ホコリや食べこぼしなどのソファの汚れ、気になりますよね。ソファは丸洗いしようと思ってもできないため、掃除方法にお悩みの方は多いのではないでしょうか。
ソファの掃除は、素材や汚れの種類に合わせて行うことが大切です。布や合皮、革などそれぞれの素材に合った掃除方法や、汚れに適した洗剤を使った掃除でソファをピカピカにしましょう!
ソファの汚れや素材に合わせた掃除が大切
ソファ汚れの原因を見極めよう
毎日使うソファは、目に見える目立ったシミなどがない場合でも実はとても汚れています。ソファにはどんな種類の汚れが潜んでいるのでしょうか。
ソファの汚れの種類を確認し、それぞれに適した掃除方法でソファをきれいにしましょう。
考えられるソファ汚れの原因は以下です。
- ハウスダスト
- 皮脂や汗ジミ
- 食べこぼし・飲みこぼし
- 落書き
- ペット
以下ではそれぞれのソファ汚れの原因を詳しく説明していきます。
ハウスダスト
実はソファはハウスダストが溜まりやすい場所。腰をおろす座面・クッションの表面にホコリなどが付着します。
ハウスダストは溜まっていくと、アレルギーを引き起こす原因に……。
またハウスダストはソファ以外にも溜まります。
以下の記事ではハウスダストをメインに原因と予防法を紹介しています。気になる方は是非参考に。
皮脂や汗ジミ
例えば、外で遊んだお子さんがお風呂に入らずそのままソファに座ると、皮脂汚れの原因となります。
肌が直接触れる以下のところは注意しましょう。
- 背もたれ
- 座面
- クッション
皮脂や汗が染み込み放置しておくとシミに。また汚れが溜まると、菌がエサとして食べ繁殖する恐れもあり、悪臭を発生させる原因にもなります。
食べこぼし・飲みこぼし
ソファでの飲食も汚れの原因である可能性があります。
食べこぼしや飲みこぼしでソファに汚れが付着し、シミに繋がることも。食べこぼしや飲みこぼしは、放置していると汚れが酸化し取りにくいシミになることもあるので注意です。
食べ物や飲み物をこぼした際は、すぐ拭き取るなどしてできる限り早めに対処しましょう。
落書き
お子さんがいるご家庭で、工作などをしたとき、誤ってクレヨンや油性マジックを落としてしまって汚れが付着することがあります。またいたずらとしてカラーペンなどで落書きされることも。
落書きに使ったペンにもよりますが、ソファの素材によってペンの色素が染み込む場合もあります。色素が染み込んでしまうと、掃除する時に汚れがなかなか落ちないケースもあるので放置しないようにしましょう。
ペット
ペットが原因で以下のような汚れが挙げられます。
- 毛
- 皮脂・汗
- 排泄物
これらの汚れだけでなく、ペット特有の臭いもソファに付着することがあります。
ソファは簡単に丸洗いすることができません。ペットの行動を管理したり、定期的にコロコロなど使って掃除しないと、気づいたら汚れがとれなくなることもあるので注意です。
シミ・黒ずみ・油汚れは簡単に落ちない
目立たないからといって、これらの汚れを放置するとシミや黒ずみの原因に。湿気がたまるとカビが生えてしまうこともあります。
髪の毛やホコリなどと違い、皮脂汚れやカビ、黒ずみなどの汚れは掃除機をかけたり水拭きをしたりするだけではなかなか取れません。
汚れに合わせた洗剤を選んで、効果的に汚れを落とすことが大切です。
ソファの素材や汚れに合わせて掃除しよう
<素材>
布 | 重曹を使った掃除 |
合皮 | 水拭き掃除 |
革 | 専用クリーナーを使った掃除 |
<汚れ>
シミ | ウタマロクリーナーなどの中性洗剤を使った拭き掃除 |
頑固なシミ・黒ずみ | オキシクリーンを使った叩き洗い |
油汚れ | ベンジンやアルコールを使った叩き洗い |
ダニ | スチームアイロンを使った掃除 |
ソファの素材は、布や合皮、革などさまざまで、掃除方法を間違えるとソファが傷んだり逆に汚れが広がったりすることもあります。
また劣化もソファの見栄えが悪くなる原因のひとつ。日光による日焼けや、革のソファなら油分不足で乾燥してひび割れができることもあるので注意が必要です。
水洗いがなかなかできないのでお手入れが難しいソファですが、素材と汚れの種類に注意しながら、ご自宅のソファをすっきりきれいにしましょう。
【各素材共通】きれいを保とう!毎日できる簡単お手入れ
「掃除機」や「コロコロ」を使って簡単にお手入れしよう
