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芝生の正しい手入れ方法!年間スケジュールや必要な道具を紹介

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最終更新日: 2024年02月26日

「芝生を植えたけれど適切な手入れの方法が分からない」とお悩みではありませんか。

この記事では芝生の種類ごとの年間手入れスケジュール・方法や必要な道具を詳しく解説します。

芝生の手入れをするために用意すべき道具は?

メインで有効活用できる道具は芝刈り機です。他にも細かな作業に使える芝刈りハサミや、地面に穴を開けるローンパンチも必要です。芝生が健康に成長するための肥料も欠かせません。

手入れが楽な芝生の種類は?

暖地型の芝生は暑さや乾燥に強いため、手入れが楽です。特に冬季は休眠期に入るため、定期的にメンテナンスを行う必要がありません。

芝生の手入れ年間カレンダー

芝生は植物なので、1年を通して気候に応じた手入れが必要です。芝生には7つの手入れが必要ですが、「芝生の種類」と「時期」によってやるべきことは異なります。

以下で年間スケジュールを大まかにまとめてみたので、まずはチェックしてみましょう。

【暖地型の年間カレンダー】

暖地型の芝生の手入れ

【寒地型の年間カレンダー】

寒地型の芝生の手入れ

日本の芝生は「暖地型」と「寒地型」の2つに分類されます。以下の表で、どちらの芝生を使用しているかを見分けることができます。

生育地域 特徴
暖地型 関東以西
  • 暑さや乾燥に強い
  • 冬は葉が枯葉色になる
  • 葉の幅が太く、触るとチクチクする
  • 生長スピードが遅い
  • 手入れに手間がかからない
寒地型 北海道、東北北部
  • 寒さに強い
  • 年間を通して緑色を保つ
  • 葉が柔らかい
  • 生長スピードが速い
  • 手入れに手間がかかりやすい

暖地型の芝生は夏が生育期のピークです。そのため生長が始まる春〜夏前にかけて肥料やエアレーション、目土入れを行い、生育環境を整えます。暖地型は乾燥に強いため、水やりは真夏を除いて土が乾燥したときのみで問題ありません。また冬に休眠期を迎えるため、面倒な芝刈りも3〜9月にかけて行えばOKです。

寒地型の芝生の生育期は春と秋の2回あります。寒地型は乾燥に弱く、生育スピードが速いです。そのため暖地型と比べて、水やりや刈り込みの回数が必然的に多くなります

春(3~5月)の手入れ

春の芝生

【暖地型】

春は生育の活性化に向けて手入れを始める時期です。気温が上昇して芝生の生長がピークになる前に肥料やエアレーション、目土入れを行う必要があります。気温が低く乾燥がみられる場合を除いて、基本的には不要です。ただし好天が続いたり、土壌の保水が悪かったりする場合は水やりを行いましょう

【寒地型】

春に1回目の成長期を迎えます。芝刈りは生長に合わせて増えていくため、ピークの5月には週1回のペースで芝刈りが必要です。生長期には栄養も不可欠なので、肥料も月1回のペースを守りましょう。エアレーションは3月には行わず、回復が早い生長期に1度行います。目土入れも同時に行うことで、芝生が生長しやすい環境を整えることが可能です。

夏(6~8月)の手入れ

夏の芝生

【暖地型】

夏に生育期のピークを迎えるため、芝刈りを週1回のペースで行う必要があります。しかし芝刈り以外の手入れは、必要でなければ行わなくても問題ありません。梅雨に当たる6〜7月は、晴れの日が続かない限り水やりは不要です。

【寒地型】

生長のピークが過ぎ、乾燥に気をつけなければいけないのが夏季です。7〜8月は雨が降らない限り、毎朝の水やりが欠かせません。また一度傷むと回復が難しいため、7〜8月は芝刈りを控えるのがよいでしょう。肥料の与え過ぎも芝生にとってはストレスになるため、控えるのがベターです。

秋(9~11月)の手入れ

秋の芝生

【暖地型】

生長のピークが過ぎる頃なので、芝刈り以外の手入れの必要がありません。気温が低下すると生長も緩やかになるため、芝刈りは月1〜2回でOKです。水やりは雨が降らず土壌の乾燥がみられる場合に限り、週1〜2回程度行います。

