チャイルドシートは育児中に欠かせないアイテムの一つです。しかし子どもの成長とともに不要になり、いつの間にか部屋の片隅や車のトランクに放置してしまっている人も多いでしょう。チャイルドシートの処分方法を確認します。
チャイルドシートはいつ処分する?
赤ちゃんの頃から使用してきたチャイルドシートは、いつ処分するのが適切なのでしょうか?まずは処分の時期の目安を確認します。
目安は身長と耐用年数
チャイルドシートを使用しなくてよい目安は、子どもの身長が140cm以上になっていることです。
これは車のシートベルトが身長140cm以上の体格を想定して作られているためです。道路交通法では6歳以上でチャイルドシート装着の義務はありませんが、安全面を考えると、身長を目安に判断してチャイルドシートを取りはずすとよいでしょう。
また兄弟の上の子が使っていたチャイルドシートを、年の離れた下の子にもそのまま使用する場合には、耐用年数の確認が大切です。あまりにも古いチャイルドシートは劣化によって、万が一の際に十分な機能を発揮できない可能性があります。
安全確保のためにも耐用年数を超えたチャイルドシートの使用は控え、処分を考えましょう。
チャイルドシートを処分する方法
不要になったチャイルドシートの処分方法は、意外と知られていません。具体的な処分方法を確認しましょう。
粗大ごみで処分する
不要になったチャイルドシートは、粗大ごみとして処分できます。処分費用は自治体により違いはあるものの約200円〜1,000円程度と比較的安価で、簡単かつ確実に処分できるためおすすめです。
まずは居住地の自治体のウェブサイトを確認し、電話やメールなどで処分を依頼しましょう。処分を依頼したらコンビニや郵便局、スーパーなどで、必要な金額の処理券を購入し、チャイルドシートの目立つ部分に貼り付けます。
あとは回収日に指定場所に出しておけば完了です。
不燃ごみや可燃ごみで処分する
自治体によっては不燃ごみや可燃ごみとしての処分も可能な場合もあります。この方法なら粗大ごみよりも簡単に処分でき、費用もかかりません。特別な申し込みも必要なく、指定のごみ袋に入れて、他のごみと同じように捨てるだけです。
ただし全ての自治体が不燃ごみや可燃ごみでの処分を、受け入れているわけではありません。まずは自治体のウェブサイトや地域のクリーンセンターなどで、回収してもらえるかどうか確認しましょう。
不用品回収業者に依頼する
これまで使っていたベビーグッズなど、同時に処分したい不用な品がいくつかある場合には、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
処分費用は発生するものの、処分に手を煩わされない点が大きなメリットです。この方法なら日々の仕事や引っ越しなどで忙しい時期でも、簡単かつ手早く処分できます。
ただし悪徳業者に依頼すると、トラブルに巻き込まれる可能性があります。そこで活用したいのが「ミツモア」です。多くの業者が登録するミツモアなら、簡単な操作で複数の見積りを取り寄せることができます。
内容を比較検討し納得してから依頼すれば、トラブルを事前に防げるでしょう。
チャイルドシートはリサイクルできる?
あまり使用していないチャイルドシートを捨てるのは、どうしても「もったいない」と感じるかもしれません。チャイルドシートのリサイクルはできるのか解説します。
状態がよければリサイクルも可能
チャイルドシートがリサイクルできるかどうかは、チャイルドシートの状態によります。
使用期間が短く汚れや傷、色あせなどがない、状態のよいチャイルドシートは、リサイクルできる可能性があります。問題なく使用できるものであれば、処分する前にリサイクルを検討するのも一つの手です。
まずは近隣のリサイクルショップに問い合わせましょう。問い合わせの際には査定や買い取りの方法についても、忘れずに確認すると安心です。
自分で持ち込む方法ではなく、宅配による買い取りやスタッフによる回収を利用すれば、店舗まで持ち込む必要もありません。自分に合った方法と店舗を選べば、より気軽かつお得に処分できます。
高値で引き取ってもらうポイント
高値で引き取ってもらえるチャイルドシートの特徴は、主に以下の3点です。
- 状態がよい(破損や汚れがない)
- 新しい
- 人気のメーカー
ベビーカーやベビー用品で人気のあるブランドの商品であれば、チャイルドシートの人気もまた高い傾向があります。
チャイルドシートは子どもの安全のために使用するため、清潔さや新しさは大きなポイントです。見える部分に汚れがあればきれいに清掃し、破損があったりパーツが不足したりしていないか、事前にしっかり確認しておきましょう。
ネットオークションやアプリの活用も
リサイクルショップ以外にもネットオークションやアプリを利用する方法もあります。この方法なら自分で価格を設定できるため、納得して処分できるでしょう。
個人間でのやりとりになるため、商品の写真や説明文によっては、予想よりも高値で売れるチャンスがあります。
ただし登録や出品の手間がかかるのはデメリットです。売却後の梱包や発送も自分で行わなければいけません。「売ったら終わり」ではなく、最後まで責任を持った対応が求められるため、忙しい人や面倒なことが嫌いな人にはあまり向いていない方法です。
最後までやり切れるのか、出品する前にしっかり検討するように心がけましょう。
チャイルドシートは自分に合った方法で処分
子どもの命を守ってくれていたチャイルドシートの処分は、なんとなく寂しい気分になるものです。処分に手間がかかりそうなイメージもあり、ついついそのままにしている人も多いかもしれません。
しかしいざ処分してみれば部屋も心もすっきりします。面倒がらずにリサイクルも含めて、自分に合った方法を検討してみましょう。
自分で処分することにこだわらず、ミツモアを通してプロの業者と出会えば、より簡単に処分できます。
よりよい方法でチャイルドシートを処分し、成長した子どもと一緒に新たな場所に出かけたいものです。
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