日常生活の中でダニに刺されてしまった経験がある方も多いでしょう。刺されると赤みやかゆみがあらわれることが多いです。
この記事ではダニ刺されの症状を紹介しつつ、刺されたときの対処の仕方、被害拡大の防止方法についても詳しく解説していきます。
ダニ刺されと、あせもや他の虫刺されとの見分け方は?
最も分かりやすい違いはかゆくなる場所です。ダニは下腹部や太ももの内側など、皮膚の柔らかい場所をよく刺します。あせもは汗がたまりやすいひじの内側やひざ裏、首にでき、蚊などの虫は露出している場所を刺すことが多いです。その他の見分け方も記事内で解説しています。
ダニに刺されたらどうすれば良い?
ダニ刺されの強いかゆみを抑えたいときは、抗ヒスタミン成分(かゆみ止め)が含まれたステロイド外用剤を、用量を守って塗りましょう。かきむしって化膿してしまった場合、細菌を殺す抗生物質が入った薬を選んでください。
これってダニ刺され?症状による見分け方
かゆみや腫れのような症状があらわれた場合、ダニの他に、蚊やあせもなどもその原因として考えられます。
自分の体に出た症状がダニによるものであるかを判断するために、ダニ刺されの見分け方について知っておきましょう。
「蚊(カ)」との違い、見分け方
ダニに刺された場合(脇腹) | 蚊に刺された場合(すね) |
ダニ | 蚊 | |
刺されやすい部分 | 露出してない部分 | 露出した部分 |
症状が出る期間(個人差あり) | 数時間以上 | 直後 |
症状が続く期間(個人差あり) | 約1週間 | 数時間~2週間 |
①刺される場所の違い
蚊やシラミは、顔や手足といった露出している部分を刺すことが多い虫です。
それに対してダニは、下腹部や脇腹、腿(もも)の内側などの柔らかい部分を刺すことが多いです。とくに衣服に隠れた部分が多数腫れているなら、ダニ刺されの可能性が高いでしょう。
ただしこちらも、あらわれる症状には個人差があるので、皮膚症状からその原因を探るのは難しいでしょう。
②刺されてから症状が出るまでの期間【即時型反応と遅延型反応】
ダニや蚊に刺されるときに、虫の唾液が体内に入り人間の体がアレルギー反応を起こすことで、かゆみや腫れなどの症状があらわれます。
アレルギー反応には、刺されてからすぐに症状が出る「即時型反応」と、しばらくしてから症状が出る「遅延型反応」があります。
蚊に刺されたときは即時反応が起こり、早期にかゆみ等があらわれやすいです。一方ダニは遅延反応の場合が多く、症状が出るまでに少し時間がかかるケースが比較的多くなっています。
このように反応の時間差によって、原因がダニか蚊かの目安にすることが可能です。ただしダニの種類によっては、蚊と同じくすぐに症状が出ることがあるので、一概には決めつけることができません。
③症状(かゆみなど)の持続期間
またダニに刺されると1週間程度かゆみが持続します。一方で蚊の場合は数時間程度でかゆみや腫れがおさまることが多いです。しかし蚊の唾液腺物質がアレルギーを引き起こし、人によってはかゆみが2週間持続することもあります。
「あせも」との違い、見分け方
「あせも」は、大量に汗をかいたときに汗腺(かんせん)がつまり、水分を排出できなかった部分がブツブツと腫れてしまう症状です。専門用語では「汗疹(かんしん)」と言います。
夏などの暑い季節に発生しやすいので、ダニの増殖時期と被り、見分けにくいものです。またかゆみ・腫れといった症状も、ダニに刺されたときの症状とよく似ています。
あせもとダニ刺さされも、症状が出ている場所で見分けることが可能です。
あせもになりやすいのは「肘(ひじ)の内側、膝(ひざ)の裏、脇の下、首」などです。とくに肌同士でこすれやすい部分に汗がつまり、雑菌がまじることで炎症を起こします。
ダニの場合には衣服の下に隠れている部分、特に「下腹部、脇腹、腿(もも)の内側」などの部分は刺されやすいです。
梅雨や雨の多い時期に刺されたらダニ?
