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車のバッテリー交換の費用相場|業者ごとの費用や安くする方法を解説

ぴったりの車のバッテリー上がり・交換業者をさがす
最終更新日: 2023年09月27日

車のバッテリー交換にかかる費用は、バッテリーの性能だけでなく、購入場所や交換業者によって大きく変動します。

この記事ではバッテリー交換にかかる費用相場とその内訳を解説します。安く抑える方法も解説しているのでぜひ参考にしてみてください

車のバッテリー交換の費用相場

請求書

車のバッテリー交換費用は総額6,000円~5万円です。バッテリーの本体代に加え、工賃や廃棄費用がかかります。

バッテリー本体代の相場は4,500円~5万円

バッテリーの価格は車の種類やサイズ、性能などにより4,500円~5万円と大きく変動します。

アイドリングストップ対応車の場合は1万円程度、自動車メーカーの純正バッテリーの場合は、3万円以上かかることが多いです。

他にもハイブリッド車や電気自動車などの性能の高いバッテリーは価格も高くなる傾向にあります。

バッテリー交換の工賃相場は1,000円~3,500円

バッテリー交換の工賃相場は1,000~3,500円程度です。車種によって変動します。

車種 費用相場
普通車 1,000円程度
ハイブリッド車 3,500円程度
電気自動車 1,500円程度

業者によって費用が変動する場合もありますが、大きな違いはありません。ただし工賃が安い場合は、本体代が高額な場合や違う場所(ネットなど)で購入したバッテリーの持ち込みができない場合もあるため注意が必要です。

業者 費用相場
カーディーラー 1,500円~3,000円
カー用品店 無料~1,000円
ガソリンスタンド 無料~3,000円
民間整備工場 無料~3,000円

また出張交換してもらう場合は、通常の交換工賃に加えて「出張料金」も加算されます。トータルで約1万円かかると考えておくと良いでしょう。

外したバッテリーの廃棄費用は無料~3,000円程度

外したバッテリーの廃棄費用は、無料~3,000円と業者によりまちまちです。

なお自分でバッテリーを交換した場合は、不用品回収業者に引き取ってもらう必要があります。自治体の回収してくれないため、ゴミとして出さないように気をつけましょう。

車のバッテリー交換を安く済ませる方法

バッテリー

バッテリーをネット購入して持ち込んだり、他の作業を合わせて依頼したりすると、バッテリーの交換費用を抑えられます。

また格安工賃に注意して、総額の値段を比較すると失敗を防げます。

バッテリー本体をネットで購入して持ち込む

バッテリー本体の購入をネットや激安店で行い、持ち込みOKの業者交換を依頼すると費用を大幅に抑えられます。

持ち込みを行う業者は民間整備工場がおすすめです。持ち込みOKな場合が多く、柔軟に対応してもらえます。

「安い業者に依頼したいけれど、どこに依頼していいか分からない」という場合には、ぜひミツモアを利用してみてください。ミツモアは地域や求めるサービス内容を入力するだけで、複数の業者から見積もりを無料で提案してもらえるサービスです。

民間整備工場も多く登録されており、料金だけでなく口コミも確認できます。

ミツモアで車のバッテリー交換業者に依頼する

自分でバッテリー交換を行う

ネットや激安店で本体を購入し、自分で交換すると最も安くバッテリー交換を行えます。

ただし作業時に間違った操作を行うと、感電やショートによる車の故障の危険があります。そのため自信がない場合は業者に頼むのがベターです。

以下の記事では、バッテリー交換を自分で行う方法を解説しています。手順を写真付きで分かりやすく解説しているので参考にしてみてください。

関連記事:車のバッテリー交換を自分でする方法!必要なものや危険な作業の注意事項を解説!|ミツモア

他の作業と併せて依頼する

車検や定期点検、オイル交換、フィルター交換など他の作業とまとめて依頼すると工賃を抑えられる場合もあります。他にも作業を依頼する場合は事前に確認しておきましょう。

工賃格安には注意する

業者によっては、バッテリー交換の工賃を安くしたり無料で行ったりする代わりに本体代を高く設定するところがあります。カー用品店などに多く、Webサイトで購入する場合と比較すると、約2倍も価格差のあるケースもあります。

「工賃無料」などのうたい文句でお得感を演出している場合は、まずWebサイトや他店と比較してみてください。本体代が適正なのか調べてから依頼した方が良いでしょう。

バッテリー交換を業者に依頼するメリット

砂時計と古時計

バッテリー交換を業者に依頼すると、手間をかけずに安全、確実にバッテリー交換が可能です。

【バッテリー交換を業者に依頼するメリット】

  • 車や使用状況に合わせたバッテリーを選んでもらえる
  • バッテリー交換を適正な手順で行ってもらえる
  • 車のバックアップを取ってもらえる
  • 初期化が必要な車にも対応してもらえる
  • 廃バッテリーを処分してもらえる

依頼と同時にバッテリーを購入する場合は、車のプロにバッテリーを選んでもらえるので種類を間違えるリスクがなくなります。

またバッテリー交換時には車両の電装品の設定がリセットされてしまうため、交換時にはバックアップを取る作業をしてもらいます。もしリセットされたとしても、再設定してもらえるので今まで通り使えるようになりますよ。

最近の車だと、バッテリー交換をする時に外部診断機を使って車両のコンピューターを初期化しなければいけないケースもあります。初期化は自分で行うことができない場合もあるので、業者にお任せすると安心です。

