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常緑樹の剪定時期はいつ?自分で剪定する方法も詳しく解説

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最終更新日: 2024年06月14日

「常緑樹を剪定したいけれど、どの季節が適しているのかよくわからない」

「うちの庭木は広葉樹?常緑樹の中でも、針葉樹と広葉樹で剪定時期は違うの?」

このような悩みを抱えている方に向けて、常緑樹の剪定時期について解説します。常緑樹の剪定時期は春または秋とされていますが、厳密には種類によって適切な時期が異なります。

また、庭木の剪定を業者に依頼すべきかどうかや、自力で剪定する際に必要となる道具についても紹介します。常緑樹の剪定で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

常緑樹の剪定時期は春と秋!

常緑樹の剪定時期は春と秋です。木の種類によってそれぞれ剪定時期は異なり、大きく常緑樹と落葉樹に分けられます。

常緑樹の場合、3〜6月または9〜10月が剪定に適した時期となります。

木の成長に合わせて、年に2回程度強弱をつけて剪定します。弱剪定とは軽めの剪定を指し、強剪定はしっかりとした剪定のことをいいます。

ただし、推奨時期はあくまでおおよその目安です。厳密には種類や庭木の状態によって適切な時期は異なるので、個々の状況に応じて剪定時期を確認するようにしましょう。

弱剪定

弱剪定は、強剪定以外の時期に行う剪定方法です。負荷をかけないように、不要な芽を取ったり、枝先を整えたりと、軽めに剪定します。剪定に適した季節以外で大規模な剪定をすると庭木に負荷がかかるため、全体を軽く整える程度の剪定をするのです。

伸びすぎた枝葉を剪定することで、庭木の見た目が美しく整います。また、選定により日照や通気性が良くなることで、樹木の健やかな成長を促進します。枝葉を短くすることで、雨風により枝が折れてしまうのを防ぐ効果もあります。

強剪定

常緑樹の強剪定は、針葉樹なら秋、広葉樹なら春に行います。ダメージを最小限に抑えられる時期を選んで、枝葉の大規模な剪定を行います。

とはいえ、弱っている木に強剪定を行うと大きなダメージを与えてしまいます。庭木の様子を見て、状況に応じて判断しましょう。

【種類別】常緑樹の剪定時期一覧

一口に常緑樹といっても、その種類は様々です。ここでは、庭木に人気の常緑樹の剪定時期をまとめました。庭木の剪定時期の参考にしてみてください。

庭木の例 剪定時期
常緑針葉樹 スギ、マツ、マキ、コニファーなど 9~10月
常緑広葉樹 キンモクセイ、ツバキ、サツキ、シマトネリコ、サザンカ、サツキ、オリーブなど 3月下旬~4月下旬/5月下旬~6月

それぞれ解説していきます。

常緑針葉樹:9~10月

常緑針葉樹とは、葉が針のように細長い常緑樹のことです。庭木に人気な具体例として、スギ、マツ、マキ、コニファーなどがあります。

常緑針葉樹の剪定は、9月〜10月に行うのがおすすめです。秋は針葉樹の成長期が終わり、冬の休眠期に向けて落ち着きを見せる頃です。枝葉の成長も緩やかになるため、剪定をしてもダメージを抑えやすいのです。

常緑針葉樹は夏の剪定にはめっぽう弱いため、くれぐれも注意しましょう。

また、休眠期に入った真冬の時期に剪定を行うと、切断後の枝葉が低温により損傷するリスクがあります。そのため、常緑針葉樹は9~10月の秋頃に剪定するのが一般的です。

常緑広葉樹:3月下旬~4月下旬/5月下旬~6月

常緑広葉樹は、広くて平らな葉を持つ木のことをいいます。庭木で人気なのは、キンモクセイ、ツバキ、サツキ、シマトネリコ、サザンカ、サツキ、オリーブなどです。

常緑広葉樹は針葉樹のように寒さに強くないため、秋に強剪定をするのはおすすめできません。新芽が出る前の3月下旬~4月下旬頃か、新芽が出た後の5月下旬~6月頃がおすすめです。

