福岡市ではプリンターの処分方法が定められています。自治体でも回収していますが、企業や団体が有効活用に向け取り組みを実施しているので、そちらを利用して処分してもよいでしょう。福岡市でプリンターを処分する方法や、注意点を紹介します。
福岡市でプリンターを処分する方法
福岡市でプリンターを処分する際は、その大きさによって処分方法が変わります。福岡市でプリンターを廃棄する方法を紹介します。
袋に入るなら燃えないごみ
福岡市では燃えないごみ専用の袋にプリンターが入るのであれば、「燃えないごみ」として処分できます。袋に入るサイズの場合、処分にかかる費用は袋代のみなので費用を最小限に抑えて処分することができます。
袋の大きさ | 1袋あたりの価格 |
大(45L) | 45円 |
中(30L) | 30円 |
小(15L) | 15円 |
袋に収まらない場合や重みで破れてしまう場合は、燃えないごみとして処分できません。必ず口を固く結び、はみ出さないようにします。
個人で使用する小型のプリンターであれば、多くのものが燃えないごみの袋に入るでしょう。個人用でも少し大きめのものや、業務用で使用するものなどは、燃えないごみとして捨てるのは困難です。
袋に入らない場合はほかの方法があるので、適切に処分しましょう。
袋に入らない場合は粗大ごみ
燃えないごみ袋にプリンターが入らない場合は、粗大ごみとして処分可能です。事前に「粗大ごみ受付センター」に予約が必要ですが、電話やインターネット、LINEで手軽に申し込みできます。
電話:092-731-1153 URL:https://sodaigomi-kankyo.city.fukuoka.lg.jp/ LINE:http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/kateigomi/hp/LINE-sodaigomi.html |
予約時に伝えられた金額分の、粗大ごみ処理券を購入し、プリンターに貼り付けなければなりません。粗大ごみ処理券はコンビニや郵便局などで販売しています。金額はプリンター1台あたり300円です。
またLINEから申し込む場合は、LINEPayでの支払いに対応しています。
あとは収集日の朝8:30までに指定された場所に出しておけば、収集に来てくれます。収集の際に立ち会う必要はありません。
参考:粗大ごみの出し方|福岡市 |
収集場所まで運べない場合は持ち出しサービスあり
妊婦や65歳以上の高齢者などで、プリンターを収集場所までプリンターを運ぶのが難しい方は、自宅から運び出してくれる「持ち出しサービス」を利用することができます。
対象者 | 65歳以上の高齢者、障がい者、妊婦などの粗大ごみを持ち出すのが難しい方 |
手数料 | 屋内から運び出す場合:500円 玄関前から運び出す場合:300円 |
申込方法 | 電話受付のみ |
持ち出しサービスは電話受付のみのため、インターネットとLINEからは申し込めないので、注意が必要です。
自治体以外のプリンターの処分方法
福岡市でプリンターを処分する方法は、自治体に任せるだけではありません。中古品として売却したり、寄付したりする方法もあります。自治体で回収する方法以外の手段を紹介します。
リサイクルショップやフリマアプリで売る
プリンターを粗大ごみとして処分すると費用がかかりますが、リサイクルショップやフリマアプリを利用すれば、収入になります。
リサイクルショップを利用する際は、一般的にプリンターを店頭まで運ぶ必要があります。しかし出張買取サービスをしているショップであれば、電話一本で査定に来てくれます。
ただし傷が多い場合や故障している場合は、買取ってもらいにくくなるので、清掃やメンテナンスが必要です。
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フリマアプリは全国のアプリユーザーに対し、アプローチできます。出品のために説明文を書いたり、写真を掲載したりする手間は発生しますが、スマホ一つで簡単に取引できるのがポイントです。
NGO団体へ寄付
収入にはなりませんが、NGO団体へ寄付する手段もあります。機器を回収した収益を、活動資金にあてているNGO団体もあるため、活動の手助けになるでしょう。処分する際はプリンターに使用されているレアメタルを回収し、リサイクルも実施しています。
寄付する際はほとんどの場合無料です。単に処分するのではなく寄付することで、困っている人々に貢献できるというメリットがあります。
