デスクトップパソコンで必ず用いられているパソコンケース。大きい物から小さい物まで大きさも様々です。そんなパソコンケースを処分する時ってどのような方法でするのかご存知でしょうか?
今回はパソコンケースの処分方法について詳しく確認していきます。パソコンケースの状態に応じて処分方法が大きく異なってきますのでその点は留意しながらチェックしていきましょう。
パソコンケースとは?
デスクトップパソコンの本体とも言えるのがこのパソコンケースです。各種メーカーが予め作って販売しているパソコンもあればこのパソコンケースを購入して自分で組み立てる為に購入できるものと様々です。
ここ数十年のパソコン業界の進歩もあり、LEDライトが搭載された派手なモデルからパソコンの熱暴走を抑える為のファンがノーマルのパソコンよりも多くついているものなど種類も豊富です。
それでは、まずパソコンケースについて詳しく見て行きましょう。
デスクトップパソコンの外枠
パソコンケースはデスクトップのパソコンの外枠、本体です。基本は長方形の形をしていて一人で十分に持ち運べる大きさをしています。
上記でも少し説明しましたが、パソコン内部を守るカバーのようなものではあるものの、その種類は本当に多く、機能性重視のものから外見重視のものまでたくさんの種類があるのが魅力的ですね。
またケースの素材に関しても見た目は金属のみで形成されていそうですが、実際はプラスチック等も使用されています。
さて、自作等で余ったパソコンの外側のケースはどのように捨てればいいのでしょうか。今回はこのパソコンケースの処分方法について詳しく調べてみました。
内部のパーツを保護する役割
さてここではなぜパソコンケースが必要なのか?という点においてお話をしていきます。内部の保護、静音性、冷却性の3つのワードにそってみていきましょう。
✔ 内部を保護する
パソコンケースの役割と言えば当然内部の機械を守る事にあります。現在パソコンを使っている方はお気づきの方もいるかもしれませんが、パソコンはすごく埃が付着しやすいものです。
HDDやマザーボードなどの内部機材がむき出しになっていると埃だらけになってしまい故障の原因となりかねません。その為パソコンケースを使用することで、埃の付着を防ぐようにしているのです。
✔ 静音性
次に静音性についてです。正直デスクトップパソコンは起動音や作動音が結構大きくうるさい機種も多いのですが、これは中についているHDDやファンなどの音が原因でもあります。
機材内部の大きさによって音の大きさも比例します。パソコンケースが内部機材を囲んでくれているからこそ、音を抑えることができるのです。
✔ 冷却性
最後に冷却性についてです。パソコンはずっと使用し続けているとケース内の機材が熱をもってしまいます。この状態がずっと続いてしまうと熱暴走という形でパソコンの動作が急に重くなったり、処理速度が遅くなったりしてしまうのです。
長時間熱を伴うことになると、当然パソコン自体の寿命を縮めてしまいかねません。そこでパソコンケースケース内部に取り付けられたファンによって、自動的にパソコン内部が冷却され、熱暴走を抑えることができるのです。
これら3つの重要な役割を考慮すると、パソコンケースは必須と言えるでしょう。
パソコンケース 処分する前に要確認!
パソコンケースを処分する前にいくつかの要点を確認しておく必要があります。この内容を確認しておかないとちゃんと処分することができなくなります。
ここでは処分する際に確認しておかなければいけない事を記載していきますので一度じっくり確認しておきましょう。
ケース内の部品も一緒に捨てるのか
パソコンケースの内部に部品があるかないかで捨てる方法が大きく変わってきます。部品がついておらず(配線も何もかも)まっさらのPCケースのみの場合は粗大ゴミで捨てる事が可能となっています。
しかし、配線一本でも残っていると粗大ゴミとしては処分できなくなりますので注意が必要です。そのまま内部機材含めて処分する場合はPCリサイクル法の対象となりますので粗大ごみとして捨てることはできません。詳しくは下記記事を参照してみてください。パソコン本体の処分について詳しく記載してあります。
自治体によって細かな内容が異なりますので捨てる前に一度お住まいの自治体にお問い合わせをしてみましょう。
ケースの大きさや素材はどれくらいか
ケースの大きさによっても処分方法が異なります。粗大ごみは、一番長い辺の長さによって規定されることが多いです。例えば横浜市では50㎝以上のパソコンケースであれば粗大ゴミへ出せるようになっています。一方で、東京都の多くの自治体では30㎝以上は粗大ごみに分類されることが多いです。
またケースの素材によっても、粗大ごみに分類されるかどうかは変わってきます。例えば、先ほど例に出した横浜市では、金属製である場合には30㎝以上から粗大ごみ扱いになります。
処分する前に、ケースの素材と大きさを合わせて確認するようにしましょう。
処分方法その1 自治体での回収
パソコンケースに関してですがいろんな回収・処分方法があります。まずは自治体での回収について確認していきましょう。どのように処分できるのでしょうか。
