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【2025年】神奈川県で外壁塗装に助成金が下りる市区町村は?申請方法を解説

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最終更新日: 2025年06月03日

外壁塗装をしたいけれど、まとまったお金が必要でなかなか工事に踏み切れない人は多いのではないでしょうか。

リフォーム工事に関する助成金制度を使えば、外壁塗装や屋根塗装の際の金銭面の負担を軽減できます。神奈川県では自治体別に助成制度が用意されているので、該当地域の方は活用してみましょう。

なお最新の情報は各自治体の公式サイトを確認してください。

神奈川県で外壁塗装の助成金制度がある市区町村一覧

神奈川県では、次の市町村で外壁塗装に関する助成金制度を利用できます。

自治体名 制度名 助成金額
愛川町 空き家改修費補助金 工事費の1/2(上限20万円)
海老名市 住宅改修支援事業補助金
  • 一般住宅改修:工事費20%(上限20万円)
  • 多世代同居住宅改修:工事費20%(上限30万円)
清川村 住宅リフォーム助成制度
  • ~10万円:工事費の1/2
  • 10万~60万円未満:工事費の1/2(上限10万円)
  • 60万~110万円未満:一律15万円
  • 110万円~:10万円+(超過分の1/2)(上限20万円)
寒川町 住宅リフォーム等建築工事推進助成 工事費の5%(上限3万ポイント〈さむかわPay〉)
座間市 子育て世帯等住宅リフォーム補助制度 工事費の1/2(上限30万円)
逗子市 既存住宅断熱改修等省エネ対策費補助金 一律7万5,000円
中井町 空き家活用推進事業補助金
  • 一般世帯:改修費1/2(上限40万円)
  • 子育て・若年世帯:改修費1/2(上限80万円)
二宮町 空き家リフォーム補助事業 改修費の1/2(上限50万円)
箱根町 空き家リフォーム事業補助金 改修費の1/2(上限50万円)
葉山町 住宅リフォーム資金補助制度 一律5万円
松田町 空き家改修事業費補助制度
  • 改修費1/2(上限20万円)
  • 町商工会会員施工:上限30万円
三浦市 住宅リフォーム助成事業 一律8万円
山北町 結婚新生活支援事業補助金
  • 夫婦とも29歳以下:上限60万円
  • 夫婦とも39歳以下:上限30万円
湯河原町 住宅リフォーム・庭木伐採等助成 工事費の10%(上限10万円)
横須賀市 高齢者住宅リフォーム補助 一律10万円

自治体によっては、助成金の申請の締切が迫っているところや、予算の都合から早期終了が近いところがあります。申請前に自治体に一度問い合わせるとよいでしょう。

※最新の実施状況や詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
※2025年5月時点の情報となります。

神奈川県の外壁塗装で助成金を受け取るための条件【市区町村別】

外壁塗装に関する助成金を支給している自治体や助成金を受け取ることができる条件などをピックアップしました。自治体ごとの助成金内容を確認しましょう。

愛川町

制度名 空き家改修費補助金
助成金額 工事費の1/2(上限20万円)
助成対象工事
  • 屋根・外壁等を含む空き家リフォーム
  • 10万円以上の工事
対象者 愛川町空き家バンク登録物件の改修者
申請期限 随時(着工前申請)
備考 入居前または入居翌日から1年以内に申請

参考:空き家改修費補助制度|愛川町

海老名市

制度名 住宅改修支援事業補助金
助成金額
  • 一般住宅改修支援補助金:工事費用(税抜)の20%(上限20万円)
  • 多世代同居住宅改修支援補助金:工事費用(税抜)の20%(上限30万円)
助成対象工事
  • 外壁塗装を含む住宅リフォーム
  • 市登録業者が施工する工事
  • 10万円以上の工事
対象者 市内居住で市税滞納のない個人
申請期限
  • 1回目:令和7年4月14日(月)~8月8日(金)
  • 2回目:令和7年9月1日(月)~11月28日(金)
備考 着工前に申請すること

参考:住宅改修支援事業補助金|海老名市

清川村

制度名 住宅リフォーム助成制度
助成金額
  • 工事費10万円未満:工事費の2分の1
  • 工事費10万円以上60万円未満:工事費の2分の1(上限10万円)
  • 工事費60万円以上110万円未満:一律15万円
  • 工事費110万円以上:10万円+{(工事費-100万円)の2分の1}(上限20万円)
助成対象工事 村内業者による外壁塗装・屋根塗装ほか各種リフォーム工事
対象者
  • 村内に1年以上居住(住民登録を有する方)している者
  • 既に納期が経過した分の村税等を完納している者
  • 自ら所有し、居住する住宅について、村内の施工業者を利用してリフォーム工事等を行う者
  • 村が実施する他の助成制度を受けていない者
申請期限 随時受付
備考 同一住宅に対して2年度連続での利用不可

