シマトネリコが枯れる原因とは?枯れないように育てる方法とポイント

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最終更新日: 2021年09月06日

1年を通して青々とした葉が楽しめるシマトネリコは、生命力の強い樹木です。しかし状態によっては枯れてしまうこともあります。

この記事では育てやすく生命力の強いシマトネリコが枯れてしまう原因と、元気に育てるためのポイントを紹介します。

シマトネリコが枯れた?まず基本をチェック

シマトネリコの花

シマトネリコはよほどのことがないと枯れません。枯れてしまったと思ったときは、本当に枯れているのか確認しましょう。シマトネリコの生命力や特徴、枯れているかどうかの見分け方を紹介します。

シマトネリコの生命力は強い

シマトネリコは細長い幹で枝先には白い花を付ける樹木です。季節を問わず緑の葉をつける常緑樹で、高い生命力を持っています。

台湾や中国・インドなどを中心として東南アジアによく植えられ、沖縄では自生して生えているほどです。暑さに強く自生して増えられる樹木のため、過度に手を加えなくてもどんどん成長します。

寒さにもある程度の耐性があるため、基本的に冬場に屋外で育てていても枯れる心配はありません。シマトネリコは室内・室外どちらでも楽しめる木です。

寒さで葉が落ちる場合も

暖かい地域で栽培されているシマトネリコは、厳しい寒さには強くありません。あまりに空気が冷たいと常緑樹にもかかわらず、葉が枯れ落ち始めます。徐々に木全体の葉が落ちてしまい、枯れているかのように幹と枝だけの姿になります。

平均気温が比較的暖かくても、強い風に吹かれる環境では注意が必要です。特に北風は冷たく吹き付ける力も強いため、シマトネリコの葉を枯らしてしまう可能性があります。

シマトネリコは日陰にも強い植物ですが、長時間日光にあてずにおくのは避けましょう。暖かい場所を好むシマトネリコは、葉が落ちないまでも生育が遅れてしまう場合があります。

枯れているか見分ける方法

葉が落ち幹と枝だけになってしまったシマトネリコも、枯れているわけではありません。木全体が枯れているかを見分ける方法として代表的なのが、枯れたかもしれない枝を折り曲げてみるやり方です。

見た目は枯れてしまっていても木全体が生きているときは、枝も生きているためしなやかに戻ります。逆に樹木全体が枯れている場合はそのままポッキリと折れてしまうでしょう。

幹の部分をこすって幹の中の色を確かめる方法も、枯れているかを判断する手段として有効です。枯れずに生きている木であれば、削った箇所には健康的な黄緑色が出てきます。

ただしどちらの方法もシマトネリコにダメージを与える点には注意が必要です。健康な部分で試すと負担が大きくなりますので、元気のない枝を選びできるだけ小さい範囲の幹をこすりましょう。

シマトネリコが枯れる原因

シマトネリコの大きな木

生命力の強いシマトネリコも、本当に枯れてしまうことがあります。木全体が枯れてしまう原因として代表的なものを三つ紹介します。

病気にかかった

シマトネリコは病気にかかった時枯れてしまいます。シマトネリコがかかりやすい病気は以下の三つです。

  • すす病
  • 炭そ病
  • 褐斑病(かっぱんびょう)

すす病はアブラムシなど病害虫のフンから起きる病気です。葉全体が燃えたようなすす色に変色します。放っておくと病原菌が広がってしまうため早めに対処しましょう。

炭そ病の原因はカビです。葉や枝に濃い色の斑点模様が付き、次第に枯れていきます。褐斑病も斑点が現れる病気です。茶色の斑点ができた後は葉が次第に枯れ、光合成が阻害されます。

害虫の被害を受けた

害虫による被害もシマトネリコが枯れてしまう原因です。次の害虫はシマトネリコに大きな影響をおよぼします。

  • ハマキムシ
  • カイガラムシ
  • アブラムシ

ハマキムシは丸めた葉に卵を産み付ける害虫です。幼虫は周辺の葉も食害するため、光合成ができなくなって木全体が枯れてしまいます。カイガラムシは樹液を吸って養分をなくす害虫です。幹にびっしりと付き樹液を吸い尽くしてしまいます。