布ソファは掃除機と雑巾を使ったお手入れがおすすめです。時間もかからないので、毎日の習慣として簡単にメンテナンスしましょう。
ソファは表面がきれいに見えても、髪の毛やホコリが溜まっていることがあります。
<用意するもの>
- 掃除機・コロコロ
- 雑巾
<お手入れの手順>
- ソファの表面に掃除機・コロコロをかける
- 雑巾をぬるま湯に浸して固く絞る
- ソファの布部分を叩くようにして拭く
- 濡れた部分を自然乾燥させる
ソファの表面に掃除機・コロコロをかけて、ホコリやゴミを取り除きます。特に、これらの汚れが溜まる背もたれや座面の隙間などを重点的に掃除しましょう。
次に雑巾できれいにしていきます。このとき、ソファを叩くように拭いていくのがポイントです。ゴシゴシして汚れを取ろうとすると、汚れを広げてしまう恐れがあります。
最後にしっかりと濡れた場所を乾燥させることも重要です。濡れているとカビが発生してしまう恐れがあります。30分ほど自然乾燥させて乾かない場合は、扇風機で乾かすのもおすすめです。
ブラシを使った掃除
掃除機では取れない布の目につまった汚れを取り除くには、ブラシを使った掃除がおすすめです。
布の目に入り込んだ汚れをかきだすように軽くブラッシングしましょう。適度に張りのある柔らかめのブラシを使うと、簡単かつきれいに汚れを取り除くことができますよ。
また使用するブラシは毛先が柔らかいものを使用しましょう。毛先が硬いと布を傷つけてしまう恐れがあります。
除菌・消臭もできるシートを使った掃除もおすすめ
汚れを取り除くだけでなく、除菌・消毒もしたい!という方におすすめなのが、クイックルの「 布・カーペットウエットシート」です。
使用する時に力がかけられる仕組みになっているため、しっかりと汚れを取り除くことができます。
特に汗による汚れが付きやすい夏場にもってこいのアイテムです。
汚れに気づいたら中性洗剤で早めのケアを
ソファの汚れに気づいた場合は、濡れたタオルと中性洗剤で簡単にお手入れしましょう。汚れに気付いた時は早めに取り除くことが肝心です。
<用意するもの>
- タオル
- 中性洗剤
- ぬるま湯(40℃)
<お手入れの手順>
- タオルをぬるま湯をバケツに入れ、硬く絞る
- タオルに数滴洗剤を付ける
- ソファの布地の目に沿ってタオルで拭く
- ぬるま湯を含ませた布を硬く絞り、洗剤を拭き取る
- 乾いたタオルで乾拭きする
ソファに残った洗剤はしっかりと拭き取ることを意識しましょう。洗剤が残っていると、新たなシミが発生してしまう可能性があります。
ソファの濡れた部分が気になる場合は扇風機で乾かします。ドライヤーなどの熱風を当てるとソファが痛む原因になるので、注意が必要です。
布ソファの掃除方法
布ソファの掃除には、意外にも重曹が活躍します。クッションの奥に入りこんでしまいそうですが、よほど布の目地が大きくない限りは入り込むことがないので安心してください。
ナチュラルクリーニングの重曹なら、お子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えますね。
布ソファは「重曹」で掃除
重曹は弱アルカリ性なので、汗や皮脂汚れなどの酸性の汚れを中和する効果があります。消臭効果も期待できるので、気になる臭いを除去することもできます。
<用意するもの>
- 掃除機
- コロコロ(粘着シート)
- 重曹
<掃除の手順>
- 掃除機でホコリやゴミを吸い取る
- コロコロを使って細かいゴミを取る
- 重曹をまんべんなく撒く
- 4~6時間程度放置する
- 掃除機で重曹を吸い取る
重曹を撒く時は、重曹がソファ全体に行き届くように均一に撒くのがポイント。撒いた後は重曹を手でならすようにすると、重曹がソファに密着するのでより効果的です。
重曹を使用したソファの掃除法は以下で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
カバーリングタイプは洗濯・クリーニングしよう
布製カバーのソファの場合、素材によってはお家で洗濯できるものもあります。
洗濯機や手洗い | コットン、ポリエステル、ポリ混紡 |
クリーニングに出して洗濯 | リネンやベルベット混紡 |
コットンやポリエステル、ポリ混紡は、洗濯機や手洗いで掃除できるものが多いです。