参考:住宅リフォーム助成制度|清川村

寒川町

制度名 住宅リフォーム等建築工事推進助成
助成金額
  • 工事費の5%(上限3万ポイント)
  • さむかわPayで支給
助成対象工事
  • 町内業者が施工する外壁塗装等のリフォーム
  • 20万円以上の工事
対象者 町税を完納している個人
申請期限 令和7年4月1日(火)~予算上限に達するまで
備考
  • 着工前に申請すること
  • 令和8年3月17日(火曜日)までに工事の完了報告をすること

参考:住宅リフォーム等建築工事推進助成|寒川町

座間市

制度名 令和7年度 座間市子育て世帯等住宅リフォーム補助制度
助成金額  工事費の1/2(上限30万円)
助成対象工事
  • 屋根・外壁の張替えや塗装など、30万円以上の住宅リフォーム
対象者 18歳以下の子どもまたは妊婦が属する世帯で、市税の滞納がない者
申請期限 申込多数の場合は公開抽選(令和7年度は6月18日抽選予定)
備考
  • 工事着工は補助金交付決定後
  • 年度内(令和8年3月25日まで)に実績報告提出が必要

参考:令和7年度 座間市子育て世帯等住宅リフォーム補助制度|座間市

逗子市

制度名 逗子市既存住宅断熱改修等省エネ対策費補助金
助成金額 7万5,000円
助成対象工事
  • 高日射反射率塗装(屋根・外壁等の遮熱塗装)
  • 窓・玄関ドアの断熱改修など省エネ性能向上工事
対象者 「逗子市ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入費補助金」又は「逗子市既存住宅断熱改修等省エネ対策費補助金」の交付を受けていない者
申請期限 令和7年4月14日以降受付(予算枠終了まで)
備考
  • 着工前に申請すること
  • 国・県補助金との併用可
  • 高日射反射率塗装は日射反射率50%以上が目安

参考:令和7年度 逗子市既存住宅断熱改修等省エネ対策費補助金|逗子市

中井町

制度名 空き家活用推進事業補助金
助成金額 改修費1/2(上限40万円)※子育て世帯等は80万円
助成対象工事
  • 外壁塗装を含む空き家改修
対象者
  • 世帯員のいずれもが町内に居住している者
  • 住宅の所有権移転登記完了日から起算して10年以上、町内の居住が継続できる者
  • 世帯員のいずれか1人が補助金の対象となる経費を負担している世帯
  • 過去に同一の住宅において、中井町の空き家活用に関する補助金の交付を受けていない者
申請期限 基準日(住宅の所有権保存登記完了日)から1年以内
備考 着工前に申請すること

参考:空き家活用推進補助金|中井町

二宮町

制度名 空き家リフォーム補助事業
助成金額 対象工事費の2分の1(上限50万円)
助成対象工事 空き家の改修(外壁塗装・屋根修繕などを含むリフォーム全般)
対象者
  • 空き家バンクに登録している物件をリフォームした所有者
  • 空き家バンクに登録された物件の売買・賃貸希望者
申請期限 令和7年5月20日~令和7年12月26日(受付件数12件・先着順)
備考
  • 着工前に申請が必要
  • 同一物件での再申請不可

参考:空き家リフォーム補助事業|二宮町

箱根町

制度名 空き家リフォーム事業補助金
助成金額 改修費の1/2(上限50万円)
助成対象工事
  • 空き家バンク登録物件のリフォーム
  • 20万円以上の工事
対象者
  • 対象物件に定住する意思がある者
  • リフォームを行う箇所の維持管理を、当該リフォーム後 10 年以上行う意思がある者
  • 町税等を滞納していない者
申請期限 随時受付
備考 着工前に申請すること

参考:空き家リフォーム補助金|箱根町

葉山町

制度名 住宅リフォーム資金補助制度
助成金額 一律5万円
助成対象工事
  • 町内業者施工の外壁塗装等(工費20万円以上)
対象者 町税を完納している個人
申請期限 予算上限に達し次第受付終了
備考
  • 着工前に申請すること
  • 3月31日までに工事を完了すること

参考:住宅リフォーム資金補助制度|葉山町

松田町

制度名 空き家改修事業費補助制度
助成金額 改修費1/2(上限20万円/商工会会員施工で30万円)
助成対象工事
  • 外壁塗装等含む空き家改修
対象者
  • 改修から3ヶ月以内に当該物件に入居する者
  • 入居から10年以上、町に定住する意思がある者
  • 居住しない場合、改修完了後に当該物件を町空き家バンクに掲載する者
申請期限 随時受付
備考
  • 着工前に申請すること
  • 交付は1物件につき1回

参考:空き家改修事業費補助制度|松田町

三浦市

制度名 三浦市住宅リフォーム助成事業
助成金額 一律8万円
助成対象工事
  • 市内施工業者による住宅・マンション(賃貸除く)のリフォーム
  • 外壁塗装・屋根塗装・防水工事などを含む改修全般
  • 工事費20万円(税抜)以上の工事
対象者
  • 市内に住民登録がある自宅所有者
  • 市税を滞納していない者
  • 暴力団員でない者
申請期限
  • 第一期:5月1日~5月23日
  • 第二期:8月予定
  • 第三期:10月予定
備考
  • 着工前申請が必須
  • 令和8年3月31日までに完了報告をすること
  • 同一住宅でも令和4年度以前に助成を受けていれば再申請可

