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つる植物の種類・おすすめ一覧!常緑や花が綺麗なものは?伸び方の特徴や選び方も紹介!

最終更新日: 2021年05月14日

一口につる植物と言っても色々な種類があります。

  • 常緑(一年中緑色のもの)
  • 枯れてしまうもの
  • 上に伸びるもの
  • 下に伸びるもの
  • 吸盤があるもの

など。

つる植物は使い勝手が良く、壁飾り・グランドカバー・寄せ植え・観葉植物・フラワーアレンジメントと、何にでも応用可能。そのため1種類くらいはつる植物を植えたいと思うガーデナーが多いのですね。

ここではつる植物にはどんなものがあるのか、それぞれのタイプの特徴とおすすめの種類について紹介していきます。たくさんあるつる植物の選び方や注意点も解説します。自分のお庭にぴったりのつる植物を見つけてくださいね。

つる植物とは?4つのタイプとそれぞれのおすすめ植物を紹介

つる植物

つる植物は「つる性植物」と言われることもあります。自力では直立できず、地面やオブジェを這ったり絡みついたりして伸びていく性質をもった植物です。日本においては「葛(かずら)」という漢字がついている植物や「つる〇〇」のような名前を持つ植物は、つる植物と判断できますよ

つる植物は大きく分けて以下の4つのタイプがあります。次からは4つのつる植物の特徴や、それぞれのタイプに属するおすすめの植物を紹介していきますね。

  1. 巻きひげ
  2. 気根や吸盤
  3. 根を這う
  4. 若茎が巻き付く

つる植物①巻きひげタイプ

巻きひげタイプはその名の通り「巻きひげ」という部位を伸ばし、他のものに巻き付きながら成長していきます。巻きひげは何かに巻き付くために特化させた器官で、茎から伸びます。

その性質を利用して夏場のグリーンカーテンや、フェンスに巻き付かせての視線遮断に使われることも。放置しておいても自動的に巻き付きますが、紐などで誘引すると全体がより美しくまとまりますよ。

このタイプでおすすめの植物は、次の3つです。

  • ゴーヤ
  • インゲン
  • トケイソウ

【ゴーヤ】

ウリ科の植物ゴーヤはグリーンカーテンによく使われる植物です。大きなカエデのような形をした葉は青々として美しく、さらにビタミンが豊富な実もなります。夏バテに効果があると言われ、観賞用にも食用にも使えて便利ですよ。

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【インゲン】

インゲンはマメ科の野菜ですね。ゴーヤと同じく実が食べられるため、お得感の強い植物ですよ。赤い花と綺麗な緑色が目に鮮やかな、巻きひげタイプのつる植物です。

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【トケイソウ】

時計のような複雑な構造をもつ花が特徴的なトケイソウは、花が終わるとパッションフルーツがなります。パッションフルーツは赤いゼリーのような実で、優しい甘さがある人気の果物。日本で多くみられるのは、トケイソウの中のカエルレアと呼ばれる品種です。

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つる植物②気根や吸盤を持つタイプ

2つ目のタイプは気根(※)や吸盤を使って伸びていく植物。茎から気根や吸盤をつけた巻きひげを伸ばして、他のものに引っ付きながら成長していきます。

※気根(きこん):茎もしくは付け根にあたる部分から空中に生える根のようなもの(トウモロコシについている白い根など)

用途は壁面の飾りや西洋風の庭を作りたい時のアクセント、グランドカバー(土表面を覆い隠す)などです。

ただし気根や吸盤を持つタイプは、引っ付いたところを傷つけてしまう可能性が高い上に、引っ付くところがなければ成長は遅くなります。大切な外壁の近くでは育てない方がいいかもしれません(詳しくは注意点の章で解説)。

このタイプでおすすめの植物は、次の2つです。

  • クレマチス
  • ヘデラ(アイビー)

【クレマチス】

クレマチスはつる植物の女王と呼ばれるほど、つる植物の中では代表的な存在です。吸盤タイプで、壁やフェンスなどにぴったりとひっついて伸びていきます。花は白やピンク、紫色の美しい大輪。春から秋まで長い間楽しめますが落葉するので、時期によっては見た目が悪くなってしまうことも。そのため壁に這わせるよりは管理の簡単なフェンスに巻きつけての育成がおすすめです。