【寒地型】

秋に2回目の生長シーズンを迎えるため、肥料の量を増やして栄養を与える必要があります。また暑さが残る9月は降雨がない限り、毎朝1回は水やりを行いましょう。10月以降は乾燥が見られた場合、週2〜3回の水やりでOKです。

芝刈りの頻度は1回目の生長期と同様、月3〜4回を目安に行います。

冬(12~2月)の手入れ

冬の芝生

【暖地型】

休眠期に入るため基本的に手入れは不要です。ただし晴天が続くなど空気による乾燥が気になる場合は、散水する必要があります。

また雑草取りも必須です。休眠期とは言っても雑草は生えてきます。暖かくなってたくさん雑草が生える前に、こまめに芝生の状態をチェックし除草しておくのがおすすめです。

【寒地型】

暖地型と同じく生長ペースは落ちるため、基本的に手入れは必要ありません。

肥料も基本不要ですが、カリウムを含んだ液体肥料をまいておくのがおすすめです。寒地型が生育する地域では、芝生が冷え込みやすいです。耐寒性を高めておくことで、春に芝生が生長するのを促すことができますよ。

芝生の手入れ①水やり

芝生にホースで水やりする様子

タイミング 早朝に1回

乾燥が見られたら夕方にも1回

ポイント 少ない回数で、1回の水量をたっぷり与える

乾燥を避けるため、水分が蒸発しにくい早朝に行います。特に日差しが強い夏場の日中は、水滴がレンズの役割を果たして芝生が過剰に熱されてしまいます。蒸された状態になると、病気のリスクが高くなるのです。

また表面を濡らす程度ではなく、土中まで浸透するようにたっぷりと水をやるようにしましょう。夕方までに土が乾燥する場合は夕方にもう1回水やりをします。ただし水量は少なめにしておき、翌朝にたっぷりと水を与えるように気をつけてください。頻繁な水やりは土壌の深くまで水が染み込みにくく、枯れる原因になります。できるだけミストの細かいシャワーを使うのがおすすめです。

水やりに必要な道具

 小さな面積であればじょうろでもOKですが、広い面積であれば散水ホースが便利です。水やりの手間を軽減することができるためおすすめです。

楽に水やりをする方法

散水タイマースプリンクラーを使用すると毎朝の水やりが楽になります。

 散水タイマーは指定した時間に散水を行ってくれる装置です。蛇口にコントローラーを装着して水やりの頻度と時間を設定さえすれば、水やりを自動で行ってくれる優れものです。

芝生面積が広くて水やりが面倒という方は、スプリンクラーがおすすめ。噴水式や360度回転式などさまざまな種類があります。ご自宅の面積や芝生の芝生の形状に合わせて選ぶことが可能です。

芝生の手入れ②施肥

肥料を撒こうとする人

タイミング 3〜9月に毎月〜2ヶ月に1回
ポイント 施肥後は水やりを行い、肥料を全体に行き渡らせる

成長が盛んな3〜9月に適量の肥料を与えると、きれいな緑色に育ちます。肥料によってまき方が異なるので、製品情報をよく読んでまきましょう。

ただし肥料をまきすぎると芝生の状態が悪化したり、肥料焼けを起こしたりする可能性があります。肥料焼けとは、高濃度の肥料成分により葉が枯れることを指します。

肥料焼けを防ぐには、施肥後の水やりが欠かせません。水をやることで葉の表面に残った肥料が全体に行き渡ります。また猛暑日は肥料焼けを起こしやすいため、猛暑日の施肥は避けた方が安心です。

施肥に必要な道具

肥料には固形肥料と液体肥料の2つがあります。

 効果を持続させたい場合は固形肥料が適しています。ただし雨や水やりのたびに徐々に溶けていくため、即効性はありません。
  初心者や撒きムラなくまきたい場合は液体肥料がおすすめです。根に触れるとすぐに養分が吸収されるため、即効性が高いのが特徴です。ただし水に流れやすいので、持続的な効果は期待できない点は注意しましょう。

芝生が冷え込みやすい寒地型の芝生にも液体肥料がおすすめです。冬期にまいておけば、春期での生長促進の効果が期待できます。

関連記事:芝生の肥料のおすすめ商品9選!時期や選び方・撒き方のコツも紹介|ミツモア

肥料のまき方

固形肥料の場合、肥料をひとつかみし端から均等になるようにまいていきます。液体肥料であれば、液体肥料用スプレーに肥料を入れ、ムラなくまきましょう。どちらの肥料でも、なるべく同じ量・同じ面積にまけるように意識することがポイントです。