一方リネンやベルベット混紡の場合は、「洗濯可」と書かれていても洗濯機で洗うことは避け、クリーニングに出すことをおすすめします。
また撥水や消臭などの加工が施されている場合は、洗濯をすることで効果が薄れる可能性があります。事前に取扱説明書を確認してからお手入れすることを心がけましょう。
布ソファのダニ退治にはスチームアイロンがおすすめ
布地のソファにはダニが多数生息しています。大好物のホコリや食べカスが落ちているソファは、ダニにとってはとても居心地のいい環境です。
ゴミや汚れを取り除いたら、ご家庭にあるスチームアイロンを使ってダニを退治しましょう。
スチームアイロンの熱でダニを駆除
ダニの駆除にはスチームアイロンが効果てきめん。ダニは60℃以上の熱で死滅すると言われているので、温度が100℃以上になるスチームアイロンを使えばダニを死滅させることができます。
<手順>
- 当て布の代わりにソファの上にタオルを敷く
- スチームアイロンを「強」にして、スチームを1カ所につき3秒程度噴射する
- 水分がなくなるまで自然乾燥させる
- ダニの死骸や糞を掃除機で吸い取る
以下の記事では、ソファのダニ掃除について詳しく説明しているので参考にしてみてください。
合皮や革ソファの掃除方法
合皮ソファと革ソファは見た目こそ似ているものの、掃除方法は全く異なります。
布ソファとは違ったやり方で、それぞれの素材に合ったお手入れが必要です。素材を傷めないように丁寧に掃除していきましょう。
合皮ソファは「水拭き」で掃除
合成皮革ソファは表面がコーティングされているので、本革と違って水に強いのが特徴。傷がつきやすいので掃除機は使わず、水拭きで掃除するようにしましょう。
ただし合皮のソファは傷がつきやすいため、掃除機の使用は避けるようにします。
水拭きで汚れが落ちない場合は、重曹スプレーや中性洗剤、メラミンスポンジを使うこともできます。
<用意するもの>
- ハンディモップ
- 雑巾
<掃除の手順>
- ハンディモップでほこりを取り除く
- 固く絞った雑巾で水拭きする
- 乾いた雑巾で乾拭きする
<汚れがひどい場合に用意するもの>
- 液体洗濯用洗剤
- タオル2枚
- 重曹
- スプレーボトル
- メラミンスポンジ
<汚れがひどい場合の手順>
- 水100mlに小さじ1杯の重曹の粉を混ぜて重曹水を作る
- ソファの表面を乾拭きする
- 水で濡らし硬く絞ったタオルに洗剤を少量つける
- 3.でソファ全体を拭く
- 汚れが気になる部分に、スプレーボトルに入れた重曹水を吹きかける
- メラミンスポンジで汚れをこする
- ソファ全体を水拭きし、洗剤と重曹をしっかり拭き取る
- 乾いた雑巾で乾拭きする
- 自然乾燥させる
メラミンスポンジは、頑固な汚れを落としてくれる優れもの。表面が密集した細かい網目構造によって、洗剤を使わなくても汚れに効果を発揮します。
100円ショップやスーパーで手軽に購入できるので、ぜひ活用してみてください。
ただし素材によっては、メラミンスポンジを使用すると色落ちする可能性もあります。まずは目立たない端の部分などで試した上で、汚れをこすり取るようにしましょう。
革のソファは「専用クリーナー」で掃除
革のソファはデリケートな素材なので、水や洗剤を使用するのは絶対に避けましょう。
ソファに溜まっているホコリを取り除くために掃除機を使用することもできます。しかしソファが傷んでしまう可能性があるため、柔らかいブラシを使ってホコリを除去するのがおすすめです。
<用意するもの>
- 本革専用クリーム
- ブラシ
- 食器用中性洗剤
<掃除の手順>
- 柔らかいブラシを使ってソファの表面を丁寧にブラッシングする
- 汚れがついている場合、食器用中性洗剤を少量指につけてこする
- 本革専用のクリームを頒布する
- 3時間以上放置してなじませる
食器用中性洗剤で汚れが落ちない場合は、消毒用エタノールをタオルに吹きかけてこすりましょう。消毒用エタノールは、汚れだけを除去する効果があるので本革ソファの色落ちを防ぎながらきれいにすることができます。
革ソファの掃除方法について、より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
レザー系のソファのダニを駆除する方法
