私たちがおよそ3割の時間を過ごす布団・ベッドはダニが大量発生しやすい場所のひとつです。ダニはアレルギーやかゆみの原因になるので、良質な睡眠をとるためにも布団のダニ対策を行いましょう。
この記事では布団のダニを駆除する方法や再発生を防ぐための予防方法を解説していきます。
布団のダニを退治する効果的な方法は?
布団乾燥機を使って60℃以上の熱を加えることで確実にダニを死滅させられます。死滅させた後は掃除機をかけてダニの死骸を除去しましょう。
布団にダニがいるとどのような症状が出る?
ヒョウヒダニが大量発生していると、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状がみられます。 またヒョウヒダニが増えることで発生するツメダニに刺された場合は赤く腫れ、かゆみが7日間ほど続きます。
布団にいるダニの種類と健康被害
ダニにはいくつかの種類が存在し、種類ごとにもたらす被害も違います。
ここでは布団の中で発生するダニの種類や健康への影響についてみていきましょう。
布団・ベッドに発生するダニの種類
室内に発生するダニの7〜8割は「ヒョウヒダニ(チリダニ)」という種類です。
ヒョウヒダニは、ほぼ1年中活動していますが、とくに高温多湿な6月ごろに大量発生します。しかし人を刺すことはありません。
室内で人を刺すのは、ツメダニという種類です。ツメダニは、ヒョウヒダニやコナダニといった別のダニを捕食し繁殖するので、「ヒョウヒダニが増える=ツメダニが発生しやすくなる」という連鎖が起こります。
ちなみにネズミの巣で大量発生し、人が住む家の中に入り込んでくる「イエダニ」という種類もいます。かつてはイエダニに刺される被害も多かったですが、現在では減少傾向にあります。
ダニによる健康被害
ツメダニに刺されやすいのは、手足といった衣服から露出している部分です。刺された直後には赤く腫れ、かゆみは7日間ほど続きます。
かゆみを抑えたいときは、抗ヒスタミン成分(かゆみ止め)が含まれたステロイド外用剤を塗りましょう。かきすぎて化膿してしまった場合は、細菌を殺す抗生物質が入った薬を選んでください。
一方のヒョウヒダニは、人を刺すことはありませんが、アレルギーの原因になるため注意が必要です。
ダニの死骸やふんは乾燥すると粉々になり、非常に小さなチリになります。このチリがアレルゲンとなり、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などを引き起こすのです。
布団にダニが発生しやすい理由
ダニは「気温20~30℃、湿度60~80%の高温多湿な環境」を好みます。そのため6~9月、特に湿気が多くなる梅雨はダニが発生しやすい時期です。
布団やベッドなどの寝具は、人の体温で30℃前後に保たれ、寝汗などで湿気がこもりやすくなっています。
人体から自然とフケやアカなどが落ちるため、エサにも困りません。「1gのフケ・アカがあれば、約300匹ものダニが生きられる」ともいわれています。
そのため、ダニにとって寝具の中は生息するのに非常に適した環境なのです。
また布団のように繊維が密集している場所は、ダニが隠れる場所がたくさんあるということも発生しやすい理由のひとつです。
よって寝具のダニを予防するには、掃除や洗濯でダニのエサとなるフケやアカを除去して、しっかり乾燥させることが大事になります。
布団にダニがいるか確かめる方法
まず前提としてダニはどの家にも存在しています。ダニの数が少なければ特に影響を及ぼすこともありませんが、大量に発生してしまうとアレルギー症状やかゆみの原因になるのです。
ここでは布団にダニが大量発生してしまっているのかを確かめる方法を紹介します。
目視でダニの死骸がないか確認する
ダニ1匹は0.2㎜〜1.0㎜程度と非常に小さいですが、大量発生している場合は目視で確認しやすくなります。
