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自動車の名義変更の代行費用はいくら?代行を頼むメリットや必要書類も解説

自動車の名義変更を行政書士に依頼する
最終更新日: 2023年07月07日

中古車を入手した際、名義変更手続きが必要です。自分で行うのが面倒なときは、名義変更の手続きを代行してくれるサービスを利用するといいでしょう。自動車の名義変更代行にかかる費用や、利用するメリットとデメリット、利用の流れを解説します。

自動車名義変更を代行してもらう費用相場

自動車と男性

自動車の名義変更を代行する費用は、誰に依頼するかによって異なります。代行を誰に依頼できるのか、それぞれに依頼したときの費用を解説します。

費用相場は1~5万円

名義変更を代行する際の費用相場は、1万~5万円程度です。主に代行を依頼する内容によって、費用が変わります。

ディーラーや販売店で車を購入した場合は、名義変更も併せて行ってくれることが多いでしょう。その場合は購入代金に手数料が含まれる形になります。詳しくは担当者に聞いてみましょう。

個人売買や譲渡によって入手した場合は、行政書士整備店に依頼するのが一般的です。

名義変更代行サービスの内容

名義変更代行サービスでは、車の名義変更に必要な一部または一連の作業を代行してくれます。以下の内容を実施してくれるのが一般的です。

  • 移転登録
  • ナンバープレート交換・封印代行
  • 車庫証明
  • 自動車税・取得税の申告・納付代行
  • 自賠責保険の名義変更

移転登録の代行費用は約6,000~7,000円前後、ナンバープレート交換の代行費用は5,000~1万円前後かかります

車庫証明は約6,000円で、都道府県によって申請の手数料が異なります。税金の納付代行や自賠責保険の名義変更は、移転登録と合わせて約1万5,000円で依頼できるケースが多いでしょう。

サービスが充実するほど料金も上がるので、自分に必要最低限のプランを選ぶことがコストを抑えるコツです。

誰に依頼するかによって費用は異なる

行政書士なのか、ディーラーなのか、販売店・整備店に名義変更代行を依頼するのかによって、費用は異なります。一般的には行政書士に依頼するのが最も安く、ディーラーが最も高い傾向にあります

行政書士に依頼する場合、最も基本的なプランでは1万5,000円程度で依頼できるでしょう。販売店や整備店では、基本的なプランで約2万5,000円が相場です。ディーラーに依頼する場合は最低約3万円弱、輸入車ブランドなどでは高いと7万円以上することもあるでしょう。

なお対応エリアによって料金が異なる場合もあるので、詳しくは各業者に問い合わせるのが確実です。

自動車の名義変更を行政書士に依頼する

自動車名義変更代行のメリット・デメリット

自動車の名義変更を代行するメリットとデメリットを解説します。両者をよく比較し、自分にとってベストな選択をしましょう。

メリット:手間なく確実に名義変更ができる

名義変更を代行してもらう一番のメリットは、自分の手間をかけずに手続きを済ませられることです

名義変更を自分で行う場合、平日に役所へ出向かなくてはなりません。

さらに書類に不備があれば、再提出のために再度役所へ出向かなければならず、さらに手間がかかります。しかしプロに代行を依頼すれば、ミスなく確実に名義変更ができます。自分はほとんど手放しで、ほかのことに集中できるのは、精神的にも楽でしょう。

デメリット:自分で行うのと比べて費用負担が大きい

名義変更代行のデメリットは、自分で行った場合に比べ費用が割高になることです。自分で名義変更する場合の費用は5,000円前後です。名義変更周りにかかる手数料は、以下の通りです。

  • 移転登録手数料:500円
  • 車庫証明書取得費用:2,500~3,000円
  • ナンバープレート代(変更する場合):1,500~1万円

代行を依頼すると、自分で行うときの3倍からときには10倍程度の費用がかかることが分かります。上記の法定費用は、代行料金に含まれないのが原則です。

費用対効果を鑑み、自分にとってメリットの大きい方を選択しましょう。

自動車の名義変更の代行に必要な手続き

自動車代行

名義変更代行を依頼したくても、どのように申し込めばよいのか分からない人もいるかもしれません。自動車の名義変更代行を依頼する際に、必要な手続きを解説します。

申し込みに必要な書類

まずは申し込みに必要な書類を準備しましょう。一般的に代行を依頼する際に必要な書類は以下の通りです

  • 譲渡証明書
  • 旧・新所有者の印鑑証明書
  • 旧・新所有者の委任状
  • 車検証
  • 新所有者の車庫証明書

各書類は原則発行から3カ月以内のもの、車庫証明書については発行から1カ月以内のものである必要があります。相続で車を入手した場合には、被相続人の戸籍(除籍)謄本や相続人全員の戸籍謄本が別途必要です。

申し込みの流れ

詳しい流れは業者によって異なるものの、名義変更代行を依頼する基本的な流れは以下の通りです。

  1. 代行業者のホームページ等から申し込む
  2. 必要書類を渡す
  3. 代行業者が手続きを進める
  4. 登録完了後、書類を郵送してくれる
  5. ナンバープレートの交換(する場合)

業者とのやり取りは、メールまたは書類の郵送が基本です。料金の振込は申し込み時や作業が完了した時点など、業者によって異なります。不明点があれば、気軽に問い合わせてみましょう。

関連記事:車の名義変更のやり方は?必要書類や手続き方法、注意点を把握しよう|ミツモア

煩雑な自動車の名義変更手続きは代行依頼もおすすめ

自動車の名義変更代行の費用は誰に依頼するかによって異なります。一般的には行政書士に依頼すると安い傾向にありますが、販売店やディーラーで購入した場合は、そのまま代行を依頼する方が楽でしょう。

サービス内容によっても料金は変わるので、自分でできることは自分で対応すると、費用を抑えやすくなります。自分の手間と料金を鑑み、費用対効果の高い方を選びましょう。

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