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福井県で外壁塗装の助成金が貰える市町村は?金額・条件などを解説

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最終更新日: 2024年06月28日

福井県において、外壁塗装に助成金を出す制度は用意されているのでしょうか?

2022年の助成金では、住んでいる住宅のリフォームに対する助成金がある地域は、福井県では「高浜町」のみでした。それ以外は空き家をリフォームする場合への助成金がほとんど。各市内への転入を考えている方は活用を検討してみるとよいでしょう。

本記事では高浜町の助成制度と、空き家リフォームの制度を福井市を例に詳しく解説します。

最新の情報は各自治体の公式サイトを確認してください。

福井県で外壁塗装に助成金が下りる市町村は?


福井県で現在お住まいの住宅のリフォーム工事に外壁塗装に助成金が下りる市町村は、高浜町のみです。

ただしこれから居住する予定の空き家のリフォーム工事に対しては、以下の地域で助成制度が用意されています。

あわら市、おおい町、永平寺町、越前市、越前町、敦賀市、南越前町、美浜町、福井市

市外から転入予定の方は活用を検討してみるとよいでしょう。

※最新の実施状況や詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
※2022年4月時点の情報となります。

外壁塗装で助成金を受け取るための条件

高浜町

高浜町には、町内業者によるリフォーム工事をした際に工事費の20%分を補助する「住宅・店舗リフォーム支援事業」があります。30万円以上の工事であれば外壁・屋根塗装のみでも活用できるため、少しでも工事費用を抑えたい方は要チェックです。

制度名 住宅・店舗リフォーム支援事業
助成金額
  • 補助率:工事費の20%
  • 上限額:住宅で最高20万円、店舗で最高30万円まで
対象者 高浜町に住民登録のある個人で、補助対象工事を行う住宅に1年以上居住しており所有者の同意を得た方又は法人開設届を有する法人

※ただし、次のいずれかに該当する人は、補助金対象者外

  • 既に着手している工事に対して申込みしようとする人
  • 町税、水道料など、町が徴収する税金や料金に滞納がある人
  • この補助制度による補助金を過去5年以内に受けた人
対象住宅 個人が居住している住宅又は店舗に、町内業者を利用して30万円以上の費用がかかる住宅の修繕、改修、模様替えなどを行う場合
対象とならない工事
  • 家具、調度品、電気器具などの設備品に対する工事
  • 工事内容などから他の制度の補助対象等とみなせる工事
  • この補助制度による補助金を過去5年以内に受けたことがある工事
備考 記載なし

住宅・店舗リフォーム支援事業の申込みについて|高浜町公式ホームページ

福井市

福井県内で空き家リフォ―ムの助成制度を用意している自治体は9つありますが、ここでは福井市を例として紹介します。空き家のリフォーム工事は既存住宅のリフォ―ム工事よりも助成費用が高額であることが特徴です。

制度名 空き家リフォーム支援事業(令和4年度)
助成金額
  • 補助率:工事費の1/5
  • 上限額:30万円(居住環境再構築区域内の物件の場合、上限60万円)
対象者 次のいずれかに該当する人

  • 空き家の所有者(賃貸を目的にリフォームする人)
  • 居住者(居住目的で空き家を購入、または、賃貸し24か月以内の人)で、かつ、U・Iターン世帯、または、新婚世帯(入籍後10年未満の夫婦を含む世帯)または、子育て世帯(18歳未満の子を含む世帯)

※U・Iターン世帯とは、申請時において福井県外に住所を有する人、又は福井県外から転入して2年以内の方を含む世帯(いずれも転入するまでの1年以内に県内に住所を有していた人を除く)

対象住宅 【共通条件】

  • 工事請負契約前の申請であること
  • 対象工事費が20万円以上であること
  • 市内業者の請負工事であること
  • 申請者が契約者となること
  • 交付決定から3か月以内に契約すること
  • 工事完了後、10年以上利活用する見込みであること
  • 申請の年度内に工事を完了する住宅であること
  • 世帯全員の市町村税の滞納がないこと
  • 国または地方公共団体による他の補助を検討していないこと
  • 過去に同じ制度による補助を受けていないこと【所有者のみに適用する要件】
  • 福井市空き家情報バンクに登録済み、または、今後登録する住宅であること
  • 1年以上居住者のいない一戸建て住宅であること
  • 所有者又はその3親等以内の親族が過去に居住していた住宅であること