芝生の手入れ③芝刈り

芝刈り機

タイミング 理想の高さから3〜5割伸びてきたとき
ポイント 芝の上部1/3程度をカットする

芝刈りによって上方向への成長が止められると、葉が短くなるぶん芝生は芽数を増やして密度を高めようとします。定期的に芝刈りをすることで葉の密度が高まり、絨毯のような美しい芝生をつくることが可能です。

芝生を伸びたまま放置しておくと、害虫がすみつきやすく枯れてしまう原因にもなります。芝生の種類によって成長速度は異なるので、それぞれの状態に合わせた芝刈りを行いましょう。

一般的に芝刈りは、理想の高さから3〜5割ほど伸びてきたタイミングがよいとされています。参考までに、芝生が健康的に育ちやすい長さは地面から2〜4cm前後の高さです。

芝刈りで注意したいのは軸刈りです。「軸刈り」とは、芝生を生長点(茎の緑と茶色の境目)の下で刈ってしまうことを指します。軸刈りになると、芝生は生長に必要な光合成ができなくなり枯れてしまう原因にもなります。

定期的な芝刈りによって生長点の位置が高くなるのを防げるため、軸刈りのリスクを減らすことができます。また刈り込むときは、芝の上部1/3程度をカットするようにしましょう。

芝刈りに必要な道具

名称・見た目 用途
芝刈り機

広い面積の芝生をきれいに切りそろえる
芝生バリカン

建物の縁や木の根本を刈り込む
芝刈りバサミ(刈り込みバサミ)

狭い面積の芝生の生え際を整える
レーキ(熊手)

芝生の刈りかすを集める

広い面積の芝生をきれいに切りそろえるには、芝刈り機が有効です。芝刈り機は「リール式」と「ロータリー式」の2種類に大別できます。

リール式は刃が縦方向に回転するタイプで、ロータリー式は横方向に回転するタイプです。ロータリー式のほうが切り口がきれいだと言われています。

また芝刈り機で対応できない狭い場所は、ハンディタイプの電動バリカンが有効です。芝庭の際や木の根元であっても、電動バリカンなら細かく調整できます。

関連記事:

手動式芝刈り機は狭い庭に最適!メリット・デメリットやおすすめ商品も紹介|ミツモア

芝刈り機と芝生バリカンは何が違う?種類や特徴について解説|ミツモア

芝刈りの方法

芝刈りは段階的に行うのが基本です。まずは刈り高を決め、2回に分けて刈っていきます。

芝の葉の流れがきれいになるように、1回目と2回目で刈る方向を変えることがポイントです。一方向から芝を刈り続けると葉が同じ方向を向いてしまい、見た目の悪化につながります。

楽に芝を刈る方法

芝刈りが面倒という方は、業者に依頼するのがおすすめです。料金はかかりますが、プロに頼めば楽にかつきれいに芝生を仕上げることができます。

費用は業者によって異なりますが、費用相場は50㎡あたり8,000〜1万5,000円です。ほかにも施工面積や作業時間で価格が設定されているところもあります。

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芝生の手入れ④サッチング

サッチングで集めたサッチとレーキ

タイミング 芝刈りの後
ポイント サッチング後は目土を行う

「サッチング」とはサッチを除去する作業です。

芝刈り後の芝草の落ち葉や枯れた茎は、堆積してサッチを形成します。サッチを放置すると見た目が悪いだけでなく、風通しや排水性が低下し芝草の成長に悪影響を与えます。また病原菌やコケが発生する原因にもなるのです。

サッチングは年に何度も行わず、年に1〜2回、春先ごろに行うようにしましょう。サッチングは芝生に負担をかける行為でもあります。芝生の生育スピードが上がる春から夏にかけて行うと、芝への負担が少なくて済みますよ。

サッチングに必要な道具・方法

名称・見た目 用途
レーキ(熊手)

