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車のバッテリー交換の費用相場・おすすめの依頼先!かかる時間や作業内容・自分で交換する手順も

最終更新日: 2021年12月16日

車のバッテリー交換は、場合によっては5万円もかかってしまうことがあります。しかし状況によっては1万円未満で済むなど、かなりの幅があります。

そこでこの記事ではバッテリー交換にかかる費用とその内訳を解説。具体例を挙げながらどんな場合に高くなるのか/安くなるかを説明するので、自分の状況に当てはめてみてください。

またバッテリー交換をなるべく安く済ませるための方法や、おすすめの依頼先・自分で交換する方法なども解説します。

バッテリー交換の費用相場!工賃と本体代について解説

請求書

バッテリー交換の費用は総額6,000~5万円と幅広く、状況によって大きく異なります。

主な内訳は以下の2つ。

①交換作業を依頼する「工賃」

②バッテリーを購入するための「本体代」

どこに依頼するのか・どんなバッテリーを購入するかなどによって各金額が変わるので、詳しく解説していきます。

①バッテリー交換の工賃相場

バッテリー交換の工賃は1,000~3,000円程度であるケースが多いでしょう。依頼する業者によって微妙に異なることがあります。

業者 工賃の相場 特徴
カーディーラー 1,500~3,000円 ・本体代と工賃ともに高い傾向

・自社の車に詳しい

カー用品店 無料~1,000円 ・工賃が安くお得感があっても、本体代が他より高い場合がある
ガソリンスタンド 無料~3,000円 ・本体代と工賃ともに平均的

・スタッフからバッテリーの点検と交換を勧められることがあるが、本当に適正な交換時期なのか確認が必要

民間整備工場 無料~3,000円 ・本体代と工賃ともに平均的

・柔軟な対応力が魅力で、持ち込みバッテリーの交換なども気軽に相談できる

出張交換業者 1万円 ・出張料金分が高くなる

・指定の場所まで交換に来てくれるので、忙しい時やバッテリー上がりで動けない時に便利

業者ごとに比較すると、工賃の金額にそこまで大きな差はありません。バッテリーの交換は比較的簡単な作業なので、工賃が高額になることは少ないでしょう。しかし本体代が高額になったり、違う場所(ネットなど)で購入したバッテリーの持ち込みが難しかったりする場合もあるため注意が必要。

指定の場所まで出張交換してもらう場合は、通常の交換工賃に加えて「出張料金」も加算されます。トータルで約1万円かかると考えておくと良いでしょう。

最も安く、かつ持ち込み品にまで柔軟に対応してもらえるのは「民間整備工場」です

ちなみに交換工賃が無料の場合は少し注意が必要です。詳しくは後述します。

②バッテリー本体代の相場

バッテリーの本体代の相場は、4,500~5万円程度です。

かなり幅が広いのですが、その理由は「車の種類」「バッテリーサイズ/性能ランク」が金額に大きく影響しているからです。

②-1:「車の種類」によってバッテリー本体代が変わる

まず車の種類によって、バッテリーは以下の3つに分類されます。

バッテリーの分類 車の種類 価格
通常用 ハイブリッド車ではなく、アイドリングストップ機能が付いていない車 安い
アイドリングストップ車用 ハイブリッド車ではなく、アイドリングストップ機能が付いている車 やや高い
ハイブリッド車用 ハイブリッド車 高い

バッテリーの分類で本体代を比較すると、下に行くほど本体代が高くなる傾向があります。

ハイブリッド車を利用している方は、無条件でバッテリーが高くなってしまう可能性も

②-2:「バッテリーサイズ/性能ランク」によってバッテリー本体代が変わる

次にバッテリーサイズや性能ランク(※)が大きくなるほど、本体代が高くなる傾向があります。

(※)バッテリーの容量や低温始動性といった性能のランク

例えば通常車用バッテリーの場合、バッテリーサイズと性能ランクは以下のように記載されています。

「40B19L」

この英数字の見方は以下の通り。

  • 40:性能ランク
  • B19:サイズ
  • L:端子のプラス・マイナスの位置(詳しくは後述)

