簡単ステップで確定申告に強い税理士が見つかる!料金や口コミを比較しましょう

確定申告に強い税理士

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「初めての確定申告でよくわからない」や「仕訳含めて丸投げで代行してほしい」という人も、手間がかかる確定申告は税理士におまかせ。素早く対応してくれて、意外と料金も抑えられます。


ただ全国には大手から地域密着まで数多くの税理士がいるため、割安でていねいな税理士を見つけることは難しく思えます。そこで確定申告の税理士の料金相場、税理士の選び方、確定申告に強いおすすめの税理士などをまとめて解説しました。

監修税理士

風間優作(かざまゆうさく) 税理士


1985年千葉県銚子市出身。兵庫県立大学大院卒業。 上場会社経理部にて一般経理実務を経験した後、Big4監査法人及び税理士法人にて、公認会計士・税理士としての実務を経験し独立開業を果たす。現在は会計監査やIPO実務だけではなく、個人・法人税務からM&Aや事業承継に係る税務業務まで幅広く対応している。


風間公認会計士事務所 - 東京都品川区南品川


※ 監修者は確定申告の情報について監修をしています。税理士一覧や口コミは監修者が選定したものではありません。

確定申告を税理士に依頼するメリットとデメリット

メリット


①時間を節約できる

確定申告の時期は領収書整理や帳簿付けなど、何かと時間がかかります。税理士に丸投げで依頼すれば、確定申告の期間である2月17日(月)~3月17日(月)に間に合いますし時間を節約して本業に専念できるでしょう。また3月15日が過ぎた場合も期限後申告として、税理士に依頼して申告することが望ましいです


②節税を期待できる

税理士による節税の有無によって、支払うべき税金は大きく変わります。税理士は税制に精通している人たちであり、状況に応じて一人ひとりにあったベストな節税をしてくれることが強みです。常に最適な節税方法を提案してもらえるので、利益を最大化できます。


③ミスがなく税務調査の対策もできる

税理士は税金のスペシャリストです。税理士に確定申告を依頼すると、正確な税金の計算と帳簿付けができます。税務署では税理士によって作成された確定申告書は、税理士なしよりも信頼できるとされており、税務調査の対象になる可能性が抑えられます


④経営や資金繰りを相談できる

税理士は資金調達に関する知識に精通しています。税理士に依頼することで、金融機関にて融資を受けるための事業計画書の作成から、助成金や補助金のアドバイスまで、幅広く相談できるメリットがあります。



デメリット


①税理士に依頼する費用がかかる

税理士に依頼するには費用がかかります。税理士事務所によって費用はさまざまであり、依頼者の売上にも左右されるので一概にいくらかは断言できません。そのため「確定申告を税理士に依頼したときの相場」を以下にまとめました。


②コミュニケーションが発生する

最低限のコミュニケーションは必要です。ただしオンラインでの打ち合わせをする税理士事務所も増えてきているので、時間の節約も含めてそこまで心配する必要はないでしょう。

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確定申告の税理士の料金相場

1. 申告書作成のみの確定申告費用(会社員向け)


すでに帳簿ができているなら、確定申告書の作成のみを依頼すればOKです。申告書作成のみの費用は1万~3円で済みます。ただし、税理士と時期によって費用はかなり差が出ることは注意です。


申告書作成のみ

1~3


医療費控除、雑損控除、副業収入などがある人で、申告内容がまとまっている場合に利用します。


関連記事:確定申告の税理士費用の相場はいくら?税理士に依頼するメリットや選び方を解説


2. 事業所得の確定申告費用(個人事業主向け)


事業を行っている場合に生じる所得です。「青色申告」と「白色申告」の2種類があります。青色申告は主に「年間の売上規模」と「記帳代行を依頼するかどうか」がポイントです。以下は記帳代行も一緒に依頼した場合の価格であり、記帳が済んでいるという場合は5~10円安くなります。


ただし、税理士と時期によってかなり差が出ることは注意です。白色申告は、青色申告に比べると専門知識は必要としません。必要な書類を揃え、最後に税理士にチェックしてもらうことがポイントです。


