家の近くに蜂の巣を発見したら、それが危険と言われるスズメバチの巣かどうか気になりますよね。
この記事では、スズメバチの巣の見分け方や安全な駆除時期・対処法まで幅広く解説していきます。
スズメバチの巣が作られやすい場所は?
屋内外を含め、雨風がしのげて閉鎖的な場所に作られやすいです。住宅周りだと、具体的には屋根裏や床下、換気扇のダクト、軒下、ベランダ、庭木などが要注意スポットです。
スズメバチの巣を見つけたときの対処法は?
まずは巣の周りに蜂が飛んでいないか確認し、刺激を与えないよう、音を立てずにゆっくりその場を離れます。活動が盛んな時期だとどんどん巣が大きくなるので、すぐに駆除業者に依頼して取り除いてもらいましょう。
スズメバチの巣の特徴
スズメバチの巣の特徴を見分けるときのポイントは、巣の見た目です。
スズメバチの巣を作る場所やサイズは、スズメバチの種類によって異なります。しかし見た目の特徴はある程度共通しているので、目に付く場所に巣があるときは見分けるのが比較的簡単です。
【スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの巣の特徴】
見た目 | |||
種類 | スズメバチ | アシナガバチ | ミツバチ |
色 | 黄色〜茶色 | 灰色 | 白色 |
模様 | マーブル模様 | なし | なし |
形 | とっくり型/球体 | 半円形 | 平たい形 |
巣穴 | 1カ所 | 沢山 | 沢山 |
これら3種類の蜂は同じような場所に営巣しますが、見た目による判断が容易です。スズメバチの巣はアシナガバチやミツバチの巣と違って巣穴が1カ所しかなく、マーブル模様がついています。
アシナガバチの巣はシャワーの噴出口のような形をしているのが最大の特徴です。ミツバチが作る巣は運んできた蜜によって、白いカーテンのように見えます。
スズメバチの巣の見た目
初期はとっくり型
スズメバチの巣の初期(4〜5月頃)はとっくり型(またはフラスコ型)で、とっくりをひっくり返したような形をしています。白と茶色のマーブルになっており、他のハチの巣と見分けやすいのが特徴です。
この時期は、働き蜂の数がそれほど多くありません。6月あたりから働き蜂が増えていき、巣も大きくなっていくのです。
ちなみにとっくり型の巣を作る種類として、トックリバチという別種も存在します。
最終形態は丸い球形
6月を過ぎたあたりから秋冬にかけて、スズメバチの巣は巨大化していきます。大きくなるにつれてボールのように丸くなり、球体として完成。模様はマーブルのままです。
完成すると60cmもの大きさになります。オオスズメバチの場合は1mを超えることもあるそうです。その分だけ、たくさんの働き蜂がいるといわれています。
ただしモンスズメバチとオオスズメバチの巣は、底部分が外皮に覆われず穴がむき出しの状態になることが多いです。また空間の広さや営巣場所に応じて、巣のカタチを器用に変えるので変わった形になることも。
ちなみにチャイロスズメバチは自分で巣を作りません。他のスズメバチが作った巣を乗っ取り、徐々に繁殖していきます。
スズメバチの巣が作られる場所
スズメバチが巣を作る場所は、おもに閉鎖的な空間です。雨風がしのげ、敵から見つけられにくい場所を好む傾向があります。以下のような場所が代表的です。
家の内部
- 家の屋根裏
- 家の床下
- 換気扇のダクト
- 壁の隙間
家の内部は、スズメバチが巣を作る最適な環境になることが多い場所です。閉鎖的な場所のため、見つけるのが難しくなります。
家の外部
- 家の軒下
- 家のベランダ
- 木の枝
- 土の中
- 木の幹の穴
- 木の根元
スズメバチの種類によっては、家の周辺や庭などの開放的な場所に巣を作ることもあります。とくに庭に樹木が生い茂っていたり植木鉢の手入れを怠っていたりすれば、スズメバチのすみかになりやすいので注意が必要です。これらの場所は安全な上にエサを手に入れやすいため、スズメバチが好む条件が揃っているのです。
思いがけない場所に巣が作られている可能性もあるため、人が生活する場所の近くに巣がないかチェックするようにしましょう。
スズメバチの巣は再利用されない
スズメバチの巣が再利用されるのは1年間だけで、再利用されることはありません。
スズメバチが活動シーズンを終えて越冬するとき、冬眠につくのは次の世代の女王蜂だけです。働き蜂はすべて死んでしまいます。
そして翌年の春頃になると、女王蜂が別の営巣場所を探して旅に出始めるのです。
スズメバチの巣を安全に駆除するなら初期!