革製のソファはダニが発生しにくいと言われていますが、それは間違い。革のソファにもホコリは溜まっているため、いつでもダニが住み着く環境になるのです。
ダニが発生したと思ったら、ダニ取りシートやダニ除けシートを活用してダニを退治しましょう。置くだけで簡単にダニを捕獲してくれたり、追い出したりしてくれるのでラクラクです。
ただし殺虫成分が含まれている商品もあるので、お子さんがいる家庭では成分表示を確認した上で購入することをおすすめします。
革製ソファのダニの対処法は、以下の記事で詳しく解説しています。
【シミや油汚れ】汚れ別に解説!ソファの頑固な汚れを掃除しよう
ソファにはシミや油汚れなど、頑固な汚れが付着していることもあります。頑固な汚れはそれぞれに適した洗剤を使って掃除するようにしましょう。
シミや黒ずみ、油汚れなど、汚れ別の効果的な掃除方法を紹介します。
【シミ】ウタマロクリーナーなどの中性洗剤で拭き掃除
布ソファについてしまったシミには「中性洗剤」が効果的です。「ウタマロクリーナー」なら二度拭き不要の洗剤なので安心して使用できます。
<用意するもの>
- マイクロファイバークロス
- ウタマロクリーナー
<掃除の手順>
- クロスにウタマロクリーナーを含ませる
- シミを中心に集めるようしてに外から内に向かって拭く
- マイクロファイバークロスを水で濡らして固く絞り、洗剤を取り除く
- ソファをしっかりと自然乾燥させる
ウタマロクリーナーで拭き掃除をする時は、輪ジミにならないようシミの外側から内側に向かって拭くのがポイント。また重曹や中性洗剤ではシミ抜きできないので注意しましょう。
今回紹介したウタマロクリーナーについては、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
シミ取りクリーナーも活用しよう
シミがついてしまったらできるだけ早く取り除くのがポイント。シミ取りクリーナーを活用すれば、より早く簡単にシミ抜きすることができます。
使用する際、まずは大まかにホコリや汚れを取り除き、硬く絞った雑巾で水拭きしましょう。シミ取りクリーナーを当てる時は、ソファカバーの内側に当て布をすることをお忘れなく。
【頑固なシミや黒ずみ】オキシクリーンを使って叩き洗い
中性洗剤で落ちない頑固な汚れには「オキシクリーン」とタオルを使って、叩き洗いをしましょう。オキシクリーンはアメリカ発の酵素系粉末洗剤で、酵素のパワーでシミや黒ずみを漂白します。
<用意するもの>
- オキシクリーン:0.5g
- お湯(40℃~60℃):0.5L
- タオル
<準備>
オキシクリーン液を作ります。用意した40℃~60℃お湯0.5Lに、オキシクリーン0.5gを入れて混ぜるだけで完成です。
<掃除の手順>
- タオルにオキシクリーン液を染みこませる
- タオルでシミの部分をトントンと叩く
- そのまま5分程度放置する
- 水で濡らしたタオルでトントンと叩いて、オキシクリーンを取り除く
- 乾いたタオルで叩いて水分をとり、自然乾燥させる
オキシクリーンはウールやシルク、麻などの天然素材のソファには使えないので注意しましょう。
【油汚れ】ベンジンやアルコールで叩き洗い
油汚れには、ベンジンやアルコールを使った叩き洗いが効果的です。ベンジンはご家庭に常備されていない方も多いですが、ドラッグストアで気軽に購入することができる便利なアイテムです。
ベンジンがなければアルコールでも同様の効果を期待できますよ。
<用意するもの>
- ベンジンまたはアルコール
- タオル
<掃除の手順>
- タオルに少量のベンジンまたはアルコールを含ませる
- 油汚れ部分を外側から中心に向かってトントンと叩く
- タオルを濡らして固く絞り、油汚れ部分を拭き取る
- 乾いたタオルで叩いて水分を拭き取る
- しっかりと自然乾燥させる
ベンジンを使う場合は、あらかじめソファの目立たないところで色落ちチェックをしましょう。
ソファの染み抜きについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ソファ掃除がラクになるアイテム3選
アイリスオーヤマ リンサークリーナー
ソファはもちろん、カーペットなどの布製品を丸洗いできるのが「リンサークリーナー」です。水を吹き付けながらソファの汚れを徹底的に吸引・除去してくれます。ハンドツールタイプなので、タンクを横に置いてラクにソファ掃除できるアイテです。