2-1. 青色申告


年間売上高税理士費用

~500万円未満

3~10

500万~1,000万円未満
15円~
1,000万~3,000万円未満

20円~

3,000万~5,000万円未満

25円~

5,000万円以上
要相談


2-2. 白色申告


白色申告

5~10


3. 不動産の譲渡所得の確定申告費用


不動産売却を行って譲渡所得が発生した場合は確定申告をします。税理士費用は不動産譲渡所得の有無に応じて変化し、税理士で差があることが一般的です。


不動産譲渡所得額

税理士費用
~1,000万円
5~6
~3,000万円
9~12
~5,000万円
12~15
~1億円
18~30


4. 顧問契約を結んでいる場合


すでに税理士と顧問契約を結んでいる方は、顧問税理士へ確定申告を依頼できます。以下に「年間売上高」と「業種別」で月額顧問料をまとめました。


4-1. 月額顧問料 


年間売上高月額顧問料
1000万円未満

1円~

1000万~3000万円未満

15000円~

3000万~5000万円未満

2円~

5000万~1億円未満

25000円~

1億円以上

3円~


4-2. 業種別


業種・職種
月額顧問料
飲食業

1~4

不動産業

1~3

建設業

1~3

医療
2~5
製造業

1~3

卸売業

1~3

小売業

1~3

サービス業

1~3


税理士報酬を左右する要素として「月間売上」「月間の仕訳数」「サポート範囲」もあげられます。また税理士によって費用にはかなりの差があるため、その点も考慮しながら、税理士選びに役立ててみましょう。


5. その他


事業所得と不動産譲渡所得以外にも、所得税の種類はいくつかあります。税理士に依頼する際の相場は以下の通りです。


雑所得

5円前後

消費税申告

5円前後

医療費控除3万円前後


関連記事:確定申告や税務を税理士に丸投げしてもいい?費用と依頼前にすること

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確定申告を税理士に依頼するタイミングは?

2025年分の確定申告書の提出は2025年2月17日~3月17日に終わらせなければいけません。確定申告を税理士に依頼したい場合、理想的な依頼時期は年内とされていますが、実際は1月中~2月中の依頼が多い状況です。


丸投げしたい場合1月中
必要書類(領収書・請求書)は準備してある場合2月前半まで
記帳まで済んでいる場合2月20日まで


いくらプロの税理士でも2月後半~3月の繁忙期においては、確定申告を1日や2日で終わらせることは難しい場合がほとんどです。1~2週間はかかることもあります。「まだ何も準備していない」や「いつの間にか3月になった」という人もいますが、事前に必要な書類を用意したうえで、早めに税理士へ依頼することがベストでしょう。


関連記事:2025年提出の確定申告の期間はいつからいつまで?申告期限が過ぎたときの対策も解説

確定申告を税理士に依頼するための準備は?

依頼したい業務範囲を決める


税理士に確定申告を依頼したい場合、どこまでの業務を任せるかを決めましょう。依頼する中身は1人ずつ異なりますが、大きく分けて次の選択肢があります。


①確定申告書の作成

記帳は終えていて、申告書作成のみをピンポイントで依頼したい方


確定申告書の作成申告業務

記帳は終えていて、申告書作成と申告作業を任せたい方


③伝票整理記帳代行確定申告書の作成

記帳をしてもらい、申告書作成もお願いしたい方


伝票整理記帳代行確定申告書の作成申告業務

いわゆる丸投げであり、全部を任せたい方



必要なものを準備する


確定申告を税理士に依頼する際に、必要な書類や準備は大きく分けて以下の4つです。


①領収書と請求書

領収書や請求書といった伝票(証拠書類)は、税理士が経費や売上を記帳するときに必要です。節税をしたい場合も、必要経費を漏れなく確実に申告するために必要です。領収書は確実に発行して、紛失しないように保管しましょう。


②各種控除に関する書類

生命保険や社会保険といった各種保険証の控除を受けたい方は、控除の証明書が確定申告の際に必要です。領収書や請求書と同様に、証明書を保管しておきましょう。


③預金通帳やネットバンキングの取引記録

確定申告をする場合、収支の流れと銀行口座の通帳が一致していなければいけません。多くの場合、税理士からは1度にまとめてではなく、複数回に分けて定期的にコピーの提出を求められるので、常に準備しておきましょう。事業用の銀行口座を開設しておくと、区分けがしやすくて効率的です。


