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いちじくの栽培方法!植え付けから収穫まで育てるポイントを解説

最終更新日: 2024年06月28日

いちじくは植えてから2年ほどで実の収穫ができ、地植えでも鉢植えでも育てることができるなどの特徴は魅力的です。しかし、剪定の仕方がわからない、仕立てはどうやればいいの?などいちじくの栽培に関する疑問は多くあります。

今回はそのような疑問を踏まえていちじくを上手に育てるためのコツを解説します。病害虫など注意すべきことと併せて把握しておきましょう。

いちじくの特徴

いちじく

いちじくはスーパーなどにも並んでいる馴染み深い果実です。しかし自分で育てたい場合には、スーパーで見るだけではわからないいちじくの生態について詳しく理解する必要があります。ここからは、いちじくの種類や性質、育てやすさなどについて説明します。

いちじくの基本情報

植物名(和名) イチジク(無花果)
英名 / 学名 Ficus carica / Fig tree
科名 / 属名 クワ科 / イチジク属
原産地 アラビア半島南部、地中海沿岸地方
開花期 6~9月(実の内側に花が咲く)
収穫期 6~11月
大きさ 3~6m
耐暑性 / 耐寒性 強い / やや弱い

日本で栽培されているいちじくは受粉をしなくても果実が大きくなる「単為結果性」です。
寒さに弱い欠点はありますが、受粉不要で摘花もせずに済むため手間はそれほどかかりません。家庭でも育てやすい果樹といえます。

