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ガイナ塗料の特徴とは?気になる価格やメリット・デメリットを紹介

最終更新日: 2021年04月26日

建物の外壁は外気にさらされて劣化していきます。劣化を防いで外壁を長持ちさせるためには、塗装するのが効果的です。外壁塗装におすすめの塗料としてあげられるガイナ塗料について、その特徴・メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

ガイナ塗料とは?

外壁塗料

そもそもガイナ塗料とは、どのような外壁塗料なのでしょうか。ここではガイナ塗料の基本知識を解説していきます。

宇宙開発の技術で生まれた塗料

ロケットの機体を宇宙空間の温度変化から守るために、株式会社日進産業が開発した断熱塗料を応用して、「ガイナ塗料」はつくられました。

ガイナ塗料の主成分は、「特殊セラミックビーズ」という小さな球体です。これが外壁の表面に塗膜を形成することで、ガイナ塗料はさまざまなメリットを発揮します。

具体的なメリットについては、次で一つずつ解説をしていきます。

ガイナ塗料のメリット

壁を塗るプロ

ガイナ塗料の代表的なメリットは、耐久性、断熱・遮熱性、防カビ効果、防音、空気質改善の五つです。ここからはそれぞれのメリットについて、くわしく解説をしていきます。

耐久性に優れている

ガイナ塗料の一つ目のメリットは高い「耐久性」です。

特殊セラミックビーズにアクリルシリコン樹脂がハイブリッドされているガイナ塗料は、雨・風・湿度などの影響をほとんど受けません。寿命は従来の外壁塗料の2〜3倍にも及び、1度の塗装で約10年は外壁を守り続けます。

また非常に燃えにくい不燃材料としても認定されているため、火災事故などの被害を最小限にとどめてくれるのも嬉しいポイントです。

断熱・遮熱性が高い

「断熱性」が高いガイナ塗料を内壁に塗装すると、暖房などの熱エネルギーを外に逃さずとどめることが可能です。そのため、寒い冬でも室内を暖かく維持できます。

加えて、太陽光に含まれる赤外線を90%も跳ね返す「遮熱性」も兼ね備えており、外壁に塗れば夏場は涼しく過ごすことが可能です。なお、遮熱性をさらに高めたい場合は、太陽光を反射しやすい白の塗料を選びましょう。

このように一年を通して快適な室温が保たれるのも、ガイナ塗料ならではのメリットといえます。

防カビ効果がある

ガイナ塗料の三つ目のメリットとして挙げられるのは「防カビ効果」です。

ガイナ塗料は高い断熱性によって室温と壁面の温度を近づけることで、カビの原因の一つである結露の発生をおさえます。さらに、透湿力のある特殊セラミックビーズが抗菌作用をもたらすことも、カビ防止に役立ちます。

室内に発生したカビを吸い込むと、感染症・アレルギー・中毒などの健康被害につながる可能性があり危険です。衛生的な住環境を保つ上でも、ガイナ塗料はかなり優秀な塗料といえるでしょう。

外部や内部の音を低減させる

ガイナ塗料の四つ目のメリットは「防音・遮音性」です。

特殊セラミックビーズが形成する塗膜には、外壁の表面積を大きくする効果と、音の振動を分散させる効果があります。この二つの効果により、話し声やエンジン音といった外部からの侵入音をかなり抑えることができるのです。