常緑広葉樹の場合は比較的温暖な環境に強いので、夏場も弱剪定であれば行って問題ありません。

庭木の剪定方法

ここからは、庭木の剪定方法について解説していきます。小さなサイズの庭木であれば自分で剪定することもできるため、業者に依頼すべきか悩む方もいるでしょう。

  1. 業者に依頼する
  2. 自分で剪定する

ここでは上記のケースについて、具体的な判断基準も踏まえて解説します。

1. 業者に依頼する

もっとも簡単なのは、業者に依頼する方法です。依頼費用は発生しますが、剪定のプロが手間なくスピーディに剪定してくれます。

特に2m以上の高さのある大きな木の剪定は、プロの業者に任せましょう。剪定自体は自分でできる作業かもしれませんが、木のサイズが大きくなると怪我や失敗のリスクが伴います。

どれだけ体格の良い人や体力に自信のある人でも、脚立やノコギリを使用した作業にはリスクが伴います。少しでも不安に感じる場合は無理をせず、業者への依頼がおすすめです。

また、剪定する木が電線の近くに生えていたり、葉や枝が電線にかかっていたりする場合は、専門業者や電力会社に必ず相談しましょう。

自分のエリアに対応している伐採業者を見つけたい場合は、複数者の見積もりを簡単に比較検討できる、ミツモアの「見積もりサービス」をご利用ください。最短2分で見積もり依頼が完了するので、スムーズに依頼先が見つかります。

2. 自分で剪定する

「費用を抑えたい」「好きなタイミングで剪定したい」など、さまざまな理由から自分で剪定したいと考える方もいるかもしれません。

一般的に、2m以内の庭木であれば、初心者でも剪定できる範囲内であると言われています。脚立を使わずに剪定できる高さの樹木なら、自分で挑戦してみるのも1つです。

とはいえ、剪定には事故のリスクが伴うほか、必要な道具も揃えなければなりません。また、剪定は樹木に負荷がかかるため、やり方を間違えてしまうと最悪の場合庭木が枯れてしまう可能性もあります。自力での剪定は不可能ではありませんが、少しでも不安に感じる場合は専門業者への依頼がおすすめです。

自力で剪定する場合の道具や手順は次項で紹介するので、そちらも参考にしてみてください。

庭木の剪定に必要な道具

「少しでも費用を抑えたい」「剪定用の道具が揃っている」といった理由から、業者へ依頼せずに自力で剪定しようと考えている方もいるかもしれません。

ここからは、自分で剪定する際の必須アイテムを4つ紹介します。自分で剪定を考えている場合は、少なくとも以下の道具を揃えるようにしましょう。

  • 剪定バサミ
  • 剪定のこぎり
  • 軍手
  • 動きやすい服装

それぞれの特徴や使い方、選ぶポイントについて解説していきます。

剪定バサミ

剪定バサミは剪定に欠かせないアイテムです。枝を切断するための道具で、手のひらサイズの剪定バサミを用いることが多いです。

なお、バサミ剪定は刃が大きいほど太い枝が切れるとは限りません。自分の手の大きさにあわせて選ぶのがポイントです。

剪定のこぎり

剪定のこぎりは、剪定バサミで切れないような、太い枝や幹などを切るときに使用します。木工用ののこぎりと比べて刃の目が荒く、木の切断しやすさを重視しているのが特徴です。目詰まりを起こさず扱いやすいので、ある程度の大きさの木を剪定する場合は剪定のこぎりを用意しましょう。

多彩な剪定のこぎりがありますが、安全に作業するためには安定性が高く強度のあるものを選ぶのがおすすめです。

軍手

安全に剪定を行うためには軍手も欠かせません。素手で作業するのは危ないので、必ず用意しましょう。

一口に軍手といっても様々な種類がありますが、ラバー加工が施されていて滑りにくく、丈夫なつくりのタイプがおすすめです。

動きやすい服装

抜根作業では、動きやすく汚れても大丈夫な服装を用意しましょう。先の尖った木の枝を扱ったり、虫がいたりする場合もあるので、なるべく露出の少ない格好がおすすめです。

地面がぬかるんでいる場合には、長靴などもあると便利でしょう。

庭木を自分で剪定する方法

続いて、実際に庭木を自分で剪定する方法について見ていきましょう。ここでは太い枝の切り方と細い枝の切り方に分けて解説していきます。

これから剪定しようと考えている方は、自分でできそうかどうか、イメージを掴むための参考にしてみてください。

細い枝の切り方

細い枝は、剪定バサミを使用して切り落とします。切りたい枝に対して下向きに力を加えて切ると、摩擦が起こりづらく剪定しやすくなります。

外向きの芽の上を切る

枝の芽には外向きの芽と内向きの芽があります。内芽を残すと不自然に成長してしまうので、外芽の少し上で斜めに切りましょう。剪定後に枝が外向きに伸びるので、美しい樹形を保てます。