【購入者・賃借者に適用する要件】

  • 居住目的で購入・賃貸し、24か月以内であること
  • 空き家情報バンクに登録後1か月以上経過した住宅であること【賃借者のみに適用する要件】
  • 賃借者の場合、所有者の了解を得ていること
助成対象工事 記載なし
対象とならない工事
  • 空き家に付属する別棟の車庫や物置等の工事
  • 申請者が直接行う工事
  • エアコン、ガスコンロ、照明などの住宅設備機器類の設置工事
  • 高効率給湯器の設置・入替工事
  • カーテン、家具、調度品等の購入や設置工事
  • 電話、インターネット、ケーブルテレビ等の配線工事
  • 外構工事
  • 他の補助事業により整備する工事
備考 記載なし

空き家リフォーム支援事業(令和4年度) | 福井市ホームページ

福井県の外壁塗装助成金の申請の流れ

福井県の外壁塗装助成金制度への申請の流れを、福井市の制度を例に紹介します。

①交付申請~着工

まずは必要書類を集め、市に交付申請します。書類は工事着工14日前までに提出しましょう。

物件の所有者がリフォームする場合・物件を購入してリフォームする場合・賃借してリフォームする場合によって提出する書類は異なります。それぞれに必要な書類は以下のとおりです。

それぞれの場面 必要書類
共通で必要
  • 工事の見積書
  • 住宅の案内図
  • 工事内容が分かる工事前後の図面
  • 工事着工前の写真
物件の所有者がリフォームする場合
  • 空き家リフォーム工事概要書
  • 住宅の所有を証明する書類
  • 所有者またはその3親等以内の親族が過去に居住していたことが確認できるもの
  • 申請者の市町村税の納税証明書
購入した物件をリフォームする場合
  • 空き家リフォーム工事概要書
  • 住宅の所有を証明する書類
  • 戸籍の附票(U・Iターン世帯の場合)
  • 戸籍抄本(新婚世帯の場合)
  • 工事する住宅に居住する予定の者全員の住民票
  • 工事する住宅に居住する予定の者全員及び申請者の市町村税の納税証明書
賃借してリフォームする場合
  • 空き家リフォーム工事概要書
  • 住宅の所有を証明する書類
  • 戸籍の附票(U・Iターン世帯の場合)
  • 戸籍抄本(新婚世帯の場合)
  • 工事する住宅に居住する予定の者全員の住民票
  • 工事する住宅に居住する予定の者全員及び申請者の市町村税の納税証明書
  • リフォームすることについて住宅の所有者等と交わした書類

書類を提出したら、交付決定連絡が来るまで待ちます。申請の許可がおりたら着手届を提出し、着工してください。

②工事完了~実績報告

工事が完了したら、申請書を提出した年度の3月31日までに、工事完了実績報告書を提出します。さらに複数の関連書類を添付して提示しなければなりません。

工事完了実績とは別に必要となる書類は以下のとおりです。

それぞれの場面 必要書類
共通で必要
  • 領収書の写し
  • 工事完了後の写真
  • その他市長が必要と認める書類
物件の所有者がリフォームする場合
  • 空き家情報バンクの登録申請書(又は登録変更届出書)及びその関係書類
  • 申請者の市町村税の納税証明書
購入又は賃借し、リフォームする場合
  • 工事する住宅に居住する予定の者全員の住民票
  • 工事する住宅に居住する予定の者全員及び申請者の市町村税の納税証明書
  • 住宅の所有者等の市町村税の納税証明書(賃借の場合のみ)

③補助金の請求~補助金交付

実績報告書を提出した後は、助成金の額が通知されます。その後請求書を提出し、助成金が指定した口座に振り込まれるのです。

請求書の様式は市が指定したものに限ります。直接役所に取りに行くか、市のホームページからダウンロードして入手しましょう。

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福井県では空き家の改修工事に対する制度が多く、残念ながら現在お住まいの住宅に対して補助金がでる地域は少ないです。

ただ、相見積もりを取って費用感を確認することで、適正な価格で外壁塗装を行うことはできるでしょう。

ミツモアでは豊富な経験と知識を持ったプロに外壁塗装の見積もりの依頼ができます。まずはプロに相談をしてみてはいかがでしょうか?

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