部分的なサッチをかき出す
サッチ分解剤

まくだけで微生物がサッチを分解してくれる
サッチングマシン

広い敷地に適している

サッチングを行う方法は3つあります。

サッチが部分的ならレーキでかき出すだけでも十分です。しかし芝生の密度が高過ぎて、作業効率が低下するケースもあります。

サッチングマシンはレーキやサッチ分解剤よりも高額ですが、広範囲でも労力をかけずに作業を進めることができます。芝生の上でマシンを滑らすだけで、自動でサッチを吸い込むことが可能です。

またサッチを分解してくれる微生物を利用する方法もあります。サッチ分解剤をまけば面倒なサッチングが不要になります。ただし、効果が出るまでに時間がかかる点には注意が必要です。

関連記事:芝生のサッチングってどうやるの?必要な道具や手段について紹介|ミツモア

芝生の手入れ⑤エアレーション

エアレーション後の芝生

タイミング 芝生の伸びが旺盛になる春もしくは秋
ポイント 芝状態が悪いときのみ行う

定期的に土壌に穴を開け土をほぐす作業を「エアレーション」と言います。

芝生の土壌は踏圧によって固くなると、新鮮な空気が入りにくく、水はけも悪くなってしまいます。エアレーションを行うと通気性・通水性が改善し、芝生の健やかな成長を促すことが可能です。

エアレーションは春と秋に行いましょう。夏は穴が開いた部分から乾燥しやすく、冬は暖地型の休眠期間に入るため十分な効果が得られません。

また芝生の通気性や水はけがよい場合、エアレーションを無理に行う必要はありません。芝生の状態をチェックし、「水やりや雨の日の水はけが悪い」「肥料をまいているのに根が深く張っていない」といった問題が見られる場合のみ行うようにしましょう。

エアレーションに必要な道具

エアレーションにはローンパンチが必要です。穴を地面に開け、芝生の下の根や土をかき出す道具です。通気性を確保し根を活性化させる効果があり、土壌環境を改善することができます。

エアレーションの方法

エアレーションの手順
  1. 芝刈りやサッチングをする
  2. 5cm程度の間隔で、10cm程度の穴を開ける
  3. かき出した土を取り除く
  4. 目土をまいて乾燥を防ぐ
  5. たっぷりと水やりをする

エアレーションの穴と穴との間隔は、なるべく狭くするのがポイントです。狭いほど効果は高まります。5cm程度を目安にしましょう。

エアレーション後の目土入れと水やりは欠かせません。穴が空いた部分の芝の根や茎が痛むのを防ぐため、目土をまきます。またたっぷりと水やりを行うことで、空いた穴に土や砂が流れるためきれいに埋まりやすいです。

芝生の手入れ⑥目土入れ

少し荒れた芝生

タイミング 生育期(3〜6月・9〜10月)
ポイント 暑さ1〜3mmほどまく

平坦かつ水はけのよい地面を保つために必要な手入れが目土(めつち)です。

地面に凹凸があると水溜まりができやすく、芝生の成長が悪くなります。また、種まきや枯れた芝草を処理したときには土が不足します。

目土には、根の乾燥防止や苗の根付きをよくする効果があります。また水溜まりができてコケや雑草が生えたり、サッチの詰まりによって病原菌が発生したりするのを防ぐことも可能です。

目土は3月中旬〜6月、または秋口に入れます。目土が厚過ぎると芝生の成長に悪影響を与えるので、厚さ1〜3mm程度で入れるのがおすすめです。最大でも5㎜までにおさえましょう。

目土入れに必要な道具

目土には砂状と土状の2種類があります。初心者には砂状の目土がおすすめです。サラサラとしているため排水性がよく、芝生になじみやすいのが特徴です。土状の目土は枯れた植物などの栄養を含んでいます。そのため芝生の生育に高い効果が期待できます。

