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【2025年】大阪府で外壁塗装で助成金が下りる市町村紹介。条件や申請方法も解説

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最終更新日: 2025年05月09日

外壁塗装をしたいけれど、まとまったお金が必要でなかなか工事に踏み切れない人は多いのではないでしょうか。

リフォーム工事に関する助成金制度を使えば、外壁塗装や屋根塗装の際の金銭面の負担を軽減できます。大阪府では自治体別に助成制度が用意されているので、該当地域の方は活用してみましょう。

なお最新の情報は各自治体の公式サイトを確認してください。

大阪府で外壁塗装の助成金制度がある市区町村一覧

大阪府では、次の市町村で外壁塗装に関する助成金制度を利用できます。

市区町名 制度名 助成金額
​​泉佐野市 住宅リフォーム助成事業 工事費用の1/10(上限10万円)
茨木市 多世代同居支援住宅リフォーム補助制度 工事費用の1/3(上限30万円)
四条畷市 四條畷市若者世帯等定住促進既存住宅リフォーム補助金 対象経費の2分の1以内(上限:100万円)
摂津市 住宅リフォーム補助金 工事費用の1/2(上限25万円)
太子町 太子町三世代同居・近居支援補助リフォーム補助金 対象費用の1/10(上限:50万円)
高石市 空き家対策補助制度 補助対象費の1/2と上限金額を比較して低い方(上限30万円)
高槻市 3世代ファミリー定住支援リフォーム補助金 工事費用の1/3(上限20万円)
藤井寺市 空き家リフォーム補助制度 工事費用の2/3(上限30万円)
岬町 空き家再生事業補助制度 5万円(5万円未満の場合は当該金額)
八尾市 八尾市中古住宅流通促進補助制度 上限20万円

※最新の実施状況や詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。

※2025年5月時点の情報となります。

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大阪府の外壁塗装で助成金を受け取るための条件【市区町村別】

泉佐野市

制度名 住宅リフォーム助成事業
助成金額 補助対象費用の10%(最大10万円)
助成対象工事
  • 泉佐野市内の施工業者を利用した住宅リフォーム工事
  • 外壁塗装工事は、集合住宅を除く
対象者
  • 市税について滞納がない方
  • 泉佐野市内の施工業者を利用する方
申請期限
備考 助成金の交付決定前に行われた工事は対象外

参考:住宅リフォーム助成事業|泉佐野市

茨木市

制度名 多世代同居支援住宅リフォーム補助事業
助成金額 上限30万円(住宅リフォームに要した経費の3分の1まで)
助成対象工事
  • 茨木市内の事業者によるリフォーム工事
  • 合計金額が10万円以上で、屋根、雨樋、柱及び外壁の修繕、塗装等の外装工事など
対象者
  • 市外に1年以上居住している子世帯または親等が、茨木市に住む親等または子世帯と同居するために転入した世帯
  • 市税の滞納がない者
  • 暴力団関係者でない者
申請期限 転入日から1年以内
備考 添付書類は申請日から3か月以内に発行されたものに限る

参考:多世代同居支援住宅リフォーム補助事業について|茨木市

四条畷市

制度名 四條畷市若者世帯等定住促進既存住宅リフォーム補助金
助成金額 対象経費の2分の1以内(上限:100万円)ただし基本額を10万円とし、以下の要件に当てはまる分だけ加算

  • 取得した住宅が空き家:40万円加算
  • 直近の10年間のうち通算5年以上本市に住んだことがある:20万円加算
  • 申請者の親が本市に住んでいる:20万円加算
  • 他市から移住する:10万円
助成対象工事 増築、屋根・外壁等の修繕、床・天井等の内装工事などのリフォーム工事代
対象者
  • 40歳未満の夫婦または20歳未満の子どもと同居する世帯
  • 市内の賃貸住宅、申請者の親が所有する住宅、市外の住宅のいずれかに住んでいる世帯
  • 前年の1月1日以降に市内の中古住宅を取得した世帯
申請期限 各年度の4月1日から12月28日
備考 申請は工事着手前に行うこと