収穫した果実は生のままでも食べられますし、ジャムなどに加工してもおいしく食べられます。また収穫できる期間が長いのも特徴です。

いちじくの品種とその特徴

いちじくの旬は夏~秋と言われていますが、収穫時期によって『夏果専用種』『秋果専用種』『夏秋兼用種』3タイプに分けられます。

それぞれの代表的な品種を紹介します。

夏果専用種
  • ザ・キング

収穫時期は6、7月

実が大きく、糖度が20%前後あるため、甘くて食べやすい。

収穫が6~7月の梅雨時期のため、品質に偏りが出る可能性がある。

秋果専用種
  • 蓬莱柿(ほうらいし) 別名:日本いちじく

収穫時期は9~11月

耐寒性があり乾燥にも強いため育てやすい。

日本に昔からある在来種で、収穫量が多いのも特徴。

実ができてから雨除けの対策をすると実が割れにくい。

夏秋果専用種
  • (桝井)ドーフィン

収穫時期は6~7月、8~10月

日本で一番多く栽培されている品種。その名のとおり桝井光次郎氏が海外から持ち帰ったものが始まり。

育てやすく、実の持ちが比較的長い。特に秋に収穫できる実は甘い。

暖地に向いている。

品種によって特徴が異なるので環境に合わせた品種を選ぶようにしましょう。

育てやすいのは「桝井ドーフィン」

日本で流通しているいちじくの約8割ほどが「桝井ドーフィン」です。日本の気候に最も適した品種なので家庭でも育てやすいといえるでしょう。

ただ、いちじくは原産地が亜熱帯地域であり寒さに弱い植物です。寒冷地で栽培する場合は、「蓬莱柿(ほうらいし)」など耐寒性がある品種を選ぶことをおすすめします。

いちじくの栽培に適した環境

いちじく

いちじくを育てようとする際には、栽培に適した環境を知る必要があります。

植え付けに適した場所の選び方を知り、いちじくが育ちやすい環境を用意してあげましょう。特に日当たりや風の強さは大切な要素です。

日当たりの良い場所を好む

庭などに植えて育てる場合、日が当たる場所を見つけてそこに植えるとよいでしょう。方角は南向きがベストですが、風が強い場所は避けた方がよいです。

鉢植えの場合には屋内でも育てることができますが、やはり風への配慮が必要なため、空調の風が強く当たる場所は避けた方が無難です。

冬以外であれば、鉢を外に出して日光に当てると育ちやすいでしょう。目安としては10℃を下回らないような場所での生育が望ましいです。

いちじくの露地栽培

露地栽培とは、ハウス施設を使わず屋外の畑で栽培する方法です。

いちじくは雨風や寒さに弱いなど気候の影響を受けやすい植物でもあります。

農家など出荷用の果実を大量に育てる場合には、ハウス栽培のほうがメリットが多いといえるでしょう。

一方家庭で栽培する際には、庭の畑にそのまま植える露地栽培か、鉢植え栽培が基本になると思います。露地植えの場合は特に気候の影響を受けやすいので注意が必要です。

具体的には、梅雨の時期には果実にカビが生えたり、冬季に寒さで幹に霜がついて弱ったりすることがあります。

環境の維持に注意をすれば、屋外で育てる露地栽培は太陽の光を十分に浴びることができるので、色味が良く甘みや香りの強いいちじくを育てることができます。家庭での露地栽培はその点を楽しむことができるでしょう。

いちじくの育て方

じょうろ

いちじくをいざ育てる際に、植え付けの時期や植え替えをどのくらいの頻度で行うのか知っておくことは重要です。また水やりや肥料はいつどれくらいやればよいのかについても、まとめて説明します。

植え付け

いちじくを植え付ける時期は、植物が生長を止める冬がおすすめです。具体的には12月から3月の間が好ましいとされています。ただし寒い地域の場合は、春に植え付けを行うのがよいでしょう。

地植えの場合と鉢植えの場合に分けてそれぞれ手順を紹介します。

どちらの場合も水はけのよい土を好むので果実用の腐葉土を使うとよいでしょう。

手順(地植え)

  1. 日当たりの良い場所に、深さ、幅ともに50cmほどの穴を掘る
  2. 赤玉土:腐葉土=7:3の割合で土を作る
    または掘り上げた土に腐葉土を2~3割り混ぜ込む
    原肥として油粕を混ぜるとよい
  3. 植穴の1/2~2/3ほどの高さまで作った土を埋め戻し苗を植える
    深く植えすぎないように根をほぐしてから植えるとよい
  4. 植えた後は50センチほどの高さまで切り詰める
  5. 倒れないように支柱に柔らかく結ぶ
  6. 水をたっぷりやる

手順(鉢植え)

鉢は8号以上で、通気性、吸水性、排水性に優れる素焼きの鉢やテラコッタなどが望ましいです。

  1. 鉢底石を鉢に敷く
  2. 赤玉土:腐葉土=7:3の割合で土を作る
  3. 植穴の1/2~2/3ほどの高さまで作った土を埋め戻し苗を植える
  4. 樹高30センチほどの高さまで切り詰める
  5. 倒れないように支柱に柔らかく結ぶ
  6. 水をたっぷりやる

2年に一度植え替えをしよう

いちじくは基本的に降った雨で水分を補えますが、何日も雨が降らない状態が続いたときは、土の乾き具合を見ながら水やりを行いましょう。特に夏は土が乾きやすい季節のため、気を付ける必要があります。

室内で鉢植えしている場合は雨から水分を補給できないので、こまめに水やりを行いましょう。表面が乾燥していたら、鉢植えの底から水が流れ出るまでたっぷりあげてください。

水やりは適度に

いちじくの生長に伴い植え替えが必要になることもあります。植え替えるタイミングは、2年に一度行うとよいでしょう。

生長具合を見ながら、それまで使用していた鉢よりもサイズの大きい鉢に植え替えます。株を取り出す際は根の部分を3分の1程度、切っておきましょう。

植え替え先の鉢に土を入れて、根を柔らかくしながら植え替えれば完了です。土はもちろん新しい土(培養土)にする点は、忘れないよう注意しましょう。

肥料

いちじくは成長のために多くの肥料を必要とします。

肥料切れを起こすと体力がなくなって収穫や成長に影響を及ぼすので注意してください。

肥料をやる時期は、地植えと鉢植えどちらの場合も同様です。

元肥 追肥
時期 11~1月(休眠期)