バッテリーサイズが同じであれば、性能ランクが違うものでも取り付けられます。例えば新車時の装着バッテリーが「40B19L」の場合、「44B19L」や「38B19L」といったB19サイズのバッテリーを付けられるということですね。そのためB19の中でもどれくらいの性能ランクを持つバッテリーを選ぶのかによって価格が異なるのです

バッテリーサイズと性能による価格の違いをまとめました。

【通常車用バッテリー「GAIA ブロンズ」の場合】

バッテリーサイズ 本体代目安
40B19L 6,000円
55B24L 1万5,000円
75D23L 2万1,000円

【アイドリングストップ用「GAIA ゴールド」の場合】

バッテリーサイズ 本体代目安
M-42 1万1,000円
N-55 2万5,000円
Q-85 3万4,000円

アイドリングストップ用のバッテリーは、左側のローマ字部分がサイズ・右側の数字が性能ランクを表します。「M-42」の場合は「M」がサイズで「42」が性能ランクということですね。「M-42」と「M-65」は互換性があり「M-65」の方が高性能なバッテリーとなります。

【ハイブリッド用】

バッテリーサイズ 本体代目安
S40B20L 3万円

※ハイブリッドはバッテリーの負担が少なく、高性能なバッテリーを付けることがあまりありません。そのため1番使うことの多い型のみ記載しました。

ハイブリッド車用は通常用の型番の先頭に「S」が付いていますが、その他は通常用の表記と同様です。「S40B20L」の場合は「40」がサイズ、「B20」が性能ランクですね。

自分のバッテリーサイズや性能を確認して、上の表に当てはめてみてください。だいたいのバッテリー価格相場がつかめるはずですよ。

バッテリー交換を安く済ませる方法

バッテリー交換を最も安く済ませるには、バッテリー本体をネット通販で購入するのがおすすめです。バッテリーの種類によっては半額で購入できる場合もあります。バッテリー交換の費用は本体代が大きな割合を占めるので、そこを抑えれば大幅なコストカットができることがあるのです。

さらに交換自体も自分でやってしまえば最も安く済ませられます。しかし「交換を自分でするのはハードルが高い」と考える方がほとんどですよね。その場合は本体の購入だけネットで済ませ、交換は持ち込みOKの業者に依頼するというのがベストです。

「持ち込みOKでかつ安い業者に依頼したい」という場合は、ぜひミツモアを利用してみてください。ミツモアはあなたの地域や求めるサービス内容を入力するだけで、複数の業者からおおまかな見積もりを提案してもらえるサービスです。

先ほど「依頼先として最もおすすめ」と解説した、民間整備工場もたくさん登録されています。信頼できるところしか登録されておらず、口コミも確認できるため安心して依頼できますよ。

またミツモアなら複数社の提案を比較できるので、より安いところや条件が良いところを選べるでしょう。ミツモアの見積もり比較は無料で使えます。ぜひ一度試してみてください。

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「工賃格安」に注意!バッテリー本体代が高額になってしまうケースも

業者によっては、バッテリー交換の工賃を安くしたり無料で行ったりする代わりに本体代を高く設定するところがあります。例えばカー用品店などに多いでしょう。Webサイトで購入する場合と比較すると、約2倍も価格差のあるケースも。

「工賃無料」などのうたい文句でお得感を演出している場合は、まずWebサイトや他店と比較してみてください。本体代が適正なのか調べてから依頼した方が良いでしょう。

新しい車バッテリーの選び方!型番の確認方法

自動車用バッテリーの検査

基本的にはバッテリーの「サイズ」や「端子の向き」が、今使っているバッテリーと同じものを購入するのがおすすめです。車の取扱説明書か、実際に車に付いているバッテリーの上面を見ると確認できますよ。

サイズや端子の向きを確認するには、先ほど紹介した「40B19L」などの表記を見ます。

型番の末尾に記載されているアルファベットは、端子のプラス・マイナスの位置を表し「L」と「R」の2種類が存在します。「40B19L」が付いている車のバッテリーに「40B19R」を装着することは基本的にできないので注意してください。