参考:空き家などのリフォーム工事を支援します!|四条畷市

摂津市

制度名 摂津市多世代同居・近居支援事業
助成金額 リフォーム経費の2分の1まで(上限:25万円)
助成対象工事 屋根、雨樋、柱および外壁の修繕、塗装等の外装工事を含むリフォーム工事
対象者
  • 多世代で同居または近居するためにリフォームを行った子世帯または親等
  • 市税の滞納がない者
  • 生活保護を受けていない者
申請期限 リフォーム工事の完了の日の翌日から起算して1年以内
備考 子世帯または親等のいずれかが市外から転入している必要がある

参考:住宅リフォーム補助金について|摂津市

太子町

制度名 太子町三世代同居・近居支援補助
助成金額 対象費用の1/10(上限:50万円)
助成対象工事 子または同居・近居する親が住宅取得またはリフォーム工事の契約をし、町内に所有する住宅
対象者
  • 子世帯が従前より町内に住宅を所有しておらず、新たに町内に住宅を取得する者
  • 同居・近居する親が1年以上継続して町内に居住している者
  • 子世帯は中学生以下の子と同居している世帯
申請期限
備考 着工前に事前協議が必要

参考:太子町三世代同居・近居支援補助を行っています|太子町

高石市

制度名 空き家対策補助制度
助成金額 補助対象経費の2分の1の額と30万円を比較して、いずれか少ない額
助成対象工事 安全性、居住性、機能性等の維持又は向上のために行う修繕等の空き家改修に係る経費(外壁塗装を含む)
対象者
  • 高石市空き家バンク制度登録事業者を介し物件を売却、購入又は賃貸借契約した者
  • 本市における納付すべき市民税、固定資産税を滞納していない者
  • 住民基本台帳法の規定により、本市の住民基本台帳に記録することができる者
  • 高石市暴力団排除条例に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者でない者
  • 全員が生活保護法による住宅扶助等の公的制度による家賃補助等を受けていない世帯
申請期限 売買契約締結日、または賃貸借契約締結日の翌日から起算して90日以内
備考 3親等内の親族から空き家を売却、購入及び賃貸借契約をする者は除く

参考:空き家対策補助制度|高石市

高槻市

制度名 令和7年度3世代ファミリー定住支援リフォーム補助金
助成金額  上限20万円(工事費の3分の1まで)
助成対象工事
  • 市外在住の子育て世帯と市内在住の親世帯が新たに同居するために行う持家のリフォーム工事
  • 外装工事(屋根、雨樋、柱、外壁の修繕・塗装など)
対象者
  • 子育て世帯の世帯主またはその配偶者が1年以上市外に居住し、令和7年1月17日以降に市外から転入した世帯
  • 中学生以下の子どもが含まれ、同居する親が1年以上市内に居住する世帯
申請期限 令和7年6月2日(月)から令和8年3月17日(火)
備考
  • 工事の当初契約日が令和6年4月1日以降で、高槻市内の事業者による工事
  • 対象工事の費用が10万円以上であること
  • 工事施工前に写真を撮影する必要あり

参考:令和7年度3世代ファミリー定住支援事業|高槻市

藤井寺市

制度名 藤井寺市空き家リフォーム補助制度
助成金額 補助対象経費の 2/3(上限 30 万円)
助成対象工事 空き家の利活用を目的としたリフォームに要する工事(建築、電気設備、機械設備)
対象者
  • 補助対象空き家を所有又は賃貸借契約により賃借する個人
  • 補助対象者の前住所地の市区町村において、補助金の交付の申請を行おうとする年度の前年度分
    市・町・村税等を滞納していない者
  • 補助対象空き家の売買契約を締結した日又は最初の賃貸借契約を締結した日から起算して6月を
    経過していない者
申請期限 空き家の売買契約を締結した日又は最初の賃貸借契約を締結した日から起算して6ヶ月以内
備考
  • 3親等以内の親族又はこれと同等と認められる者から補助対象空き家を購入又は賃借する者
    は対象外