参考:三浦市住宅リフォーム助成事業のご案内|三浦市

山北町

制度名 結婚新生活支援事業補助金
助成金額
  • 夫婦とも29歳以下:上限60万円
  • 夫婦とも39歳以下:上限30万円
助成対象工事 住宅リフォーム費用(外壁塗装なども対象)
対象者 令和7年度中に婚姻・パートナーシップ宣誓し、夫婦とも39歳以下の新婚世帯
申請期限 令和7年4月1日~令和8年3月31日(予算枠に到達次第終了)
備考 着工・契約前に要相談

参考:結婚新生活支援事業|山北町

湯河原町

制度名 住宅リフォーム・庭木伐採等助成
助成金額 工事費の10%(上限10万円)
助成対象工事
  • 外壁塗装を含む住宅リフォーム
  • 工事費20万円以上の工事
対象者
  • 申請者及び同一世帯員が町税などを滞納していない世帯
  • 町内の業者を利用する者
  • 暴力団員ではない者
申請期限 2026年3月31日
備考

参考:住宅リフォーム・庭木伐採等・組積造撤去等の助成|湯河原町

横須賀市

制度名 高齢者住宅リフォーム補助
助成金額 一律10万円
助成対象工事
  • 市内に本拠(本店や本社)を置く工事業者に依頼して行う住宅リフォーム工事
  • 工事代金が消費税抜き20万円以上の工事
対象者 65歳以上の住宅所有者または同居世帯
申請期限 令和7年4月1日から令和7年5月30日まで
備考 着工前に申請すること

参考:高齢者住宅リフォーム補助|横須賀市

神奈川県の外壁塗装助成金の申請方法

神奈川県で外壁塗装の助成金の申請を行う際の流れは以下の通りです。

  1. 助成金を申請する
  2. 外壁塗装を施工する
  3. 工事の完了報告を行う

自治体によっては申請の方法が異なることもあるため、必ず自治体のホームページで確認しましょう。今回は寒川町を例として申請方法を解説しますが、他の多くの自治体も基本的な流れは同じなので、参考にしてください。

助成金を申請する

住んでいる自治体のホームページから、助成金の条件を確認しましょう。受付が終了していないか確認する必要もあります。受付が先着順の場合は、募集を早期に終了している可能性があるため注意が必要です。

自治体のホームページから「助成事業交付申請書」をダウンロードして、必要事項を記入します。自治体のホームページに記入例が載っているため参考にするとよいでしょう。

寒川町の場合は、受付時に以下の書類が必要になります。

  • 助成事業交付申請書(個人情報に関する同意書含む)
  • 建築工事にかかる見積もり書の写し
  • 建築工事請負契約書の写し
  • 建築工事図面
  • 着手前のカラー写真(A4用紙にのり付けなどをして提出)
  • その他町長が必要と認めるもの

外壁塗装を施工する

交付申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通過すると「交付決定通知書」が発送されます。

工事の着手は、交付決定通知書の内容を確認してから行いましょう。交付が決定した後に工事の内容の変更や中止する場合は、「変更・中止承認申請書」の提出が必要です。

③工事の完了報告を行う

工事完了後は「実績報告書類」を提出しましょう。寒川町の場合は、工事の完了報告を行う際に下記の書類が必要です。

  • 完了報告書(申請書に使用した印鑑で押印)
  • 領収書の写し
  • 完了後のカラー写真(A4用紙にのり付けなどをして提出)
  • 建築確認申請検査済証(建築確認申請が必要な工事の場合)
  • その他町長が必要と認めるもの

提出された書類をもとに審査が行われ、問題がなければ助成金が交付されます。

補助金以外で塗装の費用を抑える方法

業者に依頼するときの費用相場

外壁塗装のお得に施工する方法は、補助金を受給する以外にもいくつかあります。

屋根の塗装と外壁塗装を一緒に行う

外壁塗装は、屋根の塗装と同時に施工するのがおすすめです。

屋根・外壁の塗装には足場が必要で、足場の設置代が塗装費用のうち約2割を占めます。

同時に塗装すれば、足場代を1回分で済ませることができるのでお得です。

相見積もりを取る

塗装業者を探す際は、複数の業者から見積もりを取るのが良いでしょう。

1件の見積もりを見ただけでは、提示された金額が適正なのかどうか判断できません。

複数の見積もりをもらうことで、料金設定が高すぎたり安すぎたりする業者を避けることができます。

取り寄せた見積もりを比較して費用相場を知り、適正な費用で施工してくれる業者を選びましょう。

自分で複数の業者に見積もりを頼むのは大変なので、一括見積もりサービスを利用するのがおすすめです。

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