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シロアリ被害にあいやすい場所と症状の特徴を紹介!しっかり点検で、早めの駆除・防除を

最終更新日: 2022年05月04日

「シロアリ」という名前自体はよく聞きますが、実際に被害に遭うと家にどんな兆候があらわれるのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

シロアリ被害のサインや、すばやく検知して被害を食い止めるにはどうしたら良いのかを解説します。

なお、シロアリ被害を確かめる最も確実な方法は業者に調査してもらうことです。

シロアリは人間の生活範囲から見えない場所で侵食を進めるので、自分では発見できないことも多いです。不安な場合は業者に依頼することをおすすめします。

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【場所別】シロアリの被害事例

シロアリ被害

シロアリは「暖かい」「湿気が多い」「暗い」場所を好み、また木造の家が被害に遭うことが多いです。

被害が起きやすいのは、おもに以下のような場所です。

  • 浴室・洗面所
  • 玄関
  • 床下
  • 屋根裏
  • 和室や畳のある部屋
  • 壁・柱・敷居
  • 外周

シロアリ被害は、家の内部で進行しています。表面化したときには見逃さず、すぐに駆除などの対策をしましょう。

浴室・洗面所

シロアリ被害を受けた浴室

湿気を好むシロアリにとって、水場である浴室や洗面所はもっとも快適な環境になりやすい場所です。

水が床に落ちると、タイルの亀裂やお風呂のドアの隙間部分(サッシ)などから床下に染みこむため、シロアリがやってくる可能性があります。

浴室タイルの下は土・石などが敷き詰められている構造が多いため、木材が被害を受けるまで気づきづらいのも特徴です。

ユニットバスの普及でシロアリ被害は改善されつつありますが、古い木造住宅などでは、しっかり換気・断熱をすることで対策する必要があります。

玄関

玄関

玄関もまた、シロアリ被害が多発しやすい場所のひとつです。特に狙われやすいのが框(かまち)という、段差部分に横向きに取り付けられた木材です。

地面との距離が近いため、地中から出てきたシロアリが侵入しやすいのです。シロアリ被害が進むと木部が変色することがあるので、定期的に確認する必要があります。

また、玄関のドアサッシ(枠)など、ほかの木材部分もあわせて確認するとよいです。

玄関は一般的に、土間コンクリート(地面にコンクリートを流し込んで固めた床)の上にタイルを貼る造りになっています。そのため普段から、玄関の掃除をするときには水を使わないようにしましょう。タイルのわずかな隙間から水が土間の下に入り込み、シロアリが棲みつきやすい環境になってしまいます。

