ギターやベースを演奏したり音楽鑑賞が趣味であったりすると、古くなったアンプの処分を検討することってありますよね。
しかし「アンプって不燃ごみ?粗大ごみ?」「小型家電リサイクル法は関係ある?」など疑問は尽きません。
本記事では捨て方が分かりにくいアンプについて、具体的な処分方法を複数紹介。アンプの処分を検討している方はぜひご一読ください。
処分してしまう前に
オーディオって拘り出すとキリがありませんよね。コンポではなく、スピーカーやアンプを選び抜いて別々に揃える方もいらっしゃいます。
その場合は古くなったアンプだけの交換が可能ですが、ちょっと待ってください!そのアンプ、処分する必要がないかもしれません。
まずは以下の2項目に当てはまるか、ご自宅のアンプをご確認ください。
1.まだ使えるかどうかの確認をしよう
オーディオシステムはプレイヤー・アンプ・スピーカーで構成されています。
どの機器も一般的な寿命は5~10年で、そのくらい使っていると劣化が始まると言われることが多いです。つまり時期が早い場合は劣化による故障ではないかもしれません。
またアンプ以外のプレイヤーやスピーカーの劣化や故障ということも十分に考えられますので、まずは各機器のチェックを行うことをおすすめします。
2.年代が古いアンプは価値があるかも?
現在ではデジタル情報をそのまま受け取り増幅するプリメインアンプが主流ですが、音質に拘りアナログ回路を持つ、古いタイプのアンプをお持ちの方もいらっしゃいます。
レトロなアンプは「ヴィンテージオーディオ」として欲しがる人がいるかも。廃棄するのはもったいないでしょう。是非リユースも視野に入れておいてください。
自力で処分する
ご自分で処分する場合のオーディオの廃棄方法を解説していきます。
アンプと一口に言っても、プリメインアンプやプリアンプ、パワーアンプ、AVアンプなど種類は様々。当然ながら大きさもそれぞれ異なってきます。
不燃ごみとして処分する
まずはお使いになっているアンプのサイズを測りましょう。自治体によってごみ出しのルールは異なりますが、30cm角(縦30cm×横30cm)あるかないかによって処分方法が大きく変わってきます。
アンプが30cm角に満たない場合、不燃ごみとして処分可能です。不燃ごみ用ビニール袋に入れて決まった曜日に出すなど、各自治体のごみ出しルールに従って処分してください。
粗大ごみとして処分する
30cm角以上のものは粗大ごみで出します。こちらも自治体によってルールが変わってきますが、大抵は有料です。
またお使いのアンプが「真空管アンプ」の場合は、真空管が粗大ごみでの廃棄が必要となりますのでご注意ください。
処理券を購入してごみに貼り付け、予約をして取りに来てもらったり、ごみ処理場に直接持ち込んだりといった作業が必要なケースが多いです。
小型家電回収ボックスを利用する
平成25年に施行された小型家電リサイクル法により、家電製品は可能な限りのリサイクルが必要です。アンプも小型家電に該当しますので、例にもれずリサイクルが推奨されます。
家電屋さんで「小型家電回収ボックス」を目にしたことがある方もいらっしゃることでしょう。
ボックスの他にも、ステーション・イベント・ピックアップ等の方法で集めています。処分を急いでいない方は、ぜひこの方法も検討してみてください。
買取サービスを利用する
「長年使った愛着のあるアンプ・ヴィンテージオーディオを処分してしまうのは抵抗がある」と言う方には、買取サービスをおすすめします。リユースすることで、次の人へとアンプを譲ることができるのが嬉しいですよね。
また思っていたより高く買い取ってくれることもありますので、一考の価値があります。スピーカーやコンポの処分をご検討の方も、是非ご参考になさってください。
オーディオ専門店で売却する
オーディオ機器の査定を専門にしている業者でしたら、適正価格で査定してもらえるので安心です。さらに、品物を見る確かな目があるので、まだ使える場合などはサポートしてくれる可能性もあります。
ここでは2社ご紹介いたしますので、ご参考になさってください。
オーディオ高く売れるドットコム
インターネット型の買取サービスです。ウェブまたは電話から無料査定を申し込むことが可能。
オーディオ機器を専門としており、メーカー・型式・状態を伝えるだけで目安となる買取価格を無料見積もりしてくれます。
出張買取では、オーディオの知識豊富な査定スタッフが自宅まで来てくれるので手軽です。
オーディオの買取屋さん
こちらもインターネット型の買取サービスです。プロが査定しますので、お持ちのアンプに見合った値段を算出してくれます。
全国対応で、特に東京・神奈川・千葉・埼玉からの申し込みは出張買取の即日対応も可能ですよ。
ネットオークションやフリマアプリで売る
ネットオークションやフリマアプリは買い手と直接やり取りをするため、思っていたより高値で売却できることがあります。
さらに有名メーカーのものですと部品のみの需要があるため、ジャンク品として買い取ってもらえることも。
ご自分で梱包や発送を行うなどの手間は掛かりますが、納得する値段でのやり取りができるのが良い点ですね。
買取サービスを利用する際の注意点
買取サービスを利用してアンプを処分することをご検討の方に、2つの注意点をご説明いたします。
1つは日頃から大切に使っていないと値段が下がってしまう点です。 売る前に拭くだけでは、傷や日焼けは落ちません。普段から日が当たらない場所に保管し、定期的な掃除を心がけ、傷がつかないよう丁寧に扱うように心がけましょう。もう1つは大きいオーディオは発送が大変である点です。 出張買取の場合は業者にお任せできますが、個人で梱包・発送を行うネットオークションやフリマアプリでは、荷物が大きいとそれだけ取り扱いが難しくなります。まずはご自分のアンプのサイズを知ることが大事です。 |
不用品回収業者に回収を依頼する
粗大ごみに出したり買い取りに出したり……処分するだけでも調べ事や手続きがあって大変ですよね。
どれも無理そう、という場合は不用品回収業者に依頼をする手もあります。
電話やインターネットで申し込めば、希望日に来てくれるので手軽。すぐに処分したい・忙しくて売りに行ったりやりとりをしたりする時間が無い方には助かるサービスですね。
不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、何と言ってもどんなものでも回収してくれることにあります。
例えば趣味であるギター関連のものを手放したい場合、ギターやギターのアンプ、ギターのケース等、全部一気に処分が可能です。
ついでに部屋にある不用品を持って行ってもらえば、お部屋がすっきりと片付きますね。
「業者に依頼するのは不安…」悪徳業者に引っかからないコツ
不用品回収業者の中には、無許可のまま違法に回収を行っているところもあります。
適正な処理が行われず不法投棄をしていたり、環境汚染に繋がったりするだけでなく、悪質な場合は高額な料金を請求されることも。
自治体から許可を得た業者に依頼し、適正な料金かを見極めるためにも、まずは複数見積もりを取ることを意識しましょう。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォーム「ミツモア」がおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。
①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く
スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます。
チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。
忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。
②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心
ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。
ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。
③見積もり料金と口コミを比較して選べる
各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
④契約や相談はすべてオンラインで完結
訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。
チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。
⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり
不用品回収サービスとは?
まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。 |