ダニは1年を通して活動していますが、とくに湿気が多い時期を好み、かつ暗い場所に隠れて活動する性質があります。そのため、梅雨や秋の長雨といった湿度が高まる時期には、増殖しやすくなり刺される可能性も高いです。
ダニの中でもイエダニという種類は、ネズミに寄生し、そこから人の生活スペースに侵入してきます。ネズミも春以降に活動が活発になるので、6月以降のダニの増殖を後押ししているのです。
またツメダニという種類は、別のダニやチャタテムシをエサにします。8~9月にエサとなる虫が増えはじめたとき、相乗効果によってツメダニの活動も活発化するのです。
その他の虫刺されとの違い
刺し跡がダニや蚊、あせもの症状と一致しなかったという方は他の虫に刺されている可能性があります。
「ノミ」や「ブユ」など他の虫に刺された際の特徴をまとめてみました。
害虫名 | 刺されやすい部分 | 症状(個人差あり) | 被害にあいやすい場所 |
ノミ | 肌が露出している | 1~2日後からかゆみ | 屋外が多い |
ブユ | 肌が露出している | 半日後くらいからかゆみ | 屋外 |
マダニ | 肌が露出している |
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屋外 |
トコジラミ | 肌が露出している | 1~2週間後に強いかゆみ | 屋内 |
トコジラミ以外は主に屋外で被害にあうことが多いです。刺された後にかゆみや腫れといった症状がひどい場合はすぐに病院へ行くようにしましょう。
【ちなみに】ダニに刺されやすい人はどんな人?
ダニに刺されやすい方は以下のような特徴があります。
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特に肌が柔らかい赤ちゃんはダニに刺されやすいので注意が必要です。さらに男性よりも女性の方が被害にあいやすいでしょう。
またダニは高温多湿な環境を好むため、体温が高く汗をかきやすい方は刺されやすくなっています。またスポーツをした後やお酒を飲んだ後も通常より体温が高くなるため気をつけましょう。
ダニに刺されやすい方はこまめに掃除をし、高温多湿を避けるなどしっかりとダニ予防をすることが大切です。
ダニに刺された時の治療法
ダニに刺されてしまったら、炎症やかゆみが長く続いてしまってうっとうしいですよね。
かきむしってしまうと、肌に色が沈着してしまうこともあるので、早めに適切なケアをすることが大切です。
ステロイド外用剤を塗る
ダニ刺されには、ステロイド剤で応急処置しましょう。ステロイド成分は、かゆみや炎症を抑えてくれます。
もし我慢できず、かきむしってしまった場合には、抗生物質が配合されているタイプのステロイド外用剤を選びましょう。抗生物質が含まれていないステロイド外用剤を塗ってしまうと、かえって症状が悪化することもあるため注意が必要です。
以下は市販で買えるダニ刺されにおすすめの薬になります。
- 【かゆみを抑えたい】指定第2類医薬品 ムヒアルファEX 15g
炎症を抑える成分とすばやくかゆみを抑える成分を組み合わせることで効果は抜群です。生後6か月から使用できるので赤ちゃんのダニ刺されにも塗ることができます。
- 【かきむしって化膿した患部を治したい】第2類医薬品 テラマイシン軟膏a 6g
2種類の抗生物質が配合されており、かきむしって赤く炎症を起こした患部に効果的です。1日1回〜数回塗るようにしましょう。
こんな時は病院へ行って治療をうけよう
下記のような場合には皮膚科に行って治療を受けましょう。
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放置して症状が悪化すると、治療に時間がかかり跡が残ってしまうこともあります。
またステロイド剤によってかゆみや腫れが引けばよいですが、広範囲に症状があるときや、痛みをともなう場合には病院を受診しましょう。
もし3~10mmほどの虫が皮膚にくっついている場合はマダニに刺されています。命に関わる危険性もあるため、発熱・倦怠感・頭痛などの症状があらわれた場合にはすぐに病院へ行きましょう。
刺された後にやってはいけないNG行為
ダニに刺された後に患部をかきむしるのは絶対にやめましょう。
かきむしったところが化膿して傷になったり、細菌感染を起こして痕になってしまったりする可能性があります。
かゆくて我慢できない時は薬を塗ってかゆみを抑えるようにしてください。
また刺された直後に長時間の入浴や運動を行うと体温があがって、患部のかゆみが強まることもあるため避けた方がよいでしょう。
ダニに刺された痕を治す方法
ダニに刺されて茶色い跡が残ってしまい、なかなか消えないという方もいらっしゃるかもしれません。
虫刺されによる色素沈着は肌のターンオーバーにあわせて徐々に薄くなっていきますが、完全に消えるには数か月~年単位の期間がかかることもあります。
なるべく早く治すためには以下のポイントを意識しましょう。
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刺された痕に紫外線があたるとメラニン色素が多く排出され、跡が残りやすくなります。外出する際は患部を露出しないように衣服や絆創膏で覆う、日傘をさすなどの対策をとりましょう。
さらに刺された痕をゴシゴシこすってしまうことでも色素沈着が起こるので、なるべく刺激を与えないようにしてください。
また肌のターンオーバーを促進するためには生活習慣を整えることが大切です。睡眠の質や栄養バランスのとれた食生活、適度な運動を意識しましょう。タンパク質やビタミンCを豊富に含む食べ物がおすすめです。
人を刺すダニの種類は?室内と屋外でちがう!