雨が降った後などに、濡れた靴・傘をそのまま玄関に放置しないことも対策のひとつです。

床下

シロアリ被害を受けた床下

日本の一軒家では、床下の木材は露出しているのが一般的。

地面とも近いため、湿気が溜まるとシロアリ被害を受けやすいですが、普段あまり目にする場所ではないため気づかない間に進行しているケースが多いです。

床下がシロアリに食い尽くされると、スポンジの様にスカスカになります。

床下にある柱などの木材は家を支える大事な部分です。食害を受けて弱くなると、耐震性の低下につながります。

家の基礎コンクリートや木材に、蟻道(ぎどう)が出来ていないか意識的に目を向けて確認しましょう。

近年の建物は床下が金属製・プラスチック製になっていることも多いですが、表面に蟻道があれば木材部分までたどり着いている可能性があります。

屋根裏

シロアリ被害を受けた屋根裏

つねに浴室に湿気が充満していたり、すでにシロアリが家の木材を食しはじめたり、というときには屋根裏も危険です。

地面から侵入したシロアリが柱に蟻道をつくってのぼり、一番上の屋根裏までたどり着いてしまいます。

特にイエシロアリの場合には水を運ぶ能力が高く、もともとは乾燥していた木材まで湿らせて食べてしまうのです。

屋根裏がシロアリの食害を受けてしまうと、屋根の防水機能が落ちて浸水し、雨漏りにつながってしまうことがあります。

また屋根に使われている断熱材が被害を受けると、日差しの熱や冬の寒さが部屋まで伝わるようになってしまう、という二次被害も。

天井に近い部分の壁などをたたいて、空洞音がしないかどうかを確認しましょう。

和室や畳のある部屋

畳

シロアリは木材だけでなく、畳に使われている「イグサ」もエサにしてしまいます。

もしすでに被害にあっていれば、畳をはがした部分の敷板に穴が開いている可能性が。

一部だけ畳がふわふわする、きしんでいるなどの違和感があるなら、一度はがして確認してみましょう。

和室では長期間同じ位置に家具を置かないようにして、定期的に畳上げによる湿気対策をしておくのがオススメです。

壁・柱・敷居など

シロアリ被害を受けた柱

壁や柱は表面の薄皮だけを残して食害されるケースが多いです。

これらの部分は、解体工事でもする機会がなければ確認できません。そのため発見が遅れやすく、気付いた時には重症化しているのが特徴。

「柱にぶつかったらボロボロと崩れた」など、何かのきっかけがあって初めて発見されます。

シロアリ被害が気になるようであれば、以下の症状を見逃さないようにしましょう。

  • 柱や壁を叩くとコンコンと空洞音がする
  • 付近に砂粒上のフンが落ちている
  • 襖や扉がスムーズに動かない

とくに土壌に近い部分などは食害を受けやすいので注意が必要です。

家の外周

シロアリ被害を受けた庭の木材

外周に切りカブや段ボールなどの廃材を放置していると、シロアリが発生しやすくなります。

木材を使用している塀や垣根、花壇の柵なども格好のエサとなるため、被害を受ける可能性も。

基本的に生木はシロアリの食害を受けませんが、剪定したあとの木などを放置しないようにしましょう。

硬い木材よりは柔らかい木材を好み、とくにマツ・ヒノキ・スギが被害にあいやすい種類です。

シロアリが苦手とする、日差しがよく当たり乾燥した環境を保ちましょう

被害の初期症状は?シロアリがいるか確認する方法

<初期症状の例>
  • 蟻道(ぎどう)がある
  • 床がふかふかしている
  • 壁・柱をたたくと空洞音がする
  • 木くずやフン・羽が落ちている
  • 羽アリを見かけた

被害に遭う前にシロアリを発見することができれば、家の損害を最小限で抑えることができます。

シロアリがいるかどうか定期的に確認することで、シロアリから自分の家を守りましょう。

蟻道(ぎどう)がある

 蟻道

乾燥が苦手なシロアリは、蟻道(ぎどう)と呼ばれる通り道を作ります。シロアリの分泌物で土を塗り固めたトンネルで、この中を通って水やエサを運んでいます。

固められた土のようなものが、線のように伸びているのが特徴です。家の基礎部分のコンクリートや、換気口の周り、また床下の木材周辺に土が不自然に付着していたらシロアリ被害を疑いましょう。

蟻道を発見したら、ドライバーなどで少しだけ崩してみてください。中からシロアリが出てきたら生息しています。

蟻道を見つけても、完全に壊さないようにしましょう。シロアリが散らばって別の場所に被害が及んだり、駆除業者に点検してもらう時に生息状況などを把握しにくくなるといったリスクがあります。

蟻道の詳しい特徴や他の虫の巣の見分け方などは以下の記事で解説しています。

関連記事:蟻道を見つけたらシロアリがいる?判断のポイントと対処法をチェック|ミツモア

床がふかふかしている

床や畳がふかふかしている・部分的に沈む場合は、シロアリ被害を疑いましょう。

内部をシロアリに食べられると、空洞部分が生まれて反発が弱くなるためです。

床が沈むと歪みや傾きが発生し、扉の開け閉めがしづらくなる場合も。歩くとへこんで生活しづらくなってしまうなどの弊害もあります。

壁・柱をたたくと空洞音がする

シロアリ被害が疑われる場合には手で軽く壁や柱をたたいてみましょう。

シロアリに食べられてしまった柱や壁は、中が空洞でスカスカなため、「コンコン」という音が聞こえます。音がわかりづらい場合には、金槌でたたいて見ると鮮明に聞こえやすくなります。