1月までに1度行う

6~9月(成長期)

1~2か月おきに追肥

(6、8、9月など)

肥料の種類 有機肥料(油かすなど) 緩効性肥料(堆肥)
混ぜる場所 植え付け直後の場合は根元近く 根元から離れた枝葉を伸ばしている先の地面

いちじくの仕立て方

庭木の剪定

いちじくの栽培で行う仕立て作業には、実の収穫をしやすくしたり実に養分が均等にめぐるようにしたりする効果があります。

鉢植えや地植えによって適した仕立て方が異なるのでそれぞれに合ったやり方を参考にしてみてください。

一文字仕立て

一文字仕立て イチジク 初期

主幹から左右に分かれた主枝を、地面と水平に真横に伸ばすやり方を”一文字仕立て”といいます。一般に庭植えの場合は一文字仕立てが手入れがしやすいといわれており、果実の品質も良くなります。

<一文字仕立ての手順>

①将来の主枝を決める

植え付けから1年目の春の終わり(5月ごろ)、新梢が伸び始めたら主幹の両側に1枝ずつ残してそれ以外は芽かきする(芽かきの方法については後ほど説明します)

主枝選びのポイント

  • 勢力が強い
  • 主幹に対して発生角度が広い

②主枝を地面に水平になるように支柱を使って誘引する

冬の剪定の時期までそのまま伸ばす

2年目の冬で枝を20cm間隔ほどで間引きする

ただし、先端まで下がっていると木が弱るため、主枝の先端は少し高くなるようにする

③3年目以降は芽が多く発生している枝を水平に伸びるように誘引する

その他の仕立て方法

一文字仕立て以外にも仕立て方法はいくつかあります。

例えば、その木が本来持っている自然の樹形である「開心自然形」は鉢植えの場合にはやりやすい仕立て方法です。

<開心自然形の仕立て手順>

①【1年目の夏】3枝ほどを残すように樹姿を作る

3本の主枝以外はすべて長さ10cm程度で剪定

②【1年目の冬】夏に残した枝を剪定

夏に残した枝をそれぞれ20~30cmの位置で剪定

③【2年目以降】冬になったら伸びた枝を剪定

いちじくの剪定方法

いちじく

いちじくを育てていると病害虫の被害に遭う可能性があります。それらをどう防ぐかについて、知識を持っておくことが大事です。

また果実を収穫する適切なタイミングを把握しておくことで、いちじくをおいしく食べられます。収穫を早める方法と併せて説明しましょう。

剪定の時期(12月~2月)

いちじくの剪定の時期は休眠期である寒い冬の間が好ましいです。いちじくは夏から秋にかけて実をつけるため、春から成長が加速し樹液が内部をよくめぐります。そのため、春に剪定を行ってしまうと、切り口から樹液が漏れて病気になりやすくなるなどトラブルを起こしやすくなるのです。

種類別の剪定のやり方

いちじくは種類によって実がつく枝が異なるので剪定方法も種類によって異なります。

それぞれの剪定方法を以下で説明します。

  • 夏果
結実部 2年枝の花芽

(前年の秋にできた花芽)

剪定部分 2年枝に5~8の花芽を残して先端を切る

(残した5~8の芽から翌年実ができる)

注意点 切りすぎると実が減るので注意

(切った部分から新梢が生えて翌々年の結実部になる)

  • 秋果
結実部 1年枝の花芽

(その年の春に生えた花芽)

剪定部分 2年枝を2~3芽残して先端を切る

(春に切断部から新梢がでて結実する)