ファブリックソファクリーナー
「ファブリックソファクリーナー」は布製品全般に使用することが可能です。コーヒーや赤ワインなどの落としにくい頑固な汚れを落としてくれます。ペットによる汚れにも効果的。ヘッドブラシに特徴があり、手を汚すことなく簡単にシミ取りができます。
香りもよく、肌にやさしい成分が配合されているので、安心して使用できるのもポイント。
シミ取りキング
「シミ取りキング」はつけ置きや後処理が不要のシミ取り剤です。また成分の97%が水で構成されているため、高い洗浄効果を持っています。ソファに吹き掛ければ頑固なシミの奥まで浸透する上に、肌にも低刺激なのでお子さんのいるご家庭でも安心して使用できるのも嬉しいポイント。
お手入れしやすいソファを選ぼう
こまめなお手入れと正しい掃除方法で、ソファを十分きれいに保つことができます。しかし実は、ソファを選ぶ時にもポイントがあります。
ソファの選び方はライフスタイルやシーンによって異なるので、以下で詳しく解説していきます。
【小さな子供がいる家庭には】カバーリングタイプの布製ソファ
カバーリングタイプの布製ソファはいつでも取り外しが可能なため、子供の落書きや食べこぼしに悩むご家庭に適しています。カバーを取り替えて新調することもできるので、見た目もきれいに保てるのも高ポイント。掃除しても取れないような頑固な汚れがついてしまった時でも安心です。
丸洗いしたい時は、ドライクリーニングに出すことをおすすめします。水を使って洗濯してくれるため、家庭で洗った際の縮みや型崩れの心配がありません。
【ペットがいる家庭】合皮ソファ
合皮のソファは撥水性が高いので、ペットのよだれや排泄物が染み込むのを防ぐはたらきがあります。ペットがソファを引っ掻いても、強度が強い作りになっているので傷つく心配もありません。
洗剤で拭き取るだけで汚れを除去することができるので、掃除が面倒だという方にもおすすめの素材です。
【経年変化を味わいたいなら】本革ソファ
経年変化を楽しみたい方におすすめなのが本革ソファ。使用するうちに感触が馴染み、色合いも変化するのが特徴です。他の素材と比べて価格は高くついてしまいますが、長めの使用を前提としている方には適しているでしょう。
また本革はダニやホコリが付着しにくいのもメリットです。電気を通さずハウスダストが吸着されにくい素材なので、アレルギー持ちの方でも安心。
【普段ロボット掃除機を使う人なら】10cm以上の脚が四隅についているソファ
普段の掃除をロボット掃除機に頼っている人は、ソファの脚の高さに気をつける必要があります。
ロボット掃除機の多くは、高さが10cm未満に設計されています。そのため、脚の高さが10cm以上あるソファを選ぶようにしましょう。
また脚が座面の四隅についているタイプかどうかもチェックしましょう。脚がコの字型をしているソファはロボット掃除機を使用する家庭に適していないので要注意。床に接地している脚をロボット掃除機が乗り越える必要があるため、ロボットが引っかかってしまう可能性があります。
汚れが落ちない時はソファクリーニングがおすすめ
どうしても汚れが落ちない時は、プロのソファクリーニングに頼るのもおすすめです。専用の洗剤や道具を使用して洗浄してくれるため、ソファについた頑固なホコリや汚れをきれいに除去することができます。
また家庭での掃除が難しいカバーの取り外しがきかない布ソファや本革ソファも、丸ごときれいにできるのもポイント。
一旦ソファ全体を洗浄すれば、その後のお手入れが格段にラクになります。
ソファクリーニングにかかる費用相場と時間は以下です。
<料金>
- 2人掛けソファ(布):12,000~20,000円
- 2人掛けソファ(合皮):10,000~18,000円
- 2人掛けソファ(本革):16,000円~24,000円
<所要時間>
二人掛けソファ1台:2~3時間
頑固な汚れはプロに依頼しよう
お気に入りのソファを自分で掃除してみたものの、どうしても汚れが取れない場合は、プロのソファクリーニング業者に汚れ落としを依頼しましょう。
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ソファをきれいに掃除して、愛用しているソファを長く大切に使い続けましょう。