スズメバチの巣を安全に駆除できる時期は4〜5月です。初期の女王蜂は冬眠から目覚めたばかりで体力が弱っているため、駆除に最も適していると言えます。
初期を過ぎた6〜7月にかけては危険大。働き蜂が増加するので駆除するには最も危険な時期です。
4〜5月が駆除に適している
スズメバチの被害が多く見られるのは4〜11月です。この中でもとくに被害が甚大になるのが7〜10月にかけてです。この傾向は、スズメバチのライフサイクルを見れば理解できます。
- 4〜5月:冬眠から目覚めた女王蜂が巣作りの場所を探し始める
- 5〜6月:巣作りに着手
- 6〜8月:働き蜂が増加し巣が巨大化
- 9〜10月:巣の大きさが最大になる
冬眠から目覚めた女王蜂は攻撃性が弱くなっているため、駆除するなら4〜5月に行いましょう。巣の大きさも小さく働き蜂もいないため、駆除がしやすい時期と言えます。小さな巣の中では、女王蜂がひとりで出産し子育てをしているのです。
最も危険な時期は6〜8月にかけてです。巣が急速に巨大化し、大きな巣の中には数百匹の働き蜂が活動しているため危険度はMAXになります。スズメバチの最盛期に自力で駆除を行うのは絶対に避けましょう。
10cm未満のフラスコ型の巣なら自力で駆除可能
自力でスズメバチを駆除できるかどうかは、巣の大きさで判断できます。
自分で駆除できる巣の限度は、およそ10cm未満を基準にするとよいでしょう。働き蜂の数が急激に増加する6〜7月にかけて、巣のサイズが10cm以上になるので注意が必要です。
駆除業者に依頼する際、追加料金が発生し始める巣のサイズは10cm以上からです。そのぶん駆除の難易度が高いということになります。10cmを超えるような大きな巣には、絶対に手を出さないようにしましょう。
また屋根裏や床下などの閉鎖空間、軒下などの高所も駆除の難易度が上がります。身動きが取れない状況でスズメバチが飛び交うので刺されるリスクが高く、巣の除去も思うようにいきません。
大きくなってしまったら専門の駆除業者に依頼を!
スズメバチの駆除を自分で行うのは、基本的におすすめできません。とくに巣の大きさが直径10cm以上になる6月以降は、駆除の専門業者に依頼しなければいけません。
6月以降は、凶暴性が増したスズメバチたちの大群が生息しています。もし刺されてしまうとアナフィラキシーショックにつながりかねないので危険です。
また巣を完全に除去するのは素人にとって難しい作業です。蜂をすべて死滅させるには、「後から巣に戻ってきた個体」まで対処する必要があります。
業者に依頼した際の費用は、およそ10,000〜50,000円ほどが相場です。額にこれだけ差がある理由は、蜂の種類や巣の大きさ、巣の場所などの要因によって追加料金が発生するからです。
駆除業者を選ぶときには、余裕があれば複数業者の見積もりを比べるのがおすすめ。ミツモアの一括見積もりサービスなら簡単に、そして素早く見積もりを比較できるのでぜひお試しください。
夏頃に急に巣ができることも
キイロスズメバチの場合、もともとの巣がいっぱいになると新しい場所に引っ越すことがあります。働き蜂が増える7〜8月に多く見られる現象です。
キイロスズメバチは初め狭い閉鎖空間に営巣しますが、繁殖力の旺盛さもあいまって数が急激に増えていきます。
その結果、閉鎖空間では収まらなくなり軒下などの開放空間に巣を移すのです。巣が無かったはずの場所に、一気に大きな巣ができることがあります。
冬のスズメバチの巣も油断は禁物
冬にスズメバチの巣を見かけることがあったら、油断してはいけません。冬眠の時期だから大丈夫と思っていても、生き残っている働き蜂がいるかもしれません。
とくに近年は暖冬になることが多いため、わずかに働き蜂が残っている可能性が高いでしょう。
基本的に冬のスズメバチの巣の中に蜂はいませんが、無闇に近づいたり触れたりしないようにするのが安全です。
スズメバチの巣を見つけたときにまずやること
もしスズメバチの巣とおぼしき物体を見つけたら、どのように行動すればよいのでしょうか。基本的には以下の3つの方法で対処しましょう。
- 巣からゆっくり離れる
- 自治体/賃貸の管理会社に連絡
- 刺されたらすぐに病院へ
巣からゆっくり離れる
巣を見つけたら、スズメバチを刺激しないようにゆっくりと後ずさりしてその場を去りましょう。
一気に走って逃げたり大きく動いたりすると、スズメバチが敵だと認識してしまうかもしれません。攻撃対象として認識されてしまうと、しつこく追い回されてしまう危険性があります。
また夏終わりから秋くらいのスズメバチは、エサ不足や越冬の準備で気が立っています。この時期にはとくに、刺されないよう注意が必要です
自治体、賃貸の管理会社に連絡
スズメバチから離れることが出来たら、状況を整理して然るべき場所に連絡しましょう。
