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福島県で外壁塗装の助成金がもらえるのはどこ?金額や条件を解説

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最終更新日: 2024年02月26日

住居の外壁塗装を行う際に各自治体が定める条件を満たしていると、塗装にかかる工事費用の一部を助成金でまかなえます。実際に外壁塗装を検討している人は、費用を抑えるためにも福島県内の市町村にどのような助成金制度があるかをチェックしてみましょう。

最新の情報は各自治体の公式サイトを確認してください。

福島県で外壁塗装に助成金が下りる主な市町村は?

福島県田村市船引町

福島県で外壁塗装に助成金がおりる主な市町村は下記6つです。

  • いわき市
  • 南会津町
  • 三島町
  • 昭和村
  • 富岡町
  • 柳津町
  • 浅川町

※外壁の修繕や塗装の助成金制度のある主な市町村の解説となります。最新の実施状況や詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
※2022年6月時点の情報となります。

外壁塗装で助成金を受け取るための条件

電卓と白い家

福島県内にはどのような外壁塗装の助成金制度があるのでしょうか。各市町村の助成金制度名と助成金額は以下のとおりです。

市町村名 制度名 助成金額
いわき市 令和4年度いわき市個人住宅優良ストック形成支援事業(個人住宅リフォーム等補助) 工事費用の10%

(上限額15万円)

南会津町 南会津町定住促進すまいる補助金 (1)定住住宅取得事業の1/4(上限額50万円)

(2)空き家バンク利用事業の1/2(上限額50万円)

(3)帰郷住宅改修等事業の1/2(上限額50万円)

三島町 三島町空き家・住宅改修費等補助金 補助対象経費の2/3以内(上限額100万円)
昭和村 住宅改修援助金制度 改修に要する経費の2/3(上限額150万円)
富岡町 富岡町定住化促進対策住宅助成事業 助成対象経費の15%(上限額300万円)
柳津町 柳津町住まいづくり支援事業 助成対象経費の2分の1(上限10万円)
浅川町 浅川町生活環境改善サポート事業 工事費用の50%(上限20万円)

いわき市

いわき市では良質な中古物件を増やすために「いわき市個人住宅優良ストック形成支援事業」を行っています。外壁塗装だけでは利用できませんが、その他のバリアフリー化・省エネ化・増改築などの工事と合わせることで外壁塗装にも適用可能です。先着順で募集戸数に上限があるため、対象工事を行う場合には早めの申請手続きをしましょう。

制度名 令和4年度いわき市個人住宅優良ストック形成支援事業(個人住宅リフォーム等補助)
助成金額 補助金の額は、補助対象となる改良工事代金(消費税相当額を含む)の10%(千円単位未満の端数は切捨て)

補助金の上限は150,000円

対象者 (1)いわき市に住民登録している方

(2)補助の対象となる個人住宅を所有し、現に住んでいる方。または所有者の親族で、その住宅に住んでいる方。

(3)世帯全員が市税を滞納していないこと

(4)1981年以前に工事をおこなった木造住宅を改修する場合「いわき市木造住宅耐震診断者派遣事業等」にも併せて申込むこと。

(5)以前に同じ住宅への市の補助金・交付金等の交付を受けていないこと。

(6)いわき市暴力団排除条例第2条第1号に規定する暴力団、同条第2号に規定する暴力団員または、同条第7号に規定する社会的非難関係者でないこと。

対象住宅 ・市民が居住する住宅

・分譲マンションなどの共同住宅においては、個人の専有部分。ただし、1住宅につき補助は1回のみ。

※賃貸住宅は補助対象外です。

助成対象工事 ■必須工事

〇省エネルギー工事

開口部・床・天井・壁について断熱構造の措置を講じる工事

〇 バリアフリー工事

通路等の拡幅、手すりの取付工事、浴室・便所の改良工事、段差解消を行う工事 など

〇増築・改築工事

増改築部分の構造や省エネルギー性・バリアフリー性について、住宅金融支援機構監修フラット35S工事仕様書に準じた施工とする工事

〇その他工事

リフォーム、増改築工事で、住宅の構造、下地又は仕上げの材料にいわき産木材を使用する工事

 