間引き剪定は付け根から切る

間引き剪定では、不要な枝を付け根から切りましょう。長めに残してしまうと、見栄えが悪くなったり上手く間引けなかったりするためです。

細い枝は思い切って根元から剪定してしまいましょう。

太い枝の切り方

太い枝の場合は、剪定バサミでは対応できないことがあります。その場合は、剪定ノコギリなど、太い枝を切断できるものを使用します。

付け根から少し離して切る

太い枝は、付け根から少し離して切るようにしましょう。幹から少し離れた「ブランチカラー」というポイントを切ることで、病気になりづらいと言われています。

ブランチカラーには栄養が豊富に含まれているため、切断後の傷口も綺麗に治してくれます。一方で、枝を長く残し過ぎてしまうと、かえってダメージを受けてしまうこともあります。ブランチカラーを残しつつ、付け根から少し離して剪定するのがポイントです。

少しずつ切る

太い枝を剪定するのは大変なので、少しずつ行いましょう。枝の三分の一から半分程度に切り込みを入れて、切り込みの上から切り落とすように剪定します。この方法を「枝おろし」といいます。

常緑樹の剪定時期に関するよくある質問

最後に、常緑樹の剪定時期に関するよくある質問と答えを紹介します。

  • 木を切ってはいけない日はある?
  • 剪定で切るべき枝は?
  • 剪定で切ってはいけない枝はある?

それぞれ見ていきましょう。

木を切ってはいけない日はある?

常緑樹の剪定時期は、厳密には種類によって異なりますが、「この日に絶対に切ってはいけない」ということはありません。しかし、林業界で有名な「伐採専用カレンダー」には、毎月伐採に向かないとされる「つちの日」などが明記されています。また、「土用の時期」も土の神様の時期であり、土に触るべきではないとされています。

この期間に木を切ると、虫が入りやすくなったり、木が腐りやすくなったりするといいます。昔からの暦や言い伝えに基づき作成されたものですが、縁起を気にする人の中には、現代でも伐採専用カレンダーを参考にしている人もいます。

剪定で切るべき枝は?

剪定で切るべきとされる枝には、以下のようなものがあります。木の成長を阻害したり、見た目を悪くしたりする枝のことを「忌み枝」と呼びます。

  • 内向枝(逆さ枝)…木の内側方向に伸びている枝
  • 徒長枝(とちょうし) …周囲から飛び出す勢いで長く伸びている枝
  • 立ち枝…真上に伸びている枝
  • 枝垂枝…垂れ下がるように伸びている枝
  • 枯れ枝…枯れた枝
  • 平行枝…同じ方向に伸びている枝
  • 車枝… 1箇所から何本も伸びている枝
  • からみ枝…太い枝に絡みつくように伸びている枝
  • 胴吹き枝…幹から直接生えている細い枝
  • ひこ生え…元から生えてくる若芽

剪定で切ってはいけない枝はある?

剪定で切らない方が良いとされる枝は、以下の通りです。

  • 主幹
  • 成長点や新芽
  • 大きく健康的な枝

また、一度に大量の枝を落としてしまうと、樹木に負荷がかかります。必要以上の量を切り落とすことは避けましょう。

常緑樹の剪定時期は春と秋!

本記事では、常緑樹の剪定時期について解説しました。常緑樹の剪定時期は春と秋ですが、針葉樹の場合は秋、広葉樹の場合は春に大規模な強剪定を行う場合が多いです。

また、厳密には庭木の種類や状態によって剪定の推奨時期は異なります。初心者の方の場合、本当に適切な季節かどうか自分で見極めるのは難しいかもしれません。

綺麗に剪定したい場合は、庭木の剪定の専門業者に依頼しましょう。ただし、悪徳業者とのトラブルもあるため、むやみに見積もりを依頼するのは危険です。

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