- 公共の場所→自治体
- 賃貸→大家さんや管理会社
- 持ち家→駆除業者
巣があった場所が公園など公共の場所、もしくは持ち家だった場合には、自治体に連絡しましょう。
公共の場所であれば、自治体が駆除の手続きを行ってくれます。また持ち家の近くでスズメバチを発見したときも、電柱などに巣がある場合は自治体が管理してくれることが多いです。
持ち家に巣が出来てしまった場合は、基本的に自分で駆除業者に連絡し責任をもって対処しなくてはいけません。地域によっては補助金が支給されることもあるので、まずは自治体に問い合わせるのもよいでしょう。
マンション・アパートなどの賃貸であれば管理会社に連絡します。基本的には、大家さんや管理会社が駆除の手続きをしてくれます。ただし部屋の中に巣が作られた場合などは、自分で費用を負担しなくてはいけないケースもあるので注意しましょう。
スズメバチに刺されたらすぐに病院へ
もしスズメバチに刺されたら、応急処置後すみやかに病院へ行きましょう。
体質によってはアナフィラキシーショックを起こすこともあり、最悪の場合、命の危険性にも関わります。刺された直後すぐに症状が出ていなくても、しばらくたった後に急に体調が悪くなるケースも見られます。とくにショック症状は、刺されてから1時間以内に発症することが多いです。
応急処置は以下の流れで行いましょう。
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スズメバチの巣を自力で駆除する方法
時期が4〜5月で、かつ巣のサイズが10cm未満であることを確認できた場合に限り、自力での駆除が可能です。
自力での駆除にはいくつかの注意点や必要なもの、正しい手順が肝心です。以下で詳しく解説します。
自分でスズメバチの巣を駆除するときの注意点
自分でスズメバチの巣を駆除するときには、以下の2点に注意して行いましょう。
- 白の防護服を着用する
- 日没後に行う
自分で蜂の巣駆除をするなら、刺されないように万全の準備をするのが大切です。必ず防護服を用意しましょう。防護服は自治体が貸し出しを行っていることがあるので、問い合わせてみるのがおすすめです。
防護服の上からジーンズや長靴、厚手のジャンパーなどを着込めば、刺されるリスクを減らすことができます。黒などの濃い色は蜂を刺激する原因になるので、白か白に近い色を選ばなければいけません。
またスズメバチの駆除を始めるのは、夜になるのを待って行いましょう。夜はスズメバチの行動が鈍るので、比較的安全に作業することができます。
駆除に必要なものと手順
駆除に必要なもの
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スプレーはなるべく遠くまで噴射できるタイプが効果的です。また減りが早くひとつでは足りなくなる可能性もあるため、何本か用意しておくと安心です。
処分するときに使うビニール袋はゴミ袋がおすすめ。蜂の巣は可燃ごみとして捨てることができます。
駆除の手順
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巣から3mほど離れた場所からスプレーをかまえ、ゆっくり巣に近づいていきましょう。
できるだけ風のないタイミングでスプレー噴射を開始し、ハチが出てきてもひるまず噴射し続けるのがポイントです。
出てくるハチの数が少なくなってきたら2mほどまで近づき、巣の中にも十分に殺虫剤を散布します。
ハチが出てこなくなるまで続け、終わったら巣を落とします。落とした巣を回収し、スプレーを噴射しておいたゴミ袋の中に入れれば完了です。
戻り蜂が再び巣を作ることがないように、巣があった場所には念入りにスプレーや木酢液をかけておくことをおすすめします。
スズメバチの巣作りを予防する方法
スズメバチは住宅に巣を作ることがあります。巣作りを予防するためには、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- 予防は春先から始める
- 巣が作られやすい場所に殺虫剤を散布する
- 殺虫スプレーの代わりに木酢液でもOK
- 予防効果が切れる前にもう一度スプレーをかける
予防のタイミングとして適しているのは、4〜5月頃までの春先。この時期は、まだ女王蜂が単独で巣作りをしている可能性が高く、女王蜂さえ近づかせなければ対処することが可能です。
蜂の巣が作られやすい軒下や庭木、屋根裏、換気口などに殺虫剤を散布しておきましょう。木酢液でも代用可能です。
天気などの条件にもよりますが、予防効果は2週間から1カ月ほどである場合が多いです。効果を維持するためにも、定期的にこの作業を繰り返すようにしましょう。
ダミーの巣は効果的?
