結婚式は何かと予算がふくらんでいくもの。中でもよく耳にするのが、アルバムや写真撮影に関して、予算がどんどんあがっていったという先輩花嫁・花婿のお話です。
「アルバムの装丁を豪華にして、収録枚数も増やしたら、1冊3万円の見積もりが…自分たちと両家の親に配る分3冊で10万近くになりそう」
「写真撮影のカメラマン費用も合わせると、写真関連の見積もりの合計額が30万円以上!予算オーバーだけど、あきらめきれない…」
こんなお悩みは、カップルの多くが経験するものです。
「写真にはこだわりたい」「でも予算は抑えたい」そんな思いをお持ちでしたら、アルバムは思い切って自作してしまいませんか!?
外注カメラマンに撮影依頼をして、ウエディングアルバムは自作すれば、ローコストでおしゃれでオリジナル、とっても満足のいく結婚式のアルバムができます。
「写真撮影を外注し、アルバムを自作する」か「式場で写真撮影とアルバムを頼む」か迷っている方は、この2つを比べた場合のメリット・デメリットや、アルバムを手作りする際の選択肢について、ぜひこの記事で知ってみてくださいね。
結婚式場でアルバムを頼むとどこで料金がかかるの?
まずは、結婚式場でアルバムを頼むとどこで見積もり以上の金額が発生するのかを知りましょう。
式とパックで頼めると、手間がかからず楽ですよね。
でも、見積もりをもらってみたら驚きの金額!
そんな時に、どこにお金がかかっているのか知れば賢い選択ができるはずです。
アルバムを自作するのと式場に頼むのはどちらが良いのか迷っている方へ、結婚式場アルバムの料金のポイント3点をご紹介します。
1.式場に依頼するときはカット数に注意
式場のパックで撮影を依頼すると、カット数の制限が提示されることがあります。
100カットプラスしてもらおうとすると、大体の式場で数万円追加料金が発生します。
『150カット撮影で、その中から60カット使用のアルバムを制作します』と言われても「それって1シーンどれくらいの枚数を撮影するんだろう?」と素人には想像しづらく、多めにお願いしてみたら予想より高額になってしまうこともしばしばです。
2.アルバムのグレードアップでの追加料金
アルバムの装丁やページ数、さらにはデザインや紙質、印刷、刻印など、こだわりたい要素は多々あります。
中にはアクリルを施したスタイリッシュな表紙やイタリア製本革使用などスペシャル装丁なものも用意されています。
とはいえ、次々とオプションを追加していくと一冊何十万円もする高額アルバムになってしまいます。
3.アルバム冊数増加での追加料金
「両家の両親には見開き2ページの六つ切写真台紙アルバムでいいよね」などと考えて見積もり出してもらっていたものの、母親からちゃんとしたアルバムが欲しいとの要請があり、アルバム冊数増加することに。
装丁にこったアルバムを複数作ったために、結婚式の費用が見積もりより上がってしまった。
なんてことは、よくあるお話しなのです。
結婚式場に頼むのは手続きがラク
結婚式場に撮影からアルバム作成までを依頼するメリットは、何と言っても手続きが楽な点です。
パック料金の中に含まれているので、手間暇をかけたくない方には式場カメラマンにお願いするのが間違いありません。
また、式場カメラマンの何よりの強みは式場の中をよく知っていることです。
どのアングルで撮れば綺麗な写真が撮れるのか熟知している、それに加えて、外注カメラマンでは立ち入れない場所に式場カメラマンなら入れるという利点もあります。
手続きの楽さを取るなら式場カメラマン
こだわりのアルバムを撮るなら外注カメラマン
どちらに依頼するかは、モチベーションと相談です。
結婚式アルバムを自作する5つのメリット
では次に、「本当に自作アルバムってお得なの?」「どんなメリットがあるの?」そんな疑問にお答えします。
良いことは格安だけではありません!
外注カメラマンと手作りアルバムの最強タッグの良いところを、余すことなくご紹介します。
1.費用が抑えられる
式場で撮影 + 式場でアルバム作成 | カメラマン外注 + 手作りアルバム |
|
---|---|---|
撮影価格 | 約15~30万円 | 約5~15万円 |
アルバム価格 | 約5~15万円 | 約1~5万円 |
その他 | 0円 ※オプションがない場合 | 約3万円 ※カメラマン持ち込み料 |
合計 | 約20~45万円 | 約10~20万円 |
式場で頼むと、撮影とアルバム作成を合わせると20~45万円ほどかかるところが多くなります。
カメラマンを外注した場合は、式場によってカメラマンの持ち込み料が3万円ほどかかる場合もあります(かからない式場も最近は多くなっています)。
外注カメラマン+自作アルバムを選ぶと、たとえ持ち込み料がかかっても合計の費用は10~20万円ほどとなり、式場にすべて依頼する場合に比べてぐっと費用がおさえられます。
2.外注カメラマンは撮影カット数が多い
外注カメラマンの中には、時間で報酬金額を決めるカメラマンやスタジオがあります。
カット数無制限で全データ納品を請け負ってくれるところもありますし、多くのカメラマンは納品数300~800等で撮影をしてくれます。
式場で頼むよりも撮影枚数が増える場合が多いようです。
3.好きな写真が自分で選べる!