木くずやフン・羽が落ちている

床や壁・柱の下などに細かい粒や木くずがたくさん落ちていたら、シロアリかヒラタキクイムシの可能性が高いでしょう。

木くずがピラミッド状に盛り上がっている場合はヒラタキクイムシ、それ以外ならシロアリによる被害と判断できます。

またシロアリの場合には、木材の内部から外に現れる時にフンや木くずを落とします。家のあちこちで見られるなら、建物全体に被害が及んでいる可能性があるのです。

「なんの虫か分からないけれど、小さな羽が落ちている!」という場合は、羽アリの痕跡かもしれません。巣がいっぱいになると他の棲み処を見つけるために巣から飛び出して来るのです。

羽アリを見かけた

家の中で羽アリを見かけた場合には、シロアリが棲んでいる可能性が非常に高いです。

よくあるシロアリ被害のケースとして、「洗面所やトイレなどの場所で、シロアリの幼虫や成虫の死骸を見かけた」という例があります。

その羽アリは本当にシロアリ?

羽アリにはシロアリだけでなく、クロアリもいます。シロアリとクロアリには以下のような違いがあります。

シロアリ クロアリ
発生時期 4月中旬~7月(それ以外の時期は現れない) 5月~11月
胴体 くびれがない くびれがある(胴体・胸部・腹部に分かれている)
翅(はね)の形 翅の大きさがすべて同じ 頭に近い翅が長いが、尾に近い翅は短い
備考 翅が取れやすい 引っ張らないと翅が取れない

羽アリの駆除方法や、羽アリ発生の原因と対策については以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:

自分でできる羽アリの駆除方法・見つけたらすぐやるべき対策!|ミツモア

家に羽アリが大量発生する原因と対処法!巣が作られやすい条件を知って予防・駆除しよう|ミツモア

シロアリ被害に遭う確率はどれくらい?

統計データの分析と収集

2013年に国土交通省の補助事業として、シロアリ被害の調査が行われました。

調査によると、シロアリ予防の処理を定期的に行っている物件では被害の確率が10%以内に抑えられている一方、処理をしていないと築年数が経つごとに確率が上がるという結果が出ています。

シロアリ防除処理の保証期間内の物件は、築年数が10年未満であれば被害確率はほぼ0%、10年以上経過している場合は4~6%に上がります。

ただし築年数が経つごとに確率が跳ね上がるわけではなく、被害の可能性はあるものの防除処理によって被害が抑えられていることが分かりました。

一方で防除処理の保証期間が切れた物件の場合、再度施工をしなければどんどん被害の確率が上がっていくことも分かっています。築40年の物件だと20%超にもなるようです。

参考:シロアリ被害実態調査報告書 | 日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合

シロアリ被害に遭いやすい家の特徴

木造建築の建物

日本では、一軒家やマンション・アパートを問わず「5軒に1軒」ほどがシロアリ被害を受けているとされています。(※)

シロアリ被害に遭いやすい家には以下のような特徴があります。

  • 戸建の木造住宅
  • 床下の換気がうまくできていない
  • 押入れがカビ臭い
  • 基礎部分に断熱材が使われている
  • 雨漏りや水漏れしている
  • 家の周辺に川・池などがある
  • 蟻害防除処理の保証期間が過ぎている

戸建の木造住宅

戸建の木造住宅はシロアリ被害に最も遭いやすいです。シロアリは木を好むため、狙われる可能性が高くなるのです。

シロアリから家を守るためには、シロアリ対策を事前に行っておくことが大切です。

以下の関連記事で、自分でできるシロアリ対策について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:自分で行うシロアリ予防のポイントと注意点!おすすめの薬剤も紹介|ミツモア

新築から5年経過したら危険!?

一般的な新築の住宅の防虫効果は約5年です。コンクリートの住宅であっても5年経過している場合には、シロアリ被害に襲われる可能性があります

築年数が10年を超えると、シロアリの被害に遭う確率は約10%と言われています。築年数が20年、30年と経過するにつれ、10~20%に上昇していきます。

以下の記事では、新築のうちにやっておきたいシロアリ予防について触れているので参考にしてみてください。

関連記事:新築でもシロアリは発生する?新築だからできる予防法と駆除方法|ミツモア

床下の換気がうまくできていない

シロアリは多湿な環境を好むため、換気ができていない家は絶好の生息場所です。

とくに床下が地面から近いときや、基礎コンクリートの換気口が少ない家などは要注意。床下と地面との間は適度に広い空間をがないと風通しが悪くなり、湿気がたまりやすいのです。

