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チリダニはアレルギーの原因!被害や場所別の対策を解説

最終更新日: 2021年04月28日

チリダニは日本の家屋で最も多く見られるダニです。放置しておくとアレルギーを引き起こすため、早めに駆除しなければなりません。具体的な被害や基本的なダニ対策の方法、発生しやすい場所に応じた対処法を紹介します。

アレルギーの原因になるチリダニとは?

チリダニは家のいたるところに潜んでおり、放置していると人体に影響を及ぼす害虫です。適切に対処するためにも、どのような虫なのか・駆除しないとどのような被害が起こるのかを覚えておきましょう。

チリダニの生態と特徴

室内に潜むダニのうち約7割がチリダニだといわれており、家のいたるところに発生します。

乳白色の体は0.2~0.4mmと非常に小さいため肉眼ではなかなか確認できません。フケやアカ・ホコリ・食べかすなどを餌としており、汚れがたまりやすい布団や畳・カーペット・ソファなどには特に発生しやすくなります。

高温多湿を好む性質があり、湿度と気温の高い6~10月をピークに驚異的な速さで繁殖するのが特徴です。メスは生涯に約80個の卵を産むといわれています。

チリダニがもたらす被害

チリダニは人を刺しませんが、フンや抜け殻・死骸などを人が吸い込むと喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こします。体表や消化管の中にある体液が、人間にとってのアレルゲンとなるのです。

また大量発生すると、チリダニを餌とする「ツメダニ」を引き寄せてしまいます。ツメダニは吸血する種類で、刺されると数時間後に激しいかゆみを生じるのが特徴です。

アレルギー疾患の予防や吸血被害を抑えるためにも、チリダニの数が少ないうちに早めの対策を講じましょう。

ダニ対策の基本を押さえよう

アレルギーを引き起こすチリダニをはじめとしたダニへの対策には、どのような方法が有効なのでしょうか?好む環境や性質に種類ごとの大きな違いはありません。基本的な対策の方法を三つ紹介します。

ダニ駆除用のくん煙剤を使う

生きているダニへの対策には、薬剤が霧となって部屋のすみずみまで届く「くん煙剤」が有効です。水や煙の力で殺虫成分を広く行き渡らせます。

使用する際は部屋の扉を閉め切り、引き出しや戸棚の中などダニが潜んでいそうな場所は全て解放しましょう。

電化製品や植物に薬剤がかからないようにカバーをかける、小さな子どもやペットは違う部屋に移動させるといった安全面の工夫が必要です。火災報知器も煙に反応してしまう場合があるため、カバーをかけておくと安心です。

効果が出るまでの2〜3時間は部屋の扉を開けないようにしましょう。使用した後は薬剤を吸わないように注意しながら、十分に換気します。

死骸やフンは掃除機で吸い取る

薬剤でダニを死滅させてもアレルゲンとなる死骸は残ります。くん煙剤で退治した後は、掃除機を使って死骸とフンを除去しましょう。特に畳やカーペット・じゅうたんには丁寧に掃除します。

ただし掃除機だけでは生きているダニを退治できません。布製品の繊維にしがみつき、吸われないように抵抗するためです。

生きているダニが残ってしまうと卵を産んで繁殖し、根本的な解決にはなりません。薬剤で死滅させてから吸い取ることで、効率よく除去できるだけでなく繁殖の抑制にもつながります。

ダニの生息しにくい環境を作る

ダニが好む高温多湿な環境を改善すれば、繁殖を防ぎやすくなります。湿度が60%以下になるように、ドアや窓の位置を考慮しながら換気を行いましょう。

2カ所以上のドアや窓を開けるのが、効率よく空気を流すコツです。窓が一つしかない場合は換気扇や除湿器・サーキュレーターを活用すると湿度を下げやすくなります。

押し入れやタンスなど、普段は空気が流れない場所も扉を開けて換気するのがポイントです。

また餌となる汚れを増やさないよう、日頃から小まめに掃除する習慣を身に付けることで発生を予防できます。生活スペースは常に清潔に保っておきましょう。

場所別のダニ対策をチェック

生活の中で人が長くいる場所にはダニが発生しやすくなります。場所別の退治法や予防方法もチェックしておきましょう。

ダニの多い布団やマットレス

布団を約30分高温乾燥すると、熱でダニを駆除できます。家庭の洗濯機や乾燥機では困難ですが、コインランドリーで使える大型の乾燥機であれば丸ごと入れられるでしょう。

本体は3カ月に1度・布団カバーや枕カバーは洗濯時に週1回を目安に高温乾燥を行うと、発生を予防しやすくなります。

天日干しだけではダニが死滅する温度を維持できませんが、乾燥機を使えば効果的な駆除が可能です。熱で退治した後は丁寧に掃除機をかけてダニの死骸を除去しましょう。

マットレスは高温乾燥できない製品が多いため布団専用の乾燥機を使って湿度を下げます。乾燥機にかけられる製品であれば、高温乾燥を行うのがおすすめです。

湿気がたまりやすいカーペットや畳

カーペットや畳などの床には髪の毛や食べかすが落ちやすいだけでなく、湿気がこもってダニが発生しやすい環境になりがちです。

寝具と違って乾燥機を使えないものが多いため、スチームアイロンの熱で退治します。焦げないようにタオルを敷いて行いましょう。

ただしカーペットによって耐熱温度が異なりますので、事前に表示を確認しておかなければなりません。スチームアイロンをかけ終わったら、掃除機でアレルゲンを吸い取ります。

畳にダニが繁殖するのを抑えるには、天日干しがおすすめです。畳が傷まないように日差しの強すぎる日は避け、直射日光を当てないようにします。

意外と汚れがちなソファ

布張りのソファは皮脂汚れや髪の毛・食べかすなどが付着しやすいだけでなく、長時間座る場所で湿気がこもりやすい場所です。

ソファの布地を取り外せる場合は小まめに洗いましょう。餌になる汚れをためないようにすることで、繁殖を予防できます。布地を取り付ける前に、中材に掃除機をかけるとより効果的です。洗濯である程度ダニを洗い流す効果もあります。

布地が外せないソファにダニが発生してしまったら、薬剤でダニを死滅させてから吸い取りましょう。動かなくなった状態であれば布地の裏側まで除去しやすくなります。

小まめな掃除でチリダニを予防

人が生活する場所に潜んでいるチリダニは、アレルギー疾患の原因になります。放置していると急速に繁殖し人を刺すツメダニを引き寄せるため、早い段階で対処しましょう。

くん煙剤を使用してダニを死滅させれば、効率よく退治できます。生きている状態だと掃除機だけでは駆除できませんので、薬剤で死滅させてからアレルゲンとなるフンや死骸を除去するという手順が大切です。

チリダニの住みにくい環境づくりも心掛けながら、家具や場所に合わせた対策を行いましょう。

専門業者に駆除を依頼しよう

ダニ対策は上記のようにいくつかありますが、一番安心できるのは専門の業者に依頼することです。ただ害虫駆除のプロは多数いるため選択に迷ってしまうでしょう。

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