アイドリングストップ用は「R」の場合のみ、端子の向きを示すアルファベットの記載があり「M-42」「M-42R」といった型番となります。

性能ランクは自分の使用状況や予算に合わせて、異なるものを選んでも大丈夫です。性能ランクが高いバッテリーは寒い地域に住む人や、短時間走行の繰り返しが多い人におすすめです。

車と合わないバッテリーを取り付けられることがあるが、おすすめはしない

基本的にサイズが大きすぎる、もしくは端子の位置が反対のバッテリーは車に取り付けることができません。まれに取り付けられることがあってもバッテリーの寿命を縮めたり、車両の機能が正常に作動しなかったりする場合も。そのためおすすめはできません。

例えばアイドリングストップ機能がある車両に、通常車用バッテリーを付けるといった場合。アイドリングストップが作動しない、もしくは作動するまでに時間がかかるといった不具合が出てしまいます。

「どんなバッテリーを選べば良いか分からない」「失敗したくない」という方は、業者にバッテリー選びからお願いするのも良いでしょう。ミツモアでは依頼前にチャットで相談ができるので、ぜひ「バッテリー選びからお願いしたい」と伝えてみてください

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バッテリー交換を業者に依頼する場合の作業内容

砂時計と古時計

業者に依頼すると次のような作業をしてもらえます。

  • 車や使用状況に合わせたバッテリーを選んでもらえる
  • バッテリー交換を適正な手順で行ってもらえる
  • 車のバックアップを取ってもらえる
  • 初期化が必要な車にも対応してもらえる
  • 廃バッテリーを処分してもらえる

依頼と同時にバッテリーを購入する場合は、車のプロにバッテリーを選んでもらえるので種類を間違えるリスクがなくなりますよ。

またバッテリー交換時には車両の電装品の設定がリセットされてしまうため、交換時にはバックアップを取る作業をしてもらいます。もしリセットされたとしても、再設定してもらえるので今まで通り使えるようになりますよ。

最近の車だと、バッテリー交換をする時に外部診断機を使って車両のコンピューターを初期化しなければいけないケースもあります。初期化は自分で行うことができない場合もあるので、業者にお任せすると安心です。

なお古いバッテリーはそのまま処分してもらえます(処分料がかかることもあります)。バッテリーは他のゴミと違って自治体に回収してもらえないので、そのまま引き取ってもらえることは大きなメリットです。

車のバッテリー交換にかかる時間!依頼後すぐに使えるようになる?

バッテリーチェック

バッテリーを業者に依頼した場合の待ち時間は約25分です。バッテリー交換作業は約15分、見積書や請求書の作成・支払いは約10分ほどで済みます。

そのため比較的すぐに使えるようになるでしょう。

なるべく待ち時間を短くするコツは、事前に予約をしておくことです。予約なしで突然来店してしまうと次のようなことが起きます。

  • 整備工場が混み合っており作業開始まで時間がかかる
  • 希望するバッテリーの在庫がない

万が一バッテリーの在庫がなければ取り寄せてもらうしかないので、交換作業が後日になってしまいます。

自分でバッテリー交換をする方法!必要なものや手順を解説

カーバッテリー

バッテリーは自分でも交換できます。工賃を節約できるメリットがありますが、間違った手順で行うとケガをしたり、車両を故障させてしまったりする恐れがあるので慎重に行いましょう。

バッテリーを交換するためには、まず以下のものをそろえましょう。

バッテリー交換に必要なもの 詳細
新品のバッテリー ネットで安く購入するのがおすすめ
工具 ・バッテリーを固定しているステーや配線を脱着するための工具

・メガネレンチやラチェットハンドルなどの種類がある

バックアップツール ・バッテリーを外している間の車両の電源を確保するツール

・バックアップツールはなくてもバッテリー交換作業は可能だが、設定が初期化されてしまう

メガネレンチは1,000円程度で購入可能。バックアップツールは2,000~3,000円くらいします。これだけで交換工賃よりも高くなってしまう場合が多いので、基本的には業者にお願いした方がコスパは高いでしょう