床下の高さは40cm以上と義務付けられており、40cm未満の住宅はシロアリ被害の可能性が高くなります。

また換気口の前に物を置くのもNG。床下の空気の流れが悪くなり湿気がたまるため、しっかりと整理しておきましょう。

床下の湿気が心配なら床下換気扇を設置するのがおすすめです。10~30万円ほどかかってしまいますが、シロアリ被害のリスクを減らすことができます。

以下のように、日頃からシロアリ対策を考えて行動しましょう。

  • 家の周囲に廃材やダンボールなどを置かない
  • 雨漏り・水回りの湿気に気を付ける
  • 定期的に点検してもらう
関連記事:床下換気扇は設置した方がいい?湿気の原因や効果的な使い方も解説|ミツモア

押入れがカビ臭い

押入れから、カビのようなニオイがする住宅は、シロアリが棲みつきやすい傾向にあります。カビ自体はシロアリ発生と関係ないですが、カビの発生は湿気が多いことを示しています。

シロアリは湿気を好むため、押し入れがカビ臭い住宅は注意が必要です。家のどこがジメジメしやすいのか、シロアリが好みそうな場所を把握しておくとよいでしょう。

基礎部分に断熱材が使われている

住宅の断熱材

近年増えている「高気密・高断熱」の住宅では、基礎(建物の最下部にある土台)に断熱材が施されています。

断熱材と基礎の隙間やその周辺部分は適度に暖かく、冬でも活動するシロアリにとっては快適な環境。

シロアリは木材だけでなく、断熱材もエサにしてしまうので、知らず知らず食害を受けている可能性があります。

高気密・高断熱で家を建てた方は注意が必要です。

雨漏りや水漏れしている

雨漏りや水漏れは、家の木材を湿気させ、シロアリが過ごすのに最適な環境を招いてしまいます。シロアリは湿気があってじめじめしている木材を好みます。

雨漏りや水漏れに気づいたら、すぐに原因となっている箇所をふさぎましょう。

家の周辺に川・池などがある

シロアリが発生しやすい条件には、家屋の状態だけでなく、地域や自然環境もふくまれます。

たとえば家の近くに川や池など、湿地帯がある場合には注意が必要です。湿地帯の周辺は土が水分を吸収しているため、湿気が多くなってしまいます。

そのため周辺にある家は、通常よりも床下に湿気が発生しやすく、こもってしまうのです。

シロアリ防除処理の保証期間が過ぎている

住宅の新築時にはシロアリ被害を予防する処理が行われますが、永続的なものではなく、最低でも5年に1回は防除処理をしなければならないといわれています。

予防処理をしていないと、年数が経つごとにシロアリ被害のリスクが高くなってしまうのです。

「シロアリ被害実態調査報告書」によると全国5,000件以上の住宅のうち、保証が切れた物件の被害割合は約6.2%。保証期間内の物件は約0.5%だったので、約12倍も被害に遭いやすいことになります。