注意点 夏果と秋果の剪定方法を並行

夏果のために2年枝は2~3芽残して先端を切る

秋果のために2~3本程の1年枝は剪定しない

  • 夏秋兼用
結実部 夏果は2年枝

秋果は1年枝

剪定部分 夏果と秋果の剪定方法を並行

夏果のために2年枝は2~3芽残して先端を切る

秋果のために2~3本程の1年枝は剪定しない

注意点 秋のほうが収穫量が多いので秋果の剪定法に寄せるとよい

1年枝と2年枝はそれぞれ枝の色が、緑っぽいものと茶色っぽいもので見分けることができます。

芽かき方法

芽かきとは冬の剪定を終えて春に新芽が生えてきた時に行う作業です。いちじくは春に、剪定した切り口の部分から多くの新梢が込み合って発生することがあります。それぞれの葉に養分が十分にいきわたらなくなることを防ぐために不要な芽を間引く必要があるのです。

ポイントは新芽同士が20cm程度離れている状態に間引くことです。

いちじくは一枚の葉の根元に一つの実をつけます。そのため葉に日が良く当たるように芽かきをしていくことが重要です。

残す新芽の見極めるコツは以下です。

  • 6月中旬までで30cmほど伸びている新芽
  • 主枝からの流れに沿った新芽(木全体を横に広く伸ばすため)

これを目安に短い新芽や主枝から垂直に伸びている新芽を間引いてください。

いちじくの挿し木の方法

いちじく

いちじくを増やしたい場合には、植物の一部を切って土に挿す「挿し木」というやり方を用います。

ここからは挿し木でいちじくを増やすために知っておくべき知識を紹介します。

挿し木の選び方

いちじくは発根しやすい植物で挿し木の成功率は高いです。病気にかかっていない、健康な枝を挿し木として選びましょう。いつ伸びた枝でも問題はありませんが、1年枝(前の年に伸びた枝)なら20cm、2年枝ならそれより長めに切るとよいです。

挿し木の時期

いちじくの挿し木の時期は2~3月です。この時期に挿し木を行うと、4~6月の成長期に入るころには根をはって芽を出すことができます。

  • 手順
  1. 芽から1cm下のところで挿し木用の枝を切る
  2. 土に挿す側は断面を斜め、もしくはくさび形に切る(発根する面積を広くするため)
  3. 乾燥しないように水につけておく
  4. 反対側(上側)は芽より2cm程うえで水平に切る
  5. 上のほうの切り口には、病原菌や枯れこみを防ぐため癒合剤を塗る
  6. 畑や植木鉢に挿し木の半分以上の深さまでさす

挿した後は表面の土が乾いていないか確認しつつ、適宜水やりを行いましょう。

挿し木をする際の注意点

芽が出る前まではなるべく日陰で管理し、土の乾燥に気を付けるようにしてください。

霜が降りる心配があるときはビニール袋をかぶせるなどして保温するとよいです。

十分に発根したら、8号以上の鉢植えに移植するか、日の当たる場所に地植えを行いましょう。

いちじくの病害虫・鳥対策

イチジク

いちじくを育てていると病害虫の被害に遭う可能性があります。また、せっかく実ったいちじくを収穫前に鳥につつかれてダメにしてしまうという事例も少なくありません。それらをどう防ぐかについて、知識を持っておくことが大事です。

注意すべきいちじくの害虫

いちじくは基本的に害虫への耐性が強い植物です。しかしカミキリムシなど特定の虫の被害には遭うことがあります。

カミキリムシの幼虫は幹から内側へ入り込む性質があり、内側に巣食ったまま放置すると枯れてしまいます。幹に穴が開いていないか、木くずが周辺に散らばっていないかなどを目印に判断しましょう。

もしそのような光景を見つけたら穴に向けて殺虫剤を吹きかけることが有効です。カミキリムシ用のスプレー式殺虫剤であれば、ホームセンター・オンラインショップなどで販売しています。価格は2,000円以下のものが多いです。

