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これってダニ刺され?症状の特徴と見分け方【あせも、蚊との違いは?】

最終更新日: 2021年07月13日

「かゆい場所を見てみたら、赤くはれている」

そんなとき「ダニに刺されたかも?」と想像しますよね。ですが蚊(カ)に刺されたり、あせもが出たりしたときと似ているので、ハッキリとは分かりにくいものです。

もしダニに刺されたのであれば、家の中で繁殖しているかもしれません。

そこでこの記事では、ダニ刺されの症状について紹介しつつ、代表的なダニの種類や刺されたときの対処の仕方、被害拡大の防止方法について解説します。

これってダニ刺され?症状による見分け方

虫刺され
症状のあらわれ方からダニの仕業かどうか判別しましょう

かゆみや腫れのような症状があらわれた場合、ダニの他に、蚊やあせもなどもその原因として考えられます。

自分の体に出た症状がダニによるものであるかを判断するために、ダニ刺されの見分け方について知っておきましょう。

ダニ刺されと蚊(カ)との違い、見分け方

【即時型反応と遅延型反応】

腕をかきむしる男性

ダニや蚊に刺されるときに、虫の唾液が体内に入り人間の体がアレルギー反応を起こすことで、かゆみや腫れなどの症状があらわれます。

アレルギー反応には、「即時型反応」と「遅延型反応」があります。蚊に刺されたときは即時反応が起こり、早期にかゆみ等があらわれやすいといえます。

一方ダニは遅延反応の場合が多く、症状が出るまでに少し時間がかかるケースが比較的多いのです。

このように反応の時間差によって、原因がダニか蚊かの目安にすることが可能です。ただしダニの種類によっては、蚊と同じくすぐに症状が出ることがあるので、一概には決めつけることができません。

【刺される場所の違い】

ダニ刺されをかゆがる男女

また刺される場所によって、原因を推測する方法もあります。蚊やシラミは、顔や手足といった露出しやすい場所を刺すことが多い虫です。

それに対してダニは、下腹部や脇腹、腿(もも)の内側などの柔らい場所を刺すことが多いです。とくに衣服に隠れた部分が多数腫れているなら、ダニ刺さされの可能性が高いでしょう。

ただしこちらも、あらわれる症状には個人差があるので、皮膚症状からその原因を探るのは難しいでしょう。

「あせも」との違い、見分け方

ダニに刺された腕

「あせも」は、大量に汗をかいたときに汗腺(かんせん)がつまり、水分を排出できなかった部分がブツブツと腫れてしまう症状です。専門用語では「汗疹(かんしん)」と言います。

夏などの暑い季節に発生しやすいので、ダニの増殖時期と被り、見分けがつきづらいものです。またかゆみ・腫れといった症状も、ダニに刺されたときの症状とよく似ていますよね。

あせもとダニ刺されの見分け方も、症状が出ている場所でおおよそ予想ができます。

あせもになりやすいのは、肘(ひじ)の内側、膝(ひざ)の裏、脇の下、首など。とくに肌同士でこすれやすい部分に汗がつまり、雑菌がまじることで炎症を起こします。

ダニの場合には前述したように、衣服の下に隠れている部分を多数刺されます。狙われやすいのは、下腹部、脇腹、腿(もも)の内側などの部分です。

梅雨や雨の多い時期に刺されたらダニ?

雨でジメジメ 梅雨のイメージ

ダニは1年を通して活動していますが、とくに湿気が多い時期を好み、かつ暗い場所に隠れて活動する性質があります。そのため、梅雨や秋の長雨といった湿度が高まる時期には、増殖しやすくなるのです。

イエダニという種類は、ネズミに寄生していて、そこから人の生活へと近寄ってきます。ネズミの活動も春以降に活発化するので、6月以降にはダニの増殖を後押ししているのです。

またツメダニという種類は、別のダニやチャタテムシをエサにします。8~9月にエサとなる虫が増えはじめたとき、相乗効果によってツメダニの活動も活発化するのです。

人を刺すダニの種類は?室内と屋外でちがう!

2体のダニ

一口に「ダニ」といっても、その種類は実に多岐にわたります。人を刺すダニの種類は、大きく分けると「室内」に発生するものと「屋外」に発生するものに分かれます。

室内のダニ 屋外のダニ
  • ツメダニ
  • イエダニ
  • マダニ

これらは、とくに代表的なダニの種類です。

室内に発生する「イエダニ」と「ツメダニ」

室内に発生する「イエダニ」と「ツメダニ」。それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。

イエダニ ツメダニ
大きさ 0.6~1.0mm 0.5~0.8mm
刺す理由 吸血 偶然に人を刺す
症状 刺された直後
  • 刺されて数時間~翌日以降
  • 1週間ほど続く
発生場所 寄生しているネズミ 布団やソファなど
活発な時期 6~9月 8~9月