参考:シロアリ被害実態調査報告書 | 日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合

シロアリ被害に不安を感じたら業者による点検が確実

害虫駆除業者

シロアリに侵食されているかどうか素人が目視で判断できるレベルは、大体すでに一定規模の被害を受けた状態です。それではちょっと遅いですよね。

明らかなシロアリの兆候は見られないけれど不安…という方は、業者に現地調査をしてもらうのが最も確実でおすすめな方法です。

家まで来てもらったら必ずその業者に予防や駆除を依頼しなくてはいけないのでは?と不安になるかもしれません。

現地調査や見積もりだけなら費用がかからず、実際に施工を依頼するかは見積もりを見てから決められるという業者も多いです。

関連記事:シロアリ駆除業者おすすめ12選|ミツモア

またシロアリがいなかったとしても、業者に予防施工をしてもらえばその後3~5年は被害に遭う確率が下がります。

被害が大きくなってから発見すると、家の修繕費用もかかってしまう可能性があるので、ぜひ一度業者に点検してもらってはいかがでしょうか。

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自分でもできるシロアリの予防法

窓をあける女性

シロアリ予防を徹底的にするなら業者に依頼するのが1番ですが、できるだけお金をかけずに予防をしたいですよね。

シロアリ予防につながる方法を紹介します。

廃材を放置しない

シロアリは木材が大好物で、中でも廃材はシロアリに最も狙われやすいです。

家の庭に置くだけでもシロアリが寄ってくることがあるので、庭や外壁周り・車庫に廃材を放置するのは絶対にやめましょう。

風通し・日当たりを良くする

シロアリは、湿気が多く、日の当たりにくい環境を好みます。風当りや日当たりを良くすることで、シロアリが寄ってくるのを防ぐことができます。

意識しておきたい点は以下の3つです。

意識するポイント
  • 不用意に家の周りに荷物を置かない
  • 基礎に設置されている通気口を塞がない
  • 植木が生い茂っている場合は剪定する

雨漏りや壁の損傷を直す

雨漏りは家の木材を湿らせ、シロアリにとって過ごしやすい環境を招く原因になってしまいます。壁に損傷があると、家の隙間からシロアリが侵入してきて、どんどん浸食をすすめてしまいます。

雨漏りや壁の損傷を見つけたらすぐに業者に依頼して補修してもらうようにしましょう。

シロアリ駆除を業者に依頼するときの費用相場

費用を表す積み木とペン、ノート、人の手

単価相場(1㎡あたり) 単価相場(1坪あたり)
3,000円 10,000円

シロアリ駆除業者の費用相場は大まかには上記の通りですが、工法によって費用が違います。30坪程度の敷地の家全体に施工するなら、20~30万円以上を見積もっておきましょう。

駆除の方法は、「べリア工法」「ベイト工法「テクノガード工法」の3つです。どの方法も、駆除と予防の両方に効き目があります。以下で詳しく紹介します。

工法別の費用相場

単価相場(1㎡あたり) 単価相場(1坪あたり)
バリア工法 1,900円~2,500円 6,300円~8,300円
ベイト工法 5,000円~7,000円 6,500円~10,000円
テクノガード工法 11,000円~13,000円 33,000円~39,000円

バリア工法は、シロアリが棲みついている箇所に消毒剤や殺虫剤を散布するシンプルな工法です。

べイト工法は、毒えさを建物の周囲に設置して、シロアリの巣ごと駆除する工法です。毒えさを食べたシロアリが巣に戻り糞をして、糞を食べたゴキブリたちを連鎖的に殺すことができます。

テクノガード工法は、ゴキブリの棲みついている箇所に消毒剤や殺虫剤を散布して駆除するだけでなく、駆除後、家に防湿効果をもたらしてくれる工法です。

工法について詳しく知りたい方は以下の関連記事を参考にしてみてください。

関連記事:シロアリ駆除の費用相場はいくら?施工法・業者・状況の要因で把握できる!|ミツモア

シロアリ駆除業者の選び方

シロアリ駆除業者を選ぶ際には以下のようなポイントに注目しましょう。

  • きちんと事前点検を行ってくれるか
  • 見積書・保証内容が明確か
  • 接客態度が丁寧か
  • 「しろあり防除施工士証」を持った作業員がいるか

「しろあり防除施工士」とは日本しろあり対策協会(公益社団法人)が認定している資格で、シロアリ駆除の知識・技術を保証するしるしになります。

また、複数の業者から見積もりをとって、適切な費用相場を把握することも重要なポイントです。1社からしか見積もりを取らないと、後からほかの業者の方が安かったのにということがあります。

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シロアリ被害に遭ったら家の修繕は必要?費用相場を解説

点検する業者

シロアリ被害によって、家の修繕にかかる費用は違ってきます。被害に早く気づければ、軽い修復で済むことも。

自分で判断せず業者に見てもらおう

シロアリの駆除をした後、場合によっては家の修繕が必要になる場合があります。

被害に遭ったら、必ず業者に家の修繕が必要かどうか相談するようにしましょう。勝手に自分で判断して放置していると、災害時に家が倒壊するリスクが高まります。

リフォームの費用相場

家の木材がシロアリの被害を受けていたとき、駆除・消毒だけでなく対象部分のリフォームをする必要があります。

シロアリに食べられて柱や床などがボロボロになると、耐震性が落ちたり、雨漏りしやすくなったりしているため、さらなる二次被害の恐れがあるのです。

シロアリ被害にあいやすい箇所のリフォーム内容と費用相場を以下にまとめました。

修繕箇所 費用相場
床下 1,000,000円~3,000,000円
1,000,000円~3,000,000円
フローリング張り替え 90,000円~180,000円(6畳程度)
フロアタイル張り替え 55,000円~100,000円(6畳程度)
浴室 500,000円~1,000,000円
洗面台 100,000円~300,000円
台所 800,000円~1,600,000円