外注カメラマンに撮影依頼をすると、撮影したデータを納品してもらう形になる場合が多くあります。
アルバムを自作するときには、その中から好きな写真を選んでウエディングアルバムが作れるので、全部お気に入りの写真でアルバムが出来ちゃうんです。
4.アルバムの冊数や装丁が調整可能
外注カメラマンに依頼して、データで写真をもらうと、アルバムは自作したり、アルバム制作だけをカメラ屋さんに頼むことが可能です。
「凝った装丁は自分たち向けで、親にソフトカバーでライトに可愛いものにしよう」といった具合に、自由にオプションを選べるのもアルバムを自作する上での大きなメリットです。
5.どんな写真が出来上がるか分かる
実は式場カメラマンは契約業者に在籍している人の中から選ばれるので、実際に撮影するカメラマンとは当日まで会うことができない場合がほとんど。
一方、外注カメラマンとは事前の打ち合わせも可能ですから、どういったシーンをどのように撮ってほしいのか、アルバムに残したい写真の希望をしっかり伝えることができます。
次の段落では、「自分でアルバムを作ってみたい!」と思ったあなたへ、ウエディングアルバムを自作する際のお役立ちサイトをご紹介します。
おすすめ格安アルバム手作りサイト紹介
では、さっそくウエディングアルバムを手作りする際のおすすめサイトを見ていきましょう!
今回ご紹介するのは、厳選した3つのサイトです。
それぞれ特色があるサイトですので、お値段やページ数はもちろん割引の有無や自由度などもご紹介します。
あなたのご希望がどのサイトに当てはまるのか、見てみましょう!
おしゃれ度で選ぶなら:天使のアルバム
スタンダードな写真表紙はもちろん、温かみのある木の表紙まで絵本のようなシンプル可愛い表紙まで、様々な工夫をこらしたアルバムを作ってもらえます!
<ハードカバー25×25㎝サイズ、表紙Feliceの場合の参考価格>
ページ数:30~60P
値段:55,400~75,000円
自由度:〇
写真表紙の物は表紙の書体は選べません。
しかし、木製表紙(Albero)の場合は書体が5種類から選べ、スエード表紙(Charlotte)なら6種類から色が選べます。
手作りアルバムの素材にもこだわりたい方にはとってもおすすめです!
選ぶ表紙によってカスタマイズの範囲が変わるので、自由度は〇評価。
割引の有無:
公開割引⇒作成したアルバムをHP内で紹介・サンプルとして使用を許可で注文金額から3,000円割引
アンケート割引⇒アンケートに答えると500円割引
SNSシェア割引⇒SNSでアルバムカフェを紹介すると500円割引
早割⇒挙式前~挙式後1ヶ月以内での
、Mini増刷をご購入の際に合計金額から5000円を割引。天使の割引とは併用不可。注文のしやすさ:◎
お好みの表紙を選んで、ページの下部から注文ができます。
プルダウンで必要な情報を選択していくだけでOK。
お手軽&カスタマイズで選ぶなら:アルバムカフェ
フォントや表紙のカラー、表紙の形が選べて、お値段は非常に格安。
オシャレな写真を表紙にしたいお2人にピッタリです。
期間限定の割引きも開催されるので、ホームページは要チェックです。
<ハードカバーA4サイズの参考価格>
ページ数:16~40P
値段:35,000~73,000円
自由度:◎
表紙の色が3種類、フォントが5種類から選べます。
注文の際にデザインの要望を書き込む欄があるので、お任せでお願いしたいときにもお2人の希望をきちんと汲んでくれます。
割引の有無:
公開割引⇒デザインの公開で1冊目が3,000円割引
アンケート割引⇒アンケートに答えると800円割引
SNSシェア割引⇒SNSでアルバムカフェを紹介すると700円割引
注文のしやすさ:◎
チェックボックス式で希望の冊子と希望の割引を選んでいく形式で、一目で自分が何を何冊頼んでいるのか分かります。
お値段と自由度で選ぶなら:Photoback
フォトアルバム・フォトブックにこだわりを持っており、シンプルでおしゃれなデザインが特徴です。
ハードカバーもソフトカバーも取り扱いがありますので、お値段を極力抑えたいカップルはソフトカバーをお願いすると良いでしょう。
<ソフトカバーW186mm×H248mmサイズの参考価格>
ページ数:48~120P
値段:5,610~9,400円
自由度:◎
イメージとしては完全に自分でカスタマイズするフォトブック。
どの写真をどこに入れようか、細かいところまでこだわり抜けます。
割引の有無:お誕生日クーポンあり
注文のしやすさ:△
最初にアルバム編集画面が出るので「あれ!?注文はどこ…」となってしまいました。
中々注文画面にいかないのも、アナログな筆者にとっては若干ハードルが高かったのが正直な気持ちです。
筆者が考えていた、お気軽に写真のデータをたくさん送って良い感じに仕上げてもらう、という流れではなかったので△。
ですが、自分の思い通りのウエディングアルバムをこんなに自由度高く、しかも格安で注文できるというのは、とても革新的!
センスに自信がある方は間違いなく楽しいアルバム作りになりそうですよ!
データがいつ頃もらえるか知りたい!もっと結婚式写真の活用法が知りたい!という方は『結婚式写真のデータはいつもらえる?どう使う?みんなの活用方法』の記事がおすすめです。
せっかくなので、結婚式写真のデータを思いっきり使っちゃいましょう!
結婚式におすすめの外注カメラマン選びはミツモアで
いかがでしたでしょうか?
「自分でアルバムを作ろう!」と決めたら、外注カメラマンを探しましょう。
カメラマンをお探しの方におすすめしたい記事が『結婚式の持ち込みカメラマン、渾身のおすすめ63選。相場もご紹介!』
ミツモアに登録しているカメラマンの中から選りすぐりの63人を『活動地域』『価格』『口コミ』『簡単な紹介』などの情報を交えてご紹介します。
また、ミツモアのサービスを詳しく知りたい方は「結婚式の写真撮影ぺージ」をご参照ください。
結婚式カメラマンの見積もり相場、具体的な見積内容の中身や、プロからもらえるメッセージの例なども知れちゃいます!
結婚式写真のQ&Aも見れて、耳より情報満載です。