よく見られるいちじくの病気

いちじくの栽培中によくみられる病気の代表格を紹介します。

症状をよく覚えて家庭のいちじくを観察してみてください。

  • うどんこ病

葉の表面など植物の体表面にうどん粉をまぶしたような症状がみられる。葉の表面が覆われると光合成が阻害されたり、植物の栄養を奪ったりして花が咲かない、果実が実らないなどの被害を起こす。胞子が風で運ばれ植物に寄生することによって繁殖するが、基本的に同じ種類の植物にしか伝染しない。

  • 疫病

茎や葉に不整形の水浸状の斑点が現れ、拡大しながらそこからカビが発生したり、枯れたりする。果実は表面が暗い緑色や紫色になり、白いカビが発生する。

  • さび病

葉に白い小斑点が生じ、それが黄褐色に変わりながら盛り上がってきて表皮が破れるとそこから粉末が飛び散る。さび病にかかると葉が枯れて落ちてしまい、実が大きくならず、最悪の場合枯死する。カビ菌の一種であるさび病菌に感染することで発病する。

いちじくを害虫や病気から守るには

カミキリムシやその幼虫は、見つけたら殺虫剤で駆除するほか、予防策として早期発見ができるように葉や枝が密集しないよう剪定しておくことが大切です。

また、病気を予防するためには、発病しやすい時期や条件を押さえておくことが重要になります。

発病しやすい時期、条件 予防策
うどんこ病 乾燥する時期 伝染を防ぐため、いちじく同士を並べておかない
疫病 夏期

特に雨が降った後に蔓延

雨の直後に薬剤を散布

ビニール袋をかぶせて雨除けする

さび病 8月下旬ごろ

湿度が高いところで特に発生

8月に薬剤を散布

日当たりや風通しのよいところに置く

鳥から実を守る方法

いちじくを育てる際に気になる要素としていちじくの実をつつきに来る鳥が挙げられます。ここでは、鳥を寄せ付けない効果があるアイテムを紹介します。

  • 台所用水切りネット、袋掛け

水切りネットやビニールでいちじくの実を覆う方法です。

実を一つ一つ覆うので大規模な栽培を行う場合には手間のかかる作業になりますが、家庭での栽培なら、家庭にあるものを活用できるので手軽な対策といえます。

  • 鳥予防ネット

これはいちじくを大量に栽培している農家などで取り入れられている方法です。

栽培区の一帯を頑丈なネットと支柱で保護することができるので空から鳥に侵入される心配はありません。

  • 鳥よけ棒や防鳥テープを使う

鳥よけ棒や鳥よけテープを枝のあちこちにつけて、風が吹くたびにぎらつかせることで鳥を寄せ付けない効果を発揮します。

いちじくの収穫の時期

イチジク

いちじくは収穫の時期が品種によって異なります。また、いちじくは腐るのが早いため、収穫時期を見逃さないよう果実をこまめに確認することが大事です。

収穫のタイミング

目安として、果実の先端が割れてきたら完熟した証拠になります。食べごろのいちじくは、触ってみて表皮が硬くても内部が柔らかくなっている状態のものです。

ただ、その状態になるまで待っていると害虫や鳥に食べられてしまう可能性もあるので、内部硬いままで収穫して、冷蔵庫で熟すのを待ってみることをおすすめします。

夏果は6月下旬、秋果は8月下旬から収穫が始まることが多いです。

収穫時期を早めるオイリング

オリーブオイルやごま油を果実に垂らして収穫を早める、「オイリング」という方法があります。オイリングをすることで収穫のタイミングを1週間ほど早めることができるのがメリットです。熟す前に気温が下がってしまいそうなときなどに試してみてください。

オイリングを行う時期は果実のサイズが3cmほどの大きさになり、少し赤く色づいてきた頃です。スポイトやストローなどでいちじくの中心部分に数滴だけ垂らすようにし、種子を包む部分にはかけないように気を付けましょう。

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