アブラムシはすす病を引き起こすだけでなく、新芽の汁を吸ってしまうのもやっかいな性質です。いずれの害虫も木の養分を減らしてしまうため、見つけたタイミングで駆除しなければなりません。

寒さで枯れてしまった

葉が落ちる気温より寒さが厳しくなると、シマトネリコ全体が枯れてしまう場合もあります。強い風が当たったり長く日に当たらなかったりする環境にも、葉を落とすときと同じく注意が必要です。

シマトネリコが寒さに当たっているときに剪定をすると、枯れる可能性が高まります。寒さに弱いシマトネリコは11〜2月にかけて木が休眠時期に入るとき、葉に養分を蓄えています。

冬の寒い時期に剪定を行うと木へのダメージが大きいだけでなく、養分が足りなくなって枯れてしまうのです。剪定は遅くても9〜10月には終わらせましょう。

病気や害虫で枯れるのを防ぐ方法

シマトネリコ

耐陰性の強いシマトネリコを枯らせてしまう病気や害虫は、どのように防ぐことができるのでしょうか?被害を広げない・未然に防ぐためにできる方法を二つ紹介します。

病気で腐った葉や枝は取り除く

すす病や褐斑病など病気が起きている葉や枝は、みつけたら速やかに切り落としましょう。樹木に起きている病気はそのままにしておくとどんどん広がり、木全体だけでなく隣の木にも移ってしまう可能性があります。

シマトネリコがかかる病気はカビ菌が原因のものが多く、切り取った後の枝や葉に付いた胞子が飛び散ると他の樹木にも移ります。枝を落とした後はビニール袋などに入れて処分しましょう。

病気が起きない環境づくりには日当たりや風通しも大切です。枝や葉が混み合って湿気がたまる状態だと、病気にかかりやすくなります。定期的に剪定を行って日当たりや風通しがよくなるように手入れをしましょう。

害虫が付かないよう対策をする

シマトネリコを害虫による被害から守るには、防虫効果の高い薬剤の使用が効果的です。暖かくなってきた季節や新芽が出始める前に薬剤を散布して、害虫が付くのを未然に防ぎます。

成虫に薬剤が効かない種類の害虫もいるため、幼虫が付かないようこまめに散布するのがポイントです。薬剤の使用に抵抗がある人は、新芽が出る季節など害虫が増える時期に防虫ネットをかけましょう。

ほかにも夜の電気を小まめに消して虫が集まらないようにするなど、虫が住みにくい環境を作るとより効果的です。

シマトネリコを健やかに育てるポイント

シマトネリコを剪定する人

シマトネリコはあまり手をかけなくても育ちますが、育て方の工夫を覚えておくとより健やかに育てられます。生育環境と剪定がシマトネリコの健康を保つカギです。

日なたに置いて暖かくする

シマトネリコを健康的に育てたいのであれば、日なたに植えましょう。耐陰性がありに光がある日陰でも枯れるわけではありませんが、日当たりはよくしておいたほうが枝の伸びがよくなります。

また冬の気温が-3℃を下回る地域の場合、室外では育てられません。観葉植物として室内で育てるのがおすすめです。室内で育てている場合はガラス越しに日の当たる場所におくか、日差しが強いときはカーテン越しに日光をあててあげましょう。

適切な剪定を行う

枝や木全体の日当たりを計算して風落としのよい樹形に整えておくと、シマトネリコが病気にかかりにくくなります。定期的に剪定をして不要な枝は間引きましょう。

剪定を行ったことがない人や方法が分からない人は、剪定業者への依頼が安心です。専門知識を持ったプロの剪定業者にお願いすれば、計算された剪定を実現できます。

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シマトネリコが枯れないように育てよう

日光に照らされるシマトネリコ

シマトネリコは生命力が強く枯れにくい樹木です。しかし寒い時期は葉を落としで枯れたような姿になる場合もあります。木全体が枯れているかを見極めるには、枝を折り曲げてみる・幹をこすってみるといった方法が有効です。

あまりにも温度が足りない環境や病害虫の被害によって、木全体が枯れてしまうケースもあります。日なたで暖かい場所で育てる・病害虫を防ぐ対策を取るなど、枯れないように育てるための工夫は欠かさず行いましょう。

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