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【ヘデラ(アイビー)】

ヘデラとはアイビーのこと。ヘデラは学術名ですが一般的にもよく使われており、アイビーと同じ植物であることを知らない方もいます。

ヘデラは根を伸ばして成長するつる植物。根が吸盤として物体に張り付きます。乾燥・暑さ・寒さのすべてに強く、とても育てやすい植物です。常緑なので冬でも庭がさみしくならないからと根強い人気があります。ガーデニング初心者にもおすすめですよ。ただし後述しますが、壁に這わせる際には注意が必要です。

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つる植物③根が這うタイプ

3つ目のタイプは根が地面を這うタイプ。他のタイプは上へ伸びていくことが多くなりますが、このタイプは基本的に下へ下へと伸びていきます(下にいけない場合は地面を這って横に伸びます)。吸盤タイプのように引っ付くことはないので処分は簡単。植物の成長によって壁やフェンスを傷めたくないという方はこちらを選びましょう。

次の2つがこのタイプのおすすめ植物です。

  • コンボルブルス
  • タイム

コンボルブルス

小さなアサガオのような可愛い花を咲かせるつる植物です。日当たりや風通し、水はけがよい場所ならぐんぐんと成長し、どんどん根を伸ばして広がっていきます。病害虫もほとんどなく、庭植えにすると世話もさほど必要ないため育てやすいですよ。品種が非常に多い植物なので、花色など自分好みのものを見つけてくださいね。

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タイム

タイムは独特の気品ある香りをもつハーブ。品種が250以上もありますが、その中でも大きく分けると「ほふく性(地を這うように伸びる性質)のあるもの」「自立性のあるもの」の2つがあります。ほふく性がある方がつる植物ですね。開花は5月頃。一斉に紫色の小さな花を咲かせます。高さがある花壇に植えると自然と垂れ、雰囲気のある庭になりますよ。

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つる植物④若茎が巻き付くタイプ

若茎が巻き付く植物です。茎から巻き毛を生やすのとは違い、茎そのものが巻き付いて伸びていきます。そのため支柱やアーチなど厚みがある建造物でも大丈夫。門などに絡みついてゴージャスで美しい花や、発色のよい緑で飾ってくれます。

このタイプでおすすめの植物は、次の2つです。

  • つるバラ・ランブラーローズ
  • アサガオ

つるバラ・ランブラーローズ

つるバラはつる性のバラの総称で、大変多くの種類が存在しています。その中の1つの品種「ランブラーローズ」は、一季咲きのクライミングローズ(登るバラという意味でつる性バラの種類)です。上品な濃いピンク色の小輪の花が大量に咲き乱れ、開花時期は見た目が大変ゴージャスですよ。

アサガオ

つる植物で有名な花としてはアサガオがあります。小学1年生の時に育てさせる学校が多いため、誰でも1度は栽培したことがあるのではないでしょうか。アサガオは一年草で若茎がどんどん絡みながら育っていきます。多くの品種が販売されていますが栽培は簡単です。美しい花付きの、夏場のグリーンカーテンとしても人気ですね。

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つる植物の選び方

あさがお

では続いてつる植物の選び方を紹介します。選び方の基準としては、大きく分けて次の3つがあります。

  • つるの伸び方や特徴
  • 花の色
  • 常緑かどうか

あまりにも種類が多すぎて何を基準に選べばいいかわからないという方は、この3つから好みのタイプを発見してみましょう。

常緑かどうかで選ぶ

一年中緑が楽しめるので、常緑性があるつる植物は人気です。冬場に枯れてしまったり落葉してしまったりすると、根だけが残り見栄えが悪くなります。

特に壁に這わせたりアーチに絡ませたりする場合、常緑であればいつでも綺麗で雰囲気がありますよね。常緑かどうかを気にする方も多いので、ぜひ選ぶ時に意識してみてください。

つるの伸び方や特徴で選ぶ

先に紹介した4つのタイプから、お好みのものを選んでもいいですね。

玄関前のアーチや御庭のオブジェに絡ませたい方は、④の「若茎が巻き付くタイプ」がおすすめ。常緑である必要はなく、とにかく夏場に涼しいグリーンカーテンを望んでいるというなら①「巻きひげタイプ」が良いでしょう。壁一面に這わせてクラシックな雰囲気を出したいなら、②「気根・吸盤タイプ」が便利です。花壇からこぼれ落ちるような緑が欲しい方は、③「根が這うタイプ」だとイメージ通りになりますよ。

まずは自分が作りたいお庭をしっかりイメージすることが大切。イメージに合うタイプを選んだら、その中から育てやすさ・花や葉の特徴などを見ていきましょう。

花の色で選ぶ

花の好みで選ぶのもおすすめです。たとえば上で紹介したコンボルブルスやトケイソウなどは、種類が非常に多い植物。品種によって育てやすさや花の模様、色などが違います。

写真から好みの花を見つけたら、自分の庭に合うかどうかを調べてみましょう。どのように伸びるか、栽培環境は適しているかなどを確認すれば庭の完成イメージもわきやすくなりますよ。

つる植物は植木鉢で育てられる?

