「リビングを広く使いたい」や「不要な間仕切りを取り除きたい」などで、壁の撤去を検討している方に向けて、壁を撤去する際の費用を一覧表にまとめました。


壁の撤去費用の相場は1.8m分で11,500~20,000円です。ただし電気工事の有無や撤去する壁の大きさによって撤去工事が変動します。
壁の撤去費用や費用が高くなる原因、撤去できる壁とそうでない壁の違いを確認しましょう。
壁の撤去費用相場
撤去する壁の長さ | 費用相場 |
---|---|
1.8m | 15,800円 |
2.7m | 20,000円 |
3.6m | 24,300円 |
4.5m | 29,100円 |
5.4m | 33,100円 |
※ミツモアにおける壁の撤去・間取り変更リフォームの見積もり料金から算出しています。(2024年1月1日~2024年12月31日)
壁の撤去リフォームをする4つの注意点
住居の壁を撤去する際には4つの注意点があります。リフォーム業者に依頼をする前に確認して、トラブルが発生しないようにしましょう。
① 撤去できる壁か確認する
住宅の構造によっては壁の撤去ができないことがあります。
戸建てであれば2×4(ツーバイフォー)工法の住宅は、壁で家全体を支えているため壁を取り除くと家が倒壊する危険性があります。
マンションでは「構造壁」が採用されている場合、壁の撤去はできません。構造壁を崩すと建物の重さを支えられず倒壊する可能性があります。
撤去できる壁かは壁を軽く叩くことで確認できます。撤去できる壁の場合は壁を軽くノックした時に軽く響くような音がします。撤去できない壁の場合はくぐもった音になります。
ただし実際には、撤去する前にリフォーム業者に下見をしてもらい、本当に撤去できる壁か確認してもらうことが確実です。
② マンション・集合住宅は管理規約を確認する
マンションなどの集合住宅は、規約によってリフォームできる範囲が定められている場合があります。リフォームを依頼する前に必ず管理規約を確認し、必要があれば管理会社に連絡をしましょう。
管理規約によって利用できる内装材などに制限が発生することがあります。特に注意が必要なのは、網入りガラスなどを含めた防火設備です。規約を確認しないまま自由にリフォームしてしまうと、防火性能を著しく下げてしまう可能性があります。必ず規約を確認してからリフォームを行いましょう。
③ 内装リフォームも必要になるケースが多い
壁の撤去をすればリフォームが完了すると考えがちですが、壁だった部分ともともと部屋だった部分の境目が目立つことが多いです。そのため壁の撤去と同時にクロスや床の張り替えなどの内装リフォームの費用が必要になるケースが多いです。
④ 生活動線・家事動線を先に考える
壁を撤去すれば部屋が広くなり、生活がしやすいと考えがちですが、生活動線や家事動線を考えておかないとかえって使い勝手が悪くなってしまいます。
間取り図を用意し、どこにどのような家具や家電を配置するか、動きづらくはないかなどを事前によく確認しておきましょう。
壁の撤去費用が高くなる2つの理由
壁の撤去は工事の難易度によって費用が変動します。撤去費用が高額になりやすい理由を2つ紹介します。
① 電気工事が必要
コンセントやスイッチがついている壁を撤去する場合は、電気工事が必要なので撤去費用が高額になりやすいです。壁の撤去費用に加えて、コンセントやスイッチを移動するための電気工事費用がかかります。
② 配管・配線の撤去作業が必要
壁に配管や配線が通っている場合は、撤去費用が高くなるかそもそも壁が撤去できない可能性があります。
図面等を確認の上、撤去予定の壁に配線や配管が通っていないかを確認しましょう。
壁の撤去費用を安くする2つのコツ
住宅の壁の撤去費用を安くするには2つのコツがあります。
① 地元の工務店・リフォーム業者に依頼する
壁の撤去はハウスメーカーや工務店、リフォーム業者などに依頼ができます。もし作業費用を安く済ませたいのであれば、地元で活躍する工務店やリフォーム業者に工事を依頼することをおすすめします。
たとえばハウスメーカーに依頼する場合は、実際に施工を行うのは下請け業者であることがほとんどです。ハウスメーカーと下請け業者の間で紹介料として中間マージンが発生するので、その分施工料金が高額になりがちです。
ハウスメーカー経由であっても実際に施工を行うのは地元の工務店やリフォーム業者であることが多いので、直接依頼をすることでマージン等が発生せず安価で質の高い工事を受けられます。
② 一括見積もりサイトでお得な業者を選ぶ
地元で活躍する工務店やリフォーム業者を見つけるのであれば一括見積もりサイトを利用しましょう。一括見積もりサイトではおおよその依頼場所の情報も入力するため、その地域でリフォームを行っている業者を簡単に見つけられます。
また一括見積もりサイト経由で見積もりを依頼すると、業者側もはじめから他社を意識した見積もり価格を提示します。その結果、価格交渉をしなくても安価で工事を依頼できます。
ミツモアでは簡単な質問に答えるだけで、地域で活躍するリフォーム業者から見積もりが届きます。最大5事業者から見積もりが届き、口コミのチェックも簡単にできるため一番お得な業者を見つけられます。
壁の撤去リフォームの口コミ
店舗の壁・造作物の撤去を依頼いたしました。迅速なご対応に感謝いたします。また、機会がございましたら宜しくお願いいたします。
壁の撤去の無料見積もりを取る
住宅の壁の撤去費用の相場は1.8m分で11,500~20,000円です。撤去する壁が大きい場合や電気工事が必要な場合などに撤去費用が高額になります。
壁の撤去費用をなるべく安く抑えるためには一括見積もりサイトを活用して、安く施工できる業者を探すことが大切です。地元の工務店やリフォーム業者から相見積もりを取って、もっともお得な業者を見つけましょう。