリフォームサービスの見積もり価格から算出しています。(期間:2024年1月1日~12月31日)
高級タイプの壁紙の特徴
オーダーメイド商品や紙・布などの高級素材を用いて作られた壁紙。量産タイプや標準タイプよりも高価なケースが多い。
1㎡あたりの単価は1,800~3,000円。(※)ミツモアにおける壁紙・クロスの張り替えリフォームサービスの見積もり価格から算出しています。(期間:2024年1月1日~12月31日)
施工費用の目安は15,000円~20,000円
施工費用はリフォーム業者が壁紙を張り替える際の作業費用を指します。施工費用の相場は15,000~20,000円です。
施工費用が高くなるケースは以下の通りです。
トイレの壁紙張り替えの施工費用が高くなるケース
- 壁紙が固着しているなど、剥がす際に労力が必要
- 壁が高い、トイレが広く張り替える面積が多い
- トイレが狭く便器を動かすことが難しい
トイレの壁紙張り替えの費用が高くなる3つの要因
トイレの壁紙を張り替える作業料金が変動する要因のうち、高くなる要因を3つ紹介します。
機能性が高い壁紙を張る
吸湿性や防カビ・防臭など高機能な壁紙は商品代が高いため壁紙張り替えの料金が高くなる。
トイレの壁紙の中には、吸湿性や防カビ・防臭効果が高いものなどさまざまな機能を持った壁紙があります。
高機能な壁紙は商品開発などにコストがかかっているため、それらの機能がない一般的な壁紙と比べると1㎡あたりの単価が高額になりがちです。
ただしトイレはニオイや汚れが気になりやすい場所なので、あえて高機能な壁紙を張る選択肢もあります。
掃除頻度やお手入れのしやすさなど総合的に考えて、どの壁紙を張るか決定しましょう。
トイレの壁の高さが高い
トイレの壁が高いとより多くの壁紙が必要で壁紙代がかさむため壁紙張り替えの料金が高くなる。
トイレの壁の高さが高い場合は、壁紙を張り付ける面積が広くなる分壁紙張り替えの料金が高くなります。
壁紙を張り替える場合、壁は4面すべてを張り替えることが一般的です。
トイレの壁が高い場合は張り替えに必要な壁紙の量が増えるので、その分壁紙代がかさみます。
壁1面のクロス張替えを例に、横幅が同じだがトイレの壁の高さが2.4m,2.6m,2.8mと異なるときに、必要な壁紙の量と張り替え費用の差についてまとめると以下の通りです。
壁の高さ | 2.4m | 2.6m | 2.8m |
---|---|---|---|
壁の横幅 | 3m | 3m | 3m |
壁面積 | 7.2㎡ | 7.8㎡ | 8.4㎡ |
張り替え費用の目安 | 11,300円~25,920円 | 12,250円~28,080円 | 13,190円~30,240円 |
壁の高さが0.2m(20cm)異なるだけで、950円~2,160円の差額が発生することがわかります。自宅のトイレの壁が高い場合は自分でも壁面積を計算してみて、妥当な価格であるかチェックすることをおすすめします。
トイレが広い
トイレが広いとより多くの壁紙が必要で壁紙代がかさむため壁紙張り替えの料金が高くなる。
トイレが広い場合は、壁が高い場合と同様に壁紙を張る範囲が広くなります。
するとより多くの壁紙が必要になるので、壁紙代の分張り替えの料金が高額になることが多いです。
壁紙のグレードにもよるものの、張る面積が1㎡増えるごとに700~1,000円ほど追加料金が発生するケースが多いです。
戸建てとマンションの場合でトイレの広さは若干異なります。平均的な広さの場合、壁紙の必要量と施工費用の目安は以下のように変動します。
住宅タイプ | 一戸建て | マンション |
---|---|---|
幅 | 0.8m | 0.8m |
奥行き | 1.6m | 1.2m |
壁の高さ | 2.4m | 2.4m |
張り替え面積の目安(天井+壁4面) | 12.8㎡ | 10.56㎡ |
費用の目安 | 20,100円~46,080円 | 16,580円~38,020円 |
このように戸建てとマンションでは張り替え費用に約3,500円~8,000円の差が発生することがわかります。バリアフリー化などでトイレが広くなればなるほど壁紙の必要量が増えて張り替え費用が高額になる点にご注意ください。
トイレの壁紙張り替えの費用を安くする4つのコツ
トイレの壁紙の壁紙張り替えの費用を節約する4つのコツを紹介します。
作業料金を節約するためには、作業料金が変動する要因を知っておくことが重要です。
標準の壁紙を選ぶ
トイレの壁紙張り替え費用を抑える方法の一つとして、「標準タイプの壁紙を選ぶ」ことも有効です。
標準タイプの壁紙は、単一色の量産タイプと比べてデザインが豊富だったり、防汚や防臭、防カビといった機能性に優れています。機能性が高い壁紙は価格が高くなるイメージがあるかもしれませんが、標準タイプは大量生産されているものが多く、機能性の割に比較的安価に購入できるものが豊富に揃っています。
特にトイレはニオイや汚れが気になりやすい場所です。防汚・防臭機能のある標準タイプの壁紙を選べば、日々の掃除の手間もぐっと省くことができるため、価格だけでなく機能性やお手入れのしやすさを重視する方にもおすすめです。
一括見積もりをして1番お得な業者を選ぶ
トイレの壁紙張り替えをリフォーム業者に依頼するのであれば、業者を一括見積もりサービスで探すことをおすすめします。
一括見積もりサービス経由の依頼であれば、リフォーム業者も他社を意識した価格の見積書を出してくれるため、安い料金で工事を依頼できる可能性が高いです。
ミツモアなら最大5事業者からの見積もりが届きます。見積もりを比較して、最適な業者に依頼をしましょう。