鉢植えのつる植物

つる植物は植木鉢でも生育可能です。住まいが賃貸物件で柵や壁は使えず、庭もないという方でも大丈夫ですよ。ただし準備は必要です。

上へ伸びていく「巻きひげタイプ」と「若茎が巻き付くタイプ」の場合、茎がのびて絡みつく場所を作らなければなりません。根が伸びて下へと垂れさがる「根が這うタイプ」では、ハンギングなどで天井からつり下げる様にするとよいでしょう。マンションのベランダのような狭い場所でも育てることはできますが、根を伸ばす場所を確保するようにしてくださいね

また鉢植えで育てることのメリットは、季節によって場所を移動できること。植物によっては直射日光がダメだったり、霜に弱かったりなどの注意点があります。環境を変えやすいため、わざと鉢植えでつる植物を育てる方もいますよ。

つる植物で注意すべきこと

壁を這うつる植物

では最後につる植物を扱う時に注意すべき点を2つ、紹介していきますね。

  1. 壁面を傷つけることがある
  2. マメな管理を必要とする種類がある

注意①:壁面を傷つけることがある

気根・吸盤タイプの植物は、強い力で張り付き壁の表面を傷つける可能性があります。

たとえば壁に這わす植物で人気のヘデラ(アイビー)。ヘデラの小さな根は吸盤のようになって壁面に引っ付き、育つにつれてはがせなくなってきます。無理やりヘデラをはがした結果、壁の吹き付け剤も一緒にはがれて壁の表面がボロボロになってしまうケースも。またヘデラをはがす際に怖くて一部気根を残してしまうと、そこから水分を吸収してまた成長を始めます。

はがした跡を消す作業にも手間がかかる上、成長が早く隣の家に根が伸びていたり、家の中に侵入していたりすることも。そのため植えつける場所はしっかり慎重に選ばなければなりません。普通の壁ではデメリットが多いので、壁面緑化用の壁(※)に変えることも検討する必要があります。壁面を覆った後の美しいイメージだけで植えてしまうと、後々面倒なケースがあることを覚えておきましょう。

※表面に金網などを取り付けて、そこにつるが伸びるようにした壁です。

注意②:マメな管理を必要とする種類がある

普通の植物は地植えであれば、さほど管理に手間はかかりません。やるとしても年に1度の剪定(せんてい)や追肥くらいで、放置していてもちゃんと成長していきます。

しかしつる植物は密集して葉や花を出すため、どうしても蒸れがち。植物が蒸れると病害虫発生のリスクが増えます。そのため伸びすぎた葉や茎を定期的に剪定したり、花がらを摘み取ったりといった管理が大切です。

放置すると病害虫が発生し、周囲の植物すべてに影響を及ぼす可能性もあります。「あまり手間をかけたくないけれどつる植物がいい」という方は、以下のような情報を収集してから購入してくださいね。

  • 成長速度
  • 葉や花の茂り具合
  • 病害虫に強いか

成長が早くて根がどんどん伸び、葉や花の間に隙間ができる植物などがおすすめです。たとえばつるバラの中でも半木立性つるバラなどは、風通しが良いわりに花や葉が大きくて寂しく見えないものが多いですよ。

管理手間がかかるつる植物としては「ナツユキカズラ」が有名です。葉も花もどんどん密集して生えるため、普段からマメな剪定が欠かせません。頑丈で初心者でも失敗することは少ないものの、丈夫であるがゆえに放置すると手がつけられなくなります。

万が一病害虫や剪定で困ったら、業者に頼むのも一つの手です。その場合はぜひミツモアを利用してみてください。簡単な質問に答えるだけで複数業者から見積もりが届くサービスです。無料で複数の業者の見積もりを比較できるので、費用・内容がより良いところを選べますよ

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