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洗濯機下の掃除方法!掃除を楽にするアイテムや頼れるプロも紹介

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最終更新日: 2024年02月28日

洗濯機の下はつい見て見ぬ振りをしがちですが、なるべく小まめな掃除が必要です。掃除しづらいと感じている人は、掃除のコツをつかめばやりやすくなります。洗濯機下の掃除方法やおすすめの掃除アイテム、いざというとき頼れる掃除のプロを紹介します。

洗濯機の下を掃除しよう

洗濯機洗濯機の下を汚れたままにしておくと、さまざまな不都合が生じます。面倒でもきちんと掃除しておくのがおすすめです。

洗濯機の下部分「洗濯パン」の役割と掃除すべき理由・頻度について紹介します。

洗濯パンの役割

洗濯パンは、洗濯機の水が漏れ出すのを防ぐために設置するものです。「防水パン」「洗濯機パン」などと呼ばれることもあります。

洗濯パンを設置せずに洗濯機を使うと、万が一水漏れしたときの被害が大きくなってしまいます。

自宅の床が浸水するだけならまだしも、集合住宅なら階下へのダメージも心配です。洗濯パンがあれば、ここで水の被害を食い止められます。

また、洗濯機の振動や音は意外と響きやすいものです。洗濯パンを下に敷いておけば、気になる振動や音を響きにくくする効果もあります。

掃除すべき理由と頻度

洗濯パンは、ホコリや髪の毛などがたまりやすい場所です。そのため、放置しておくと、排水口が詰まってしまうことが考えられます。洗濯のとき水がうまく流れず、あふれる恐れもあるのです。

また、カビは湿気やゴミ・ホコリがあるところを好みます。常に水気と接している洗濯パンは、カビにとって繁殖しやすい場所です。ゴミやホコリを栄養にして、カビが大量発生することもあり得ます。

洗濯パンのさまざまなトラブルを防ぐには、適度な頻度での掃除が必須です。気づいたときに、手が届くところだけでも小まめに掃除しましょう。

そして、年に1~2回くらいは洗濯機を移動させて、しっかり掃除するのがおすすめです。

洗濯機を動かさないで掃除する方法

洗濯パンの掃除は、「洗濯機」がネックです。掃除の度に洗濯機を動かすのは手間が掛かり過ぎてしまいます。

気軽に掃除するためには、洗濯機を動かさなくてよい掃除方法を知っておくことがポイントです。

手軽に取り組める、洗濯パンの掃除方法を紹介します。

ハンガーとストッキングを使う

洗濯パンの掃除をするときは、ストッキングをハンガーに被せるのがおすすめです。

ストッキングは、静電気が発生しやすい素材です。掃除に使えば、ゴミやホコリを吸い寄せてくれます。

次の手順で、ストッキングをハンガーに取り付けましょう。

  1. 針金ハンガーの下部分を引っ張って伸ばす
  2. ひし形のフォルムに整える
  3. 先端部分にストッキングを巻き付けて外れないようにする

ストッキングの付いたハンガーを洗濯パンの下に入れれば、上からは見えないゴミやホコリも絡め取れます。

ハンガーなら厚みもなく、洗濯機下の狭い隙間にも入ります。

使用後はストッキングをそのまま捨てればよいので、後片付けの手間も掛かりません。

ハンディーモップを使う

市販のハンディーモップは、細い隙間にも対応できるものがあります。すでに使用中のものがあれば、それを使うのもおすすめです。

洗濯機下を掃除するときは、隙間用アタッチメントを取り付けた掃除機と併用しましょう。

掃除手順は以下の通りです。

  1. 隙間用アタッチメントを取り付けた掃除機で、洗濯機下のゴミやホコリを吸引する
  2. 取り残した汚れをハンディーモップで絡め取る
  3. 雑巾で排水溝周り・洗濯パン周辺を拭く