■住宅機能等の維持・向上のため「必須工事と併せて行う工事」

(例:屋外:屋根、外壁等の改修、屋内:床、内壁等の改修、設備:機器改修 等)

対象とならない工事 記載なし
備考
  • 市内施工業者とは、いわき市内に事務所・事業所等がある個人または法人の建設業関連の事業者です。
  • 他の制度による補助金を用いておこなう工事は、本制度の補助対象外です。
  • 住宅の新築工事は補助対象外です。
  • 店舗、事務所、賃貸住宅等と建物が一体となっている個人住宅で、屋根や外壁など建物全体を改良する場合は、床面積の割合に応じて対象工事費を算出します。
  • 市から補助金交付決定通知を受ける前に着手した工事は、補助対象外です。
  • 2023年2月28日(火)までに必ず工事完了の報告をする必要があります。
  • 申請期間:2022年6月27日(月)~2022年8月31日(水)※予算に到達次第終了

令和4年度いわき市個人住宅優良ストック形成支援事業(個人住宅リフォーム補助) | いわき市役所

南会津町

南会津町の「南会津町定住促進すまいる補助金」は、若者の定住と空き家の利活用促進を目的とした支援制度です。定住住宅取得・空き家バンク利用・帰郷住宅改修という三つの事業が対象となります。

制度名 南会津町定住促進すまいる補助金
助成金額 (1)定住住宅取得事業の25%(上限500,000円)

(2)空き家バンク利用事業の50%(上限500,000円)

(3)帰郷住宅改修等事業の50%(上限500,000円)

対象者 申請者またはその配偶者が満45歳以下であること

対象住宅の登記簿の名義人であり、定住する意思があること

町民税の滞納がないこと

上記のほか、事業ごとの個別要件があります。

詳しくは担当部署へお問い合わせください。

対象住宅 (1)空き家バンク利用事業

空き家バンクに登録された建物の改修(500,000円以上)

(2)帰郷住宅改修等事業

三親等以内の直系尊属が現在、若しくは過去に居住していた住宅に居住するための住宅の建替(20,000,000円)又は増改築(500,000円以上)

上記のほか、子供の人数や配偶者の有無等の要件により補助金が加算されます。

助成対象工事 記載なし
対象とならない工事 記載なし

住宅取得等支援制度/南会津町

三島町

三島町では移住定住の促進、集落の維持・活性化、景観の保全などを目指して、空き家や新築の改修にかかる費用を補助しています。助成金額は補助対象費用の2/3以内で上限は1,000,000円です。5年間は町への経過報告が必要になります。

制度名 三島町空き家・住宅改修費等補助金
助成金額 補助対象経費の2/3以内(千円未満の端数切捨て)

上限1,000,000円

対象者 (1)住宅の所有者

(2)(1)の相続人(子、孫など。複数人の場合は確約書が必要)

※町税、使用料等の滞納がないこと。

対象住宅 町内にある住宅
助成対象工事 世帯員が新たに増え、町内に5年以上定住するために必要な、増築をともなう改修工事。

下記の費用に対して補助がされます。

(1)工事請負費

(2)調査設計費

(3)家財処分費(補助金上限額のうち上限250,000円)

(4)その他、町長が必要と認める経費

対象とならない工事
  • 蔵や倉庫、車庫等の付属構築物
  • 解体の場合、空き家の一部利活用のための一部解体
  • 新築または改修の場合、土地購入費
  • 補助金の交付決定前に着手した工事
備考
  • 1申請者につき1回のみ申請可能。
  • 原則として、町内の事業者により施工を行うこと。
  • 空き家の改修又は住宅の新築・改修の場合、改修又は新築後5年間は町への経過報告をおこなうこと(補助金返還となる場合あり)。
  • 解体工事費の基準単価は、15,000円/㎡を上限とする。

