結婚式の写真は、決して安くはない費用をかけてとっておきの写真を撮影しますよね。
せっかく撮った綺麗なドレス姿、沢山の人に見てもらいたいし、結婚の報告にも写真を使いたい!
結婚式写真のデータさえあれば、ハガキに印刷することは容易ですし、安価でオリジナルアルバムを作ることもできます。
今回は、そんな結婚式写真のデータに関するアレコレを徹底解説!
「式場のパックで頼むのと、自分でカメラマンを雇うのはどっちが良いの?」
「データはいつ頃もらえるの?」
「結婚式写真データは全部もらえるんだよね?」
「どんな使い道があるの?」
結婚式写真データに関する様々な疑問質問を解決しちゃいましょう!
結婚式写真のデータはいつ頃もらるの?
結婚式の写真を撮ったら、早めにデータをもらって友人に配りたい!と思う人も多いはず。ただ、すぐにもらえるのかと思いきや、長い期間がかかって困ったという話もよく聞きます。
まずは、式場カメラマンと外注カメラマンのデータ納品までの期間の差や、どうしてデータ納品に時間がかかるのかなどを解説します。
式場カメラマンと外注カメラマンのデータ納品日は?
結婚式カメラマンには、結婚式場が提携している式場カメラマンに頼む場合と、個人でカメラマンを雇う外注カメラマンに頼む場合の2パターンがあります。
多くの式場カメラマンはデータ納品までに約1ヵ月、外注カメラマンは早ければ中1日~1週間程度で納品してくれます。
なぜ、このように違いがでるのでしょうか?
式場カメラマンの納期が長いのはなぜ?
式場カメラマンの納品方法は、六切り台紙やアルバムに入れる写真をカメラマン側でセレクトし、希望があれば別料金でスナップ写真やデータを頼む、という形が主流です。納品される物は「六切り写真〇冊のパック」+「希望の方はスナップ写真」という具合です。
実は、このアルバム・現像写真作成までの手間が納品に時間がかかる理由のひとつ。式場カメラマンはアルバムに入れる写真をセレクト・レタッチ(修正)したうえでアルバム等に加工するための時間がかかるため、約1か月という時間が必要なのです。
一方で、式場カメラマンに頼んだ場合の魅力は全てお任せできることによる手間の少なさです。
写真をもらうまでに期間は空きますが、待っているだけでOKです。
結婚式後はハネムーンや新生活の始まりで忙しいことも多いはず。
手間をかけずに写真やアルバムができあがるのはありがたいですね。
ただ、納期がかかることに加えて、データをもらうには別料金が発生するところは注意したいポイント。
費用が気になる方は「データ料金は何枚でいくらになるのか」をきちんと確認しましょう。全データをもらう場合と、数枚セレクトする場合でどれくらい値段が変わるのかも確認しておきたいですね。
外注カメラマンだと納期が短いのはなぜ?
外注カメラマンに依頼する場合は、基本的には撮影料(拘束時間で決まることが多い)+データ納品料(WEB納品やDVD納品が選べます)+出張費で料金が決まります。
写真の現像やアルバムまでは基本サービスに入っていないことが多いため、その分納品までの期間も短くて済みます。
アルバムや現像写真がついていない代わりに、カメラマンさんが画像修正やリサイズを行ってくれることも多いです。スマートフォンに入れておけば、友人や職場の方との話題に上がったときにすぐに見せることができますね。
ただし、現像写真やアルバムを作成しようとすると、料金や手間が別途かかります。
アルバムづくりも含めて楽しみたい!という人は良いですが、忙しいからおまかせしたい…という人は少し考えたほうがよさそうです。
項目別:式場カメラマン、外注カメラマン比較表
では、上記に加えて撮影料金・データお渡し枚数・データ料金も含めて式場カメラマンと外注カメラマンの違いをトータルで比較してみましょう。
撮影料金は式場カメラマンの方が割高ですが、現像写真を含めのお値段。
手元にカメラマンが現像した写真が欲しい方は、式場カメラマンに依頼した方がベターです。
そして、データのお渡し枚数が300枚になっていますが、カット数によって値段が変動していくので注意しましょう。
一方外注カメラマンは、現像写真は含まれませんが、撮影料金の中にのデータ料金が含まれています。
納品期間も外注カメラマンの方が早くもらえますので、納期重視の方は外注カメラマンに依頼すれば間違いありません。
ここまで記事を読んで「自分の地域にいる外注カメラマンが知りたい」と思われた方におすすめの記事が「結婚式の持ち込みカメラマン、渾身のおすすめ63選。相場もご紹介!」
地域別に、ミツモアに登録しているカメラマンの『口コミ』『価格』『対応サービス』など、細かな情報を詳しく見ることができます。
また、ミツモアのサービスを詳しく知りたい方は「結婚式の写真撮影」ぺージをご参照ください。
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式場カメラマンのデータ納期を短くするポイント
データ納品だけなら外注カメラマンが早いのですが、結婚式場に依頼した場合は時間がかかります。
前述のとおり、その理由は主にこの3点。
- 撮影データのセレクト
- レタッチ作業
- 現像写真やアルバムの作成
ここが大きなポイントになりますが、何百枚も撮った写真の中からデータをセレクトし、肌補正や色調補正をかけていくとかなりの時間がかかります。
それに加えて、DVDやアルバムの納品を希望している場合はそれらを作成してから検品をして発送…という手順が追加されるので、また少し時間がかかります。
データ納期を短くするポイント3つ
結婚式の写真をデータで早めに欲しいときには、撮影の打合せ等の際に確実な納期を聞いておきましょう。
その時に、「最低いつまでにデータがもらえるのか」を確認します。
どうしても使いたい時期に間に合わない場合は、思い切って早めにデータをもらえないかお願いしてみるましょう。
①数点だけ早めにデータをもらう
②全データWEB納品を頼む
③レタッチを頼まない
この3つを式場側に提案してみると、もしかしたら少し早めにデータを送ってもらえるかも知れません。
時間がかかる作業を飛ばしてもらう荒業ですが、柔軟な対応が望める式場なら打診してみる価値アリです。
外注カメラマンなら納品日重視の方にも対応可能!