一口に「ダニ」といっても、いくつかの種類にわけられます。
人を刺すダニの種類は、大きく分けると「室内」に発生するものと「屋外」に発生するものに分かれます。以下はとくに代表的なダニの種類です。
室内のダニ | 屋外のダニ |
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室内に発生する「イエダニ」と「ツメダニ」
室内に発生する「イエダニ」と「ツメダニ」。それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
イエダニ | ツメダニ | |
大きさ | 0.6~1.0mm | 0.5~0.8mm |
刺す理由 | 吸血 | 偶然に人を刺す |
症状 | 刺された直後 |
|
発生場所 | 寄生しているネズミ | 布団やソファなど |
活発な時期 | 6~9月 | 8~9月 |
どちらのダニもかなり小さく、肉眼では確認しづらいです。そのため、痛みや腫れの症状が出てから、刺されたことに気が付くことが多くなります。
「イエダニ」は刺されるとすぐにかゆみを感じますが「ツメダニ」は刺されてから数週間後ににかゆみがあらわれるという点で見分けられるでしょう。
【イエダニ】
ほかのダニ類などの虫をエサにするツメダニとは違い、イエダニは哺乳類の血液を主食にしています。
ツメダニは偶発的に人を刺してしまうことが多いですが、イエダニは人間から吸血するために意図的に刺すのです。
本来イエダニは、ネズミに寄生しています。寄生していたネズミが死んでしまったり、ネズミの巣で大量に発生したりした場合に、活動場所を人の生活空間に変え、人から吸血するようになるのです。
イエダニの最盛期は、6~9月ごろ。やはり梅雨の時期からネズミの巣などで活発化して、人間の住処にもやってきます。そのためイエダニの駆除をするなら、まず家周辺のネズミ駆除をすることが優先になります。
【ツメダニ】
ツメダニはカーペットや畳、ソファーなどに潜んでいて、おもにチリダニやコナダニ、チャタテムシなどの小さな虫をエサにして生きています。
イエダニとは違い、吸血するために人間を刺すことはありませんが、偶発的に人間を刺して体液を吸ってしまうのです。
とくに他のダニやチャタテムシなど、エサになる虫が増える8~9月にはツメダニの被害が増えます。ツメダニに刺されると、かゆみが1週間続くのが特徴です。
そのためツメダニを駆除するなら、カーペットやソファなどを掃除して、エサとなる虫を駆除するのがよい対策法です。
屋外で刺されたら要注意!「マダニ」は危険
大きさ | 3~10mm |
刺す理由 | 吸血 |
症状 |
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発生場所 | 山や公園、河川敷など屋外 |
活発な時期 | 10~11月 |
屋外で刺されるとしたら「マダニ」の可能性が高いです。マダニに刺されたらすぐに病院に行きましょう。
マダニは「日本紅斑熱」や「ライム病」、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」といった感染症を引き起こすこともあります。
とくにSFTSウイルスでは死亡例も確認されていて、致死率は6~30%にものぼるとされています。1~2週間の潜伏期間を経て、発熱、嘔吐、下痢、食欲低下などの症状を引き起こします。
犬の散歩などで外に出たときや、屋外でのキャンプやバーベキュー、ハイキングなどの際には、十分に気を付けなくてはいけません。皮膚が隠れる長袖・長ズボンを着用したり、ダニにも効く虫よけスプレーを使用しましょう。
先に説明したイエダニやツメダニと違い、普段でも体長が3~4mmほどあり、肉眼でも十分に確認可能です。外から帰ってきたときには、衣服にマダニが付いていたらガムテープなどで剥がしましょう。
ただし、マダニに皮膚を刺されているのを見つけたときには、無理に剥がさないようにしてください。マダニの口が皮膚に刺さったまま抜けなかったり、つぶれたダニの体液・病原体が体内に入ってきたりします。
吸血されていることに気づいたら、自分で駆除することは避け、すみやかに医療機関で処置を受けましょう。
あなたの家は大丈夫?ダニが住み着く環境かチェック
ダニが住み着く環境を作らないためには、「エサになるもの・寄生しやすい動物を放置しない」、「ダニが好む高温多湿を避ける」というのが大切です。
以下にあてはまる方は自宅がダニの住みつきやすい環境になっている可能性が高いため注意しましょう。
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ダニのエサになるもの、寄生するもの
下記のようなダニのエサになるものを放置していると、それを栄養源としてダニが繁殖していきます。