④支払調書

1年間の報酬額や源泉徴収額、消費税額などが記載されている書類のことです。必須ではありませんが、必要に応じて用意します。


関連記事:確定申告の必要書類とは?個人事業主や会社員などパターン別に解説

確定申告の税理士を選ぶポイント

税理士に相談する前の選び方


1. 確定申告に専門性がある

税理士は確定申告が得意な人もいれば、融資や相続税に強い人もいます。またITに強いや飲食業に強いなど、業界や職種によっても得意不得意があるため、自分の依頼内容と照らし合わせながら決めましょう。


2. 経験や実績が豊富である

税理士経験が1年目の人と10年目の人では、スピード感や信頼感が異なります。税理士の中には銀行出身者から国税庁OBまでいますので、実績が気になる人は絞りましょう。


3. 明朗な料金体系である

料金が明示されていると安心です。また初回の無料相談がある税理士であれば、料金と相性が確認できて、その後の作業をスムーズに進められます。


4. 口コミが良くて評価が高い

税理士を選ぶといっても、数が多すぎて決められないかもしれません。ミツモアでは最大5事業者まで相見積もりが取れて、その際に口コミを閲覧できます。ミツモアを通して、複数の事務所と比較することで自分にピッタリな税理士を見つけやすいです。


5. オンライン対応している

オンライン対応しているほうがスピーディーです。もしくは税理士事務所までアクセスしやすいかどうかを確認しましょう。


税理士に相談した後の選び方

  1. 担当税理士の第一印象や相性
  2. 返信の早さ
  3. 節税対策や資金繰りの方法・ノウハウの有無
  4. 経営の相談にのってもらえるか
  5. 連絡手段(対面、オンライン、SNS)
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確定申告の税理士を依頼した人の口コミ

確定申告に強い税理士を利用された方の口コミの平均点と累計数を表示しています。

総合評価平均

4.9(4,371件)
本窪

5.0
確定申告の税理士
1日前
質問アイコン事業の業種
運輸・郵便業
質問アイコン確定申告を依頼された理由
確定申告の手続きに不安があったため
今回は確定申告を丸投げする形でお願いしました。すぐに対応していただき、とってもスムーズに申告が完了しました。 色々とアドバイスもしていただき大満足です。

項目別評価

問い合わせに対するレスポンスの良さ

5
相談のしやすさ

5
説明の分かりやすさ

5
費用に対する納得感

5
自身の業種に対する理解

5
会計ソフトやITツールへの対応

5

プロからの返信

ありがとうございました。 領収書の整理などしっかりされていましたので、手数がかかりませんでした。 また何かありましたらご連絡下さいませ。

依頼したプロ南里進税理士事務所
小野

5.0
確定申告の税理士
1日前
質問アイコン確定申告を依頼された理由
確定申告にかかる時間を削減したかったため
お電話にて状況をヒアリングいただき、チャットでのやり取りをメインにさせていただきました。非常にスムーズかつスマートで、また機会があればぜひお願いしたいと感じる丁寧な対応でした。ありがとうございました。

項目別評価

問い合わせに対するレスポンスの良さ

5
相談のしやすさ

5
説明の分かりやすさ

5
費用に対する納得感

5
自身の業種に対する理解

5
会計ソフトやITツールへの対応

5

プロからの返信

小野様 この度はご依頼をいただきありがとうございました。 いつもお早いご対応をしてくださいましたので、私も効率良く進めることができました。 また何かお困りの事などがございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

4.0
確定申告の税理士
1日前
質問アイコン確定申告を依頼された理由
確定申告の手続きに不安があったため
上場株式、投資信託の売買による損益通算を中心に確定申告書の作成でお世話になりました。納税者サイドに立った適正な作業と共に素人の私が理解できるよう懇切丁寧な説明をして頂きました。1人で考えずもっと早い段階で相談していれば良かったと思っています。ありがとうございました。

項目別評価

問い合わせに対するレスポンスの良さ

4
相談のしやすさ

5
説明の分かりやすさ

4
費用に対する納得感

4
自身の業種に対する理解

4
会計ソフトやITツールへの対応

4
依頼したプロ長谷川公認会計士・税理士事務所
べちぃ

5.0
確定申告の税理士
1日前
質問アイコン確定申告を依頼された理由
確定申告の手続きに不安があったため
確定申告をご依頼させていただきました。 仕事形態がたくさん変わった年だったので税金回りで不安だったのですが、わからないこともとても親切に説明してくださり心強かったです。 仕事もとっても早くて、安心してお任せすることができました。 来年も引き続きお願いするつもりです! 今回は本当にありがとうございました!