内容の確認も踏まえてチェックしていきましょう。
安く済ませたい人におすすめ
まず自治体で回収する場合は、基本粗大ゴミに出すことができます。上記でも少し記載していますが、自治体によってパソコンケースの大きさで処分費等が変わってきますのでそこは各自確認してみましょう。
粗大ごみで出す場合には、有料とは言っても基本1000円未満の数百円程度です。若干の上下はあるもの500~600円程と思っておいて大丈夫でしょう。
自治体により処分方法が異なる
先ほどから述べられているように、自治体によって処分方法が異なるわけですが、基本的には粗大ゴミで出すという方法が一般的です。
自治体が設置している無料の回収ボックスがあるところもあります。ご自身で回収ボックスまで持ち運べるようであればそのような無料で回収してくれますのでいいですね。
また粗大ゴミの規定についても自治体で内容が異なる事があり、粗大ゴミ以外にもパソコンケースの大きさによっては燃えるゴミとして出せる事もあったり、袋に入れば資源ごみとして扱われる場合もあります。
お住まいの自治体に確認してみましょう。
処分するまでの流れ
粗大ごみとして処分する場合の一般的な手順は以下のようになります。
①各自治体の粗大ごみ受付課に電話/ネットで申し込む
東京都(一部の地域を除く)にお住まいの方は、粗大ごみ受付センターからお申込み可能です。 ②コンビニやスーパー等にて粗大ごみ処理券を購入し、パソコンケースに貼り付ける ③指定された日時に処理場もしくは収集場所まで運搬する |
まずは電話もしくはインターネットで受け付けをして粗大ゴミ処理券を発行しましょう。パソコンケースなのでそんなにいっき捨てる事はないとは思いますが、インターネット予約の際は一度に10個までしか登録できませんので注意が必要です。
ちなみにこの粗大ゴミ処理券に関してはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートを中心としたコンビニや一般的なスーパー等にお取扱いがあります。
そして券を発行したら貼り付けて各自治体で指定されている集積場まで持っていくか処理場まで直接持ってい行くようにしましょう。
処分方法その2 専門業者による回収
次はパソコンの専門業者の回収についてお話をしていきます。専門業者といってもいろんな業者がいますのでそれらについてもしっかり把握しておきましょう。
専門業者による回収は正直良し悪しがあります。その点はしっかりご自身で判断していかなければいけません。
早く処分したい人におすすめ
手っ取り早く処分したい方にはおすすめです。電話やメール一本で引き取りに来てくれるので非常に簡単で楽な処分方法と言えるでしょう。
しかし、確かに簡単ではあるものの、引き取りに来てもらえる分料金等は割高です。どんな業者さんに頼むかにもよりますが、出張料や送料がかかることがほとんどですので3000~5000円ほどかかるといっていいでしょう。
おすすめの回収業者
ここでは簡単にですが2社のオススメ業者をご紹介していきます。
リネットジャパンは環境省認定の自治体と連携したパソコン無料回収業者になります。お申込みをしたらご自身で梱包して指定した日時に佐川急便が引取りにきてくれるというものです。ものすごく簡単ですね。
もう一社はパソコンダストと言う業者です。
こちらも送料無料!回収無料を売りにしています。事前連絡をしてあとは箱に詰めて送るだけ。佐川急便とヤマト運輸が選べます。
どちらも便利のよい回収業者になりますので是非活用してみましょう。詳しくは各リンク先で確認してみてくださいね。
悪徳業者に注意!
自治体がオススメしている回収業者以外にも優良な業者さんがいるのは確かではあるものの、その逆で悪徳業者がいる事も確かな事実です。
HP等で見つけて内容を確認してみても、ちゃんと料金設定がされていなかったりするところがあります。そのような業者さんはあとで多額の料金を請求してきたりする恐れも否めません。
そのように回収と言う立場を利用して詐欺まがいな事をしてくる人もいますので覚えておきましょう。
信頼できる業者を見つけるためにも以下の点を確認しましょう。
✔ 会社の経歴
✔ 口コミ ✔ 一般廃棄物の許可証を持っているか ✔ 詳しい見積もりを出してくれるか |
処分方法その3 買取業者に依頼する
処分という言葉を耳にすると捨てる、廃棄すると思いがちですが、実は売る、買い取ってもらうという選択肢も含まれています。
ここでは買取業者に依頼する際の内容についてお話をしていきましょう。より高価なPCケースや新しい型のPCケースを持っている方は必見です!
品質の良いPCケースを持っている人におすすめ
古いパソコンケースや傷が多くボロボロのケースではなかなか高価買取というわけにもいきませんし、むしろ買取自体も危うい状況です。
ですが、品質の良いPCケースであれば話は別です。物によっては1万円~3万円、それ以上するようなパソコンケースもたくさんあります。
より大容量の物が積めるケースや新しいケース、品質の良いケースであれば高値で買い取ってくれることもあります。そのようなケースをお持ちの方は廃棄するのではなく、買取という選択肢を選んでもいいかもしれませんね!