カーペットや布団をめくってみて白い粉のようなものがたくさん散らばっている場合はダニの死骸である可能性が高いしょう。また掃除機をかけた後にビンの中に白い粉が溜まっている場合があります。その正体もダニの死骸であることが多いです。
肉眼よりもしっかりダニがいるか確認したいという方は「ダニ目視キット」を使用するのがおすすめです。
気になる場所にダニ目視キットを設置すれば、ダニがいるかどうか付属のルーペで確認することができます。
専用アプリと連携し、ダニの汚染度も測定可能です。
ダニアレルゲン測定キットを使う
家にダニがいるかどうかを目視ではなく、確実に確かめたいなら簡単にダニアレルゲンの検出・判定ができる検査キットを使うとよいでしょう。
使用方法は以下の通りです。
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専用の抽出液に浸すとダニがどのくらい生息しているのかの判定が出ます。取扱説明書に従って検査を行いましょう。
布団に発生するダニを駆除する6つの方法
布団やベッドに住みついたダニを駆除する方法には以下の6つがあります。
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布団に掃除機をかけるだけでは生きているダニを退治することはできません。上記の方法でダニを死滅させた後に、掃除機をかけてダニの死骸をしっかり除去しましょう。
ちなみに、ベッドのマットレスを使用する場合には、マットレスの素材に適した対策方法を選ぶことが大切です。マットレスのダニ対策についてより詳細に知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
①布団乾燥機やスチームアイロンを使う
ダニは50℃の熱に20~30分さらされると死滅します。60℃なら即死です。
そのため、布団乾燥機やスチームアイロンを使って熱を加えることでダニの駆除ができます。特に布団乾燥機を使えば布団の内部まで熱を加えてダニを死滅させることが可能です。
【布団乾燥機】
布団乾燥機は60℃の温度で1時間程度かけるとよいでしょう。ダニ退治コースがあるならば利用するのがおすすめです。しかし普通に使用すると、画像で示したような端の部分に、十分な効果が得られません。
布団の場合には以下の手順で行うと効果的です。
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この方法なら、布団乾燥機からはみ出る部分が無くなるので、ダニを徹底駆除できます。
ベッドのマットレスの場合は、折りたたむことができないので、ダブルサイズ対応の乾燥機をかけるとよいでしょう。
【スチームアイロン】
スチームアイロンは、100℃以上の蒸気を発生させるので、ダニを駆除することができます。ただし効果があるのは、あくまで表面にいるダニに対してだけです。
そのため、まずは1~2時間くらい部屋を暗くしておいて、ダニを表面におびき寄せておくとよいでしょう。
手順は以下の通りです。
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スチームアイロンを使うときは、まず布団や枕の素材を確認しましょう。絹(シルク)やポリウレタン、ラテックスなどの素材は、熱で傷んで劣化してしまいます。
また、スチームアイロンを使ったあとに天日干しをして、掃除機をかけるのを忘れないようにしましょう。ダニの死骸をしっかり除去して、アレルギー症状を防ぎます。
②コインランドリーの乾燥機を使う
布団乾燥機を購入するのは気が重い、という方も多いのではないでしょうか。そんなときには、コインランドリーの乾燥機でもダニ駆除には効果的です。コインランドリーまで布団を運ぶのは大変ですが、費用は300円程度ですませられます。
コインランドリーの乾燥機は、布団に対応した大型のものがあり、ダニ駆除に効果的な50℃にも達します。30~40分程度を目安に利用してみてください。