項目別評価

問い合わせに対するレスポンスの良さ

5
相談のしやすさ

5
説明の分かりやすさ

5
費用に対する納得感

5
自身の業種に対する理解

5
会計ソフトやITツールへの対応

-
依頼したプロ大川洋税理士事務所
石井

5.0
確定申告の税理士
2日前
質問アイコン事業の業種
その他
質問アイコン確定申告を依頼された理由
確定申告の手続きに不安があったため
個人事業主として4年目になりますが、初めて税理士さんにお願いしました。チャットやメールの返信が早く、こちらからの質問にも丁寧にお答え頂き安心して確定申告を完了できました。またお願い出来ればと思います。ありがとうございました!

項目別評価

問い合わせに対するレスポンスの良さ

5
相談のしやすさ

4
説明の分かりやすさ

4
費用に対する納得感

4
自身の業種に対する理解

3
会計ソフトやITツールへの対応

5

確定申告の税理士に依頼できる内容

記帳代行

毎月発生する記帳作業の代行を行います。領収書、請求書、入金伝票、通帳のコピーをまとめてお送りいただき、仕訳、台帳記入を代行いたします。仕訳数により料金が変わることがあります。領収書を仕訳してからまとめて送ることでコストカットすることが可能です。

確定申告書作成

1月1日~12月31日までの所得を申請し納税する手続きです。毎年2月16日~3月15日までの間に申告します。個人事業主、フリーランス、給与収入が2000万円を超える人、副業の所得が20万以上のひと、源泉徴収をしていない人が対象となります。

準確定申告

死亡した人の確定申告です。相続が実行された日から4カ月以内に行います。忘れずに申告書を提出できるように、税理士がサポートいたします。

白色申告

個人事業主で特に届出をしていない場合は、白色申告になります。帳簿の提出は必要がありませんが、記帳と帳簿書類の保存の義務があります。年間の売上げから必要経費を引いた事業所得を申請し税金を収めます。

青色申告

個人事業主で3月15日までに青色申告承認申請書の届出を済ませた人が申告できます。複式簿記の帳簿提出が必要になります。青色申告特別控除として最高65万円が適用されます。純損失があった場合は以後3年間に渡り繰越をできるなどのメリットがあります。

税務調査立会い

青色申告の場合、提出した確定申告の書類に対して、税務署が調査に入ることがあります。税理士は調査に立会い税務署とのやり取りを一任されます。調査が長引かないように、不要な追徴課税が課せられないように税務の知識を駆使して対応することができます。

消費税申告書

個人事業主でも1000万円を超える場合は消費税の納付が必要になります。課税事業者届出書の作成、提出が必要となり、基準期間における課税売上高が5000万円以下の場合は簡易課税の適用が受けられるため、消費税簡易課税制度選択届出書の提出が必要です。

住宅ローン控除

令和4年度税制改正により、ローン残高の0.7%にあたる税金が還付されます。所得要件は2000万円、ローン控除の期間は新築住宅は13年間、中古住宅は10年間です。

医療費控除

医療費が1月1日~12月31日の1年間で10万円(または5%)を超えると医療費控除を受けることができます。所得税の税率に応じて還付金があります。

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個人事業主が納める税金

個人事業主が納める税金は、事業にかかる税金と個人にかかる税金があります。確定申告ではそのすべてを正確に申告しなければなりません。個人事業主が納める税金は「所得税」「住民税」「事業税」「消費税」「国民健康保険料」の5つです。他にも土地や家屋などの不動産を所有している場合には固定資産税がかかります。それぞれ順に見ていきましょう。


所得税

所得税は1月1日~12月31日の1年間に得た所得に課されます。所得は収入から必要経費を引いたもので、さらに所得控除を差し引いた額が課税所得額です。税率は所得が高くなればなるほど段階的に高くなる累進課税制度になっています。


所得の区分は次の10種類です。


確定申告における所得の種類

  • 事業所得
  • 利子所得
  • 配当所得
  • 不動産所得
  • 給与所得
  • 山林所得
  • 一時所得
  • 退職所得
  • 譲渡所得
  • 雑所得