買取されやすい条件とは?
それでは買取されやすい条件を記載していきます。
✔ 傷や汚れがないもの
基本的に綺麗なもの、新しいものが優先されます。その次に大容量内部部品が積める物かというのも重要でしょう。
✔ 機能性の高いもの
基本PCケースのみを購入される方の多くは自作PCを組む方が大半です。ゲームやプログラム、仕事等で使うため冷却能力や静音性の高い機材を選ぶ傾向にあります。機能性をよくするには内部機材も大きくなりますし、その量も増えます。
✔ 材質
材質に関してもアルミやスチールでもい強靭性のあるものであったりもします。最近ではアクリル素材や強化ガラスのPCケースも人気なようです。
✔ ベイ数
またベイの数が多いものが高額買取になりやすいですね(ベイの数が多いとその分より大きく機能性ある機材で組むことができる)その代わり本体のケースはそれに伴い大きくなってしまいます。
✔ メーカー
あとは人気のメーカーか?というのもありますね。特に人気なのはANTEC、Cooler、Master、Abee、ZALMANなどがあります。
これらの条件が少しでも多く含まれていると高価買取されやすいでしょう。
おすすめの買取業者
おすすめの買取業者を2社ご紹介していきましょう。
1社めはハードオフです。
全国でも有名なリサイクルショップでもありますが魅力は何と言ってもジャンク品でも受け取ってくれるところ。少しでも値段がつくことが多いようです。
一部例ですが通常1500円程度で買取の機材がジャンク品にも関わらず2~300円で値がついたという情報もあります。気になる方は一度売りに行ってみてもいいかもしれませんね。
2社めはツクモ買取センターです。店頭買取は秋葉原、池袋を始め名古屋、札幌、福岡とあります。ですがもちろん宅配買取にて全国対応していますのでどの地域に住んでいる方でも安心して売る事ができます。ネットでの買取査定も行っていますので気軽の問い合わせをしてみましょう。
処分方法その4 ネットオークションに出す
買取ではいまいち金額に折り合いがつかなかったという経験もあるのではないでしょうか。ネット社会となった近年では使ったことがないと言う方の方が少ないかもしれませんが、まだまだ利用したことがないよ!と言う方の為にも説明していきましょう。
ネットオークションとはどのようなもなのでしょうか。
高く売りたい人におすすめ
ネットオークションは基本的に売りたい人と買いたい人の条件が合致すれば売買が成立するものです。例えば、どこかの買取店では5000円しか値がつかなかったパソコンケースであっても、ネットオークションであれば1万円で売れることもあるのです。
特にPCケースの程度の良い物ともなるとPCを自作される方にも人気ですので思わぬ高額な金額がつくこともありますよ。
もちろんその逆もありますが、その際は買取店で売却すればいいだけの事。基本は買取店でご自身の売りたいケースの価値を知ってそこからプラスαの金額でネットオークションに出してみるのが効率的にもいいでしょう。
基本的にはヤフーオークションが分かりやすく初心者の方でも始めやすいネットオークションと言えますね。ただし、ネットオークションの場合は売却までに時間がかかること、落札されたら落札手数料が落札料金の数パーセントとられること等のデメリットな部分もあるのである程度時間に余裕がある時に出すようにするといいですね。
高く売るためのコツ
✔鮮明な写真を使う
高く売る為のコツとしてはまず、綺麗であること、状態が良いことというのは最低条件ですがそれ以外にも「写真」はとても重要な要素の1つと言えます。
お写真は基本デジカメでもスマホでも何でもいいのですが、できる限りは高画質で見やすい写真がベストです。
✔製品の詳細な情報掲載
出品する商品のメーカーや機能などに関する情報をできるだけ詳しく掲載することが、高く売るための重要なポイントの一つです。
また、メーカーのサイトから製品のリンクを添付しておくとさらに信頼性が高まるでしょう。
おすすめのフリマサイト
ちなみにネットオークションの中でもフリマサイトというものがあります。今ある人気アプリとしてはなのはメルカリなどがありますね。このメルカリは会員登録料や月間ごとの会費もなく、出品費用やクレジットカードの手数料も無料という非常に使い勝手のよいフリマサイトとなっています。
登録手順も簡単でこのメルカリアプリをダウンロードして個人情報を登録するだけ。あとは出品したい商品を出すだけというものです。
出品した商品が売れた場合は落札手数料として売買代金から10%の金額が引かれる事にはなりますが、それでも買取店等に売ってしまうよりは高値で売れる可能性が高いでしょう。
ヤフオク!の場合は、落札手数料として商品代金×10% の支払い費用が課されています。但し、Yahoo!の有料会員の「Yahoo!プレミアム会員 」の場合は8.64%と安くなり、使える機能やオプションも制限なく自由に使えるようになります。
このようにフリマサイトを使ってみるのもいいですね。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
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- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
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