しかし絹(シルク)、ウール、ポリエステルはダメージを受けてしまう可能性があるため、事前に品質表示のタグを確認しましょう。
③ダニ駆除スプレーを使う
※画像をクリックするとAmazon商品ページへ移動できます。
手っ取り早くダニを駆除したいならダニ駆除用のスプレーを使用する方法もあります。
画像の「ダニアース」は、寝具に使うことにも配慮し、肌刺激テストをおこなっている商品です。また速乾性があるため、べたつかないのも嬉しいポイント。
布団全体にまんべんなく噴射したあとは、ダニの死骸を掃除機で吸引して駆除が完了します。
ちなみにファブリーズやリセッシュのような除菌スプレーにはダニを駆除する効果はありません。ダニを退治したい場合は駆除専用のスプレーを使うようにしましょう。
④ダニとりシートを使う
「布団やベッドに殺虫スプレーを使用するのは、どうしても抵抗がある」という方も多いのではないでしょうか。
そんな時には、ダニシートも検討してみてはいかがでしょう。薬剤が使われていないものを選べば小さい子供がいるご家庭でも安心して使うことができます。
布団やベッドの足元に設置するだけで簡単にダニの駆除が可能です。ダニの好きなニオイでおびき寄せ、粘着剤で捕獲します。使用後も、シートを捨てるだけなのでラクラクです。
画像のダニとりシート(バルサン)であれば、なんと捕獲したダニのアレルゲン物質を除去までしてくれます。この商品は「日本アトピー協会推薦」というお墨付きです。
⑤天日干しするなら、黒いビニールや不織布を使う
布団やマットレスを普通に天日干しするだけでは、ダニが死滅する50℃まで到達することはありません。また日光に当たる表面の温度しか上がらないので、生きているダニは布団の裏側へ逃げてしまいます。
天日干しでダニ駆除の効果を得るためには、黒いビニールや不織布を使うようにしましょう。
干し方は黒いビニール袋や不織布で布団を包んで、裏表を交互に干すだけです。すると黒色の特性で熱が集まり、布団の裏表どちらにも熱が行きわたります。
また布団を黒いビニールなどに包んだ状態で、真夏の車内に放置するという方もいらっしゃいますがこの方法はおすすめしません。
確かにダニが死滅する温度まで達することができますが、そもそも車の中はダニが繁殖しやすい環境であり、布団にいたダニが車内の日陰の方に移動してしまう可能性も考えられるからです。
⑥布団クリーニングのサービスを利用する
専門店に布団クリーニングを依頼するのもおすすめです。
「洗い」だけではダニ駆除効果は無いものの、乾燥機や防ダニ加工のオプションを利用することで、殺虫・防虫効果が得られます。
布団をクリーニングに出す際の費用の目安は以下の通りです。
羽毛掛け布団 | 4,000円~ |
敷布団 | 4,000~8,000円 |
防ダニ加工(オプション) | 500~1,500円 |
上記の金額は目安であり、布団のサイズや素材によって費用は異なります。
またクリーニングにかかる日数は7~10日前後とみておきましょう。
自分でダニを駆除する方法では布団の汚れをキレイにする、という部分には限界があります。しかし専門店に依頼することで、クリーニングもダニ駆除も一緒にできるため、一石二鳥でしょう。さらにコインランドリーでは対処できないような、羊毛布団などに対応できるのもポイントです。
最終的には一番ラクな方法かもしれませんね。
【最後は必ず】掃除機や布団クリーナーでダニの死骸を除去
ここまで紹介したようなダニ駆除方法を実践したあとは、かならず掃除機がけなどをして、ダニの死骸やフンを落としきるようにしましょう。
生きたダニを除去する効果はないものの、アレルギーの原因物質を除去できるので、アレルギー症状を抑えることができます。
掃除機や布団クリーナーを使うときは、ゆっくり動かすのがポイントです。だいたい1㎡あたり20秒以上を目安にしましょう。
また駆除後だけでなく、定期的に掃除機をかけておくことで、ダニのエサを除去して繁殖を防ぐことにつながります。
