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日焼けで色あせた玄関ドアの補修方法は?業者に依頼する費用も解説

最終更新日: 2024年04月09日

玄関ドアには日光や風雨が当たるため、次第に劣化が進んでいきます。日焼けによって色があせたり、塗装が剥がれたりと、玄関ドアに起こるトラブルはさまざまです。変色した玄関ドアを自力で補修する方法や、業者に補修を依頼する際の相場を解説します。

玄関ドアの経年劣化で見られる症状

毎日何度も開閉するうちに、玄関のドアには次第にダメージが蓄積されていきます。経年劣化によって、ドアに起こる症状について把握しておきましょう。

色あせ

玄関ドアは家の中と外とを区切るものなので、外に面している側には直射日光が当たり、日焼けによる色あせが起こります

色の薄いドアが黒くなってしまったり、逆に黒っぽい色味のドアが薄くなったりと、はっきりと見た目が変化することが珍しくありません。一部だけが変色していると、色あせが余計に目立って気になる人も多いでしょう。

日光以外にも風雨や紫外線など、ドアの色あせが起こる原因はさまざまです。色あせは木製のドアだけに起こるのでなく、金属製のドアはサビて変色してしまいます。

塗装の剥がれ・サビ

ひさしなどがないドアの場合、長時間紫外線を浴びるため塗装にもダメージが加わります。玄関ドアの塗装が剥がれてしまうのも、代表的な経年劣化の1つです

始めは小さなひび割れでも、そのまま放置していると剥がれが広がってしまいます。特に金属製のドアの場合は、塗装がひび割れているのに気付いたら早めに対処することが大切です。

金属製のドアは、雨水や結露などが原因でサビが出ることもあります。ドアの端がサビてしまうと、開閉しにくくなるほか、キーキー音が鳴る原因にもなるため補修が必要です。

反り返り・変形

毎日紫外線を浴びることで乾燥し、ドア本体が反るのも劣化によって起こる変化です。ドア本体が変形すると、ドア枠にぶつかって開閉しにくくなってしまいます。

開閉時に音が鳴る原因になるだけでなく、冬場には寒い空気が室内に入ってきてしまう点もデメリットです。ドア枠との間に隙間ができると、外気やホコリが入ってくることにも注意しましょう。

室内と玄関に温度差ができると、家の中に結露が発生しやすくなってしまいます。カビの原因にもつながるため、玄関周りを清潔に保つためにも早めの対処が必要です。

玄関ドアの日焼けを補修する方法と費用

玄関ドアが日焼けしてしまったら、まずは自分で補修できるかどうかをチェックしましょう。ドアの補修方法や、業者に修理を依頼する費用を解説します。

ダイノックシートを貼る

ダイノックシートとは、木材や石などの素材の質感を再現したフィルムを指し、テーブルや壁などさまざまな場所に使えます。ドアの補修にもよく利用されています。

玄関ドアにシートを張るだけで手軽に見た目を変えられるため、日焼け部分を隠すのにぴったりです。ヘラやカッターなどの道具をそろえれば、自分で補修できます。

ただし、見た目をきれいに仕上げたいなら、業者への依頼を検討しましょう工事費用は5万円前後が目安で、シートの代金は作業代と別に請求されることが多いため、事前に確認することが大切です。

再塗装する

ドアの塗装が剥がれてきたら、専用の塗料を使って再び塗り直す必要があります。ドアの素材に応じて必要な塗料が異なるほか、初心者には難しい作業なのでプロに依頼するのもおすすめです。

剥がれた範囲にもよるものの、再塗装には約2万~15万円の費用がかかります。木製ドアよりも、金属製ドアの方が安くなりやすいのが特徴です。

塗装が剥がれた範囲が小さければ自分で再塗装する方法もありますが、塗料に関する専門的な知識や技術が求められます。塗ったところがかえって目立つこともあるため、自信がなければ業者に依頼しましょう。

ドアごと交換する

塗装の剥がれやサビなどの損傷が広範囲にわたっているなら、ドアを丸ごと交換する方法もあります。ドアの反りが直らず開閉しにくい場合も、問題が改善しないなら新品に交換してみましょう。

好きなデザインのドアを新たに選べるため、外観の印象が大きく変わるのもメリットです。ドアを新品にすることで断熱性が高まり、空調の効率がよくなり節約にもつながります。

ドアだけを交換するカバー工法の場合、ドア本体の代金も含めて約20万~50万円程度が料金の目安です。ドア枠ごと交換するなら、それ以上に高い料金がかかる可能性もあるため、事前に見積もりを出しましょう。

ドア交換の見積もりを取る

玄関ドアの日焼けをDIYで補修するのは難しい

玄関ドアの日焼けを自分で補修することも可能ですが、ドアを塗り直すのは素人には難しいといえます。あまりに範囲が広い場合は、プロの業者に依頼する方がよいでしょう。

日焼けで塗装が剥がれてしまった場合、自分で塗り直しと余計に見た目が悪くなったり、2~3年で再び塗装が剥がれたりする恐れもあります。塗料を選ぶために知識も必要になるため、無理に自分で直さず、業者に依頼するのが賢明です。

ただし部分的に色があせているケースなら、早めに対処すればきれいに直せる可能性もあります。玄関ドアを長くきれいに使うためにも、日焼けによる劣化が気になったらすぐに補修するようにしましょう。

ドアの補修をプロに依頼する

玄関ドアの日焼けを補修するなら再塗装がおすすめ

ドアが変色したり塗装が剥がれたりすると、見た目が気になるかもしれません。ドアの補修にはシートを使う方法もありますが、再び塗料を塗り直すのが一般的です。

きれいに仕上げたいならプロの業者に依頼してみましょう。ドア本体がゆがんでいるなら、新品に交換するのもおすすめです。

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