納品日を何より重視したい時には、間違いなく外注カメラマンが早くデータをくれます。
もちろん、肌補正やカラー補正もきちんと行ってもらえますので、ご安心ください。
外注カメラマンの納品日が早い理由は、基本の納品方法がデータ納品なので、現像する手間がないのです。
カット数が選べたり、全データを納品してもらえるカメラマンも多いので、お急ぎの方は外注カメラマンがおすすめです。
結婚式写真のデータはどんな状態でもらえる?
もらえるデータともらえないデータがある
式場のカメラマンが撮影した披露宴当日のスナップ写真は、全てもらえるわけではありません。
多くの場合は撮影プランの中でカット数が指定されており、そのカット数に合わせて式場カメラマンの方で写真をセレクトします。
カット数によって数万円程度ずつ、料金が変わるプランもありますので、必要に応じてカット数を選択しましょう。
一般的には、平均で300~400カットあれば十分。
不安な方はちょっと多めに500~600カット。
豪華にたくさんの写真を使ったアルバムを作りたい時には800~1000カットになります。
また、式場によっては集合写真・全身写真のデータを渡していないという所があります。
写真のプランに集合写真・全身写真のデータに関して記載があるか、しっかり読み込んで下さいね。
写真のデータは式場も外注も加工してもらえる
肌補正・色調補正・赤目の修正などは、式場カメラマンも外注カメラマンも請け負ってもらえる場合がほとんどです。
ただし、納品してしまった写真に対して「ここを加工してほしい」などの依頼は、多くのカメラマンは受け付けておりません。
また、ハガキなどに使いたいからと切り抜いたり、フレームを付けたり等の加工はお断りされることがほとんど。
今は加工アプリが充実していますので、自由にカスタイマイズしてみましょう。
結婚式の写真のデータをもらえない時の3つの対処法
データがもらえず、欲しい写真は現像をお願いするしかない、という式場は少なくありません。
「現物ではなくて、色々な用途で使いたいからデータが欲しいんだけど…」
とお悩みの方、諦めることはありません!
実は、現像写真からデータに起こす裏ワザがあるんです。
現像されたプリント写真からデータを起こす
実はプリント写真があれば、そこから写真データを読み込むことができるんです。
家庭用のプリンターにスキャン機能があれば、高解像度に設定してスキャンして、そこから写真をプリントすることが可能。
引き伸ばしは少し画像が荒くなるかも知れませんが、縮小なら綺麗に対応できそうです。
データ起こしを町の写真屋さんに頼む
プリンターにスキャン機能がない!やり方が分からない!
そんな時は、写真屋さんに相談してみましょう。
写真データを作ってくれたり、焼き増しをしてくれたりするサービスがあります。
写真屋さんの写真データはかなりキレイ。
1枚ずつスキャンする手間もなくなりますので、ぜひ活用してみましょう。
親族・友人にデータをもらおう
意外とバリエーション豊かなのが、親族や友人が撮影してくれる写真。
入退場やケーキカットなどの重要なポイントは、たくさんの人たちが撮影してくれているはずです。
もし頼める方がいれば、メイクシーンなども撮ってもらえると、結婚式の1日の流れを思い起こせる写真が撮れます。
撮影した写真DVDに納めて郵送してもらったり、Google Driveなどのデータ共有機能などを活用したりすれば、お互いの手間もそれほどかかりません。
忘れずにお礼もしましょうね!
結婚式写真データの使い方
さて、無事結婚式の写真データが手に入ったら、せっかくなので様々な用途で使いましょう!
一生に一度の晴れ姿、いろんな人に見てもらいたいですよね。
結婚の報告用ハガキ
年賀状や暑中見舞いなどで、日ごろお世話になっている方々に結婚の報告をする際に使用することができます。
文字だけで簡単にご報告するよりも、見る側も目で楽しむことが出来ますよね。
年賀状などは、新年のご挨拶としても目出度いシーンを送ることができるので、非常に喜ばれます。
オリジナルアルバム作成
今、インターネットでデータを送るだけで、簡単に安価でオリジナルアルバムを作成することが出来るんです。
もちろん、表紙の素材が選べたり書体が選べたり、かなり自由度が高くなっています。
親しいお友達に配るように、データの中から面白写真を選んでアルバムを作る、なんてことも可能です。
手作りアルバムに興味がある方は、『結婚式のアルバムが高い!手作りでおしゃれに安く作る方法』の記事も併せてご覧ください!
SNSで共有!
せっかく撮った結婚式写真。シェアしなくちゃもったいない!
SNSでつながっている人たちに、おしゃれで可愛い結婚式写真を自慢しちゃいましょう。
何年も連絡を取らなかった懐かしい友人とも、久しぶりに繋がれちゃうかも知れません。
結婚式のカメラマンはミツモアに依頼しよう!
いかがでしたでしょうか?
結婚式写真のデータは、これでバッチリですね!
ネットが普及している現代社会、結婚式写真の使い道は様々です。
結婚式場カメラマンか外注カメラマンに依頼するかお悩みの方に、本稿がお役に立てれば嬉しいです。
外注カメラマンに依頼しようとお考えの方は、ぜひミツモアを使ってみましょう。
質問に答えていくだけで、あなたにピッタリのカメラマンが見つかります。
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