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換気扇クリーニングの料金相場!レンジフードは高い?なるべく安く依頼するコツや業者の選び方

ぴったりの換気扇クリーニング業者をさがす
最終更新日: 2023年07月28日

放っておくといつの間にか自分で落とせなくなってしまう換気扇の汚れ。この記事では、レンジフードのクリーニングを業者に依頼するときの相場についてご紹介します。

換気扇・レンジフードクリーニングの費用相場

キッチンの換気扇には主に次の2種類があります。

タイプ 費用目安 作業時間目安
レンジフード レンジフードタイプ 約15,000円~20,000円 1時間半~3時間程
ファン型換気扇 プロペラタイプ 約8,000円~10,000円 1時間~2時間程

基本的にはプロペラファンよりシロッコファン(レンジフード)の方が費用がかかります。シロッコファンの方が分解や清掃する箇所が多いためです。

換気扇クリーニング費用が高くなるケース

キッチンの換気扇クリーニング作業は、対象となる換気扇の状態で追加費用が発生する可能性があります。主な要因を下記にまとめてみました。

お掃除機能付きのファンの場合

『高度なお掃除機能』が付いた換気扇の場合、分解や清掃をする箇所が増えるため、追加費用が発生する可能性があります。

高度なお掃除機能とはファンを高速回転させ油を飛ばしたり、お湯を入れておくことでファンの内部洗浄を行ってくれたりする機能のことです。

汚れの度合いがひどい場合

頑固な油汚れがある場合は削り落とす作業などが必要なため作業時間が増え、追加費用が発生する可能性があります。

レンジフードが大きい場合

「95cm以上のレンジフードは追加料金がかかる」などと決められていることがあります。

換気扇のクリーニング費用を安く抑えるコツ

レンジフードファンクリーニング

換気扇クリーニングを依頼するなら、基本的にはハウスクリーニング業者にお願いすることになります。

地域密着型の小規模事業者に依頼する

自分が住んでいる地域にあるクリーニング業者に依頼する形です。メリットとして、素早い対応が期待できることが挙げられます。また、大手業者は広告宣伝費や人件費などの諸経費にお金がかかっており、その分料金が高めに設定されているケースが多いです。

デメリットとしては、料金体系などを明示した広告媒体を持っていないところが多いため、詳しく話を聞いてみないと内容が分からないというところに不安が残る点が挙げられます。

複数の業者から見積もりを取って比較する

ハウスクリーニング業者は個人で営んでいる場合も多いです。一律で金額を定めているわけではありません。そのため、事業者によって設定金額が違うので、同じ条件で複数の業者を比べれば、より安い業者を見つけることができます。そのためにも、相見積もりをとるのは必須だと言えます。

換気扇クリーニングの見積もりを依頼する

セットプランを利用する

レンジフードだけではなく、お風呂やトイレなどもセットでクリーニングを依頼すると、「セットプラン」として割安で綺麗にしてもらえます。換気扇クリーニングだけを安くできるわけではありませんが、他にもクリーニングしたい場所があれば、まとめて頼んでみましょう。それぞれの場所の金額を安くすませることができます。

換気扇クリーニング業者の選び方

優良業者・悪徳業者の特徴を下記にまとめました。

優良業者の特徴

  • 見積書を事前に提出してくれる
  • リスクについて細かく事前説明してくれる
  • 使用する洗剤に配慮してくれる
  • きちんと養生をしてくれる

見積書を事前に提出してくれる

見積書を作業前に提出してくれる業者は有料だと言えます。

リスクについて細かく事前説明してくれる

例えば使用する洗剤や汚れの程度によってはパーツや本体の塗装が剥げてしまう可能性があります。そういったリスクを作業前に細かく説明してくれる業者は信頼できますね。

使用する洗剤に配慮してくれる

強力な洗剤の中には人体に有害なものも多いです。極力無害なものを選択してくれるのは優良業者の証です。

きちんと養生をしてくれる

食器や他の内装材などに洗剤がかからないようにしっかり配慮してくれる業者は優良業者です。

悪徳業者の特徴

  • 金額は口頭のみのやり取り
  • 料金が異様に安い
  • 損害保険に加入していない
  • 養生が雑

金額は口頭のみのやり取り

明細を提出してくれず口頭のみで合意した場合、不要な項目が上乗せされている場合があるので注意しましょう。

料金が異様に安い

相場よりかなり低い金額の業者は注意が必要です。安いなりの短時間で質の低い作業をされる可能性があります。

損害保険に加入していない

大手・個人問わず作業者は人間なので、不注意で宅内のものを壊したり内装に傷を付けたりしてしまうことがあります。その際、損害保険に加入していない業者は対応ができずトラブルとなる可能性があります。

