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不用品回収はどこ(何業者)に頼むのが一番安い?選択肢4つを比較!各業者のメリット・デメリット

最終更新日: 2023年03月16日

家庭で使わなくなった家具や家電の処分に困ることってありますよね。業者や回収方法もいろいろありますが、できれば一番安い方法で回収してもらいたいと考える人は多いのではないでしょうか。

この記事では「不用品回収を行っている業者の種類」「それぞれの業者のメリット・デメリット」「不用品回収の費用相場」について解説します。

併せて信頼できる業者を選ぶための注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

不用品回収はどこに頼む?おすすめの業者を解説

トラックの前で腕組みをする作業服を着たミドル男性

不用品回収を依頼できる業者は「不用品回収業者」「自治体の粗大ごみ回収」「引っ越し業者」「リサイクルショップ」です。それぞれの特徴は以下の通り。

業者 詳細 利用しやすさ 価格
不用品回収業者 不用品回収を専門に行っている業者
自治体の粗大ごみ回収 地域それぞれの自治体が行っている粗大ごみ回収
引っ越し業者 引っ越し業者が行っている不用品回収サービス
リサイクルショップ 中古品や未使用品を売買している業者 ◎~△

不用品回収の依頼は上記の「利用しやすさ」から考えて、不用品回収業者もしくは自治体の粗大ごみ回収を利用するのがおすすめです。

引っ越し業者とリサイクルショップは条件が合えばメリットが大きいでしょう。しかし不用品回収をメインで行っている業者ではないので、回収できる品目やタイミングが限られています。そのため依頼をしても断られてしまうことも。

不用品を確実に処分したいのであれば、不用品回収を専門とした業者に依頼するのがおすすめです。

それぞれの不用品回収業者のメリットとデメリット

不用品回収業者

不用品回収業者はそれぞれ特徴が異なります。業者ごとのメリットとデメリットを把握することで自分に合った業者を選択できるので、ぜひ参考にしてください。

①不用品回収業者の特徴

メリット ・いつでも依頼できる

・家からの運搬も業者にお任せできるので、手間がかからない

・あらゆる不用品に対応している

・買取りをしている業者もある

デメリット ・料金が他の業者よりも高め

・無資格の業者がいる

不用品回収業者の特徴は「料金は高めでも便利」ということ。

不用品回収業者に依頼すると家まで取りに来てもらえるため、不用品の運び出しから処分まで全てお任せできます。また不用品回収を専門としているのであらゆる品目が対象になり、大型の家具や家電・大量の不用品も回収してもらえるでしょう。

不用品の処分に手間をかけず、早く処分したい人におすすめです。

②自治体の粗大ごみ回収の特徴

メリット ・料金が安い

・悪徳業者に当たる可能性がないので、安心して任せられる

デメリット ・処分までの工程が多く、手間がかかる

・自ら不用品を指定場所へ運ぶ必要がある

・回収日が少ない

・家電リサイクル法の対象家電は回収しない

・大きすぎるものや、大量の不用品は回収しない場合がある

自治体の粗大ごみ回収の特徴は「費用を安く抑えられるが手間がかかる」ということ。

不用品回収にかかる費用は、不用品回収業者や引っ越し業者と比較すると最も安いでしょう。自治体が運営しているため、悪徳業者に当たってしまったり料金をぼったくられたりといった心配がありません。

ただし利用する際の手順が他の業者よりも複雑で、手間がかかります。あらかじめ粗大ごみ受付センターへ連絡して品目ごとにチケットを購入し、不用品を回収場所まで自分で運搬しなければいけません。回収日が1カ月に1回しかないという地域もあるので、すぐに処分したいという人には不向きでしょう。

費用は最も安く抑えることができるため、時間と手間はかかってもいいからなるべくお金をかけずに処分したい人におすすめです。

③引っ越し業者の特徴

メリット ・不用品回収業者よりも料金が安い傾向にある

・引っ越しと同時に行えるので、手間が少ない

デメリット ・引っ越しと同時に依頼しなければならない

・引き取ってもらえる品目が少ない

引っ越しをする人だけが利用できるサービスなので、不用品回収の単体では依頼できません。

引っ越し時に利用するとしても、本業は引っ越し。そのため不用品回収のサービスはあまり充実していません。不用品の買取りだけを行っている引っ越し業者がほとんどで、粗大ごみの回収まで受け付けている業者は限られます。

大手の引っ越し会社を利用する場合には、家電リサイクルの対象家電(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)とピアノを回収してもらえる場合もあります。

引っ越しと同時に不用品回収も依頼したいのであれば、あらかじめ業者が対応できる品目を確認しておきましょう。

④リサイクルショップの特徴

メリット ・買い取ってもらえれば不用品が収入になる
デメリット ・不用品に価値がなければ値段が付かない

・引き取りを断られるケースもある

・運搬費がかかる場合もある

リサイクルショップの特徴は「不用品の状態が良好であれば買い取ってもらえる」こと。

費用を負担して処分しようと思っていた不用品が、逆に収入になればメリットは大きいですよね。ただし捨てることが目的ではなくリユースするために依頼をするので、不用品に価値がなければ引き取りを断られることも。その場合は査定に出した不用品を持ち帰り、他の業者に依頼して回収してもらわなければいけません。