参考:空き家リフォーム補助制度|藤井寺市

岬町

制度名 空き家再生事業補助制度
助成金額 5万円(5万円未満の場合は全額)
助成対象工事 空き家住宅の改修
対象者
  • 空き家の所有権を有し、改修等を行った方(法人を除く)
  • 当該空き家の購入又は改修等に関して、他の補助金を受けていない方
  • 本町が賦課する税及び税外収入金を滞納していない方
  • 全員が暴力団又は暴力団密接関係者でない世帯
申請期限 工事完了後60日以内
備考 1年以上居住その他使用実績がない住宅に限る

参考:空き家再生事業補助制度|岬町

八尾市

制度名 八尾市中古住宅流通促進補助制度
助成金額
  • 住宅の取得に要した費用の1/10とリフォームに要した費用の1/2を合算した額(上限:20万円)
  • 特定の条件を満たす場合は、都度5万円を加算
助成対象工事 リフォーム工事
対象者 市外に継続して1年以上居住しており、本市に転入する世帯で、2人以上の世帯で全員が40歳未満の世帯、または18歳以下の子とその親で構成される世帯
申請期限 居住開始後1年経過するまで
備考
  • 補助金交付後、5年以上居住すること
  • 共同住宅は補助対象外
  • 外構工事及び自身で行う工事に係る費用は補助対象外

参考:八尾市中古住宅流通促進補助制度|八尾市

大阪府の外壁塗装助成金の申請方法

助成金を受け取るための一般的な申請手順を以下に示します。

外壁塗装の見積もりを依頼する

まずは、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。助成金を利用するには、市町村が指定する業者に依頼する必要があることも多いため、事前に支給条件を確認しましょう。

外壁塗装の助成金を申請する

見積もりが決まったら、必要書類とともに申請を行います。申請時は外壁塗装の見積書が必要になることがほとんどです。そのほか各市町村の申請書類をしっかりと確認し、必要な書類を漏れなく準備しましょう。

審査結果の連絡が届く

申請後、審査が行われ、結果が通知されます。審査には一定の期間がかかるため、工事開始の時期と合わせてスケジュールを調整します。

作業実績報告書・請求書の提出

工事が完了したら、作業実績報告書と請求書を市町村に提出します。この報告書には、実際の施工内容や工事費用が記載されており、助成金の支給額を決定するために必要です。

助成金交付・金額決定の連絡が届き、助成金を受け取る

報告書、請求書の内容を基に、助成金の金額が決定されます。その後、助成金が指定の口座に振り込まれます。

助成金以外で外壁塗装が安くなる制度

助成金以外にも、外壁塗装の費用を抑えるための制度はほかにもあります。ここからは代表的な制度、「火災保険」と「住宅ローン減税」について解説します。

火災保険を使う

実は、条件次第では、火災保険を利用して外壁塗装を行うことができます。

火災保険は主に自然災害による損害を保障する制度です。そのため、台風などで屋根や外壁が損傷した場合、火災保険を使って修繕費用の一部を補填できる可能性があります。

住宅ローン減税を利用する

外壁塗装が住宅ローンの対象となる場合、住宅ローン減税を利用して税金の控除を受けることができます。

特に大規模なリフォームやリノベーションと併せて外壁塗装を行う場合、住宅ローン減税を活用することで費用負担を軽減できます。

助成金制度を利用してお得に外壁塗装しよう

外壁塗装の費用をできるだけ抑えたい方は、お住まいの市町村の助成金制度をチェックしてみてください。

今お住まいの住宅に適用できるもの、三世代同居によるリフォームを対象としたもの、空き家を新たに購入するケースが必要になるものなど、自治体によって条件はさまざまです。

自分が条件に該当すると確認できたら、まずはリフォーム業者から見積もりを取りましょう。無料で最大5社までの見積もりが取れるミツモアを利用するとスムーズですよ。

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