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障子紙をプラスチックにするメリット!張り替え時のポイントも解説

最終更新日: 2021年08月31日

子どもやペットがいたずらをして、襖や障子が破れることに頭を悩ませていませんか?

プラスチック障子紙なら破れにくく、張り替えの頻度も少なくなります。この記事ではプラスチック障子紙の特徴や張り替え方、張り替え時のポイントを紹介します。

プラスチック障子紙とは?

障子

プラスチック障子紙について知らない人も多いでしょう。プラスチック障子紙のメリットやデメリットについて紹介します。

紙ではなくプラスチック製の和紙

プラスチック障子紙は和紙を薄いプラスチックの板の間に挟んだものです。触った感じ和紙とは大きく異なりますが、プラスチックの板は透明なので見た目は和紙とほとんど変わりません。

和紙よりも機械的な風合いがあるので、純和室よりも和モダンな部屋にマッチするでしょう。

プラスチック障子紙はホームセンターやネット通販などで簡単に購入できます。ショップによってはサンプルの取り寄せもできるので、風合いのチェックに活用してみましょう。

メリットとデメリット

プラスチック障子はとにかく頑丈なのがメリットです。破れにくく、日焼けにも強いので張り替えの回数を減らすことができます。更に、燃えにくいので安全性が高いのも嬉しいポイントです。

加えてプラスチック障子は汚れにくく、汚れても拭き掃除できるのでメンテナンスが簡単に行えます。特に子どもやペットのいる家庭に非常におすすめなんです。

対するデメリットは値段が高いことです。和紙の障子紙が1枚500円ほどなのに対して、プラスチック障子紙は3,000~5,000円ほどかかります。ただし張り替えの頻度を考えれば、プラスチック障子の方が安くつく場合もあるでしょう。

またプラスチック障子は通気性が悪いので、カビやダニに注意が必要です。適度に換気する、定期的に掃除するなど対策しましょう。

プラスチック障子の張り替え方

障子の張り替え

プラスチック障子は自分で張り替えることが可能です。具体的な手順について紹介します。

まずは古い障子をはがす

新しい障子を貼る前にまずは古い障子をはがさなければなりません。具体的な手順は次の通りです。

【のりづけされている場合】

  1. 水を含ませたタオルなどで古い障子紙の上から桟(さん)をぬらす
  2. 3~5分置く
  3. 障子紙をゆっくりとはがす
  4. 全てはがしたら桟についたのりをキレイに拭き取る
  5. よく乾かす

【両面テープで貼られている場合】

  1. 障子紙の隅にドライヤーをあてながら少しはがす
  2. 障子紙とテープが一緒にはがれたら、ドライヤーをあてながらゆっくりはがしきる
  3. 障子紙とテープが一緒にはがれなかった場合は貼り付け直し、再度ドライヤーをあてて一緒にはがれるようにする

障子紙がアイロンづけされている場合は、隅からアイロンをあて熱いうちにはがしましょう。ドライヤーやアイロンでのやけどには注意が必要です。

位置を決めて両面テープで固定

古い障子紙をはがしたら、新しい障子紙を+10cmほど大きくカットしましょう。次にカットした障子紙を桟の上に置き、サイズを合わせます。上部をマスキングテープなどで仮止めしておくのがポイントです。

障子紙を合わせたら1度捲り上げ、桟に両面テープを貼っていきます。まずは外枠の内側のラインから1周貼りましょう。その後格子状になるように縦横にテープを貼っていきます。

このときテープが重ならないよう注意しましょう。仕上がりがデコボコになります。最後に両面テープをヘラや手などで押さえ、しっかり密着させましょう。

障子を貼って仕上げる

両面テープが貼り終われば、あとは仕上げるだけです。保護テープをはずし、端からゆっくり障子を貼っていきましょう。たるんでしまった場合は、すぐに少しはがし貼り直します。

貼り終えたらヘラや手などで中央から外に空気を抜くようにして、障子紙をしっかり密着させましょう。最後にヘラとカッターを使って余った障子紙をカットすれば完了です。

襖を張り替えるときの注意点

障子の骨組

襖の張り替えが思わぬケガにつながることがあります。張り替えの際の注意点をお伝えします。

DIYで貼るときは慎重に

プラスチック障子を貼る際はとにかく慎重に行うようにしましょう。和紙に比べてカットに力が必要になるので、ケガのリスクも高いです。

また和紙に比べてはがしにくいので、1度失敗すると貼り直すのが大変です。失敗しないように広い作業スペースを確保し、可能ならば2人以上で行うようにしましょう。慎重に丁寧に行うことで仕上がりもキレイになるはずです。

失敗したくないなら業者に依頼

プラスチック障子への張り替えは自力でも可能ですが、専用のカッターが必要で張り直しが大変というリスクもあります。キレイに仕上げたいのであれば、業者に依頼するのも一つの手でしょう。

業者に依頼する場合は複数の業者から見積もりをとり比較する、相見積もりがおすすめです。複数の業者を比較検討することで、安くて信頼できる業者が見つけられます。

相見積もりが手間に感じる人は、一括見積もりサービス「ミツモア」を活用しましょう。1度簡単な質問に答えるだけで複数の業者に見積もり依頼できます。分からないことはチャットで解消できるので、安心して任せられるでしょう。

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丈夫なプラスチック製障子

障子

丈夫な障子を求めているなら、プラスチック障子がおすすめです。破れにくく日焼けもしにくいので、張り替えの頻度を大きく減らすことができます。また汚れても水拭きできるのでメンテナンスも簡単です。

プラスチック障子に自分で張り替える場合は、やり直しが難しいので慎重に行うようにしましょう。キレイに仕上げたい、失敗したくないなら業者に依頼するのも一つの手です。

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