 また目土を入れた後に土をならすのに、熊手(レーキ)があると便利です。

目土入れの方法

芝の生長を促したい部分や、凹凸がある芝生の表面に目土をまきます。その後、熊手で均一にならし全体に水やりを行えば完了です。

目土を入れるときは一度に行わず、1mmほどずつ段階的に行いましょう。高さが均一になり仕上がりがきれいになります。

芝生の手入れ⑦雑草取り

芝生

タイミング 小さなうちから早めに取り除く

雨の日の翌日や水やりの後

ポイント 雑草の根を残さずに取り除く

雑草が混在すると見た目が美しくない上、土壌の栄養分を吸収し、日陰を作ったり害虫の原因になったりします。

また雑草が繁殖すると、芝草が成長しにくい環境になります。最悪の場合、整地から再スタートしなければならないこともあるのです。

雑草の成長が早くなる夏場は見つけたらすぐに除草しましょう。除草のタイミングは、土が柔らかい雨が降った後や翌日、水やり後がおすすめです。

反対に土が乾燥したままの除草は避けましょう。土が固いため根が残りやすく、そこから新しい芽が生えていきます。

また雑草を芝刈りと同時に刈るのも避けてください。芝刈り機を傷めやすい上、根が残る原因にもなります。

関連記事:芝生に生えた雑草は放置NG!雑草の種類と除草方法まとめ|ミツモア

楽に雑草を取り除く方法

芝生の雑草は手で抜いていくのが基本です。しかし芝生の面積が広い場合は面倒ですよね。

 簡単に雑草を取り除きたいときは、芝生専用の除草剤も使うのも有効です。ただし種類によっては芝生に悪影響を与えるものもあります。購入前には、ご自宅の芝生の種類に適しているかどうかの確認が必要です。

芝生に起こる3つのトラブルと対処法

芝生に生えたキノコ

芝生を育てていると、以下の3つのトラブルに遭遇する可能性があります。

  • 芝生にキノコやコケが生えてきた
  • 芝生の元気がない、見た目に以上が見られる
  • 芝生が枯れてしまった

芝生にキノコやコケが生えてきた

芝生の間にキノコやコケが生えることがあります。胞子で増えるキノコやコケは、放っておくと大量に広がって景観を乱すこともあるのです。

キノコやコケの繁殖を防ぐには、以下の方法で対処しましょう。いずれも普段のお手入れをしっかりやることが大切です。

  • こまめにサッチングを行う
  • エアレーションで土の中の通気性をよくする
  • 芝生用の肥料を与える

詳しい方法は以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事:

芝生にキノコが生えたらどうするべき?種類や撃退法について紹介|ミツモア

芝生のコケを撃退しよう!除去方法とコケを生やさないための予防方法|ミツモア

芝生の元気がない、見た目に異常がある

芝生の元気がなくなったり、色が変わってしまったりしたときは、芝生が病気になっている可能性があります。

病気名 予防法
ラージパッチ

(葉が変色する、円形に枯れてはげた部分ができる)

  • 水はけや風通しをよくする
  • 窒素を抑えた肥料をまく
ダラースポット

(葉が茶・黄色などに変色する)

  • 窒素が不足しすぎないように肥料をまく
  • 尿素配合肥料をまく
  • 朝霜を放置しない
ブラウンパッチ

(10cm前後の円形に枯れてはげる)

  • 水はけや風通しをよくする
  • 土壌が酸性に傾きすぎない(pH6.0以下)ようにする

病気の特徴や詳しい対処については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:芝生がかかりやすい病気の種類とは?枯れる、変色するなど症状も解説|ミツモア

芝生が枯れてしまった

芝生が茶色く枯れてしまうことがあります。暖地型の芝であれば寒くなると茶色く変色しますが、そうでなければ何かしらの原因で芝が弱ってしまった可能性が考えられます。

以下でよくある原因・対処法についてまとめてみました。

原因 対処法
芝生の軸刈り(生長点より下の位置で刈る)
  • 芝を短く刈り込み過ぎない
  • 定期的に芝刈りをして生長点が伸びないようにする
芝の病気 殺菌剤を散布する
害虫に食い荒らされた 殺虫剤を散布する
芝にも効き目がある除草剤を使用した 除草剤の注意書き・ラベルを確認する

芝生が枯れる原因と対策については、以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事:芝生が枯れる6つの原因と対策!枯れた芝生を再生させるポイント|ミツモア

芝生の手入れを業者に依頼する場合は8,000〜1万円が目安

芝生の手入れ業者

芝生の面積が広い場合、自分で芝の手入れをするのは大変ですよね。そんなときは業者に依頼するときれいに仕上げてくれます。以下は業者に依頼したときのサービスごとの料金相場です。

サービス内容 料金
芝刈り 8,000〜1万5,000円/50㎡
エアレーション 8,000〜1万2,000円(20㎡まで)
雑草取り 3,000〜9,000円/10㎡

上記はあくまで相場です。正確な料金が知りたい方は、業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

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