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人のフケやアカ、髪の毛などはダニのエサになってしまいます。これらは日常生活で気付かぬうちに部屋に落ちてしまうものなので、日ごろから掃除をしておくことが大切です。
またイエダニはネズミに寄生するので、屋根裏でネズミが走る音がする家などはダニもいる可能性が高いです。ネズミを見つけたらすぐに駆除しましょう。
ダニが住みつきやすい環境
ダニは高温多湿の環境を好みます。以下のような場所は、特に注意しましょう。
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カビが発生している場所は、慢性的に湿度がたまりやすいということです。押入れの中や、日当たりの悪いスペースなどには注意しましょう。
また布団などの寝具は、人の体温によって頻繁に温度が変化するので、ダニが潜みやすい環境です。ダニに刺されるときには、夜間に布団の中で刺されるケースが多くあります。
カーペットや畳は、床とのあいだに湿気がたまりやすいです。また洗濯ものを室内で干したり、加湿器をよく使ったりする方は部屋の湿度が高くなりやすいため注意しましょう。
ダニの駆除方法
ダニの発生を抑えるために普段から掃除しておくのは大事ですが、すでにダニが部屋の中で増殖を始めている場合には、掃除機だけだと駆除できません。
ここではダニが発生しやすい布団や部屋全体のダニ駆除方法について紹介していきます。
布団は布団乾燥機にかけよう
ダニは掃除機をかけただけでは駆除できません。生きているダニは、布団やソファの繊維にがっちりしがみついているので、吸い取りきることは難しいのです。
布団のダニは布団乾燥機にかけて退治するのがよいでしょう。60℃以上の温度で1時間程度かけます。
布団乾燥機の種類によっては「ダニ退治モード」が備わっているものもあるのでチェックしてみてください。
また布団乾燥機をもっていない方はコインランドリーの高温乾燥機で代用することができます。
乾燥機にかけた後は布団クリーナを用いて布団に残ったダニの死骸を除去しましょう。
部屋全体には燻煙剤(くんえんざい)
部屋全体にダニが繁殖してしまっているならば、燻煙剤(くんえんざい)を用いてダニを退治しましょう。
薬剤を部屋に充満させて一気に部屋中のダニを死滅させられます。使用後には掃除機をかけてダニの死骸を除去しましょう。
しかし家電や火災報知器、寝具などにカバーをつける必要があるため少し手間がかかる点はデメリットです。また薬剤を用いるため子どもやペットがいる家庭は十分注意しましょう。
忙しくてダニ対策をする暇がない方や、自分で部屋のダニを駆除しきれなかった方はプロの駆除業者に頼んでみるのもよいでしょう。
ダニの予防方法
ダニの駆除をした後は、再度ダニを繁殖させないようにしっかりと予防しましょう。また
ここでは簡単にできるダニの予防方法を紹介します。
日常的に掃除をする
ダニ刺されの被害を防ぐには、ダニを増殖させない環境づくりが大切です。
人のフケや髪の毛などがたまらないこと、また食べかすなどが落ちていないことを意識して、普段から掃除しておきましょう。
カーペットの上には、ダニの死骸や糞(フン)がたまりやすく、これらはアレルギーの原因にもなるため、キレイにしておくに越したことはありません。
ちなみに掃除機をかけるときのコツは、ゆっくりと動かすことです。多くの人は、軽快なスピードで掃除機を前後左右に動かしていますが、それだとゴミの取り損ねがあります。
またダニは日当たりのいい場所を嫌うので、カーテンを閉めるなどして掃除機をかけると、表面に出てきたダニを吸い取る効果も期待できます。
ただしダニは日光だけで死滅することはなく、「カーペットに日差しを当てる」「布団や枕を天日干しする」などは根本的な解決にならないので注意しましょう。
湿度を一定に保つ
ダニは湿度の高い場所を好むため、暖かくなったら除湿器やエアコンの機能を使って、湿度を下げるとよいでしょう。
なるべく換気をしたり、カーテンを開けて日当たりのよい環境にしておくことも大事です。
またダニは熱に弱く「50℃だと30分で、60℃以上だと即死滅する」というデータがあります。この性質から、布団やベッドを高温の乾燥機にかける、ソファーや畳にスチームクリーナーを用いるといった方法もおすすめです。
ダニ駆除を業者に依頼するならミツモアがおすすめ
この記事ではダニ刺されの見分け方から、家で発生しやすいダニの種類、また駆除・予防方法まで解説してきました。
もしダニに刺されたなら、家の中で繁殖している可能性が高いです。しっかり駆除・予防をしておきましょう。
また腫れやかゆみだけでなく痛みがあるときや、広範囲に症状があるときには、すみやかに医療機関で受診しましょう。マダニはとくに注意が必要です。
ダニを徹底的に駆除するなら、害虫駆除の専門業者に依頼することもできます。
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