以下の記事ではダニ対策における掃除機の正しいかけ方やおすすめの布団クリーナーを紹介しているので参考にしてみて下さい。
布団・ベッドのダニを予防をする5つの方法
布団やベッドなどの寝具は、どうしてもダニが繁殖しやすい環境になります。大事なのは、こまめに掃除などの対策をしておくことです。
掃除機がけ以外に、ダニ予防に効果的な対策方法5つは以下の通りです。
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①こまめにシーツを替える
頻繁に天日干しをできない場合でも、1週間に1回程度はシーツを洗って交換しましょう。梅雨の時期であれば、1日に1回のペースで洗濯するのが理想です。
ヒョウヒダニのエサとなるフケ、アカ、食べカスなどが溜まった状態にしておかないのが予防として重要なポイントです。布団・マットレスのシーツはもちろん、枕カバーも定期的に洗って交換しましょう。
ダニ予防洗剤を使って洗濯すればダニ対策に有効です。
②布団やマットレスに風を通す
ダニの繁殖を防ぐには、エサを除去すること、そして湿気を溜めず乾燥させることが何より大事です。
湿気を溜めないために普段から1日ごとに布団を上げるようにするとよいでしょう。マットレスの場合も、1週間に1回ほどは、壁に立てかけるなどして風を通しましょう。このとき窓を開けて換気しておくと、より効果的です。
しかしそんなに頻繁に布団を上げるのは大変ですよね。そのような場合は布団の下にすのこを敷く方法がおすすめです。すのこには通気性に優れたヒノキなどの木材が使われていることが多いので、布団の湿気を逃がしてくれます。
また布団まわりだけでなく、カーペットやソファなどにもダニは発生するのです。部屋全体の湿度が60%以下になるように、エアコンの除湿機能や、除湿器などを使って湿度を保っておくようにしましょう。
和室の畳の上に布団を敷いている場合は、畳自体にもダニ対策をしておくと、より効果的です。
関連記事:畳のダニ発生原因と対策方法 | ミツモア |
③布団を押入れに入れっぱなしにしない
とくに毛布などは、押入れに入れたままの状態で、冬になるまで放置してしまいがちです。
押入れのなかは湿度が高いので、気が付いたらダニが繁殖してしまいます。時期的に使っていない寝具も、定期的に押入れから出して、天日干しなどをしましょう。
また押入れに寝具をしまうときは、簀子(すのこ)を敷いた上に布団を置いておくと、湿気が溜まりにくくなります。
圧縮袋に布団を入れておくなら、除湿剤や防カビ剤などを一緒に入れて、保管しておきましょう。
④防ダニ効果のある寝具を使う
寝具のなかには、防ダニ加工が施されている製品があります。
寝具の防ダニ加工は、おもに「薬剤加工」と「高密度織り」との2種類です。
「薬剤加工」は、布団の繊維や中綿などに、防ダニ用の薬剤を混ぜています。おもにニオイなどの効果によって、ダニが寄り付かないようにする仕組みです。洗ったり、長年使用したりすることで、徐々に効果が落ちてくるのがデメリットでしょう。
「高密度織り」は、ダニが入り込めないほど細かく織り込んだ布団になっています。薬剤を使うのに抵抗がある人にオススメです。ただし高密度なので、ポリエステルの場合には蒸れやすく、寝心地が悪くなってしまう可能性もあります。綿の製品であれば寝心地はいいですが、少し高価なことが多いです。
⑤あらかじめ忌避剤・ダニよけシートなどを使用する
普段から、定期的にダニ防除グッズを使用しておくのも有効でしょう。殺虫する必要がなく「ダニを寄せ付けないようにしたい」という場合は、天然由来の成分が含まれたダニよけグッズでも効果十分です。肌が敏感で殺虫スプレーは使いたくない、という方も安心して使用できます。
こちらのダニよけシートも、天然由来成分の製品になっています。殺虫効果はありませんが、予防をメインに考えるならオススメのグッズです。
ダニが発生した布団は捨てた方がいい?