NGO団体に直接問い合わせる方法もありますが、プリンターメーカーのホームページにも案内があるので、そこから寄付するのもよいでしょう。
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者に依頼して、プリンターを回収してもらう手段もあります。
業者に支払う費用がかかりますが、指定した日時に回収に来てくれるため、仕事などで忙しい人におすすめです。
不用品回収業者が請求する費用は、主に人件費や運搬費です。そのためプリンター1台だけでなく、複数の不用品を一緒に回収してもらった方が、割安になります。引っ越しのタイミングなどで利用するとよいでしょう。
不用品回収業者を見つけるポイント
不用品回収業者を利用する際は、なるべく相場に近い金額で依頼したいものです。優良な不用品回収業者を、選定するポイントを紹介します。
複数の業者を比較する
納得のいく業者を見つけるためには、相見積もりが有効です。
相見積もりとは複数の業者から見積書を取得し、金額やサービス内容を比較する方法です。条件のよい業者を選定すれば、業者選びの失敗も少なくなるでしょう。
見積の比較ポイントは金額だけなく、サービス範囲にも注目しましょう。
例えば回収の際は、家の中からトラックまで運ぶ作業も、含まれていた方が便利です。実績や経験年数も重要な情報なので確認しましょう。
通常相見積もりを取るためには、一社ごとに連絡して、不用品の数や大きさなどを説明する手間が発生します。
しかしミツモアの見積一括サービスを利用すれば、見積依頼内容が共有されるので、効率よく見積を集められます。
プリンターを処分する際の注意点
プリンターはそのまま捨ててはいけません。個人情報の漏えいや、間違った分別による処分を行ってしまう可能性があるためです。プリンターを処分する際の注意点を、確認しましょう。
インクカートリッジは分別が必要
プリンターは燃えないごみや粗大ごみとして処分できますが、中に入っているインクカートリッジは、福岡市では燃えるごみとして分別されるため、注意が必要です。処分する際は、必ずインクカートリッジを抜き取って処分しましょう。
純正のインクカートリッジであれば、リサイクルも可能です。キャノンやエプソンなどの大手メーカーでは、「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を実施しています。
その取り組みとして、福岡市の指定された郵便局に回収箱が設置されています。不要になったインクカートリッジは、そこに入れるとよいでしょう。
データを消去する
プリンターにはパソコンと同様に、ハードディスクやメモリが搭載されている機種もあります。
それらは個人情報が保存されている可能性があるため、削除しないと情報漏えいの危険性があります。特に個人事業主などは、取引先のデータが残っている可能性があるので、必ずデータを消去してから処分しましょう。
データの消去はプリンターを直接操作する方法と、パソコンから操作する方法があります。各商品で方法が異なるので、説明書をよく確認し確実にデータを削除しましょう。
付属品が残っていないか確認する
プリンターにUSBメモリや、SDカードを挿したままにしないよう、注意しましょう。サイズが小さいことや、プリンターの中に入っていることから、見落としが多い部品です。
付属品には個人情報が含まれている可能性があり、知らずに処分すると情報漏えいにつながるリスクが高くなります。
プリンターを処分する際は、これらの付属品が付いたままになっていないか、よく確認しましょう。
プリンターは正しい方法で処分しよう
福岡市でプリンターを処分する際は、燃えないゴミの袋に入る大きさであれば、燃えないごみで処分できます。入らないものは粗大ごみに分類されます。
粗大ごみを捨てる際は専用シールを購入し、処分したいプリンターに貼って、指定場所に出しましょう。
捨てる際はUSBメモリやSDカードなどの、付属品が付いたままになっていないか確認しましょう。ハードディスクが付いたプリンターであれば、データ消去も忘れずに実施します。
自治体に回収してもらう以外にも、NGO団体に寄付したり、買取に出す方法があります。不要になったプリンターは、適切な方法で処分しましょう。
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