神奈川県の各自治体が用意している助成金制度の概要を解説します。最新の情報は各自治体の公式サイトを確認してください。
神奈川県の自治体ごとの助成金制度
市区町村によって申請の仕方や制度の内容は異なります。各地域の申請条件や助成金額についてまとめました。
市町村名 | 制度名 | 助成金額 |
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横須賀市 | 2世帯住宅リフォーム補助金 | 上限30万円(工事費の50%) |
三浦市 | 三浦市住宅リフォーム助成事業 | 一律7万円 |
大和市 | 大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金 | 上限10万円(工事費の50%)
破風を含む軒先などの改修工事は上限20万円 |
海老名市 | 三世代同居支援リフォーム助成金 | 上限20万円(工事費の50%) |
座間市 | 住宅リフォーム補助制度 | 一律5万円 |
葉山町 | 葉山町住宅リフォーム資金補助制度 | 一律5万円 |
寒川町 | 住宅リフォーム等建築工事推進助成事業 | 上限6万円(工事費の5%) |
中井町 | 三世代同居等推進事業補助金 | 上限:30万円(工事費の50%)
※町内業者が施工する場合上限50万円 |
大井町 | 三世代同居住宅改修補助金 | 20万円 |
湯河原町 | 住宅リフォーム等助成事業 | 上限10万円(工事費の10%)
※住民登録なしの場合、上限5万円(工事費の5%) |
愛川町 | 愛川町三世代同居定住支援 住宅改修補助金 | 上限20万円(工事費の50%) |
清川村 | 住宅リフォーム助成制度 | 工事金額が10万円未満:工事費の50%
工事金額が10万円以上60万円未満:工事費の50%(上限10万円) 工事金額が60万円以上110万円未満:一律15万円 工事金額が110万円以上:10万円+{(工事金額-100万円)の1/2}の額(上限20万円) |
※最新の実施状況や詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
※2022年7月時点の情報となります。
横須賀市
横須賀市は空き家発生の防止と、市外に住む子ども家族の転入を促進するために、2世帯同居のためのリフォーム工事に助成金を交付しています。先着10件までなので、利用を考えている方は早めにチェックしておくと良いでしょう。
制度名 | 2世帯住宅リフォーム補助金 |
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助成金額 | 上限30万円(工事費の50%) |
対象者 |
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助成対象工事 | 市内の事業者が施工するリフォーム
※介護保険住宅改修費、介護予防住宅改修費、重度障害者住宅設備改良費を同じ工事で支給することは出来ない ※補助金の交付が決まる前にリフォームに着手した場合は、補助金の対象外 |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 2世帯住宅リフォーム補助金 |
三浦市
三浦市は市内経済を活性化させると同時に、市民の居住環境をより良くすることを目的とした助成金の支給を行っています。
申請は第3期まであり、第1期と第2期の募集はすでに終了しています。第3期は2022年10月に受付予定です。
制度名 | 三浦市住宅リフォーム助成事業 |
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助成金額 | 20万円以上の工事に対して、一律7万円を支給します。 |
対象者 |
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対象住宅 |
※市内の業者が請け負う工事に限る |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 三浦市住宅リフォーム助成事業のご案内 |
大和市
大和市では災害に強い街づくりをテーマに、住宅の不燃化やバリアフリー工事に力を入れています。改修工事の費用が、5万円以上の工事であることが条件です。
制度名 | 大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金 |
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助成金額 | 上限10万円(工事費の50%) |
対象者 |
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対象住宅 |
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助成対象工事 | 費用が5万円以上の改修工事
市内の業者による工事に限る |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金 |
海老名市
海老名市の住宅リフォーム補助金制度は、「魅力ある住宅づくり支援リフォーム助成金」と「三世代同居支援リフォーム助成金」の2種類があります。以下で詳細を確認してみてください。
制度名 | 魅力ある住宅づくり支援リフォーム助成金 |
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助成金額 | 上限10万円
工事費の50% |
対象者 |
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対象住宅 |
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助成対象工事 | 次のすべてに該当する工事
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備考 | 申請期間第2弾:令和4年7月11日(月)~予算枠終了まで※第1弾は終了 |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 魅力ある住宅づくり支援リフォーム助成金 |
制度名 | 三世代同居支援リフォーム助成金 |
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助成金額 | 上限20万円
工事費の50% |
対象者 |
※新たに三世代同居する場合は、実績報告の日までにリフォームを行った住宅に三世代同居することが条件となります。 |
対象住宅 |