なお古いバッテリーはそのまま処分してもらえます(処分料がかかることもあります)。バッテリーは他のゴミと違って自治体に回収してもらえないので、そのまま引き取ってもらえることは大きなメリットです。

新しいバッテリーの選び方

自動車用バッテリーの検査

バッテリーを選ぶ際は「バッテリー形式」を確認して、自分の車に適合するものを選ぶ必要があります。

バッテリー形式の確認方法

車の取扱説明書やバッテリーの上面には「40B19L」のようにアルファベットと数字であらわされる「バッテリー形式」が記載されています。

バッテリー形式 意味
40 バッテリーの性能ランク
B19 バッテリーのサイズ
L 端子の位置

バッテリーの性能は、数字が高くなるほど大きくなります。

またバッテリーのサイズもアルファベットや数字が大きくなると、大きくなります。

端子の位置はプラス端子が左右どちらにあるかを表す記号です。「L」と「R」の2種類が存在します。

「サイズ」と「端子の向き」が同じものを選ぶ

基本的にはバッテリーの「サイズ」や「端子の向き」が、今使っているバッテリーと同じものを購入するのがおすすめです。

サイズや端子の位置が異なる場合、車に取り付けることができません。たとえ取り付けられたとしても、バッテリーの寿命を縮めたり、車両の機能が正常に作動しなかったりします。

例えばアイドリングストップ機能がある車両に、通常車用バッテリーを付けるといった場合。アイドリングストップが作動しない、もしくは作動するまでに時間がかかるといった不具合が出てしまいます。

性能ランクは予算や使用状況に合わせて選ぶ

サイズや端子の向きが同じであれば、性能ランクは自分の使用状況や予算に合わせて選んで大丈夫です。

性能ランクが高いバッテリーは寒い地域に住む人や、短時間走行の繰り返しが多い人におすすめです。

どれを選んでいいか分からないときは業者にお願いするのもおすすめ

「どんなバッテリーを選べば良いか分からない」「失敗したくない」という方は、業者にバッテリー選びからお願いするのも良いでしょう。ミツモアでは依頼前にチャットで相談ができるので、ぜひ「バッテリー選びからお願いしたい」と伝えてみてください

ミツモアで車のバッテリー交換業者に依頼する

車のバッテリー交換にかかる時間

バッテリーチェック

バッテリーを業者に依頼した場合の待ち時間は約25分です。バッテリー交換作業は約15分、見積書や請求書の作成・支払いは約10分ほどで済みます。

そのため比較的すぐに使えるようになるでしょう。

なるべく待ち時間を短くするコツは、事前に予約をしておくことです。予約なしで突然来店してしまうと次のようなことが起きます。

  • 整備工場が混み合っており作業開始まで時間がかかる
  • 希望するバッテリーの在庫がない

万が一バッテリーの在庫がなければ取り寄せてもらうしかないので、交換作業が後日になってしまいます。

バッテリー交換の時期やタイミングの目安

車が故障してボンネットを開ける若い女性

バッテリーの交換時期は、種類ごとに目安が異なります。

バッテリーの種類 交換目安
通常用 4年
アイドリングストップ車用 3年
ハイブリッド車用 5年

アイドリングストップ車用のバッテリーはエンジンを始動する回数が多く、負荷が大きいので寿命が短くなります。

ハイブリッド車には走行用モーターを動かしている「駆動用バッテリー」と、電装品に使われる「補機バッテリー」があります。駆動用バッテリーは寿命が長いのですが、補機バッテリーの寿命は5年程度。補機バッテリーが上がってしまっても車が走行できなくなるので、5年程度での交換が推奨されています。

ちなみにバッテリーの交換目安となる走行距離は2万kmから8万kmといわれており、幅が広すぎて参考にしづらいでしょう。走行距離よりも使用年数で判断した方が無難です

バッテリーは使い方で寿命が大きく変わる

バッテリーは充電と放電のバランスで寿命が変わります

  • 充電:エンジン始動後、走行中などに充電される
  • 放電:電装品の使用やエンジンが止まっている間に放電される

「放電ばかりされて充電される機会が少ない」といった場合は、寿命が短くなってしまうのです。

以上を踏まえると次のような使用状況だと、バッテリーが長持ちしやすいでしょう。

  • 車を毎日使っている
  • 一回の車の使用時間が長い
  • 夜間の使用(ヘッドライトの使用)が少ない

反対の条件では、バッテリーの寿命が短くなりやすいでしょう。バッテリーの交換目安は種類ごとに期間が決まっていますが、使い方によっても異なるのであくまで目安として考えましょう。

バッテリーの寿命が近づくと現れる症状

次のような症状が出たら早めにバッテリーを交換しましょう。

セルモーターの作動音が弱々しい

バッテリーの劣化はエンジンを始動する時の「キュルキュル」というセルモーターの音で判断しやすいでしょう。エンジン始動時はバッテリーに最も大きな負荷がかかり、顕著に差が出やすいからです。しばらく走行した後でも「キュルキュル」音に勢いが戻らない場合は注意が必要です。

ヘッドライトが暗い

バッテリーが劣化するとヘッドライトだけでなく、パワーウィンドウの動きが遅くなるなどの症状が出ることがあります。

バッテリーは突然死することも多い

最近はバッテリーが高性能になっているので、寿命を迎えるギリギリまでしっかり役割を果たしてくれます。そのため前兆がほとんど見られず突然上がってしまうことも珍しくありません。目安となる使用期間を過ぎたら、前兆がなくても交換した方が無難でしょう。

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