天井に壁紙を貼らない
壁紙は四方と天井を張ることが一般的ですが、施工費用を抑えるのであれば天井には壁紙を張らないという選択肢もあります。
壁の一部だけ壁紙を張らないのは目立ってしまいますが、天井であれば比較的目につきにくい部分なので、壁紙を張らなくても全体の雰囲気を損ないづらいです。
天井の面積が2㎡、壁面積が18㎡のトイレがあった場合、天井までクロスを張る場合と天井に張らない場合で料金差は以下のようになります。
張り替える箇所 | 壁4面+天井 | 壁4面のみ |
---|---|---|
張り替える面積 | 20㎡ | 18㎡ |
張り替え料金の目安 | 31,400円~72,000円 | 28,260円~64,800円 |
天井に壁紙を張らないことで、約3,000円~7,000円分費用の節約が可能です。
トイレの壁紙をDIYで張り替える
手先が器用で道具があるのであれば、トイレの壁紙をDIYで張り替えることも手段のひとつです。ネットショップではヘラやノリなど壁紙の張り替えに必要な道具がセット販売されていることがあります。DIY初心者であれば道具がセットになっている製品を購入することをおすすめします。
トイレでよく使われる壁紙の料金
トイレの壁紙を張り替えるときには、機能性だけでなくトイレ全体の雰囲気に違和感がないかをチェックする必要があります。
おすすめの壁紙の種類と料金について解説します。
① 防臭・防カビなどの高機能壁紙
トイレは悪臭が発生しやすく、汚れやすい場所なので防臭や防カビ・防汚機能がある高性能な機能性壁紙がおすすめです。
トイレにおすすめの壁紙を販売しているブランドは以下の2つです。
ブランド名 | サンゲツ | リリカラ |
---|---|---|
トイレにおすすめの製品 | ルームエアー | ダブルクリーン |
特徴 |
|
|
1㎡あたりの価格帯 | 700円~1,500円 | 700円~1,500円 |
高機能な壁紙は1㎡あたりの単価が1,500~2,000円と高価になりがちですが、導入することで日々の掃除の手間を少なくできるのでコストパフォーマンスが高い点が特徴です。
コストの関係から機能性壁紙を導入しない場合は、掃除がしやすいようにエンボスなどがないシンプルな壁紙を張ることをおすすめします。
エンボス加工がされている壁紙はエンボス部分に汚れやニオイが溜まりやすく、お手入れに手間がかかりやすいのでトイレの壁紙として使うときは注意が必要です。
② ベージュやライトグレーなどの明るい色
一般的なトイレは1畳(約1.82㎡)程度の狭い空間が多いです。
狭い空間に黒や紺など暗い色の壁紙を使ってしまうと圧迫感・閉塞感が生まれてしまうのであまりおすすめはできません。
清潔感があって解放感も演出できる壁紙のカラーでおすすめなのは、ベージュやライトグレーなど、比較的明るい色です。
白よりも汚れが目立ちにくく、紺などのカラーよりも圧迫感がないことが特徴です。
カラーで壁紙の価格が異なることは稀ですが、気になるカラーがある場合は事前に見積もりをして大体の予算を確かめておきましょう。
③ 小さな花柄の壁紙
トイレの壁紙に柄物を取り入れたい場合は、小さめの柄のものがおすすめです。
トイレは狭い空間なので、大きな柄の壁紙を用いると圧迫感を覚える可能性が高いです。
おすすめは小さな花柄の壁紙です。
色とは異なり、絵柄が入っている壁紙は有名ブランドやデザイナーの図案が用いられていると単価が高くなる傾向があります。
トイレの壁紙を張り替える時期の目安
一般的に壁紙の寿命の目安は10~20年です。そのため、壁紙を交換する頻度は前回に張り替えてから10~20年経過してからにするとよいでしょう。
ただし、汚れや破れが気になる場合や嫌な臭いがする場合などは張り替えてから10年以上経過していなくても交換をおすすめします。特に臭いが気になる場合は、臭いの成分が壁紙にしみついている可能性が高いです。臭いが壁紙にしみついている場合、掃除だけでは臭いを解消できないため壁紙の張り替えが推奨されます。
トイレの壁紙張り替えの口コミ例
ミツモアでトイレの壁紙を張り替えた方の口コミをご紹介します。
入居してから、10年近く経過したので、トイレの壁紙の張替えを頼みました。 仕事が早くて、丁寧でした。また、リーズナブルな料金で大変満足でした。 機会があれば、また、よろしくお願いします。
トイレの壁紙張り替えをお願いしました。お仕事も早く、仕上がりもとても綺麗です。また お値段もお安くて大満足です。 また何かあれば、こちらの会社にお願いしたいです。 ありがとうございました。
本社が関東でしたので、関西の業者に頼みたくてお願いしました。 トイレの改装を頼みました。床と壁紙で、他社とあいみつを取りましたがお安い料金で対応も早かったです。内容がトイレのみでしたのでほぼお任せしてしまいました。現場で、下工事が必要な部分があったようで、やるやらないの判断もすぐにしていただけて良かったです。またお願いしたいと思います。
トイレの壁紙張り替えの料金を比較する
トイレの壁紙を張り替える費用の相場は、25,000~50,000円です。
機能性の高い壁紙を用いたり、難易度が高い工事になると費用も相応に高額になる点にご注意ください。
トイレの壁紙の張り替え費用を節約したいのであれば、リフォーム業者を一括見積もりで探すことをおすすめします。
ミツモアでは物件の種類や壁紙を張り替える範囲、用いたい壁紙の種類などの質問に答えるだけで最大5つの事業者から見積もりが届きます。
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