バッテリー交換は以下の手順で行います。

  1. バッテリーを固定しているステーを外す
  2. 車両配線にバックアップツールを取り付ける
  3. マイナス端子の配線を外す
  4. プラス端子の配線を外す
  5. バッテリーを新品と入れ替える
  6. プラス端子の配線を付ける
  7. マイナス端子の配線を付ける
  8. バックアップツールを外す
  9. ステーを取り付けてバッテリーを固定する

詳しくはこちらの記事を確認してみてください。

関連記事:車のバッテリー交換を自分でする方法!必要なものや危険な作業の注意事項を解説!|ミツモア

バッテリー交換を自分でやる際の注意点

車と整備用レンチ

バッテリー交換をする時に失敗しやすいポイントをご紹介します。

注意点①:ショートさせないようにする

手順のところでも軽く解説したように、バッテリーの端子を脱着する順番は決まっています。反対の順番で作業を行うとショートする危険性があるので注意しましょう。

またバッテリーのプラス端子のナットを緩める(締める)時などに、工具の両端がプラス端子とマイナス端子につながってショートを引き起こしてしまうことも。火花が飛んでやけどをしたり、車を故障させてしまったりする可能性があるので注意してください。

工具の両端が金属部分に触れないよう、周囲をタオルで保護すると安全に作業ができます。

注意点②:ナットを強く締め付けすぎないようにする

バッテリーのステーや配線を固定しているボルトとナットは、小さいので強度がありません。工具を使って力いっぱい締め付けると簡単に折れてしまうため、適正な強さで締め付ける必要があります。

バッテリー交換はいつするのが最適?時期やタイミングの目安!

車が故障してボンネットを開ける若い女性

バッテリーの交換時期は、種類ごとに目安が異なります。

バッテリーの種類 交換目安
通常用 4年
アイドリングストップ車用 3年
ハイブリッド車用 5年

アイドリングストップ車用のバッテリーはエンジンを始動する回数が多く、負荷が大きいので寿命が短くなります。

ハイブリッド車には走行用モーターを動かしている「駆動用バッテリー」と、電装品に使われる「補機バッテリー」があります。駆動用バッテリーは寿命が長いのですが、補機バッテリーの寿命は5年程度。補機バッテリーが上がってしまっても車が走行できなくなるので、5年程度での交換が推奨されています。

ちなみにバッテリーの交換目安となる走行距離は2万kmから8万kmといわれており、幅が広すぎて参考にしづらいでしょう。走行距離よりも使用年数で判断した方が無難です

バッテリーは使い方で寿命が大きく変わる

バッテリーは充電と放電のバランスで寿命が変わります

  • 充電:エンジン始動後、走行中などに充電される
  • 放電:電装品の使用やエンジンが止まっている間に放電される

「放電ばかりされて充電される機会が少ない」といった場合は、寿命が短くなってしまうのです。

以上を踏まえると次のような使用状況だと、バッテリーが長持ちしやすいでしょう。

  • 車を毎日使っている
  • 一回の車の使用時間が長い
  • 夜間の使用(ヘッドライトの使用)が少ない

反対の条件では、バッテリーの寿命が短くなりやすいでしょう。バッテリーの交換目安は種類ごとに期間が決まっていますが、使い方によっても異なるのであくまで目安として考えましょう。

バッテリーの寿命が近づくと現れる症状

次のような症状が出たら早めにバッテリーを交換しましょう。

セルモーターの作動音が弱々しい

バッテリーの劣化はエンジンを始動する時の「キュルキュル」というセルモーターの音で判断しやすいでしょう。エンジン始動時はバッテリーに最も大きな負荷がかかり、顕著に差が出やすいからです。しばらく走行した後でも「キュルキュル」音に勢いが戻らない場合は注意が必要です。

ヘッドライトが暗い

バッテリーが劣化するとヘッドライトだけでなく、パワーウィンドウの動きが遅くなるなどの症状が出ることがあります。

バッテリーは突然死することも多い

最近はバッテリーが高性能になっているので、寿命を迎えるギリギリまでしっかり役割を果たしてくれます。そのため前兆がほとんど見られず突然上がってしまうことも珍しくありません。目安となる使用期間を過ぎたら、前兆がなくても交換した方が無難でしょう。

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