未使用品や価値の残っていそうな不用品がある場合は、一度リサイクルショップに査定をしてもらうといいでしょう。

不用品回収の費用はどこに頼むのが安い?業者ごとに相場を解説

手袋と電卓

業者ごとの不用品回収費用の比較は以下の通りです。

(高い)不用品回収業者→引っ越し業者→自治体の粗大ごみ回収(安い)

不用品回収業者と自治体の粗大ゴミ回収の、具体的な金額例を紹介していきます。

不用品回収業者の費用相場や料金体系

不用品回収業者の料金は「トラック積み放題」か「不用品1点ずつ」の2パターンで決まることが一般的です。

それぞれのパターンは以下で説明しますが、高層階からの搬出やドアを通らない大型家具の解体などが含まれると、オプション料金として追加で費用がかかります。費用をなるべく安くしたい人は、ベッドなどの大型家具をあらかじめ解体しておきましょう。

トラック積み放題プラン

トラックのサイズで料金が決まっており、積載量を超えなければ複数の不用品を回収してもらえます。引っ越し前など、大量の不用品を回収してもらいたい場合におすすめの料金プランです。

相場は以下の通り。金額は業者によってばらつきがあるので、正確に知りたい場合は見積もりをとる必要があります。

トラックのサイズ 料金
4tトラック 8万~10万円
2tトラック 3万9,000~4万5,000円
軽トラック 1万~2万円

積み放題といっても、業者と利用者で積める量の認識に相違があることが多いでしょう。トラックの積載物には重量や高さに制限があり、制限を超える不用品は積めません。目安としては部屋の間取りで3DK分の不用品は4tトラック、2DKは2tトラック、1人部屋は軽トラックと考えてください。

「軽トラックで全て積めるだろう」と利用者の自己判断で依頼しても、実際に積んでみるとトラックの容量が足りず追加料金が発生することもあります。あらかじめ業者に不用品の量を伝えつつ、トラックのサイズについて相談しておくと安心です。

不用品1点ずつのプラン

不用品の品目ごとに料金が決められています。複数の不用品がある場合は、全ての不用品の金額を足し合わせて料金が決まります。

品目 料金
テーブル 2,000~5,000円
ベッド 5,000~1万円
マットレス 3,000~5,000円
電子レンジ 500~2,500円
扇風機 1,000~3,000円
自転車 500~2,500円
冷蔵庫 5,000~1万円
洗濯機 5,000~1万5,000円

自治体の粗大ごみ回収の費用相場や料金体系

自治体が行っている粗大ゴミ回収は、不用品1点ごとに料金がかかります。例として横浜市の一部品目の料金をご紹介します。

品目 料金
テーブル 1,000円
ベッド 1,000円
スプリングマットレス 2,200円
電子レンジ 500円
扇風機 200円
自転車 500円
たんす(1辺が1m以上) 1,500円

安いのは自治体の回収だが、手間や出すまでのことも考える必要がある

以上を見て分かる通り、不用品の回収費用が最も安いのは「自治体の粗大ごみ回収」です。

ただし自治体の回収は予約が必要なので、場合によっては1カ月かかることも。また指定の場所まで自分で運ばなければならないため、特に女性の場合持っていくのが困難な場合もあるでしょう。運び慣れていない場合はぶつけたり落としたりして、家やマンションの共有部に傷を付けたりケガをしてしまったりする危険もあります

このような場合には、多少お金を払っても不用品回収業者に依頼するのが安心です。

「でも不用品回収業者は高いんでしょ?」という方のために、なるべく安く信頼できる業者に頼む方法を説明していきます。

不用品回収は信頼できる業者に依頼しよう!業者を選ぶときの注意点

廃品回収

不用品回収業者の中には無許可業者もいるため、依頼した後にトラブルになるケースが発生しています。無許可業者に依頼してしまうと、最初の見積もりよりも高額な請求をされたり、不用品を山奥などに不法投棄されたりする可能性があります。

もちろん適正に運営している業者もたくさんいるので、業者を見分けるときの注意点を解説しますね。

信頼できる不用品回収業者の選び方

信頼できる不用品回収業者の特徴は、以下の通りです。

  • 「一般廃棄物収集運搬許可」の資格を持っている
  • 料金が分かりやすく明示されている
  • インターネットで口コミが多い

このような業者の中から、複数の見積もりをとりましょう。自分の処分したい不用品の適正価格を知るには、複数の業者から見積もりをとる方法が最も早くて確実です。

「資格があって信頼できる業者に依頼したい」「なるべく安い業者に頼みたい」という場合は、ぜひミツモアを使って見積もり(無料)を取ってみてください

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無許可業者を見分けるためのポイント!こんな業者には依頼しない

次のような業者には注意が必要です。

  • 地域をトラックで巡回している
  • 自宅に突然訪問してくる
  • 無料サービスを宣伝しており、料金設定が不透明
  • 「一般廃棄物収集運搬許可」や「古物商」などの資格を持っていない

料金設定が明確ではない業者には依頼しない方が無難です。明確な料金メニューや見積書がなく、口頭での料金説明しかない業者に依頼すると、不用品をトラックに積んだ後になってから高額請求されることがあるので注意してください。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり

ミツモアを通して依頼した作業で事故やトラブルが発生した場合、修理や治療にかかる費用を最高1億円まで補償します。万が一事業者と連絡がとれなくなってしまった場合でも、最大10万円の保証を受けられます

不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは? 

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて