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シロアリの種類や特徴を解説!建物への被害を防ぐ方法は?

最終更新日: 2021年04月26日

シロアリは建物にダメージを与えることでも知られる、日本でポピュラーな害虫です。種類により特徴が異なり、大きさや生態に違いがあります。

シロアリは種類によってどのような違いがあるのかや、被害の予防法などを解説します。

シロアリの特徴について知ろう

シロアリ

家の柱に小さな白いアリを見つけたら、もしかするとシロアリかもしれません。北海道から沖縄まで日本の広範囲に分布しており、建物にダメージを与えることから害虫として扱われています。

日本のシロアリは約20種類

日本に生息するシロアリは約20種類といわれており、中でも一般的なシロアリの分類が「ミゾガシラシロアリ科」です。

地下シロアリとも呼ばれ、地中をすみかとしています。蟻道(ぎどう)というトンネルの道路を作りながら移動し、建築物に侵入するのです。

他にも乾燥した木材に住み付くシロアリや、建築物への害がほとんどないシロアリなど、さまざまな種類があります。

また森林部に住むシロアリは、枯れた木や落ち葉を食べて分解し、土に養分を与える役割を担っています。全てのシロアリが害虫になるわけではないことを覚えておきましょう。

シロアリとクロアリの違い

シロアリとクロアリには、いくつもの違いがあります。例えばシロアリは建築物に被害を与えますが、クロアリは建築物に影響を与えません。

シロアリとクロアリの特徴を比較してみましょう。

  シロアリ クロアリ
属性 シロアリ目またはゴキブリ目 ハチ目
体の色 白系 黒系・茶系・赤系など
胴体 くびれなし くびれあり(頭部・胸部・腹部の三つに分かれている)
翅(はね) 前後の翅の大きさがほとんど同じ 頭に近いほうの翅が長く、お尻側の翅が短い
翅の取れやすさ 取れやすい 引っ張らないと取れない
主食 木などを食べる草食 昆虫などを食べる肉食

シロアリの属性がゴキブリ目であることに驚いた人もいることでしょう。またクロアリは肉食であるのに対し、シロアリは草食であるなど好む食べ物にも違いがあります。

家に被害をもたらす主なシロアリは3種類

シロアリ被害の壁

家に被害をもたらすシロアリは、「イエシロアリ」「ヤマトシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3種類です。それぞれの特徴を確認しましょう。

イエシロアリ

イエシロアリは千葉県から西側の海岸線に沿った温暖な地域と、南西諸島、小笠原諸島に生息している、建築物に害を与えることでも有名な害虫です。温暖化の影響で、生息地が拡大しているともいわれています。

イエシロアリは自分で水を運べるため、建築物以外に切株、樹幹などにも巣を作り、樹木を食い荒らします。そのため倒木や腐朽の原因になるのです。

巣から蟻道を広げて、周囲の建築物や樹木に被害が拡大しやすく、100m以上蟻道を広げることもあります。

水を運べるので、乾燥した木材を湿らせて食べやすくし、次々と被害を広げていきます。放っておくと家全体に被害が拡大することもあるので注意しましょう。イエシロアリはシロアリの中で最も建築物への被害が大きいといわれています。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは北海道の北部を除く、日本全域に生息しています。乾燥に弱く、日の当たる地上にはほとんど出てきません。

水分を多く含んでいる木材の中で巣を作るため、人の目に触れることはほとんどないでしょう。

ヤマトシロアリは地面に近い床下・お風呂場・キッチンなど、湿気が多い場所の木材に被害を与えます。湿った本や畳、段ボールなどが被害にあうこともあるので注意が必要です。

行動範囲はそれほど広くありません。しかし水分の多い湿った場所を探すために、蟻道を広げることもあります。雨漏りや結露などの水分が多い場所は、蟻道を広げやすいため、壁の内部や屋根裏まで被害が広がることもあるのです。

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリは、以前は日本にいなかった外来種です。日本では宮城県から沖縄県を中心とした、比較的南のエリアに生息しています。

先ほど紹介した2種類に比べると出現頻度は少ないですが、温暖化に伴って少しずつ発見され始めているので注意が必要です。

アメリカカンザイシロアリは湿った木材は好まず、乾燥した木材に被害を与えます。木材の表面に3~4mmの丸い穴ができていたら、被害を疑いましょう。穴から砂粒状の糞を排出することもあります。

シロアリのもたらす被害

シロアリ被害の床

シロアリはどのような被害をもたらすのでしょうか。代表的な被害について解説します。

木材や軟らかい金属

シロアリは木材を中心とした雑食性昆虫です。樹木・農作物・ゴム類・繊維類・皮革類・コンクリート・軟らかい金属など、さまざまな物に被害を与えます。

シロアリは土から侵入することが一般的ですが、水道管やコンクリートの隙間から侵入することもあります。

シロアリの被害が出やすい場所は、玄関や水回りなどです。他にもフェンスや花壇など、家の周辺でもシロアリの被害は報告されています。

シロアリの被害が広がると、家の耐久性にも問題が生じ、とても危険です。見つけたら放置せず、すぐに対処しましょう。

被害の確認方法

全ての種類ではありませんが、多くのシロアリは乾燥と光に弱い傾向です。そのため湿気の多い床下や、畳の裏側などに住み付きやすい特徴があります。その他にも洗面所やお風呂場など、水回りも要注意です。

室内以外にも庭に木や廃材を置いていると、シロアリの被害にあうことがあります。

シロアリの被害にあうと、建築物の下地が弱くなり、雨漏りや水漏れを起こしやすくなります。歩くと床がギシギシと鳴る場合は一度疑いましょう。雨漏りや水漏れの原因はシロアリかもしれません。

築15年以上になると、シロアリの被害を受けやすいため注意しましょう。

シロアリ被害を予防するには

餌に群がるアリ

シロアリの被害にあわないためには、どのような対策を行うと良いのでしょうか。シロアリ被害の予防方法について解説します。

定期的に点検する

シロアリの生息を確認するタイミングは、建築後5年が目安です。新築時は防蟻薬剤がまかれていますが、5年も経てば、薬剤の効果が薄くなってしまいます。

そのため建築5年目以降は、年に1回定期点検を行いましょう。年に1回定期点検を行うことでシロアリを早期発見でき、被害を拡大する前に駆除できます。

シロアリ被害の点検を行う時期は決まっていません。蟻道は1年を通して確認できるため、忘れにくい時期を選んで毎年点検しましょう。

家の周りに餌となるものを置かない

シロアリは日本各地に生息しているため、家の周辺にシロアリの餌になる段ボールや木材を置かないようにしましょう。

段ボールはもともと木から作られているので、放置しておくとシロアリの餌になるのです。そのため段ボールを使用した保管は極力避けましょう。

家の周辺に木材がある場合、シロアリが巣を作る危険性があります。特に雨に打たれた木材は湿気が多いため、シロアリにとって喜ばしい状況です。シロアリの被害を拡大させないためにも、シロアリの餌になるものは避けましょう。

シロアリ駆除は業者に依頼しよう

アリに侵入される家

シロアリは自分で駆除できますが、業者に依頼することがおすすめです。なぜ業者に依頼する方が良いのか、解説します。

駆除する際のリスクを軽減できる

自分でシロアリを駆除することは可能です。ホームセンターなどで、シロアリの駆除剤を購入できます。

しかし自分で駆除を行う場合は、見える範囲しかシロアリを駆除できないため、シロアリが再発する恐れがあるのです。

シロアリは床下などの見えない部分に多く生息しています。見える範囲だけ駆除しても、見えない部分で被害が拡大している恐れがある点に注意しましょう。

完全に駆除したい場合は、専門の業者に依頼することがおすすめです。また専門の業者に家の状況を見てもらうことで、適切なアドバイスをもらえます。

業者の選び方

シロアリ駆除を業者に依頼した際、費用の相場は決まっていません。シロアリの被害状況によって費用は大きく異なり、追加料金の設定も業者によって大きく異なるためです。

そのため複数の業者に現地調査をしてもらい、見積もりをもらうことがおすすめです。他の業者と比較することで、サービス内容の違いなどがわかります。

相見積もりを取る場合には、複数の業者を比較できるビジネスマッチングサービス「ミツモア」がおすすめです。ミツモアでは最大5人のプロから、提案や見積もりをもらえます。

種類と被害を把握して業者に依頼

シロアリ被害をメモする

日本に生息するシロアリは、約20種類です。種類によっては害はありませんが、「イエシロアリ」や「ヤマトシロアリ」などは建物に大きな被害を与えます。

シロアリは湿気の多い床下や畳の裏などを好むため、雨漏りや水漏れの原因はシロアリだった、というケースもよくあります。もしも見つけたら放置せず、被害が広がる前に対処しましょう。

ホームセンターなどで売られている薬剤を使用して対処するのも手ですが、最も確実なのは業者に依頼する方法です。

床下などの見えない部分も駆除してくれるため再発しにくくなる点も、業者に依頼する大きなメリットといえます。

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