ダニが発生してしまった布団でも正しい方法で駆除すれば、ダニを退治することが可能です。
しかし購入してから長い年数が経っている布団や、汚れや劣化が激しい布団は買い替えてしまうのもひとつの方法です。
一般的に布団の寿命は以下のようになっています。
羽毛布団 | 10~15年 |
掛布団 | 5~10年 |
敷布団 | 3~5年 |
また使用感が以下のようになったら買い替えの目安でしょう。
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布団を買い替える際には防ダニ加工がされた布団やダニ対策がしやすい布団を選ぶとよいでしょう。次の項目でおすすめの防ダニ布団やシーツを紹介していきます。
ダニ対策におすすめの布団と選び方
ダニによるアレルギー症状がひどい方や小さなお子さんがいる方は布団を購入する際にダニ退治がしやすい素材の布団や防ダニ加工された布団を選ぶとよいでしょう。
ここではダニ対策がしやすい布団の選び方やおすすめの防ダニ布団を紹介していきます。
ダニ対策のしやすさは布団の素材に注目する
- ダニ退治がしやすい布団
ダニは熱に弱く60℃以上の熱を加えるとすぐに死滅させることができます。そのため布団乾燥機をかけられるような熱に強い素材で作られた布団を選ぶとよいでしょう。具体的には「木綿、羊毛、ポリエステル、ウレタン」の布団になります。
反対に樹脂製の布団は熱に弱く、布団乾燥機が使えないことが多いです。
- ダニが繁殖しにくい布団
化学繊維である「ポリエステル、ウレタン、樹脂」で作られた布団はダニが繁殖しにくいです。
反対に木綿や羊毛といった天然素材の布団はダニのエサになりやすいため注意が必要です。木綿や羊毛の布団はこまめに布団乾燥機をかけるなどしてダニ対策をするとよいでしょう。
【防ダニ布団】Dr.ダニゼロック 掛け布団(軽量)
高密度に織り縫い目もなくすことでダニの侵入を徹底的に防ぎます。また特殊高熱処理がほどこされているため、表面だけではなく中綿にも一切ダニを住まわせません。
さらにダニ忌避剤や殺ダニ剤といった薬剤も使われていないため、赤ちゃんや肌が敏感な方も安心して使うことができます。
【防ダニシーツ】ミクロガード(R) プレミアム 枕・掛け・敷用 カバーセット
ダニやハウスダストなど就寝中のアレルゲン対策として開発された防ダニシーツです。有効性についてはアレルギー研究をする大学病院のドクターや専門医からも高い評価を得ています。
特殊加工がほどこされ高密度で織られた生地を使用しており、ほこりやダニをしっかりとシャットアウト。
薬剤も使用していないので小さい子どもがいる家庭でも安心して使用できます。
赤ちゃんが使う布団のダニ対策
赤ちゃんや小さい子どもは1日の大半を布団やベッドの上で過ごすことが多いです。布団にダニがいるとアレルギーやぜんそくの原因になってしまうため、しっかりと対策を行いましょう。
赤ちゃんが使う布団のダニ対策としては以下の方法がおすすめです。
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ダニを駆除する方法として殺虫スプレーなどの薬剤を使う方法もありますが、デリケートな赤ちゃんの布団に使うのは避けた方がよいでしょう。布団乾燥機でダニを死滅させ、掃除機をかける方が安全で確実にダニを駆除できます。
また化学殺虫成分を使用していないダニとりシートを使うのもおすすめです。布団やマットの下に置いておくだけで粘着シートがダニを捕獲します。
以下の記事では赤ちゃんがダニに刺されてしまった際にみられる症状やケアの仕方についても解説しているので参考にしてみてください。
布団・ベッドのダニを駆除して快適な睡眠を
ダニの死骸やふんはくしゃみ・鼻水・かゆみといった症状を引き起こすアレルギーの原因物質です。
症状が気になり始めたら、掃除機・布団乾燥機・クリーニングといった方法で布団のダニを駆除しましょう。
また湿気対策の換気や天日干し、布団カバーの洗濯などで再びダニが繁殖しないよう予防することも大切です。
日々のこまめなお手入れにより、快適な睡眠環境を整えましょう。
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ダニを徹底的に駆除したい方やアレルギーがひどい方はダニ駆除の専門業者に依頼するという方法がおすすめです。もし専門業者に依頼するなら、見積もりをもらって事前に価格相場などを把握しましょう。
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