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助成対象工事 | 次のすべてに該当する工事
※住宅部分のみが対象となります。(外構工事や別棟の車庫や倉庫、併用住宅の店舗部分などは対象外です。) ※部分的な補修工事やは対象となりません。 |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 令和4年度「三世代同居支援リフォーム助成金」について |
座間市
座間市の「住宅リフォーム補助制度」は、地域経済の活性化と市民の居住環境を向上を目的とした助成金制度です。工事費が10万円以上の場合に、一律5万円の助成を受けられます。
制度名 | 住宅リフォーム補助制度 |
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助成金額 | 一律5万円 |
対象者 | 次の項目全てに該当する方
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対象住宅 | 市内在住で、住民登録のある方が所有し、自分で住宅(共同住宅は自分が所有している部分、店舗などとの併用住宅は住宅部分に限る) |
助成対象工事 |
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問い合わせ先 |
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ホームページ | 住宅リフォーム補助制度 |
葉山町
葉山町は地域経済の活性化や町民の居住環境の向上のために、町内業者を利用して住宅リフォームを実施する方に補助金を交付しています。
制度名 | 葉山町住宅リフォーム資金補助制度 |
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助成金額 | 一律5万円 |
対象者 |
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助成対象工事 |
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問い合わせ先 |
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ホームページ | 葉山町住宅リフォーム資金補助制度 |
寒川町
寒川町は定住の促進を目的として、「住宅リフォーム等建築工事推進助成事業」を行っています。受付は先着順で、交付見込み額が予算を超えると受付が終了するため早めの申請をしておきましょう。
制度名 | 住宅リフォーム等建築工事推進助成事業 |
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助成金額 | 20万円以上の助成対象工事の5%
上限は3万円 |
対象者 |
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対象住宅 |
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助成対象工事 |
注意:申請前に工事に着手をした場合は、対象となりません。 |
問い合わせ |
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ホームページ | 住宅リフォーム等建築工事推進助成事業 |
中井町
中井町の「三世代同居等推進事業補助金」は、「住宅取得への補助」「住宅改修への補助」という2つの事業が対象となっています。
制度名 | 三世代同居等推進事業補助金 |
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助成金額 | 対象となる経費の50%(上限30万円)
※町内業者が施工する場合は上限50万円 |
対象者 | 次に掲げる要件をすべて満たす、三世代同居している親か子供
(1)子世帯が次のいずれかに当てはまること
(2)補助金を申請した時点で、三世代家族の全員が町内に住んでおり、住民登録されていること (3)親世帯と子世帯の両方または片方が町内に転入していること ※ただし、転入してきた世帯が、1年以内に中井町に居住していた場合は対象外となります。 (4)三世代同居などを開始した日から5年以上、三世代同居などが継続できること (5)親または子が補助対象経費を負担していること (6)町税を滞納していないこと (7)過去にこの補助金の交付を受けていないこと (8)暴力団との関わりがないこと |
対象住宅 | 記載なし |
助成対象工事 |
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問い合わせ先 |
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ホームページ | 三世代同居等推進事業補助金 |
大井町
大井町の「三世代同居住宅改修補助金」は、町内への移住定住および三世代同居の促進を目的とした支援制度となっています。
制度名 | 三世代同居住宅改修補助金 |
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助成金額 | 20万円 |
対象者 | 三世代同居をする方で以下のいずれかに当てはまる方
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対象住宅 |
※マンションも対象とする |
助成対象工事 |
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問い合わせ先 |
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ホームページ | 三世代同居住宅改修補助金 |
湯河原町
湯河原町の「住宅リフォーム等助成事業」は、工事費用の10%を助成金として受けられます。住民登録なしでも助成制度を受けることができるのが特徴です。
制度名 | 住宅リフォーム等助成事業 |
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助成金額 | 工事費の10%(上限10万円)
※住民登録なしの場合は、工事費の5%(上限5万円) |
対象者 |
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対象住宅 | 記載なし |
助成対象工事 |
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問い合わせ先 |