どちらのダニもかなり小さく、肉眼では確認しづらいです。そのため、痛みや腫れの症状が出てから、刺されたことに気が付くことが多くなります。

【イエダニ】

イエダニの写真
イエダニ

ほかのダニ類などの虫をエサにするツメダニとは違い、イエダニは哺乳類の血液を主食にしています。

ツメダニは偶発的に人を刺してしまうことが多いですが、イエダニは人間から吸血するために意図的に刺すのです。

本来イエダニは、ネズミに寄生しています。寄生していたネズミが死んでしまったり、ネズミの巣で大量に発生したりした場合に、活動場所を人の生活空間に変え、人から吸血するようになるのです。

イエダニの最盛期は、6~9月ごろ。やはり梅雨の時期からネズミの巣などで活発化して、人間の住処にもやってきます。

そのためイエダニの駆除をするなら、まず家周辺のネズミ駆除をすることが優先になります。

関連記事:イエダニに刺されたときの症状とは?治療法や駆除方法を紹介 | ミツモア

【ツメダニ】

ツメダニの写真
ツメダニ

「室内で人を刺すのは、ほとんどがツメダニ」と言われています。

ツメダニはカーペットや畳、ソファーなどに潜んでいて、おもにチリダニやコナダニ、チャタテムシなどの小さな虫をエサにして生きています。

イエダニとは違い、吸血するために人間を刺すことはありませんが、偶発的に人間を刺して体液を吸ってしまうのです。

とくに他のダニやチャタテムシなど、エサになる虫が増える8~9月にはツメダニの被害が増えます。ツメダニに刺されると、かゆみが1週間続くのが特徴です。

そのためツメダニを駆除するなら、カーペットやソファなどを掃除して、エサとなる虫を駆除するのがよい対策法です。

関連記事:ツメダニを駆除する方法!噛み跡や症状の見分け方、発生原因 | ミツモア

屋外で刺されたら要注意!「マダニ」は危険

吸血しているマダニ
マダニ
マダニ
大きさ 3~10mm
刺す理由 吸血
症状
  • 7日間ほど吸血を続ける
  • かゆみが無い
  • SFTSウィルス
発生場所 山や公園、河川敷など屋外
活発な時期 10~11月

屋外では刺されるとしたら「マダニ」の可能性が高いです。マダニに刺されたらすぐに病院に行きましょう。

というのも、マダニは「日本紅斑熱」や「ライム病」、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」といった重大な病気の媒介となっていることがあるのです。

とくにSFTSウイルスでは死亡例も確認されていて、致死率は6~30%にものぼるとされています。1~2週間の潜伏期間を経て、発熱、嘔吐、下痢、食欲低下などの症状を引き起こします。

犬の散歩などで外に出たときや、屋外でのキャンプやバーベキュー、ハイキングなどの際には、十分に気を付けなくてはいけません。皮膚が隠れる長袖・長ズボンを着用したり、ダニにも効く虫よけスプレーを使用しましょう。

先に説明したイエダニやツメダニと違い、普段でも体長が3~4mmほどあり、肉眼でも十分に確認可能です。外から帰ってきたときには、衣服にマダニが付いていたらガムテープなどで剥がしましょう。

ただし、マダニに皮膚を刺されているのを見つけたときには、無理に剥がさないようにしてください。マダニの口が皮膚に刺さったまま抜けなかったり、つぶれたダニの体液・病原体が体内に入ってきたりします。

吸血されていることに気づいたら、殺さずにその場をやり過ごし、すみやかに医療機関で処置を受けましょう。

参考:虫(マダニ類)による予期せぬ感染症 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

あなたの家は大丈夫?ダニが住み着く環境かチェック

部屋にダニが出て困る女性

「自分の家にはイエダニやツメダニがいるかな?」と気になりますよね。

ダニが住み着く環境を作らないためには、「エサになるもの・寄生しやすいの動物を放置しない」こと、また「ダニが好む環境を把握して、対策をとる」というのが大切です。

ダニのエサになるもの、寄生するもの

ダニをズームアップ

ダニのエサになるものを放置しておけば、当然それを栄養源としてダニが繁殖していきます。

  • 人のフケ、アカ、髪の毛
  • 食べ残し、食べかす
  • ネズミ

上記のように、人のフケやアカ、髪の毛などはダニのエサになってしまいます。これらは日常的に、そして気付かぬうちに部屋に落ちてしまうものなので、日ごろから掃除をしておくことが大切です。