火災保険は適用されない

火災保険に加え、地震保険や家財保険も、シロアリ被害には適用されません。

しかし、リフォーム会社やハウスメーカー、シロアリ駆除業者などが独自の保険を用意していることがあります。

新しい家に引っ越したときに「シロアリ予防の消毒施工」をするときなど、業者を保証の契約をした覚えがある人は確認してみましょう

保証期間内であれば無料で駆除対策したり、もういちど消毒施工をしたりできるかもしれません。

基本的に自治体の補助金もありませんが、地域によって異なる可能性があるので、一度確認してみるとよいでしょう。

関連記事:シロアリ駆除に補助金はある?費用負担を減らせる制度やその条件【火災保険は対象外?】|ミツモア

シロアリ被害を放置すると家が崩壊するってほんと?

地震で倒壊した家

シロアリから被害を受けると、家の木材がダメージを受け、耐久性が悪化することはありますが、シロアリの被害そのものだけで建物が倒壊することは、ほとんどありません。

地震の影響で倒壊したケースがある

シロアリ被害そのもので建物が倒壊する可能性はありませんが、柱がもろくなったり歪んだりすることで、耐震性が落ち、地震が発生した時に倒壊することがあります。

特に木造家屋は建物を支える骨組みである躯体(くたい)に木材が使われているため、深刻化しやすい特徴があります。

実際に阪神大震災では、淡路島北淡町で「シロアリ被害・腐朽あり」と判断された58棟の家屋のうち、75.9%が崩壊したことが分かっています。

また、神戸市東灘区にある709棟の木造住宅のうち、シロアリ被害に遭っていた家屋のほとんどが全壊しました。

地震だけでなく、豪雨や台風でも雨漏りやさらなる強度低下につながる恐れがあります。

シロアリ被害が多い地域はどこ?

日本地図

シロアリは一般的にあたたかくて湿度の高い環境に多く生息します。

種類によって分布は異なりますが、日本国内だと西日本エリア、特に九州や中国・四国、太平洋側で見られることが多いです。

ただし東日本ではシロアリ被害の心配がないかというとそうではなく、シロアリの一種であるヤマトシロアリは北海道北部を除く日本全域で発見されています。

なお東京などの首都圏は全国でも比較的シロアリ被害が少ないです。木で作られた住宅が少なく、マンションなどの鉄筋・鉄骨造の住宅が多いからだと考えられます。

家の木材を食べるシロアリに似た虫

家に現れるシロアリ

家の木材を食べ、被害を及ぼすのはシロアリだけではありません。一見シロアリのように見えても種類が違うことがあります。

キクイムシ

キクイムシ

シロアリが木材に浸食すると、内部がすかすかになってしまいます。

キクイムシの場合、直径約1~2㎜程度の穴がぽつぽつと開く被害が出ます。シロアリのように手あたり次第、住宅の木材を荒らすことはないため、あまり家の構造に影響は及ぼしません。

<駆除方法>

穴の中に殺虫スプレーを吹きかけることで、駆除することができます。完全に駆除したい方は業者に依頼して駆除がおすすめです。

シバンムシ

乾麺に近寄るシバンムシ

シバンムシは体長2~3㎜程度の小さな虫で、赤褐色の姿をしています。住宅の木材を浸食するため、シロアリと勘違いされやすいです。

シバンムシは築25年以上の古い木材を狙うことが多く、木材に無数の丸い穴を開けます。シロアリが浸食した跡のように、木材がすかすかになることはないので、簡単にこ見分けることができます。

<駆除方法>

穴の中に殺虫スプレーを噴射するだけで、駆除することができます。

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この記事では、シロアリが及ぼす被害を紹介したうえで、シロアリ駆除や家の補修にかかる費用などを解説しました。

気付かないあいだに進行しているシロアリの食害。表面化していたら、すぐに駆除を依頼するのがベストです。

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