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ホームページ | 住宅リフォーム等助成事業 |
愛川町
愛川町は、町内の定住人口の増加と家族の支え合いの促進を目的として、三世代同居するために必要となるリフォーム工事に補助金を交付しています。申請期間は2023年3月31日までです。
制度名 | 愛川町三世代同居定住支援 住宅改修補助金 |
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助成金額 | 上限20万円(工事費用の2分の1)
※子ども世帯の世帯主または配偶者が40歳未満の場合は、20万円加算 |
交付条件 |
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対象住宅 |
※戸建てのほか、マンションも対象。 |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 愛川町三世代同居定住支援 住宅改修補助金 |
清川村
清川村の「住宅リフォーム助成制度」は、工事費用によって4つの区分に分かれています。
制度名 | 住宅リフォーム助成制度 |
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助成金額 | 工事金額が5万円以上のものに対して、次の区分に定める額を補助する
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対象者 |
※助成を過去に受けた方も、受けた年から2年経過していれば、再び利用できます。 【例】2020年度に助成を受けた方は2023年度以降に再度利用可 |
対象住宅 | 自分で所有し、住んでいる住宅 |
助成対象工事 |
※助成金の交付が決まった後に着手するもので、申請した年度末までに工事が完了するもの |
問い合わせ先 |
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ホームページ | 住宅リフォーム助成制度 |
神奈川県で外壁塗装の助成金を受け取るための条件
外壁塗装の助成金を受け取るために、いくつか注意すべきポイントがあります。
重要なポイントを見落としたまま施工すると、助成金を受け取れなくなってしまうので必ず確認しておきましょう。
施工する前に申請しておく
自治体への助成金の申請は、必ず工事を始める前に行いましょう。
助成金の支給が決まっていない段階で勝手に施工すると、助成金を受け取ることが出来なくなってしまうので注意してください。
市町村の指定した業者に工事を依頼する
外壁塗装の施工を請け負う業者にも条件があります。多くの場合、工事を行う業者は助成金を支給する市町村内の業者でなければいけません。
違う地域の業者に依頼して施工すると、助成金の対象外になってしまう可能性が高いです。市町村が指定した条件に合った業者に探すようにしましょう。
自治体への税金をきちんと払っている
全ての自治体で「市町村税を滞納していないこと」が助成金を支給する前提条件になっています。
もし市町村税を滞納している場合は、滞納分を清算するまで自治体の助成金は受給できませんので注意しましょう。
神奈川県の外壁塗装助成金の申請方法
神奈川県で外壁塗装の助成金の申請を行う際の流れは以下の通りです。
- 助成金を申請する
- 外壁塗装を施工する
- 工事の完了報告を行う
自治体によっては申請の方法が異なることもあるため、必ず自治体のホームページで確認しましょう。今回は寒川市を例として申請方法を解説しますが、他の多くの自治体も基本的な流れは同じなので、参考にしてください。
①助成金を申請する
住んでいる自治体のホームページから、助成金の条件を確認しましょう。受付が終了していないか確認する必要もあります。受付が先着順の場合は、募集を早期に終了している可能性があるため注意が必要です。
自治体のホームページから「助成事業交付申請書」をダウンロードして、必要事項を記入します。自治体のホームページに記入例が載っているため参考にするとよいでしょう。
寒川市の場合は、受付時に以下の書類が必要になります。
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②外壁塗装を施工する
交付申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通過すると「交付決定通知書」が発送されます。
工事の着手は、交付決定通知書の内容を確認してから行いましょう。交付が決定した後に工事の内容の変更や中止する場合は、「変更・中止承認申請書」の提出が必要です。
③工事の完了報告を行う
工事完了後は「実績報告書類」を提出しましょう。寒川市の場合は、工事の完了報告を行う際に下記の書類が必要です。
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提出された書類をもとに審査が行われ、問題がなければ助成金が交付されます。
補助金以外で塗装の費用を抑える方法
外壁塗装のお得に施工する方法は、補助金を受給する以外にもいくつかあります。
屋根の塗装と外壁塗装を一緒に行う
外壁塗装は、屋根の塗装と同時に施工するのがおすすめです。
屋根・外壁の塗装には足場が必要で、足場の設置代が塗装費用のうち約2割を占めます。
同時に塗装すれば、足場代を1回分で済ませることができるのでお得です。
相見積もりを取る
塗装業者を探す際は、複数の業者から見積もりを取るのが良いでしょう。
1件の見積もりを見ただけでは、提示された金額が適正なのかどうか判断できません。
複数の見積もりをもらうことで、料金設定が高すぎたり安すぎたりする業者を避けることができます。
取り寄せた見積もりを比較して費用相場を知り、適正な費用で施工してくれる業者を選びましょう。
自分で複数の業者に見積もりを頼むのは大変なので、一括見積もりサービスを利用するのがおすすめです。
火災保険が適用できる場合もある
災害で外壁が損傷した場合は、火災保険で塗装費用を補える可能性があります。
具体的な条件や金額は加入先の保険によって変わるので、詳しくは保険会社に相談するのがおすすめです。
なお申請は被災してから3年間が期限なので注意してください。
ミツモアで外壁塗装業者に見積もりを依頼しよう!
助成金申請の際には、多くの場合見積もり書の写しが必要になります。
期限に間に合うように申請を行うには、見積もり書の取得もスピーディに行う必要があるでしょう。
簡単に見積もりを取り寄せたいなら、一括見積もりサービスのミツモアを利用するのがおすすめです。
ミツモアで簡単な質問に答えて見積もり依頼
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