さらに、室内から外に漏れる生活音・話し声もかなり低減してくれるため、ご近所に対して神経をすり減らす必要はなくなります。

とはいえ、窓・換気扇などからの音は防ぐことができません。完全な防音を実現するためには、ガイナ塗料とあわせて二重窓やペアガラスなどを導入しましょう。

空気を綺麗にする

ガイナ塗料の五つ目のメリットは「空気質の改善」です。

特殊セラミックビーズが放出する遠赤外線は、空気中の水分に当たることでマイナスイオンを発生させます。

これに静電気の力が加わることで、ゴミ・ホコリ・花粉・ウイルスなどが空気中に浮遊したり、家具・壁・床に付着したりするのを防ぎ、空気をきれいに保ちます。

脱臭効果もあるため、部屋に嫌な臭いが染み付きません。イオン化作用による癒やしの空気が、毎日の暮らしをより快適なものにしてくれるでしょう。

ガイナ塗料のデメリット

白い外壁

ガイナ塗料にはメリットだけでなくデメリットも存在します。ここからは、ガイナ塗料の代表的な三つのデメリットについて解説していきましょう。

単価が高め

ガイナ塗料のデメリットとして、単価が高めということがまず挙げられます。

例えば1㎡あたりの単価の目安は、一般的なシリコン樹脂塗料が2,300〜3,200円ほどであるのに対して、ガイナ塗料は3,800〜4,500円ほどと1.5〜2倍です。

30坪戸建てでの塗装費用についても、ガイナ塗料は100万円ほどかかり、シリコン樹脂塗料より10~20万円ほど割高であることが多いです。

さらに、ガイナ塗料の断熱性をしっかりと機能させるためには、外壁の内部に断熱材を詰める必要があります。それらを合わせると、工事の総費用は大変高額になるでしょう。

汚れがつきやすい

ガイナ塗料は耐久性には優れているものの、表面にざらつきがあり、汚れが付きやすい点もデメリットです。

田畑などが近くにある住環境では、雨や土ぼこりが付着することで外壁に黒ずみができてしまい、外観を損なう可能性があるでしょう。これらの汚れを放置していると、藻や苔などが発生して、外壁を痛めてしまう場合もあります。

予算に余裕があるのなら、上からさらに塗料をコーティングして汚れを防止するのも一つの手です。

濃い色は対応不可

カラーバリエーションが限られてくる点も、ガイナ塗料のデメリットです。

ガイナ塗料の主成分であるセラミックは色が白く、ガイナ塗料には必ず白が混ざります。そのため、基本的には濃いカラーリングに対応できません。

屋根をどうしても赤・黒といった色にしたいという場合には、別の塗料を使う必要があるでしょう。

ガイナ塗料の注意点とは?

外壁のプロ

ここからはガイナ塗料の注意点について解説をしていきます。実際に外壁の塗装を行う前に、しっかりと把握しておきましょう。

効果が実感できないことも

ガイナ塗料のさまざまなメリットは、利用する外壁・住環境によっては効果が実感できないこともあります。

例えば、ガイナ塗料の断熱性がいくら高いとはいえ、断熱材の効果には及びません。そのため、すでに外壁に断熱材を使用している自宅では、ガイナ塗料を使用したところでそこまでの変化は感じられないでしょう。

塗装にかかる費用も高額であるため、二重窓やペアガラスにリフォームしたり、断熱性の高いカーテンを利用したりした方が、安価に済ませられるかもしれません。

業者選びが大切

外壁を新たに塗装する上では、どの業者に依頼するかを慎重に判断する必要があります。

施工技術のない業者に塗装を任せてしまうと、出来栄えや耐久性などに問題が生じる可能性もゼロではありません。悪質な業者は、高額なガイナ塗料のメリットだけを誇張して伝え、最適な塗料を提案してくれないこともあります。

そのため、インターネットなどで事前に業者の口コミを確認しておくことが重要です。

業者選びに特化したマッチングサービス「ミツモア」なら、充実の口コミ情報で信頼できる業者をスムーズに探せるでしょう。無料で複数の業者から一括見積もりを取れるので、おすすめのサービスといえます。

ガイナ塗料を使うかよく検討して

ローラーで壁を塗る

ガイナ塗料は特殊セラミックビーズを主成分としていて、耐久性、断熱・遮熱性、防カビ効果、防音、空気質改善などさまざまなメリットがあります。

反面、単価が高く、汚れが目立ちやすいなどのデメリットもあり、効果が実感できるかどうかは住環境に大きく左右されます。

塗装技術によって出来栄えは大きく異なるため、信頼のできる業者の見極めも欠かせません。どのような塗料・施工を行うのが最適か業者と相談した上で、外壁の塗装を行うようにしましょう。

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