「軒先にダミーの巣を作るとスズメバチ対策に効果的」と聞いたことがある人がいるかもしれません。
もしダミーの巣が効果的であれば、自力での駆除が必要ないため危険を減らすことができます。また業者を呼ぶコストや手間もかかりません。
しかし科学的根拠がはっきりしていないので、おすすめの方法とは言えないのが現状です。確実に対処するなら、スプレーの散布や業者への依頼がベストの方法でしょう。毎年蜂の襲来に困っている方は試してみるのもアリかもしれませんね。
スズメバチの巣の構造
スズメバチの巣は、外皮と巣盤、支柱とが組み合わさった構造を持っています。
巣の外皮
外観はマーブル模様に見える外皮。実は何枚もの層が作られていて、分厚く覆われています。層と層との間に隙間があり、これによって断熱効果が高まる仕組みです。
ただし巣の素材は朽木などの樹皮なので、意外ともろく壊れやすいという特徴があります。
外皮が徐々に丸まっていく理由は、働き蜂が外皮の一部をかみ砕いて削るからです。削った素材は、内部の巣盤などを作るために再利用するのだそう。
内部の巣盤
巣盤とは、穴が開いている板状のものを指します。巣盤の中には幼虫が入っており、別名「育房」と呼ばれます。スズメバチの巣の内部には、この巣盤が重なっているのです。
主に3〜4層に巣盤が重なっているものが多いようですが、大きい巣だと5層になることもあります。オオスズメバチの場合、巨大な巣を作るので10層以上の巣盤が見られることもあるのです。
最初に作られた1〜2層は、巣を作るために生まれる働き蜂の育房です。そして繁殖のために生まれるオスバチや新女王蜂は、3〜4層で育てられます。
ちなみに育房の底には幼虫のフンが塗り固められ、巣盤全体の強度を上げているのだとか。
巣全体を支える支柱
重なった巣盤は支柱によって支えられ、1つのまとまりとして形を保っています。
キイロスズメバチやオオスズメバチなどの比較的大きな巣を作る場合には、数本の細い柱で巣盤を支えています。
コガタスズメバチのような小型の巣を作る種類は、太めの支柱1本だけで巣を支えているそうです。
スズメバチの巣は縁起物?
旅館などでスズメバチの巣を飾ってあるのを見たことがありませんか?
スズメバチの巣は古くから「商売繁盛」や「千客万来」などの願いを込められる縁起物として扱われています。
また「スズメバチが安全だと判断して巣を作った場所」ということで、魔除けやお守りとして認知されることもあるそうです。
そのまま飾るのは危険じゃない?
「スズメバチの巣を軒下などに飾っておくのは危険なのでは?」と思うのは当然の疑問ですよね。しかしスズメバチがいなくなった巣であれば、その巣を再利用することはありません。
越冬を迎えると働き蜂は全て死に、次世代の女王蜂だけが冬眠します。そのためスズメバチの巣の利用期間は1年のみです。
もともと住んでいたスズメバチが戻ってくることがないという意味で、安全だと言えるでしょう。
リスクもあるので対策してから飾っている
スズメバチの巣の中には蜂以外の害虫がいる可能性もあり、それらの虫が悪さをする可能性は否めません。
ただしそのリスクを抑えるためにスズメバチの巣を保存するときには、基本的に殺虫対策などを行っています。
ビニール袋に巣とエタノールを入れて一晩置いたり、巣をまるごと冷凍庫に入れて一晩待ったりといった殺虫方法があるようです。
また巣を長く保存するために、乾燥させた状態でニスなどを塗りアクリルケースなどで密閉することも多いのだそう。
スズメバチの種類
「スズメバチ」という呼び方は、一般的にスズメバチ科スズメバチ亜科の17種類を指す総称として使われます。
スズメバチ科の中にはアシナガバチ亜科やドロバチ亜科など、別の種類も含まれているのです。
ちなみにスズメバチ亜科の中でも、日本で生息が確認されている種類だけで、「スズメバチ属8種、クロスズメバチ属5種、ホオナガスズメバチ4種」に分かれます。
まとめると、一般的に「スズメバチ」と言われてイメージするような、危険性・攻撃性が強い蜂は「スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属」の8種類なのです。
そして蜂の種類によって、巣が作られやすい場所、巣の形状などに違いがあります。
スズメバチについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
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スズメバチの巣について、基本的な特徴や見分け方、もし巣を見つけたときの対処法などを紹介しました。
もし自宅にスズメバチの巣が作られてしまったら、早急に駆除業者に連絡しましょう。その際、複数業者から見積もりをもらうことで、費用や対応を比較することができます。
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