三島町空き家・住宅改修費等補助金の募集について| 三島町

昭和村

昭和村の「住宅改修援助金制度」では工事費用の2/3の助成金を申請できます。上限額は1,500,000円です。他の自治体と比べて助成金のパーセンテージと上限が高いのが特徴といえるでしょう。

制度名 住宅改修援助金制度
助成金額 改修に要する経費1,500,000円を限度とし、その経費の2/3を助成する制度
対象者 記載なし
対象住宅 記載なし
助成対象工事 記載なし
対象とならない工事 記載なし

支援制度|村暮らし・お手続き|からむし織の里 福島県昭和村ホームページ – 大沼郡

富岡町

「富岡町定住化促進対策住宅助成事業」は富岡町への10年以上の定住を条件に、リフォーム費用の15%を交付する助成事業です。県外から補助対象住宅に移住するケースでは「来て ふくしま 住宅取得支援事業」に該当し、プラスで助成金を受け取れます。

制度名 富岡町定住化促進対策住宅助成事業
助成金額
  • 助成対象経費の15%(上限300万円)
  • 福島県外からの移住者で福島県事業の 『来て ふくしま 住宅取得支援事業』に該当する場合、本制度と併用できる。
対象者 下記項目すべてに該当する方。

  • 富岡町に10年以上定住する者。
  • 町内居住届を提出する者。
  • 取得またはリフォームする住宅の所有権を有する者。
  • 取得またはリフォームした住宅の固定資産税の納税義務を負う者。
  • 取得する住宅に定住する世帯全員に、町税等の滞納がない。
  • 過去にこの助成金交付を受けたことがない。
  • 世帯員のいずれもが富岡町暴力団排除条例に規定する暴力団員等でない。
対象住宅 記載なし
助成対象工事
  • 助成対象者が居住するために住宅を取得(新築・建売・中古)またはリフォームするための経費であること。
  • 交付決定前に着工する場合は「助成金交付決定前着手届」を町長に提出し、承認を受けること。
対象とならない工事 記載なし

富岡町定住化促進対策住宅助成事業について

柳津町

柳津町の「住まいづくり支援事業補助金」は、個人住宅の改修工事を行う場合にその費用の一部を助成する制度を用意しています。

制度名 柳津町住まいづくり支援事業補助金
助成金額 5万円以上の対象工事費(消費税含)の2分の1(上限10万円)
対象者
  • 住所が町内にあり、申請者が改修工事を行う住宅の所有者で自らそこに住んでいること
  • 申請者とその世帯員が、町税、使用料などを滞納していないこと。
対象住宅 本人または家族が所有し居住している町内の住宅や車庫・蔵など
助成対象工事
  • 工事費用が5万円以上のもの
  • 町が行っている他の補助金や助成金を利用する場合、その金額を差し引いた工事費用が5万円以上の工事(介護保険の住宅改修事業等)
  • 2022年4月以降に着工し、2023年3月31日までに完了する工事
  • 補助金の交付は、同一住宅等及び同一人につき一回
  • 例) 住宅改修工事、住宅の給排水設備、電気設備の改善工事、住宅外構補修工事、蔵、車庫、物置等の改修工事(基礎がある物のみ、簡易なものを除く)

 ※詳細は自治体HPよりご確認ください。

対象とならない工事 記載なし
備考
  • 受付期間:2022年4月1日(金)~2023年3月17日(金)※先着順

令和4年度柳津町住まいづくり支援事業のご案内

浅川町

浅川町では町民の安心・安全な住まいづくりと地域経済の活性化を目的とし、生活環境改善工事を支援しています。本年度の受付は令和5年1月末まで募集していますが、募集件数に限りがあるので早めの申請がおすすめです。