またイエダニはネズミに寄生するので、屋根裏でネズミが走る音がする家などはダニもいる可能性が高いです。

ダニが好む環境、家具など

布団にいるマダニのイメージ

ダニが好む環境を把握しておくことで、その場所のダニ対策に重点を置くことができます。以下のような場所は、注意しましょう。

  • カビが発生している(湿度が高い)
  • 布団などの寝具、カーペット、畳、ソファ
  • 屋根裏にあるネズミの巣など

基本的には、湿度の高い場所に気をつけましょう。

カビが発生している場所は、慢性的に湿度がたまりやすいということです。たとえば押入れの中や、日当たりの悪いスペースなどには注意しましょう。

また布団などの寝具は、人の体温によって頻繁に温度が変化するので、ダニが潜みやすい環境です。ダニに刺されるときには、夜間に布団の中で刺されるケースが多くあります。

またカーペットや畳などは、床とのあいだで湿気が高まっていくため危険です。ダニなどの虫が増え始めると、それらをエサとしているツメダニも繁殖してしまいます。

関連記事:畳に発生する虫の種類と、駆除方法 | ミツモア

自宅でダニの駆除・予防をする方法

ダニに刺されないようにするためには、家の中にダニが発生するのを防ぐ必要があります。

もしすでにダニ刺されの被害があるなら駆除をしましょう。もし今は被害がなくても、どの家にもダニが住み着く危険性はあります。普段からダニを予防しておきましょう。

ここではダニの駆除・予防方法を解説します。

ダニの駆除方法

ダニ駆除のイメージ

布団やソファ、カーペットなどにはびこるダニたち。普段から掃除しておくのは大事ですが、すでにダニが部屋の中で増殖を始めている場合には、掃除機だけだと駆除できません。

生きているダニは、布団やソファの繊維にがっちりしがみついているので、吸い取りきることが難しいのです。

「駆除」ということに焦点を当てると、まずはエアゾールタイプの殺虫スプレーを散布したうえで、死骸を掃除機で吸い取るのが有効でしょう。

また、バルサンなどの燻煙(くんえん)タイプを使った後で、まんべんなく掃除機をかけるというのもオススメです。

関連記事:ダニの駆除方法や使えるグッズを紹介 | ミツモア

ダニの予防方法

【日常的に掃除をする】

掃除機をかける人

ダニ刺されの被害を防ぐには、そもそもダニを増殖させない環境づくりが大切です。

人のフケや髪の毛などがたまらないこと、また食べかすなどが落ちていないことを意識して、普段から掃除しておきましょう。

カーペットの上には、ダニの死骸や糞(フン)がたまりやすく、これらはアレルギーの原因にもなるため、キレイにしておくに越したことはありません。

ちなみに掃除機をかけるときのコツは、ゆっくりと動かすことです。多くの人は、軽快なスピードで掃除機を前後左右に動かしていますが、それだとゴミの取り損ねがあります。

またダニは日当たりのいい場所を嫌うので、カーテンを閉めるなどして掃除機をかけると、表面に出てきたダニを吸い取る効果も期待できます。

ただしダニは日光だけで死滅することはなく、「カーペットに日差しを当てる」「布団や枕を天日干しする」などは根本的な解決にならないので注意しましょう。

関連記事:布団・ベッドにいるダニの駆除方法6つ&予防方法5つを紹介 | ミツモア

【ダニが嫌う環境づくり】

日差しの入る部屋

そもそも室内をダニが嫌がる環境にしておくことも肝心です。

ダニは湿度の高い場所を好むため、暖かくなったら除湿器やエアコンの機能を使って、湿度を下げるとよいでしょう。

なるべく換気をしたり、カーテンを開けて日当たりのよい環境にしておくことも大事です。

またダニは熱に弱く「50℃だと30分で、60℃以上だと即死滅する」というデータもあります。この性質から、布団やベッドを高温の乾燥機にかける、ソファーや畳にスチームクリーナーを用いるといった方法もおすすめです。

関連記事:ダニを駆除する方法とダニを発生させないための対策方法を解説!|ミツモア

ダニに刺されたらステロイド外用剤で応急処置

足の炎症に薬剤を塗る

ダニに刺されてしまったら、炎症やかゆみが長く続いてしまってうっとうしいですよね。かきむしってしまうと、肌に色が沈着してしまうこともあるので、早めに適切なケアをしましょう。

ダニ刺されには、ステロイド剤で応急処置できます。ステロイド成分は、かゆみや炎症を抑えてくれるのです。

もし我慢できず、かきむしってしまった場合には、抗生物質が配合されているタイプのステロイド剤を選びましょう。

ステロイド剤によってかゆみや腫れが引けばよいですが、広範囲に症状があるときや、痛みをともなう場合には医療機関で受診しましょう。もし「野外で刺されたかもしれない」なら、マダニの可能性もあるので、早めに治療してもらうのが大切です。

またダニ刺されが起こるということは、ダニが部屋で繁殖していることが原因になっている可能性が高いので、早めに駆除しましょう。

ダニ駆除を業者に依頼するならミツモアがおすすめ

この記事ではダニ刺されの見分け方から、家で発生しやすいダニの種類、また駆除・予防方法まで解説してきました。

もしダニに刺されたなら、家の中で繁殖している可能性が高いです。しっかり駆除・予防をしておきましょう。

また腫れやかゆみだけでなく痛みがあるときや、広範囲に症状があるときには、すみやかに医療機関で受診しましょう。マダニはとくに注意が必要です。

ダニを徹底的に駆除するなら、害虫駆除の専門業者に依頼することもできます。

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