排水口にたまったホコリは、こびり付いていて取れにくい場合があります。このときは綿棒を湿らせて、溝の隙間を掃除するのがおすすめです。

かさ上げ台を利用する

かさ上げ台を設置しておけば、洗濯機とパンの間には広い隙間ができます。掃除機やモップが入りやすく、普段の掃除がグッと楽になるでしょう。

かさ上げ台は、ホームセンターなどで購入可能です。ただし、サイズや種類はさまざまあるため、自宅の洗濯機に合うものを適切に選ぶ必要があります。

なお、かさ上げ台を設置するときは、洗濯機の移動が必要です。移動の手順については次の項で詳しく紹介します。

洗濯機を動かして掃除する方法

洗濯機洗濯パンを徹底的にきれいにするには、洗濯機の移動が必要です。

ただし、適当な自己判断で動かすと、水漏れや故障の原因になりかねません。手順を守って移動させましょう。

洗濯機の移動方法と掃除の仕方を紹介します。

洗濯機の水抜きをしてコンセントを外す

洗濯機は、ホースや内部に洗濯の水が残っている可能性があります。そのため、移動させる前の水抜きは必須です。

まずは給水用の蛇口をきちんと閉めます。それから洗濯機側のナットを外し、給水ホースも外します。中に水が残っている場合は、全て出しましょう。

このとき、水が漏れ出る恐れがあるため、タオルなどを当てておくと安心です。

ここまで終わったら、洗濯機移動時の感電を防ぐために、コンセントとアース線を抜きます。

洗濯機を移動する

洗濯機の移動では、以下の点に注意しましょう。

  • 左右片側ずつ動かす
  • 洗濯パンの外に出すのは一部のみ
  • 無理だと思ったら諦める

洗濯機は重量があるため、1人で一気に動かすのはほぼ不可能です。左右をしっかり持って、片方ずつゆっくり動かします。このとき、手足を挟まないように注意しましょう。

また、洗濯機下を掃除するからといって、洗濯機を丸ごとパンの外に出す必要はありません。全部出してしまうと、戻すときに手間が掛かります。

洗濯機の片側だけを移動させるのがおすすめです。

なお、無理に移動させようとすると、壁や床を傷つけたり洗濯機を破損させたりする恐れがあります。「無理だ」と感じたら諦めることも大切です。

排水口を掃除する

排水口が汚れていると臭いや詰まりが発生します。洗濯機を移動させたタイミングで、こちらもきれいにしておきましょう。

掃除は次の手順で行います。

  1. 排水口のふたを取る
  2. 排水口にパイプ洗浄剤を流し込んで約30分置く
  3. 排水トラップやふたに付いたゴミや汚れを落とす
  4. 時間が来たら排水口に水を流す
  5. 排水トラップやふたを元に戻す

排水トラップやふたは、お湯の入ったバケツに浸けるのがおすすめです。洗剤を付けたブラシやスポンジなどでこすれば、簡単にきれいになります。

排水口まできれいにしたら、洗濯機を元の状態に戻しましょう。

掃除を楽にするお助けアイテム

掃除道具洗濯機の下の掃除を面倒に感じたら、便利アイテムを使ってみましょう。

隙間掃除や空間確保に有益な、お助けアイテムを紹介します。

洗濯機下もスイスイお掃除 花王「クイックルワイパー ハンディ 伸び縮みタイプ 本体」

花王 クイックルワイパー ハンディ 伸び縮みタイプ 本体|Amazon
花王 クイックルワイパー ハンディ 伸び縮みタイプ 本体|Amazon

吸着性の高いファイバー素材を使ったお掃除モップです。フワフワの繊維が全面に付いているため、360°どの方向からでもゴミやホコリを絡め取ります。


また、柄の部分は最長で約100cm伸びる仕様です。洗濯機の下に差し入れれば、手が入らない奥まで掃除できます。

使用後は、汚れたモップ部分を捨てるだけです。お手入れの手間もなく、手軽に使えるでしょう。

掃除をしやすく Tongzhiyang「洗濯機置き台 高さ調整可能」

Tongzhiyang 洗濯機置き台 高さ調整可能|Amazon
Tongzhiyang 洗濯機置き台 高さ調整可能|Amazon

洗濯機をかさ上げしてくれる置き台です。設置すれば、洗濯機とパンの間に約9cmの空間ができます。


台のパイプ部分は良質なステンレス製です。耐荷重が高く、250kgまで乗せられます。

また、本体はスライド式なので、サイズの微調整が容易です。幅・奥行とも45~70cmまでの洗濯機を乗せられます。なお、この商品は組立式です。

ただし、ネジ回しや巻き尺なども同梱されるため、道具をそろえる必要はありません。販売元によると、10~20分程度で組み立てられるそうです。

キャスター付きで移動が簡単 Lifinsky「洗濯機置き台 キャスター付」

Lifinsky 洗濯機置き台 キャスター付|Amazon
Lifinsky 洗濯機置き台 キャスター付|Amazon

洗濯機を移動させたいときに便利な、キャスター付きの置き台です。キャスターにはロックが掛けられるため、位置を固定したいときにも困りません。


防振ゴムパッドが付いているので、洗濯や脱水時の振動も軽減してくれます。

また、台は洗濯機に合わせたサイズ調整が可能です。幅・奥行とも46.5~68cm、高さは11~12cmまで対応します。

なお、素材には良質なステンレス材とポリエチレンが採用されています。腐敗しにくく安定感があり、耐荷重は約350kgです。

ミツモアで洗濯機クリーニングの依頼をしよう!

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洗濯機の下の汚れを放置すると、排水口が詰まったりカビが生えたりする恐れがあります。掃除しづらい場所ではありますが、なるべく小まめな掃除がおすすめです。

普段の掃除なら、お掃除モップを使ったりハンガーを差し入れたりするだけでもきれいになります。

一方、徹底的に掃除したい場合は洗濯機を移動させ、しっかりゴミやホコリを取り除きましょう。

また、洗濯機の下に置き台を設置すれば、より広い隙間が確保できます。掃除機やモップを入れやすくなるため、掃除が楽になるでしょう。

どうしても時間がなかったり手間が掛かり過ぎたりする場合は、プロに依頼するのがベターです。「面倒だから」と放置せず、洗濯機の下を清潔に保ちましょう。

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