制度名 浅川町生活環境改善サポート事業
助成金額 工事費用の50%(上限20万円)
対象者
  • 浅川町に住所を有し、1年以上居住している者
  • 現に居住している住宅の工事を行う者
  • 世帯員全員が公租公課、水道料金及び住宅使用料を滞納していない者
助成対象工事
  • 工事費20万円以上の町内施工業者による住宅改修工事
  • 汲取りトイレから水洗トイレへの改修工事
  • 和式便器から洋式便器への取替え工事
  • 下水道への接続工事
  • 井戸水から上水道への工事
  • 居室、廊下、台所、トイレ、浴室及び玄関などの各室間の段差や玄関アプローチの段差を解消する工事
  • 手すり及びスロープの設置及び改修工事
  • 屋根、壁、床及び建具の修繕工事
  • 令和5年2月28日までに実績報告(工事完了)ができること
対象とならない工事 記載なし
備考
  • 申請期間:令和4年5月10日(火)午前9時~令和5年1月31日(火)午後5時
  • ※募集件数25戸に到達次第終了
  • 補助金の交付・不交付は、受付期間終了後である

浅川町生活環境改善サポート事業

また、空き家に住み始める際の改修工事を支援している自治体もあります。

▼福島県で空き家改修に利用できる補助金・助成金一覧

地域 制度名
福島県 「住んでふくしま」空き家対策総合支援事業
会津若山市 空家等改修支援事業
白河市 空き家改修等支援事業
喜多方市 空き家改修支援事業補助金
二本松市 空き家改修助成金支給事業
大玉村 空き家改修等支援事業補助金
棚倉町 定住促進空き家改修補助事業
飯舘村 住宅修繕等補助金

また以下の補助金は住宅取得に対する支援のため、外壁塗装などの改修工事には適用できません。

塙町 塙町多世代同居・近居支援事業補助金

福島県の外壁塗装助成金の申請方法

封筒とペン

福島県で外壁塗装助成金を申請する場合、「申請用の書類を提出する」→「着工」→「工事完了の報告をする」というのが申請者側の大まかな流れになります。

申請用の書類を提出する

まずは各自治体のWebサイトから申請に必要な書類をチェックしましょう。たとえば「いわき市」の助成金制度申請に必要な書類は以下のとおりです。

  • 補助金等交付申請書
  • 工事計画書
  • 世帯全員が記載されている住民票
  • 市税等納税証明申請書(兼)証明書
  • 住宅の建築年月・所有者が確認できる書類
  • 改良工事の見積書の写し
  • 対象工事箇所の施工前の現場写真
  • 暴力団員及び社会的非難関係者照会確認同意書

申請書は自治体のWebサイトからダウンロードができます。またほとんどの場合、申請にはリフォーム費用の見積もり取得も必須です。必要書類は窓口または郵送にて提出しましょう。

交付決定後に着工

申請用の書類を提出すると、内容をもとに自治体側が審査を行います。不備などがなければ交付決定の通知があるため、リフォームを着工しましょう。

自治体によっては着手届の提出や、施工中の現況写真などが必要になるケースもあるため注意が必要です。

工事完了の報告をする

工事が完了したら、自治体に完了報告用の書類を提出します。期限が定められているケースもあるため、できるだけ早めに提出をしましょう。

たとえば「いわき市」では外壁塗装の工事完了後、15日以内に下記の書類提出が必要です。

  • 補助金等実績報告書
  • 工事費内訳書
  • 領収書の写し
  • 対象工事箇所の施工後の現場写真
  • 対象工事箇所の施工中の現場写真

提出書類に不備がなければ確定通知が届くため、最後に請求書を提出することで助成金が交付されます。

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福島県の六つの市町村には住居のリフォームに適用できる助成金制度があり、リーズナブルに外壁塗装の施工が可能です。自治体のWebサイトから申請の条件や期限をしっかりとチェックして、正しい方法で申請を行いましょう。

申請には見積書の写しを提出する必要があるため、できれば助成金制度についての知識が豊富なリフォーム業者に依頼をするのがおすすめです。

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