この中で個人事業主に最も関わるのが事業所得で、さまざまな事業から生じる所得のことです。このほか、不動産の賃貸で収入を得ている場合は不動産所得、原稿料や講演料を得ている場合は雑所得に分類されます。


住民税

住民税とは住所のある市区町村の住民として課税される税金です。住民の生活に必要となる費用は、居住する住民が負担するという趣旨で課されます。確定申告を行なった場合には住民税の申告をする必要はありません。確定申告をしたあとにデータが市区町村に送られ、そこで計算された金額の納税通知書が送付されてきます。納付期限は6月・8月・10月・1月の年4期に分かれ、それぞれの期限までに支払う方式です。


住民税は前年の所得に対し、1月1日現在の住所地で課税されます。


消費税

消費税は商品の購入やサービスを受けた際に、その価格の10%相当を負担する税金です。個人事業主は売上の10%相当を購入者から預かる立場になり、一定の要件のもとに納税することになります。


消費税を納めるのは、前々年の消費税の対象となる売上が1000万円を超える個人事業主です。開業から2年間は前々年の売上がないため、消費税を納付する義務は発生しません。ただし前年の1月1日~6月30日の売上が1,000万円を超える場合には、消費税の納税が必要です。


消費税の計算は、原則として預かった消費税額から、仕入で支払った消費税額を差し引いて計算します。


消費税の申告期間は所得税の確定申告とは異なり1月1日~3月31日で、税金の納付期限は申告期限と同じく3月31日です。それぞれの期限が土日祝日にあたる場合は、翌月曜日が期限日になります。


個人事業税

個人事業税は地方税法に基づき、個人が事業を行っていることに対して課される税金です。納めるべき事業の種類は法律で定められた70の業種で、ほとんどの事業が該当します。事業は第1種から第3種まで3つの区分に分類され、それぞれの税率は3〜5%です。


個人事業税には290万円の控除があり、所得額が290万円以下の場合は個人事業税が課税されません。


確定申告を行なった場合、住民税と同じく個人事業主が申告をする必要はなく、確定申告をしたあと市区町村から納税通知書が送付されてきます。納付期限は8月と11月の年2回です。


国民健康保険料

確定申告によって国民健康保険料の納付額も決まります。所得に基づいて計算されますが、地方税のため住んでいる自治体によって税率は異なるものです。納税通知書は住民税と同じぐらいの時期に市区町村から送られてきます。納付の回数は8~10回と市町村ごとに異なり、1年間の保険料をすべてまとめて払うことも可能です。


国民健康保険料は公的年金保険の保険料などと同じく、翌年の確定申告で社会保険料控除の対象になります。忘れずに申告しましょう。

青色申告と白色申告の違いは?

個人事業主の確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。白色申告は帳簿をつけなくてもOKなので簡単でしたが、2014年1月から記帳と帳簿保存が義務化されたので、税制上の優遇などメリットのある青色申告にチャレンジされる方も増えたようです。


白色申告


事前に申請の手続きがいりません。「節税するほど事業所得はないし、申請するのが面倒」という方などに向いています。単式簿記なので、帳簿づけも簡単です。開業まもない人や、収入が少ない人は白色申告する人が多いようです。


青色申告


事前に税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておく必要があります。提出する書類も多く、複雑ですが、節税できるメリットも多い申告方法です。その青色申告の中でも「単式簿記申告」と「複式帳簿申告」の2種類があります。単式簿記申告は課税対象額から10万円の控除を受けることができます。


複式簿記申告は課税対象額から55万円または65万円の控除を受けることができます。また、赤字を3年間繰り越して収入と相殺でき、減価償却を1年で300万円まで一括計上できます。そのほかにも自宅をオフィスにしている場合は家賃や光熱費を経費にできるなどの特典もたくさんあります。


ただ優遇措置が多い複式簿記での青色申告には経理や会計の知識が必要で、手間がかかってしまうというデメリットがあります。そのため、確定申告は税理士に依頼して青色申告をしている人も少なくありません。「青色申告で確定申告を行って、税金を安くしたいけど手続きが面倒」という方は税理士に手続きを依頼するのがおすすめです。


関連記事:青色申告と白色申告の違いとは? それぞれのメリットから必要な書類や帳簿まで解説

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