養生が雑

作業箇所付近の養生が雑な業者は仕事に対する意識が低いです。上記のように宅内のものを破損するようなトラブルに繋がる可能性があります。

換気扇クリーニング業者を探す

換気扇クリーニングの流れ・作業内容

クリーニング業者によるレンジフードクリーニング

換気扇クリーニングは約2時間前後の時間がかかります。

依頼から作業までの流れ

  1. 依頼時に換気扇のタイプなどのヒアリングを行い、概算見積もりを提示してもらう
  2. 対応業者による現地調査
  3. 正確な見積もりの提示と作業日程の確定
  4. クリーニング作業
  5. 作業完了後、代金支払い
  6. 現地調査をした後、最終金額を確定するのが一般的

レンジフードタイプの作業内容

レンジフードタイプは各パーツを分解しての清掃が必要です。

  1. 各パーツの分解
  2. 各パーツの浸けおき
  3. レンジフード内の清掃
  4. レンジフードの清掃
  5. 各パーツの清掃
  6. 各パーツの再取り付け

①各パーツの分解

シロッコファン本体・整流板(せいりゅうばん)・フィルター・レンジフードなどを分解します。
※整流板:レンジフードの吸い込み口に大きく被さっている板のこと

②各パーツの浸けおき

汚れを浮かすため洗剤を入れた水に浸けおきします。油汚れに対しては基本的にアルカリ性の洗剤を使用します。

③レンジフード内の清掃

レンジフード内を洗剤を使用して拭き上げ清掃します。シロッコファンが設置されている部分は特に油汚れが溜まりやすいので、先の尖ったスクレイパーという器具で汚れを削り落とします。

④レンジフードの清掃

レンジフード本体の外側を洗剤を使用して拭き上げ清掃します。なお細かい部分はブラシなどを使用します。

⑤各パーツの清掃

浸けおきしていたパーツをある程度毛の硬いブラシで擦り、汚れを落としていきます。

⑥各パーツの再取り付け

清掃が完了したパーツを取り付けます。

プロペラタイプの作業内容

プロペラタイプは丸ごと本体を取り外せるため清掃も簡単です。

  1. プロペラファンの取り外し
  2. 本体とプロペラの清掃
  3. プロペラファンの再設置

①プロペラファンの取り外し

プロペラファンは設置してある壁から本体を取り外すことができます。また本体とプロペラ部分も同様に取り外すことができます。

②本体とプロペラの清掃

プロペラと本体に洗剤を使って拭き上げ清掃を行います。プロペラや本体の細かい部分にはブラシなどを使用します。

③プロペラファンの再設置

クリーニングが完了したらプロペラファン本体を壁に再設置します。

自分でする換気扇掃除と業者のクリーニングは何が違うのか

  • 使用する洗剤が違う
  • 使用する道具が違う
  • 知識が違う

ご自身で換気扇をこまめに掃除しているという方も、もちろんいらっしゃると思います。しかしプロが行う作業と素人の掃除では、差が出てくる部分がいくつかあります。

①使用する洗剤が違う

クリーニング業者は希釈することを前提とした強力なアルカリ性の洗剤を使用することが多いです。それは家庭用のものとは違い使用方法を熟知していなければ、換気扇本体やパーツの塗装にダメージを与えてしまうこともあります。

クリーニング業者はそういった洗剤をうまく利用して、可能な限り汚れを落とす技術を持っています。

②使用する道具が違う

ご家庭での掃除の場合は、スポンジや使い古した歯ブラシなどが掃除道具のメインになるでしょう。一方でクリーニング業者は各パーツを洗うのに適したブラシや、油汚れを削り取るためのスクレイパーなど作業に適した道具を準備しています。

クリーニング業者は必要な場面で適切な道具を使用して清掃を行います。

③知識が違う

ご家庭で換気扇を掃除される際に、レンジフードの中のパーツを細かく分解される方はあまり多くはないでしょう。メーカーや品番によっては分解方法が複雑で理解できない場合もあります。

クリーニング業者はよほど特殊な製品でない限り、パーツの外し方や取り付け方・水に濡らしてはいけない箇所などの知識を備えています。

レンジフードを外すこと自体は難しくはありませんが、細かいパーツやカバーなどを外すのは難易度が高いですよね。クリーニング業者はそういった素人では手の届かない場所まで、しっかりと掃除を行うための知識を豊富に持っているのです。

換気扇の掃除・クリーニングの理想的な頻度

汚れをこびりつかせないためにも、換気扇の掃除は定期的に行うようにしましょう。

自分で掃除:3か月に1度

自分で換気扇を掃除するときは、3か月に1度を目安に行いましょう。油汚れは放置するほど頑固にこびりついて取れなくなります。こまめに掃除すれば、業者によるクリーニングをしなくてもきれいな状態を長く維持できます。

業者のクリーニング:年1回

業者に依頼をする本格的なクリーニングの目安は、およそ年に1回です。頑固な油汚れなどは、放置し続けると衛生面に悪影響を及ぼします。自分では掃除しきれない部分を綺麗にしてもらうためにも、定期的に業者のサービスを利用しましょう。

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